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2009年07月31日

PI値を商談に活用するには、その1!

   一般にPI値は小売業のマーチャンダイジングの検証のための指標のひとつであり、小売業が自社のマーチャンダイジング改善のために活用してきた経緯がある。したがって、これをメーカーが活用する場合、なかなか、活かしづらいというのが現状といえよう。そこで、ここでは、メーカーにとって、PI値をどのように活用すれば、効果的な活用ができるかを考えてみたい。
  
   まず、PI値のおさらいであるが、PI値はPOSデータから算出することが可能な指標である。POSデータはつきつめれば、金額、数量、客数(レシート枚数)の3つの情報から構成されている販売データであり、それ以上でもそれ以下でもない。ここからPI値を算出するには、金額、数量を客数で割ればよい。金額を客数で割ったものが金額PI値であり、数量を客数で割ったものが数量PI値である。そして、この2つの関係は、金額PI値=数量PI値×平均単価という数式で結ばれることになる。金額PI値=金額÷客数、数量PI値=数量÷客数であるので、数量PI値×平均単価は、=(数量÷客数)×平均単価となり、=(数量×平均単価)÷客数と変形でき、(数量×平均単価)は売上(金額)であるので、=金額÷客数となり、左右、同等となるからである。
  
   以上がPI値の基本である。そこで、メーカーがこのPI値をどう活用するかであるが、ここでは、商談への活用について考えてみたい。商談とは何かであるが、その目的は大きく2つに絞ることができよう。ひとつは、自社の商品の新規採用であろう。そして、もうひとつはすでに採用されている自社の商品の活性化をはかる、すなわち、さらななる売上アップを提案することであろう。そこで、ここでは、この2つの商談への活用について、考えてみたい。
  
   まず、自社の商品の新規採用についてであるが、これは、可能な限り、自社の商品を他社の商品と比べ、そのポジション、差別化を明確にする必要がある。そして、そのためにPI値をどう活用するかが課題となるが、そのためには、可能な限り、客観的なPI値の分析データが必要となる。それが、食品スーパーマーケット各社を集計したPI値分析データである。店舗数は多ければ多いほど客観性があるが、とりあえず、数百店舗あれば、それなりの説得力はあるといえよう。

   そして、この時、自社の商品をPI値で客観的に示すことになるが、その時、新たに加わるPI値が客数PI値である。これは、全店舗の総客数を分母にし、自社の商品が導入されている店舗のみの客数を分子にし、双方を割って算出した、導入店舗の客数÷全店舗の客数で表される指標、客数PI値のことである。いわゆるカバー率に近い指標であるが、カバー率よりも、正確にどのくらいの顧客が販売対象になっている商品であるかを示す指標であり、客観性は高いといえよう。

   たとえば、客数PI値10%は、全店舗の客数の10%の顧客を対象にして得られた数字であることを意味しており、客数PI値50%は全店舗の客数の50%の顧客を対象にして得られた数字であることを意味している。したがって、その範囲内でPI値を算出すれば、PI値の客観性がより、増すことになり、精度の高い自社の商品のPI値をもとに、商談することが可能となる。

   ここで、客数PI値と金額PI値との関係であるが、金額PI値の客数を全店の客数とした時の金額PI値を金額PI総店とし、客数PI値、たとえば、10%の客数で見た場合の金額PI値を金額PI扱店とすれば、金額PI総店=客数PI値×金額PI扱店となる。なぜなら、金額PI扱店=金額÷扱い店舗の客数であり、客数PI値=扱い店舗の客数÷全店の客数であるので、双方を掛けると扱い店舗の客数が約分され、=金額÷全店舗の客数となるからである。

   したがって、メーカーが商談、特に、自社の商品を新規に導入する時に活用するためのPI値は金額PI総店=客数PI値×金額PI扱店であり、さらに、もう一歩落とし込めば、金額PI総店=客数PI値×金額PI扱店(=数量PI扱店×平均単価)であるといえる。

   では、このPI値の公式を活用し、どのような自社の商品の採用提案を行うかであるが、ポイントは、自社の商品の客数PI値がどのくらいの顧客から評価された商品であるかをまず示すことが必要である。客数PI値が高ければ高いほど、より多くの顧客から評価を受けた商品であり、逆に少なければ少ないほど、まだ、顧客からの評価を受けていない、客観的な数字をもった商品ではないからである。これは、まさに、金額PI値の信頼度を表しているといえ、ある一定以上の客数PI値の商品であれば、その金額PI値は、より信頼性の高いものといえ、しかも、その数字が高ければ、自信をもって商談にあたることができるからである。

   ただ、実際の様々な商品を分析してみると、客数PI値が高く、金額PI扱店の高いAランクの商品は稀であり、多くの場合は、客数PI値が高くて、金額PI扱店は低いか、逆に、客数PI値は低く、金額PI扱店が高いという商品になるのが通常である。また、客数PI値が低く、金額PI扱店が低い商品は、まさに海のものとも山のものともわからない商品であるといえ、客観性に乏しいが、その中でも、さらに細分化し、客数PI値と金額PI扱店で分けてみると、客観性は乏しいながら、商品のポジションはある程度明確になるはずであるし、特に、そこに、昨年、先月との比較を入れると、どちらに向かっている商品であるかがわかり、提案がしやすくなるのではと思う。

   このように、まず、自社の商品を新規導入する場合には、まず、できるだけ多くの店舗のPI値データをもとに、金額PI総店=客数PI値×金額PI扱店で自社の商品を特に、客数PI値の観点から位置づけ、新規導入を提案してゆくことが、商談への活用のスタートといえよう。なお、続きは、稿を改めて、解説したい。

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2009年07月30日

近況とご提案

玉腰泰三です。

大変ご無沙汰しております。

暑い中、お元気にお過ごしでしょうか?

元水泳選手の私は、ローマの世界水泳を見て、日本選手を応援しています。

さっそくで恐縮ですが、下記の通り近況を連絡させていただきます。

ご関心お持ちいただけましたら、お気軽にお声掛けお願いします。

プロデューサー 玉腰泰三

ホームページ http://taizotamakoshi.jp

pro@taizotamakoshi.jp

●音速パソコン教室

マイクロソフトオフィスの操作は、得意ですか?

閲覧はできても、書面作成が苦手な方は結構多いですね。

音速パソコン教室は、知人が行う、「インターネット動画によるマイクロソフトオフィスの使い方を知るためのパソコン教室」です。

私は、チャネル開発、販売支援を行っています。

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初心者の方、またすでにオフィスを利用するビジネスマンにも幅広く購入されています。

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iphone

ソフトバンクの友人の勧めもあり、先月より、私の携帯電話をiphone3GSに変更しました。さまざまな使い方や操作ができるとても楽しい機器で、暇があればいじっています。

メールアドレスは、私のパソコンメールアドレス「pro@taizotamakoshi.jp」により、携帯メールのように着信時には着信音が鳴り、返信できます。パワーポイント、PDF、エクセル、ワードなど5メガくらいまでの添付ファイルを閲覧できます。外出時、ノートパソコンがなくとも大抵のことはできます。

iphoneは、skype(スカイプ)ができるようになりましたので、skypeからお電話いただければ、世界どこからでも無料で24時間会話ができます。

販売のお手伝いもしております。様々な特典があります。

ご興味お持ちの方は、お気軽にご連絡お願いします。

iphoneホームページ

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特殊三分搗き米は、特許技術による精米を行った栄養価が豊富なお米です。大学の研究では、メタボ、高血圧、高血糖など生活習慣病への効果が発表されています。学会、テレビ、新聞、雑誌、幅広く取り上げられ始めました。糖尿病、高脂血症、高血圧、メタボなどに効果があると、学会で認められた唯一のお米です。

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毎日新聞記事、雑誌安心の記事など関係資料をひとまとめにして、pdfにいたしました。

私のサーバーよりダウンロードできます。

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マーケティング支援.jpサイト

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印刷物、またメルマガやHPの編集にお困りではありませんか?低価格にて幅広い領域の編集スタッフをコーディネートできます。

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・そのほか

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ソフトバンクグループが行う、ネット回線、電話回線、携帯電話などを企業向けに行う営

業企画、商品企画を行っています。経費削減と、売上向上に大きなメリットがあります。

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印刷物をそのままにebookweb カタログへ変換するASP型のデジタルブックサービス。デジタルブック技術は多種ありますが、アクセス数分析、SEO機能、管理画面からの自動変換機能などを実装した次世代型サービスです。ASP型なので低コスト導入が可能です。

先日、大手流通企業に採用されました。

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●プロデューサー玉腰泰三SNS

http://ttaizo.so-netsns.jp

「カタログコレクション、通販1ドットコム」http://2han1.com、その後の「マーケティング支援.jphttp://マーケティング支援.jpを行う中、面識を取らせていただいた業界の方々との情報交流活動をネット上の新しい仕組みを活用し効率的に楽しく行いながら、情報交流関係、信頼関係を醸造し、新たなビジネス取引を創出することが目的です。WEBカメラを使った映像コミュニケーションも予定しています。お気軽にご参加お願いします。

●検索技術「ファースト」

具体的には、楽天やヨドバシ、ビックカメラ、千趣会、グルナビ、JAL、価格コムなど著名なサイトのサイト内検索に採用中の高機能な検索技術。もともとノルウェーの検索技術(現在ではマイクロソフトが買収)。一般的には、あまり知名度がありませんが、サイトの価値、集客力、閲覧者の利便性、リピート率、ECサイトの売上を大きく左右する有意義な技術として注目されています。

下記機能が魅力です。

・絞り込み検索のキーワードを自動的に提示する

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トップページコンテンツを自動生成

皆様の関与するWEBサイトにも採用されたらいかがでしょうか?

お声がけおねがいします。 対応するルートがございます。

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●玉腰泰三 ビジネスコンテンツ ダウンロード販売中

http://www.mag2market.com/profile/566/

●「あなたの町のパソコン屋」事業

事業開発のお手伝いをしています。

スカイプ設置サービスを新発売!販売中です。

http://www.pasoconya.jp

●デジタルサイネージ

私の友人が、SECデジタルサイネージという、国内外のデジタルサイネージ商品を取りまとめ、ソリューション販売する会社におります。先般、「SECデジタルサイネージ株式会社http://www.sec-ds.jp/」より、画期的なデジタルサイネージ商品が発表になりました。

リリース文章

http://taizotamakoshi.jp/DS0701.pdf

画期的な点は、無線LAN対応で、防水屋外設置型であることです。携帯通信も可能です。

町の歩道にある様々な商店の看板が、かなりの割合で、この機器に置き換わるかもしれません。映像で説明すると分かりやすい商品や店舗では、売上が高まるでしょう。

多数の企業の最新商品を体験できるショールームが御徒町にあります。

デジタルサイネージには、広告業界、マーケティング業界が注目おり、市場拡大していますが、まだまだ日本では、普及が始まったばかりです。この領域に参画することはビジネスメリットがあると思います。

先週、幕張メッセで行われたデジタルサイネージのイベントには、大手企業が多数出展して大盛況でした。

毎日コミュニケーションズサイトにイベント内容が結構詳しく掲載されていました。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/06/12/dsj1/

●マーケティング研究団体

「ダイレクトマーケティングワークショップDMW」

以前より、東京 副理事長を行っております。

http://www.dmw-japan.org/

ダイレクトマーケティングワークショップ(DMW)は、ダイレクトマーケティングを研究テーマとするグループです。

19848月に発足しました。 1986年にDMW関西が発足したのを皮切りに、1994年にはDMW九州とDMW名古屋が相次いで発足。年1回の頻度で全国DMW合同研修会を開催し、交流を図っています。

会員はメーカー、小売、サービスなど多業種にわたり、ダイレクトマーケター、これをサポートするシステム、メディア、商品開発、コンサルティングなど多種多様。それぞれの立場からダイレクトマーケティングに関わる意見や情報を交換しています。

7月にDMW全国合同研修会を主催しました。

http://gray.ap.teacup.com/impress/711.html

(アイ・エム・プレス 西村氏によるレポート)

●音楽活動「TNC Brightness Singers 」CD発売中

私が属する音楽グループ「Jay & TNC Brightness Singers」の7曲入りのCDです。

アルトパートで歌っています。

TNCホームページ

http://tnc-bs.com/

CDチラシ

http://taizotamakoshi.jp/TNCmidori.pdf

●ラクシス

Luxis(ラクシス)のイベントや販促のお手伝いを行っています。

ラクシスについて

エーベックス

http://j-more.avex.jp/luxis/

ブログ

http://ameblo.jp/luxisblog/

動画サイト

http://www.stickam.jp/profile/luxistv

Luxis(ラクシス)は、松平健がプロデュース、エーベックスによりCD発売している女性3人組コーラスグループです。きれいな歌声、ハーモニーで、見た目もきれいな3人組です。先日はNHKの歌番組に出演しました。私のプロデュースで5月5日お台場で、ライブイベントを行いました。

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プロデューサー 玉腰泰三

pro@taizotamakoshi.jp

ホームページ http://taizotamakoshi.jp

玉腰SNS http://ttaizo.so-netsns.jp/

BTOBポータルサイト「マーケティング支援.jp」 

http://xn--dck0ab8fsfofncv736d8kc.jp/

BTOCポータルサイト「通販1.com」・ソフトバンク携帯ショップ http://2han1.com/

ブログポータルサイト http://www.edita.jp/taizo/

あなたの町のパソコン屋 http://www.pasoconya.jp/

2009年07月30日

招待制ブランドアウトレット「ギルト」にご招待します

大人気のギルト。セール開始からあっという間にどんどん売れてしまうのが、人気の秘密?わたしも何度も買いそびれの憂き目に合っています。 すでに定着したかなとおもったのですが、久々に発刊した週刊らむね通販ニ...

2009年07月30日

流通BMSへ期待、粗利PI値の時代か?

   流通BMSが軌道にのりはじめたといえよう。先日、7/27の日経MJで取りあげられた「イオン、一括管理に移行、来月完了、グループへ適用検討」、「スーパーの生鮮食品」という見出しの記事の中で、イオンが流通BMSを本格採用したことが取り上げられていた。イオン1,200店舗の生鮮食品の統一管理システムを流通BMSを基盤に構築し、この8月には導入が完了するとのことである。生鮮食品だけでなく、花きの仕入れや在庫管理にも活用できるという。

   流通BMSは、「ビジネス、メッセージ、スタンダード」の略をとったものであり、次世代のEDIの仕組みといえる。EDIとは「エレクトロニック、データ、インターチェンジ」のことで、企業間の受発注データのやり取りの仕組みのことである。これまでは、JCA手順がチェーンストア協会の推奨の仕組みだったが、次の世代は、流通BMSという仕組みに変えてゆこうと、経済産業省が音頭をとり、流通業界全体に働きかけ、その成果が、大手小売業、そして、最近では食品スーパーマーケット、さらには、ドラックストア、HC等へと徐々に普及がはじまっている。JCAとBMSの最大の違いは、インターネット回線を使うところにあるといえ、速さ、処理量等、質、量の面で各段の違いがあるといえる。

   流通BMSについては、http://www.mj-bms.com/index.htmlに詳しい解説、事例が掲載されているので、そちらをご覧いただければと思うが、特に、このホームページの中で、興味深かったのは、近商ストアの事例である。流通BMSは次世代EDIであるといえるので、受発注に焦点が当てられるが、実は、受発注が現在よりも、各段と質、量の点で向上するので、これまで、十分に活用できなかったPOSデータともリンクが容易になる。近商ストアではここに着眼し、流通BMSとPOSとをリンクさせ、自動発注の仕組みを取り入れ、「1個売れたら1個補充するという「セルワン・バイワン」方式を導入」したことである。自動発注の仕組みは、既存のPOSデータを活用しての仕組みが多くのチェーンストアで開発、実践投入されているが、流通BMSを基盤にしての仕組みは、まだ、珍しいといえ、これが今後、問題なく動くようであれば、マーチャンダイジングの飛躍的な改善につながる可能性が高いといえよう。

   日経MJの記事の中でも、イオンは生鮮MDシステムに流通BMSを採用しており、
6月時点で青果の7割強、精肉、鮮魚は2割程度であるというが、今後、導入を加速するとのことである。さらに、7月からは豆腐などの日配食品等にも導入が始まったという。これが完成すれば、受発注から納品までのデータを本部が一元管理でき、取引にかかる時間の短縮や業務全体の効率化につながるという。当然、POSデータのリンクも視野に入っていると思われ、ごく近い将来、自動発注も可能となろう。記事では、会計システムとのリンクも検討しているとのことで、粗利だけでなく、経費を組み込んだ、まさに、マーチャンダイジングの究極の仕組みが単品レベルで将来は可能となろう。

   では、実際、POSデータと流通BMSがつながった場合は、マーチャンダイジング的にはどのようなことが可能となるかであるが、自動発注、さらには、自動棚割等へのまさに、ウォルマートがたどった実践的な方向が可能になることはもちろんであるが、もうひとつ、注目すべきは、これまでPOSデータの分析に活用してきたPI値の活用が飛躍的に進化する可能性を秘めていることである。POSデータから得られるデータは売上金額、売上数量、客数(レシート枚数)の3つが基本であるが、流通BMSがリンクすると、これに、原価データと在庫データを単品レベルで加えることができるようになる。

   これが可能となると、従来の金額PI値=PI値×平均単価で止まっていたPI値分析が、原価(粗利)、在庫を組み込んだPI値分析まで可能となる。結論からいえば、これまでは、理論的には可能であったが、実務的にはなかなか難しかった、粗利PI値=在庫PI値×交差比率の公式が実践投入できることになる。したがって、金額PI値×粗利率=粗利PI値でもあるので、これまでのPOSデータだけでは、マーチャンダイジングの目的が実務的には金額PI値最大化しか目指せなかったところが、粗利PI値最大化も同時に追求することが実務的にでき、しかも、粗利PI値を引き上げるには、在庫PI値(顧客当たりの在庫)と交差比率(在庫当たりの粗利高)をいかに引き上げるかという、在庫と粗利(原価)の問題に踏み込むことができ、マーチャンダイジングの究極の目的に大きく近づくことが可能となる。

   さらに、会計システムとリンクすれば、経費を組み込み、P/L上では計算可能なマクロのマーチャンダイジング力を単品レベルで検証することも可能となる。この時のPI値は経費PI値が活躍し、マーチャンダイジングPI値=粗利PI値-経費PI値となり、マーチャンダイジングの最終到達系が理論的にも、実務的にも完成することになろう。

   これについては、流通BMSの普及動向をみながら、順次、理論、実践面で検証してゆき、本ブログでもまさに、食品スーパーマーケットの最新情報として取り上げてゆければと思う。その意味で、流通BMSはごく近い将来、マーチャンダイジングを理論的にも実践的にも飛躍的に改善する可能性を秘めた仕組みといえ、今後の普及が楽しみな、久しぶりの流通業界にとって朗報といえよう。

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