読むと、悪いことには歯止めがありません。
 
(ギルバート・モリス著)
 ホワイト・サンズの海辺の家を相続したのは、
   ケイトとジェレミーの親子
   ジェイク・ノヴァック(作家志望の元警官)
 です。ケイトとジェイクはこれまで面識がありませんでしたが、この屋敷を相続するために一緒に住むことを余儀なくされます。
 相続のもう1つの条件は、この家で飼われている動物たちの世話をして、定期的に獣医さんにも連れて行くこと。
 ケイトは、2匹のネコを飼っていたので、ジャックとクレオも連れて引っ越してきます。動物だらけですね。
 新しい学校に通うようになったジェレミーにお金持ちでわがままに育った友達ができます。あまり良い友達じゃないんですが、魅入られたように友達付き合いが続きます。そしてその友達が殺されて、最後に一緒にいたと思われるジェレミーに嫌疑がかかります。まだ小さいのに容疑者にされてしまってかわいそう。
 このシリーズは、もうすでに3冊出版されているそうです。次の翻訳が楽しみですね。
 この最初の本は、ホワイト・サンズの屋敷に住むことになった経緯、ケイトとジェイクの経歴、ジャック&クレオの紹介、その他の動物たちの個性、など、入門書か取扱説明書みたいな位置づけですね。
 事件解決にジャック&クレオが一役買いますが、ミセス・マーフィ、ピュータ、ティー・タッカーほどは推理しません。
 次はもっとがんばってほしい。

■遺産の家といえば
 リリー・ブルースターとロバート・ブルースターの貧乏な妹兄の《グレイス&フェイヴァー・シリーズ》はすでに第4弾まで出ています。世界大恐慌で全財産を失ったロバートとリリーの兄妹は、親戚から大きな屋敷を相続しますが、その条件はこの屋敷に住むこと。著者は、ジル・チャーチル。

 闇を見つめて
 愛は売るもの ← これで第4弾

■ミセス・マーフィのシリーズ
リタ・メイ・ブラウン&スニーキー・パイ・ブラウン著
新聞をくばる猫
散歩をこよなく愛する猫
アルバムをひらく猫

主人公: メアリー・キャサリン・フォレスト(ケイト)(29歳のシングルマザー)  
場所:  USA、アラバマ州ホワイト・サンズ
グルメ: なし
動物:  ネコ:ジャック(アフリカの野生種のサーバルキャットとアメリカの家猫の混血)
        クレオ(ラグドール)
その他:ウサギ、フェレット、イヌ(ピットブル)、オウム、ニシキヘビ、アライグマ、ラブバード
ユーモア: 小


猫探偵ジャック&クレオ (ハヤカワ・ミステリ文庫 モ)
ギルバート・モリス,羽田 詩津子
早川書房

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