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2011年08月01日

休日ブログ  その55。

8月に突入致しましたね。 でも、今年の夏はなんだかチョッと変。                    

真夏のカンカン照りの暑さが無い様な…。 (いや、昼間の事はほとんど分からないのだが叫び

今も扇風機の風も、もう少し弱くても良いのだけれど思う位。

                                                           

本日の買っちゃったDVDは…。                       

大阪では7月30日から上映開始になった「復讐捜査線」の上映予告を見ながら、お久しぶり~~と                

思ったメル・ギブソン氏の作品を購入しました。

                       

ちなみに、「復讐捜査線」はギブソン氏が8年ぶりの映画主役出演で御座います。                

「復讐捜査線」も、モチのロン見るつもりで御座います~~。                            

リーサル・ウェポン [DVD]/メル・ギブソン,ダニー・グローバー,ゲイリー・ビュシー
                                               
リーサル・ウェポン2 炎の約束 [DVD]/ダニー・グローバー,メル・ギブソン,ジョー・ペシ
                                                    
リーサル・ウェポン3 [DVD]/メル・ギブソン,ダニー・グローバー,ジョー・ペシ
                                                 
リーサル・ウェポン4 特別版 [DVD]/メル・ギブソン,ダニー・グローバー,ジョー・ペシ
                                          
やっぱ、若いっすね!

伝説のhiropoo映画日記
                              
彼の出演作品としては「マッドマックス」シリーズの方が好きなんですけれどもね。
                                                           
                     
そして、絶対にオリジナル方が好きだとは思うのだけれども…。                  
初上映予告を見て、そのスタイリッシュさに興奮してしまいました叫び
                      

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 [DVD]/ノオミ・ラバス,マイケル・ニクヴィスト,スヴェン・バーティル・トープ

                                  

ミレニアムのハリウッドリメイク版の第1作目「ドラゴン・タトゥーの女」http://www.dragontattoo.jp/                                       

ポチッとなして貰うと、予告編が見れまする~。(ちょっと音量を大きくすると益々良い感じ) 


伝説のhiropoo映画日記
                                   

あくまでも、オリジナルの方が好きだと思うけれど…(くどいか?)ダニエル氏が何気にカッチョ良さそう…ドキドキ                      

早く見たいぞ!(オリジナルファンだけれどもね) 

                       

                         

                          

                                   

                                   


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2009年04月29日

デス・ルーム

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■2009/4/24日DVD発売  ■アメリカ/日本制作  ■90分

■監督
ケン・ラッセル/ ショーン・S・カニンガム/ モンテ・ヘルマン/ ジョン・ゲイダー/ ジョー・ダンテ

■出演
ヘンリー・ギブソン/ ディック・ミラー/ レイチェル・ヴェルトン/ ジェイス・バルトーク
ララ・ハリス/ 石橋凌/ 杉本彩/ 比留間由哲

■あらすじ■
伝説の恐怖映画『ヒステリア』・・・それが撮影された"死の館"と呼ばれるセットが、まだスタジオの片隅にひっそりと残っている。やがてそのセットに7人の男女が集められ、たった一時間で終わるはずの見学ツアーだったが、彼らは8角形の部屋に監禁されてしまう。脱出が無駄に終わった彼らは、集められた理由を探るうち、それぞれは世にも恐ろしい体験をしていたという共通点を発見する。そしてそれぞれの体験談を語り出すが・・・果たして、彼らが集められた理由は?

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■かんそう■
発端&結末は1つに繋がってるのですが
そうそうたる監督陣が描くオムニバス形式の作品でした。

4つの恐怖体験が綴られ、ジョー・ダンテ監督はオープニング&エンディング担当。

ホラーと言うより、怪奇物の気色悪さで・・・日本的オドロオドロしさ有り。

スタジオ案内役の、プチトマトみたいなヘンリーさんが、一癖二癖あるのが
入りから感じ取れます・・さすがの存在感。

全ての物語が、エロ絡みで女優陣が惜しげもなく裸体さらしてます。

ユーモラスな話も有りますが、よくよく考えると、やっぱり全話気持悪

豊胸手術で、エタイの知れない肉片入れる所や
腐乱男とのセックスなど、かなり異様・・品の無い話ですが、あのドロドロ肉体
のチ○コは?! 考えただけで、寒気がする^_^;

結末、解せない部分が有りつつも・・・エロス、肉欲がもたらす地獄。

特別面白い訳でも無いのですが、最近のホラーとは毛色が違い
独特の世界観に新鮮さを感じました。

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2009年04月28日

デス・レース

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■2009/4/24日DVD発売  ■アメリカ制作  ■105分

■監督 ・ポール・W・S・アンダーソン

■出演
ジェイスン・ステイサム / タイリース・ギブソン / イアン・マクシェーン
ナタリー・マルティネス / ジョーン・アレン

■あらすじ■
民間企業が刑務所を運営している近未来。凶悪な犯罪者を収容するターミナル・アイランドでは、“デス・レース”と呼ばれる残酷なカーレースが行われ全世界に中継されていた。元レーサーのエイムズは親子三人で慎ましい生活を送っていたが、ある夜何者かに襲われ、妻殺しの濡れ衣を着せられた上、ターミナル・アイランドに収容される。彼は刑務所を牛耳る冷酷な所長ヘネシーから、“デス・レース”への出場を持ちかけられた…。

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■かんそう■
オリジナルが有るなんて知らず、元祖見てませんが
この手の映画、大好物ですねぇ~・・・オモシロイ!

ジックリ考えると、有無も言わせず逮捕され刑務所行きわ理不尽だなと・・・。
が、経済破綻した無法地帯だし、何でも有りの理屈わ垂れまい(∩.∩)

展開的には、ヒネリも無く至ってストレート・・頭使うような映画では
無いのですが、とにかくレースが大迫力でバーン!と脳直撃します。

スピード、改造されたゴッツイ車、登場人物達の格好良さ・・どれ取っても満足。

ジェイソン兄さんは当然ですが、他人物も、それぞれ光ってて
魔女所長さえ、格好良く感じました・・・みなワイルドでクールなんだぁ。

豪快痛快、男臭さ全開・・・見てて興奮しっぱなしでした。

欲を言うと、もっとレースシーンを長く見ていたかった・・それくらいです。

一言、ジェイソンさんの映画は、女絡み多いがベタ~とクドク無くて、淡泊なのが良いね。

私の好き度 stars-4-5.gif

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2008年11月09日

アポカリプト

JUGEMテーマ:映画



2007年6月9日 公開作品
2007年11月20日 DVDリリース

お父ちゃん・・・身重の私と幼い息子を置き去りにして・・・こんなとこにいつまでもおったらアポカリプト(←アホか死ぬぞ)



これね、私は知らなかったんですが60年代のとある作品と似てるという話もあるみたいですね。
後半の主人公が逃げて、それを追いかける構図なんかが完コピという噂ですが・・・。


それでも、そんなことを知らない私などはかなり興味深くストレートに楽しめた作品でした!


『アポカリプト』とはギリシャ語で"新たな時代"を表すのだそうですね。
この作品のラストはまさにその言葉を象徴するような終わり方でした。


まだ今年でしたよねぇ〜ローランド・エメリッヒ監督の『紀元前1万年』を映画館で観たのは・・・。
いやぁ〜、なんかもぉすでに記憶の彼方へと船出してます。
だいたい、英語喋ってたのが納得できない作りでした。

その点こちらは、スペイン人侵略前のマヤ文明ということで登場人物はマヤ語を話してます。

歴史の認識については賛否両論みたいですが、私のように深く知識が無い者には全く違和感なしでしたね。

むしろ監督のメル・ギブソンよくやったなと思いました。


とは言えギブソンは、この映画の公開前に飲酒運転で逮捕された上に、警察官に向かって「ユダ公!」発言をしてしまったことも漏れ聞いております。


ま、そんな話は置いといて・・・




主演のジャガー・パウ役の俳優さんはルディ・ヤングブラッドという方。
この方も他の俳優さんたちも無名ですよねぇ。

なかなかここまでよく演じられたものだと感心しました!

特にやはり後半の追っ手から逃げ回るシーンですよねぇ。
"リアル鬼ごっこ"というか、捕まったら最後ですからね〜。

人間心理として、追いかけられる人目線で見せられるのは恐怖を感じますし興奮します!



で、この迫力のシーンを撮れたのも撮影監督のディーン・セムラー氏のお陰だとギブソンは感謝してますね。
『マッドマックス2』などを手がけたベテラン撮影監督のセムラー氏は、高温多湿のジャングルでの悪条件でジェネシスというソニー&パナソニック合作の最新鋭デジカメを駆使して撮影されたと言う。



ストーリー的にも生々しいものでした。

残虐なシーンが多かった。
特に、ジャガーたちが連れていかれた生贄の部分。
高い塔の上から階段をゴロンゴロンと落ちてくるもの・・・すぐに人間の頭だと想像できますよねぇ。
なんとも血生臭い場面です。


それにしても主人公のロナウジーニョ・・・またはナイナイの岡村サンにもちょっと似た感じのジャガーがですねぇ〜

ほっんとに運が良い!!!

めちゃめちゃ運の良いヤツです!!!


皆既日蝕で生贄を免れぇ〜の
その後の"人間狩り"みたいなゲームでも死ぬことなく逃げぇ〜の
黒豹から逃げてる時にも、変りに敵が犠牲になってくれぇ〜の
滝から飛び降りても無事にすみぃ〜の
敵のリーダーとの対決では、相手がまんまと狩の罠にかかってくれぇ〜の

結局は追い詰められた所で、彼の目線の先には大きな船舶がおりぃ〜の

とうとう敵の追撃から免れたジャガー!!!




父は恐怖は病だと言った
その父を自分の身代わりに目の前で殺されたジャガー・パウ

あの時、お父さんは首を切られる寸前に「恐れるな」と彼に言いましたよねぇ。
その発音が「マ〜サ〜カァ〜」って言ってるように聞こえたんですけど・・・。


敵に捕らえられ"死に損ない"と罵られ、家族と離され仲間を殺されたジャガー・パウ


しかし今ここに"フリント・スカイ"の後継者としてジャガー・パウは再び森へと帰っていったのでした!

2008年09月11日

デス・レース・・・・・評価額1300円

「バイオハザード」「エイリアンvsプレデター」で知られるB級野郎、ポール・W・S・アンダーソンの新作は、監獄島を舞台に囚人たちが繰り広げる死のレースを描いた、その名も「デス・レース」
1975年にロジャー・コーマン制作、ポール・バーテル監督で作られた「デス・レース2000年」のリメイクという位置付けだが、キャラクターの特徴とコンセプトが受け継がれているだけで、物語的には大幅に異なる。

西暦2012年。
経済が崩壊し、社会が不安定化したアメリカ。
元レーサーのジェンセン(ジェイソン・ステイサム)は、妻殺しの濡れ衣を着せられ、凶悪犯だけが収容される監獄島、ターミナルアイランドに送られる。
そこでは、囚人たちによって死を賭けたデス・レースが行われており、レースはテレビ放送されて人々の熱狂的人気を集めていた。
刑務所の所長(ジョアン・アレン)は、ジェンセンに事故死した人気覆面レーサー、フランケンシュタインの代役としてレースに出場する事を依頼する。
優勝すれば自由、失敗すれば死が待っている。
そんな時、ジェンセンはレースに出場するメンバーの中に、妻を殺した真犯人の姿を見る・・・


この作品は、言ってみれば一昔前のB級近未来SF映画のリミックス版だ。
旧作の「デス・レース2000年」は独裁政権下となった西暦2000年のアメリカを舞台に、大衆を熱狂させる死の大陸横断レースを描いた作品だったが、今回はキャラクターこそオリジナルを踏襲しているものの、舞台を「ニューヨーク1997」の様な監獄島に限定し、そこで繰り広げられる囚人たちの、死と自由を天秤に賭けたレースが描かれる。
物語的には、旧作とやはり囚人が自由を賭けてショーアップされた逃亡劇を繰り広げる、「バトル・ランナー」を合体させた様な内容になっている。
ああ、そういえばメカ・デザインなどは、懐かしのオーストリア映画「マッド・マックス」シリーズや、その亜流作品の「バトル・トラック」あたりも入っていた。
この節操のないごちゃ混ぜ具合は、多分アンダーソン監督の好みを反映しているのだろうが、よくもまあB級映画ばっかり集めたものである。
普通ならあれもこれもと詰め込んだ挙句に破綻してしまいそうだが、そこはさすがにオタクの星、それぞれの作品からキャラ・世界観・ストーリーライン・メカといった要素をバラバラに抽出しながら上手い具合に纏めている。

しかしながら全体の印象としては、アンダーソンの興味の対象はあくまでもキャラやビジュアルといった表面的な部分だけで、物語の成り立ちやテーマ性には関心が無い様に思える。
旧作を始め、冷戦の真っ只中に作られた7、80年代のB級SF映画は、その多くが全体主義に対する強迫観念的な恐れを物語のバックボーンに含んでいる。
いかに予算が無くて映像がチープだろうが、薄っぺらな描写に留まっていようが、観終わった観客に「この作品のテーマは?」と聞けば、誰でも明確に答えられるような作りになっていたものである。
対して今回のリメイク版は、デジタル技術の発展もあって、映像的にはとてもよく出来ているものの、逆にテーマ性は極めて希薄だ。
西暦2012年という妙に近場な未来を舞台にして、経済破綻したアメリカという、これまた決してあり得なくは無い設定を持ってきているのに、この作品で描かれる血と暴力の世界の中身の無さはどうだ。
この感覚は、描写は実写と見紛うばかりにリアルなのに、いくらでもリセット出来てしまうゲームの世界の擬似的なリアリティに通じる。
まあアンダーソン自身の出世作が、ゲームの映画化である「バイオ・ハザード」だから、たぶんこの人は素直にこういうのが好きなのだろう。
逆に世界観に作り物感が漂うからこそ、旧作とは比べ物にならないくらいにグレードアップした血みどろの残酷描写も何とか見ていられるのかもしれない。

旧作でデヴィッド・キャラダインが演じた凄腕ドライバーのフランケンシュタインを、「トランスポーター」シリーズでカーアクションならお任せのジェイソン・ステイサムが演じ、彼のライバルで旧作では無名時代のシルベスタ・スタローンが演じたマシンガン・ジョーは、何とハードゲイ(笑)という設定になって、ミュージシャンのタイリース・ギブソンが演じている。
また、旧作でもそれぞれのドライバーには異性のナビゲーターが付いているという設定だったが、今回もこの設定は踏襲され、フランケンシュタインのマシンには豊かな黒髪が印象的なナタリー・マルチネスが同乗し、華を添える。
ただ、出演者で出色なのは、冷酷な刑務所所長を演じたジョアン・アレンだ。
「ジェイソン・ボーン」シリーズでの好演も記憶に新しいが、ちょっと高慢そうな女性管理職を演じさせたらピカイチであり、今回も物語的に美味しいところを持ってゆく。

アクション演出はシャープで迫力があり、1時間47分を飽きさせないが、何しろ描写があまりにも悪趣味かつ色々な意味でイタタな内容なので、個人的にはあまり好きな映画ではない。
要するに「デス・レース」の「デス」の部分に力が入りすぎており、本来志向したはずのB級SF的な大らかさよりも、殺伐としたバイオレンスだけが印象に残って、あまり爽快感を感じないのだ。
まあ、旧作もかなりオゲレツな中身ではあったが、何しろ映像が限りなくチープなので、描写不足を脳内補完せねばならず、笑って許せる範囲だった。
対して21世紀のテクノロジーで作られたこちらは、リアルすぎて想像力の介入すら許さない。
全米興行の予想外の低迷も、このあたりのスパイスの効きすぎが観客に敬遠されたからではないかと思うのだが・・・
「ワイルド・スピード」とスプラッタ映画を、同じ皿で味わいたい人にだけお勧めする。

アメリカンレースというと、無条件でビール、それもバドかミラーを想像してしまうが、今回は映画のコクの無さが気になるので、アメリカンはアメリカンでももう少し飲み応えのあるビールにしよう。
「アンカー・スチーム」はサンフランシスコの小さな醸造所で作られる、アメリカを代表する地ビール。
しっかりとしたボディにコクのある華やかさ、適度な苦味にスモーキーさを併せ持つ、味わい深い本物のビールだ。
映画で殺伐とした心を、優しく解してくれるだろう。

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2007年11月23日

B3.5:アポカリプト

マヤ文明後期の中央アメリカ。ジャガーは、部族長の父や妻、無邪気な息子と平和に暮らしていた。しかし、そんな幸せな生活もマヤ帝国の傭兵によって崩されてしまう。捕まったジャガーは、奴隷として都会に連れて行かれ・・・メル・ギブソン監督作品ということで、個人的に「パッション」でとても衝撃を受けたこともあり気になっていたので観てみました。もっとマヤ帝国の滅亡を描いているのかと思っていたら、そうではありませんでした。ということもあり、個人的には少し物足りなさを感じてしまいました。しかし、作品はセリフを全てマヤ...

2007年08月05日

トランスフォーマー

とにかくド派手なアクションにただただ唖然!昔アニメで観たトランスフォーマーを思い出しちゃった!彼ら相手に人間たちは成す術はない!?

トランスフォーマー

あっしゅ坊や8

評価:(満点10点) 2007年 144min

監督:マイケル・ベイ

出演:シャイア・ラブーフタイリース・ギブソンジョシュ・デュアメルアンソニー・アンダーソンミーガン・フォックスレイチェル・テイラー

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2007年07月05日

アポカリプト

Photo_279  <敷島シネポップ>

 以前から客入りの悪かった敷島シネポップが、TOHOシネマズなんばの誕生で、ますます人が少なくなった。今の私に、そんなことを思ったり、考えていたりする余裕などはないが、4階のチケット売り場にはアルバイトの店員しかいない。この映画館では、二人、三人は何度もあり、一人っきりも体験していて、今日もそうかな?と、思う。

 上映ぎりぎりに入ると、10人ばかりの観客だった。まだ、平日にしては、いる方だが、毎日やっていたレイトショーが少なくなって、来週からは、レイトショーがゼロだ。大阪の、それも繁華街のど真ん中で、こんな状態なんだなと、寂しい。スクリーンの数が増え、客足は横ばいらしいが、本当に横ばいなのだろうか。どんどん観客が少なくなっている気がする。シネコン乱立になって、土曜と日曜しか満員を見ない。それも話題作ばかりだ。映画鑑賞が、特別なものになりつつある気配までする。

 また、人間の肉体的、精神的極限状態を生々しく描いていた。メル・ギブソンの作品は凄まじい勢いをもって、観客を惹きつける。先日観た、「それでも生きる子供たちへ」の大人バージョンのようだ。今の大人は、こんな根性など持っていないのではないか。すぐに諦めて、絶命するだろう。私も弱い神経で、これほどの極限状態は耐えられない。真っ先にやられるだろう。理屈ではない。生への凄まじい執着があれば、何でもできる。その執着心とは、誰かの為でもあるが、だからこそ、自分の為でもある。運もあるが、死ぬまいとする気が、道を拓く。人は死を恐れる。ゼロになるからだろうか、その前の痛みを思うからだろうか。

 恐れなければ、生贄となった自分を解放する手段はない。恐ろしいからこそ、助かる命がある。その上に、守らねばならぬ者、見とどけなければならない者を確かめなければならないという気持ちもあるだろう。恐ろしさから、絶望に向いた者は、真っ先に死ぬことになる。今、まさに殺される瞬間、何者かが手を差しのべるように日蝕が起きるのも、偶然以上の極限状態の願いが叶ったようにもとれる。すべてが偶然で、奇跡のように思うが、生への執着が成した技だ。追う者には、生への執着はない。必ず、生きて帰ることができると思っているからだ。それが、生死を分かつ。

 マヤ文明後期の中央アメリカ・・・らしいが、設定よりも、追う者と追われる者の生きる力を知らされた。追う者も強いが、追われる者の魂の方が上回っている。だからこそ、この凄惨なカットの連続に観る者も力がこもる。おびただしい、腐った死体の山を走る。どこを走っているのか、位置関係はわからないが、わずか一夜のことで、遠い距離ではないことがわかる。全力で走りきれる距離の中、実に多くの仕掛けがある。そのすべてが、精神の極限状態に導く仕掛けだ。緊張感の異常なる瀬戸際の限界。その限界の線が、まるで無いように延々と続く。生への狂おしいほどの執念は、何者にも妨げられないのだろう。井戸で待つ母親も、極限状態の中から、生を生み出す。人間の逞しさと脆さを鮮明にフィルムに焼き付けていた。  <90点>

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2007年06月20日

アポカリプト・・・・・評価額1450円

一見歴史冒険物に見えるが、本質は真性Mによる変態さん映画である。
オスカーを受賞した「ブレイブハート」でもその気は見えたし、前作の「パッション」も痛さ全開だったが、これだけ続くともはや断言しても良いだろう。
メル・ギブソンが描きたい事の第一義は「痛さ」であり、その他のテーマは二義的な物に過ぎない。
中世マヤ文明を舞台とした「アポカリプト」は、何しろ全体のバランスを崩してまで執拗に描写されるサディスティックな描写で溢れている。

中世、中央アメリカのジャングル。
部族長の息子ジャガー・パウ(ルディ・ヤングブラッド)は、愛する家族と共に豊潤な森で幸せに暮らしていた。
しかし、ある時彼らの村はマヤの都会から派遣されてきた軍隊の奇襲攻撃を受ける。
臨月の妻(ダリア・ヘルナンデス)と幼い息子を、村はずれの涸れ井戸に隠したジャガー・パウは、村を守るために必死で戦うが多勢に無勢、村は壊滅し村人は奴隷として連行されてしまう。
もし雨が降れば、涸れ井戸は直ぐに水が流れ込み妻子は溺死してしまう。
何とか脱出の機会を探るジャガー・パウだったが、都市に連行された彼らを待っていたのは想像以上に過酷な運命だった・・・


残虐な描写に拘るんだからSじゃないの?という声もありそうだが、まず間違いなくメル・ギブソンはMだと思う。
正直に告白すると、私もちょっとMっ気があるから判るのだ(笑
自らの処刑シーンを喜々として演じていた「ブレイブハート」は言うに及ばず、この作品を含めて3作の監督作品は全て、ひたすら痛い思いをする主人公の目線で描かれている。
ああ、いろんな痛いシチュエーションを夢想しながら作ったんだろうなあ、ゾクゾクしただろうなあ・・・と、M仲間としては思ってしまった。

一応テーマとしては、台詞でも強調される「本質的な恐怖の克服」という事なんだろうけど、それがこれほどまでにスプラッターな描写に拘る理由にはなるまい。
当たり前だが、恐怖は痛みと繋がってはいるが、イコールではない。
にもかかわらず、ギブソンは刺され、斬られ、喰いちぎられ、破壊され、陵辱される人体そのものを、何かにとりつかれたかの様に徹底的に描写する。
ここまでやると、もはやビジュアル的な痛みが恐怖も何も覆い隠してしまって、恐怖の克服というテーマは台詞で思い出させてくれなければ忘れてしまう。
主人公はひたすら自らと家族に降りかかった生命の危機から逃れようと、本能的な闘争を続けているだけだし、映画で描写される事と、台詞で語られるテーマは今ひとつキッチリとはリンクしない。
勿論、痛みから逃れ打ち勝ち、生き延びること自体が恐怖の克服であるという事もいえるだろうが、それならばもう少し描写は精神的であるべきで、そういう意味では、この映画はかなり薄っぺらで、弱い。
この映画が後世に残るとすれば、アカデミー賞監督がその変態性を封じ込めた、カルトなスプラッター映画としての可能性の方が強いだろう。

もっともテーマ性の部分は置いといて、秘境冒険物としてみると、これはこれでかなり面白い。
ギブソンとファラド・サフィニアによる脚本はプロットだけ見ると、囚われた英雄が家族を救うために闘争するという、娯楽映画の王道というべきシンプルでベーシックな物。
ちょっとマイケル・マン監督の「ラスト・オブ・モヒカン」を思わせる密林での戦いは、濃密な緑の大気を感じさせるロケーションも素晴らしく、正に疾走するスピード感溢れる見せ場の連続で飽きさせない。
地上、水中から木の上までを使ったジャングルならではの立体的なアクション演出はさすがと言っていい仕上がりだ。

また、俳優出身の監督は役者の扱いが上手いものだが、メル・ギブソンもまた無名の俳優達をリアリティ溢れるキャラクターに生かしてみせる。
本作で印象的なのは、目線の演出だ。
父と子、夫と妻、大人と子供、敵と味方が目で表現する、愛情、憎しみ、慈愛、不安、絶望、希望。
ギブソン拘りのマヤ語による台詞回し以上に、どんな台詞よりも雄弁に語りかける登場人物たちの目の演技が素晴らしい。
それを可能としているのが、ネイティブ系俳優たちの圧倒的な目力であり、彼らの感情を引き出す演出である。
映画監督のもっとも重要な仕事は俳優の演技を引き出すことであり、その点でギブソンは見事な仕事をしている。

冒険映画として、変態映画として、「アポカリプト」はなかなかだ。
しかし、やはりとってつけたようなテーマ性が映画全体の印象としては邪魔をする。
「恐怖の克服」以外にも映画の冒頭の字幕で語られる「文明が征服される要因は、内部崩壊である」という文章も、映画を観ると要領を得ない。
少なくともこの映画において、「文明の征服」などは描かれていないし、「内部崩壊」というのが映画で描かれた腐敗したマヤの都市文明だとしたら、それはそれで疑問符を抱かざるを得ない。
このあたりの歴史をかじった人なら判ると思うが、この映画に描かれたマヤの都市文明はまるでマヤとアステカが合体した様でちょっと奇妙だし、マヤは必ずしも内部分裂を起こして征服された訳ではない。
それにギブソンは明らかに、ジャガー・パウらの暮らす森の村との対比で、マヤ文明を悪意を持って描いている。
これは例えば、作り手も観客も漫画と割り切っている「300 スリーハンドレッド」 でペルシャ軍の描写が荒唐無稽というのとは全く意味が違ってくると思うのだが・・・
タイトルの「アポカリプト」とはギリシャ語で「新時代」を意味する言葉だが、それが素直にラストから読み取れるかも疑問だ。
少なくとも私は、この映画のラストから映画全体のテーマに繋がるものは感じられなかった。
エンタメとしての潔い作りとは対照的に、「恐怖の克服」「文明の征服」「新時代」という言葉で明示される三つのテーマは最後まで輪郭がボケたままだった気がする。

今回は、結構暑苦しい映画なんで、ちょいサッパリ系。
マヤを受け継ぐメキシコのビール「テカテ」をチョイス。
テカテとはクチュマ山近くのテカテという街で今から60年以上前に生まれた、メキシコを代表するビールで、本国を含む北中米でシェアNo.1を誇る。
ライムと岩塩と一緒にグビグビやるのがメキシコ流だ。

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2007年06月18日

アポカリプト

走って、走って、走りまくる!彼らはいったい何処へ行こうとしているのか!?

アポカリプト

あっしゅ坊や7

評価:(満点10点) 2006年 138min

監督:メル・ギブソン

出演:ルディ・ヤングブラッドダリア・エルナンデスジョナサン・ブリューワーラオール・トゥルヒロモリス・バードヘラルド・タラセナ

アポカリプト」公式サイト

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