2009・米 ★★★★☆(4.3)
監督:ノーラ・エフロン
出演:メリル・ストリープ エイミー・アダムス スタンリー・トゥッチ クリス・メッシーナ リンダ・エモンド
1949年、フランス。
かん高い声と185cmの長身のジュリア・チャイルド(ストリープ)は、一度会ったら忘れられない女性だった…。
その経歴もユニークで、おカタイ政府機関で仕事一筋だったジュリアは、40歳近くまで独身。
ところが突然、同じ職場の外交官のポール(トゥッチ)と生まれて初めての恋に落ちて、電撃結婚…。
ポールの転勤に伴い、パリにやって来た…。
もともと好奇心旺盛で食べる事が大好きなジュリアだったが、パリでは料理が芸術である事に感銘を受け、
料理学校ル・コルドン・ブルーの、それもプロ養成クラスに通う事を決意する。
最初は玉ネギ一つ満足に切れなかったが、自宅でも猛特訓、3週間でかなりの上達を見せる。
メキメキ料理の腕をあげていったジュリアは、料理本を執筆中だと言う友人達と意気投合し、この出版の
プロジェクトに加わる事になった。
ポールのパリでの任期が終了、世界各地を転々としながら、ジュリアは執筆を続けるのであった…。
8年後、ジュリアの大作がとうとう完成するが、出版社からは長すぎるから原稿をカットしろと突き返される…。
流石に落ち込むジュリアだが、「君の本はこれから世界を変える」と優しく励ますポールだった。
そしてある日、ついにジュリアの元に「出版したい」という一通の手紙が届く。
それから、50年後のニューヨーク。
29歳のジュリー・パウエル(アダムス)は冴えない気分で一杯だった。
友人達はそれぞれ仕事での成功を収めているのに、自分は小説家になる夢を断念し、公共機関に勤めている。
今は、9.11事件の事後処理の仕事で毎日を追われるジュリー。
おまけに住まいは、ガタガタ揺れるピザ屋の2階…で、不満が一杯。
今のままでは駄目だ、人生を変えなければ…、そう思い始めたジュリーは、幼い頃からずっと憧れていた、
ジュリア・チャイルドの料理本に載っている、全524のレシピを1年間の365日で作り、自分のブログに
アップしていくことを思いつく…。
仕事も家事もこなしながらも、無謀とも思える計画だが、ジュリーは考古学誌の編集者の夫エリック(メッシーナ)の
支えにより、毎日新しい料理にチャレンジしていく…。
生きる事を愛さなければ、美味しい料理は作れない…!
理解あるエリックの協力も有り、最初は順調に進んでいくかに思われたジュリーだったが…。
50年前のジュリアのレシピが、ジュリーの人生を変えようとしていた。
《***》
およそ50年前に、自宅でフランス料理を作ろうと、料理本を探したジュリア・チャイルドは、フランス語の本は
あるものの、英語で描かれた本が無い事から、自らがアメリカ人向けにフランス料理を一般の家庭に紹介し、
アメリカの食卓に一大革命をもたらした伝説の料理研究家。
そんな彼女の料理本に登場する524のレシピを1年に渡って毎日作り続け、ブログに綴る事を決意した
現代のOLジュリー・パウエル。
そんな2人の実話を基に、悩める2人の女性の人生が料理を媒介に時を越えて重なり合うさまをハートフルに
描く女性ドラマ作品。
<ジュリア・チャイルド本人> <ジュリアを演じるメリル・ストリープ>
<ジュリー・パウエル本人> <ジュリーを演じるエイミー・アダムス>
生きた年代は違えども、共に「食べる事が大好き」という共通項を持つ、実在する2人の女性達の奮闘ぶりを
美味しそうな食べ物や彼女達の泣き笑いと共に描き出す作品。
エイミー演じるジュリーは、このブログを1年間書き上げて、今は作家として活躍しているそう。
エイミーもかなり、チャーミングに描かれて入るけれども、夫のエリックが現代風の夫でありながらも、
ジュリー以上に食べる事が好きな男性で、影となり日向となってジュリーを支えた事が分かる。
きっと、ジュリーが独身なら、この無謀なチャレンジは絶対に達成出来なかった筈。
こんなに、毎日毎日フランス料理が出て来る食事でも、待っていられずにエリックは、ボールに直接手を入れて
摘み食いしちゃうシーンがある位の食いしん坊。
やっぱり、どんな料理も食べた時に「おいし~~い」と言う言葉が有ってこそ、作って良かったと感じるものね。
それでも、やっぱりこの作品の主役は、誰であろう「ジュリア・チャイルド」を演じきったメリル・ストリープ。
彼女を眺めているだけで、笑みがこぼれてくるぐらい「おおらかな」女性である。
私は、まだ行った事がない「パリ」だが、聞くところによるとフランス人は意地悪で、「フランス語」で話さないと
相手にしてくれないそうである。(かなり前に聞いたけれども、今でもそう思っている私
)
そんな、パリの市場でも平気でドンドン英語で話して、笑って皆と友達になるジュリアは、本当に素敵な女性だ。
おおらかさは、185センチの背がデカイだけでは無く、話の内容もウィットに飛ぶ素敵な女性、それでいて
なかなかの負けず嫌いでもある。
プロを養成する料理学校のプログラムに自ら望んで入ったわりには、玉ねぎ一つ刻む事が出来ない。
でも、其れもあっという間に自宅で山の様な玉ねぎを刻んで練習して、クラスで一番になったりする。
努力を努力とは思わない所も、彼女らしいが、その上に主婦である為に「合理的」で、その養成所では
自分自身の料理方法を編み出しては、講師に伝授したりしたそう!
一番楽しいのが、彼女が出演したお料理番組…。
フライパンの中身をひっくり返す時に、失敗して中身がこぼれても
「こう言う時は誰も見ていないから、慌てずに元に戻せばいいのよ」と…、(皆がTVで見とるっちゅーねん
)
どれ程、彼女の本が有名で素晴らしいかと言うと、アメリカの家には必ずジュリアの料理本が有ると言われる位。
まるで、日本の家庭の医学の様だよね!
本を出版するかどうか、決めなさいと言われた女性編集者も、彼女の原稿を見ながら料理を作って
あまりの美味しさから、出版する事に「GOサイン」を出した位。
メリル自身も結構デカイ女性では有るけれども、185センチと言うのを協調出来る様に、周りの共演者を
背の低い人達で固めたそう…。
私は背の高い男性が好きだけれども、男はやっぱ見てくれじゃないのよね!ちゅーのが良く分かるよ。
ジュリーの旦那様も素敵だけれど、ジュリアの旦那様のポールが本当にジュリアの事を愛して、
素敵な紳士なのよ~~!
ジュリーも気付いてたけれども、ジュリアは普段から凄くお洒落さん。
自分に合う服がないから、食料を買うのが楽しいの!なんて手紙を書いたりしていたけれど、必ず本真珠の
ネックレスをつけているし、ヒールの高いパンプスを履いている。
ジュリアに合う様にキッチンも背の高いモノを揃えたり、鍋とかは旦那様が高い位置に掛けれる様にしてくれたりね。
この作品も見ていて、元気になれるし、楽しいし、あまり周りに人が居なかったので、皆それぞれ自分のツボで
大声をあげて笑っておりましたわ!
それと、ブログを始めたジュリーに始めて来たコメントで、超喜ぶところ…。
「あぁ~、私もそうだったなぁ~」と、「誰も読んでくれていないんじゃ?」と不安になると、
「そうそう!そうなんだよね」と、相槌を打ったりね。
今の私は、幸せな事に毎日のあんな記事に「コメント」を下さる皆様が居る事に改めて感謝しなくちゃと!
心から思い知らされました。
(とか言いながら、今日もお出かけしていた為にコメレスが出来そうにないですが…。 m(_ _ )m)
1つ1つのコメントに感謝しております。 本当に何時も有難うね。
料理は、ちょっと簡単に自宅出来る様な料理はあまりないけれども、それでも日々をどう過ごすべきなのか?等を
しっかり教えてくれる作品で有りました。
タダ、1点だけ…。
「90歳のジュリアの誕生日のコメント」のシーンは、中途半端で気持ち悪かったです。
その後どうなったのかなぁ~?
目茶目茶知りたいので、調べてみますけれど~。(本日はメンテナンスも有って時間切れで…
)
笑顔のある人生とない人生、同じ人生なら…、ちゅー事ですわ! さぁ、皆さんご一緒に!「ボナ・ペティ!」
早く見たい方は、映画館でどうぞ…(但し、上映館が少なめらしいっす!)
でも、DVDになってからじっくり見るのも、良いかもですわ!
娘様のお嫁入りの際には、料理本とこのDVDをどうぞ持たせてあげて下さいましね![]()
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