バンリ市内から更に北上し、椰子の木が群生している道を左に折れると、
バリ伝統の村『パンリプラン』に到着する。
整然とバリの古来からの方位学に則って創られた村が、現代でも生きている。
村の中心を一本の道路が山に向かって貫かれている。
石畳が美しい。
管理が行き届いていて、チリひとつ落ちていない。
一番の突き当りがお寺。
道の両側には整然と同じ様式の家が建ち並ぶ。
現在も人々はここで生活をしている。
普通の仕事+観光客からの僅かな収入が、彼らの生活を支えているようだ。
屋根の材料はこの村周辺で採れる竹が使われている。
バリ島にあっては、殆どが瓦。
たまにアランアラン。もしくは木。
竹の屋根は初めてでした。
入り口近くにあるバンジャールの集会場の屋根も竹。
民家の入り口の門扉の屋根も竹。
勿論家の屋根も竹。
バリの有名な観光地にありがちなしつこい物売りも皆無で、
民家の中にお邪魔すると申し訳程度に民芸品が置いてあり、
これを販売する事で僅かながらの収入を得ているのが理解できる。
現にお借りしたトイレの便器が壊れていて、
生活の低さを物語っている。
それでも子供たちの屈託のない笑顔や、老人の顔に刻み込まれた皺、
子育てに忙しい母親を見ると、
お金が総てじゃないんだって考えてしまう。
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バリがいつまでもステキな島でありますように











