友達と京都に行ってきた。
テーマは「京都、恋と哲学と芸術の旅」。

清水寺の中にある縁結びの神様、地主神社では
その商業的な感じに興ざめしつつも気を取り直し、
優しい目をしたおじいちゃんのいる奥の院で願掛け。
私は生まれて初めて絵馬を書き、友達はお守りを買う。
町屋を改装した趣のあるゲストハウスに泊まり、カフェでおいしいごはんを食べ、
古本屋へ行ったり哲学の道を歩いたり、芸術的な刺繍アトリエに行ったり。
アーティストが集まるという左京区を中心に、哲学や芸術に触れる旅になったのである。

まずは刺繍アトリエから。
お店の外観。
内装は、まるで夢の中の様な、不思議な世界。
子供の頃夢中で読んだ安房直子さんという少女小説家がいて、
その人の「銀のくじゃく」という文庫本の中の世界を
そのまま現実にしたような、私はそんな印象を受けた。
船底をイメージしたそうで、錆びた大きな鎖や、
古い布がひっかかっていたりする。

何から何まで、全部刺せる、という刺繍の見本。
扇子の骨に、ボタン、鳥の羽、真珠や水晶、梅干しの種まで刺してあるとか。
私が買ったのは孔雀の糸切り鋏と、刺繍針入れ。
刺繍針入れはフタが取れる様になっていて、そこから針を入れる。
好きな鎖を付けて首からぶら下げて使う。

それから、丸山書店という本屋さんで、見つけた。
ブリジット・バルドーやフランス・ギャル、ジェーン・バーキンなどの
フレンチポップスのパパ、セルジュ・ゲンズブールのレコード!
ジャジーな曲が入っている。渋い歌声が素敵。

古本屋さんでは、竹久夢二の作品解説をした文庫本を買う。
中はカラーで、夢二の画や叙情詩がたくさん載っている。

その1、芸術編おしまい。
おいしいもの編、哲学編、と続く予定である。