TOP>ブルース・ウィリス

2012年04月03日

セットアップ(PG-12)


伝説のhiropoo映画日記
                                                     

2011・米     ★★☆☆☆(2.9)

                                           

監督:マイク・ガンサー

出演:カーティス・“50 Cent”・ジャクソン ブルース・ウィリス  ライアン・フィリップ  ジェナ・ディーワン

                                     

                                            

ヒップホップ界のスター、カーティス・“50 Cent”・ジャクソンやライアン・フィリップら共演の犯罪劇。

                                                     

兄弟のように互いに支え合ってきた仲間同士が、ある事件を境に袋小路にはまり込んでいく様を映し出す。

                                           

ブルース・ウィリスがギャングのボスを演じるほか、ジェナ・ディーワンらが共演。

                                           

それぞれが抱えた問題や苦悩を次第にあぶり出していく展開に手に汗握る。(シネマトゥデイより抜粋)

                                          

                                              

                                             

ブタ  いえ、ストーリーその他はあまり面白くは無いのですが、久々に好きなお方が出演していたので

     思わず嬉しくなって、レヴューしようかと…。

                            

     え?ライアン君かって?のん!のん!(でもマヂでB級の顔になっちゃったね)

                                 

     はぁ~、ブルース君はコッソリファンですってば~叫び(ホンマに何でも出るねんね)

                                      

     ぶふぉふぉふぉ。 その彼の名は…「ウィル・ユン・リー」氏で御座います。

     でもさぁ~、40歳にもなるとめっさ老けた感じで、あの美しさはチョッと無かったけどあせる

     それでも私は、好きさ!


伝説のhiropoo映画日記

      <画像は美しき時のだけれどね>

                                      

      う~~ん、渋いと言うよりかは「あら、おっちゃんになっちゃったわ!」って感じだった。

      彼は、タトゥ屋の店長の役。

                                       

      昔からの兄弟の様に育った3人の仲間が、裏切りモノによって…と言うお話。

      ブルース氏は血も涙もないマフィアのボスなんだけど、どう見てもそう見えない…あせる

                                       

      はなっから、B級だと思って見たし、久々にスクリーンで好きな人も見れたしで、ちょっと嬉しい誤算な作品。

      ↑あくまでも私だけが嬉しい作品でゴワス。

           

                         



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2011年06月06日

処刑教室


伝説のhiropoo映画日記
                                            

2008・米     ★★★☆☆(3.4)

                 

監督:ブレット・サイモン

出演:リース・ダニエル・トンプソン  ミーシャ・バートン  ブルース・ウィリス  マイケル・ラバポート

                 

                            

高校で発生した盗難事件を皮切りに、暗殺計画へと発展する陰謀劇が展開するハイスクール・ミステリー。

                                     

監督は、長編監督デビューとなる本作がサンダンス映画祭で絶賛されたブレット・サイモン。

                                       

複雑に入り組むミステリーの行方と、女子高生役で魅力を放ち、オールヌードも披露するミーシャに注目。

(シネマトゥデイより抜粋)

                      

                      



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2010年10月23日

エクスペンダブルズ(R-15)


伝説のhiropoo映画日記


2010・米     ★★★☆☆(3.9)

                    

監督・出演:シルヴェスタ・スタローン

出演:ジェイソン・ステイサム  ジェット・リー  ミッキー・ローク  ドルフ・ラングレン  エリック・ロバーツ

                   

                              

『ランボー 最後の戦場』でも監督、脚本、主演を務めたシルヴェスター・スタローンが今回も同様に一人三役を

こなしたアクション超大作。

                                      

腕利きの傭兵(ようへい)チームのメンバー達が、命懸けの危険な任務に挑む姿を描く。

                                  

出演者もジェイソン・ステイサムにジェット・リー、ミッキー・ロークにブルース・ウィリスに

アーノルド・シュワルツェネッガーと夢のような面子が一同に集結。

                                   

彼らが挑む迫力の肉弾戦や銃撃戦、過激な爆破シーンに息をのむ。(シネマトゥデイより抜粋)

                   

                                       

                                           

                                        


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2010年10月21日

エクスペンダブルズ・・・・・評価額1500円

「ランボー/最後の戦場」で久々に気を吐いたシルベスター・スタローンが、80年代から現代までのアクションスターを勢ぞろいさせ、監督・脚本・主演を務めた良い意味でB級感漂う戦争スペクタクル。
小国の独裁者と、彼を背後から操る黒幕に挑むのは、スタローン率いる最強の傭兵軍団だ。
タイトルの「エクスペンダブルズ」とはそのチーム名であり、“消耗品”という意味である。
なるほど演技派と違って、つぶしの利かないアクション俳優は、世代ごとに面子が入れ替わる使い捨ての世界。
そんな自虐的なタイトルの元に結集したのは、厳しい競争に生き残ってきた、まさに銀河系のごときアクションの星たちだ。

凄腕傭兵軍団のエクスペンダブルズを率いるバーニー(シルベスター・スタローン)は、チャーチ(ブルース・ウィリス)と名乗る謎の男から、メキシコ湾の小国ヴィレーナを支配する独裁者、ガルザ将軍(デヴィッド・ザヤス)暗殺の依頼を受ける。
相棒のクリスマス(ジェイソン・スイテイサム)と共に偵察に赴いたバーニーは、案内役を買って出た将軍の娘サンドラ(ジゼル・イティエ)から、真の黒幕はモンロー(エリック・ロバーツ)というアメリカ人だと知らされる。
元CIAで組織を裏切ったモンローを、CIAが傭兵を使って始末させようとしているのだ。
自分たちは捨て駒にされる。陰謀の構図に気づいたバーニーらは島を脱出するが、サンドラが敵の手に落ちてしまう・・・・


スタローン、ミッキー・ローク、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、そしてシュワルツェネッガーにブルース・ウィリス。
まさにアクションスター版の「オール怪獣総進撃」である。
だが、この手のキャスティングは、バランスを間違えると誰が主役かアンサンブルかわからなくなり、空中分解してしまう危険をはらむ。
その辺はスタローンも心得ていて、キャストの中でも特A級のシュワ知事とウィリスは、ワンシーンのみのカメオ出演。
また「レスラー」での再ブレイク後は、演技者としての評価も高まっているミッキー・ロークは、すでに現役を引退したチームのマネージャーという役柄だ。
実際にアクションを担うエクスペンダブルズのリーダーはあくまでもスタローンで、彼の配下や敵には、スターとしては世代も格も少し下のステイサムやリーにラングレン、あるいはNFLやプロレスなどスポーツ界出身の俳優を配している。
オールスターキャストだけど、アクションチームの主役はスタローンなんだと、はっきり主張する布陣だ。
スタローンがシュワルツェネッガーとガチで戦うような、怪獣プロレスみたいな展開を期待してきた人はがっかりだろうが、映画の作り方としては間違いではないだろう。

お話の方は、極論すれば火薬と銃器とナイフ、そしてバイクとタトゥーだらけの筋肉が全てである。
権力にはおもねらないが、女と情には弱い傭兵軍団VS操り人形の独裁者と裏の黒幕という対立構図は単純明快だし、話の半分以上は誰かと誰かが戦っている。
何しろ、アメリカに戻ってまで、恋人を寝取った男と喧嘩している様な連中である(笑
まあ典型的マッチョ系ハリウッドアクションではあるが、いまどきの映画にしてはCGが極力目立たない事がミソと言えるだろう。
デジタル表現を最小限に抑えた画作りは、漫画チックながらも「マトリックス」以降の白戸三平の忍者漫画モドキのぶっ飛んだ描写は控えめで、80年代の無骨なアクション映画のテイストが漂う。
この種の映画が、青白いコンピューターギークの物ではなく、鍛えられた肉体の産物だった栄光の時代よもう一度、というスタローンの狙いは良くわかる。
二十一世紀のデジタルアクションは、もちろんそれはそれで面白いのだが、本物の火薬の爆発とマッチョな筋肉の存在感を改めて見せられると、そこにはやはりデジタルでは感じ得ない血沸き肉踊る戦いのカタルシスがあるのだ。
“消耗品”というタイトルや、劇中での自虐的な会話を含めて、作り手たちが自分たちの事を時代後れと自覚しているのも良い。
これは、己が肉体で勝負する生粋のアクションスターが生き難い時代への、スタローンという過去の巨星からのアンチテーゼなのである。

ただ、いくつか残念な点もある。
これは「ランボー/最後の戦場」でも同じだったから、たぶんスタローンの女性観なのだろうけど、ヒロインのサンドラは芯は強いものの、行動という点では全面的に男任せの類型的キャラクターで、今ひとつ生きていない。
特に物語の終盤にモンローが彼女を連れまわすのは、ヒーローが彼女を助けるという見せ場を作る以外に、何の意味があるのか良くわからない。
モンローにとっては、将軍を殺した時点で彼女の価値は無くなっているはずで、一人で逃げたほうがよほど楽ではないか。
基本的に話で見せる映画ではないとは言っても、このあたりの詰めの甘さはちょっともったいない。
あと、出演者がこの面子なら、やはり敵のボスキャラ級にも著名なアクションスターが欲しい。
エリック・ロバーツも悪くはないが、元々アクションの人ではないし、裏切り者のドルフ・ラングレンは途中で出番終了。
ヴァン・ダムあたりが出てくれたら良かったのに。

今回は、その出てないヴァン・ダムの故郷ベルギーから、その名も「ギロチン」というビールをチョイス。
アメリカン映画では男たちがビールをがぶ飲みしてるシーンが多いが、所謂典型的アメリカンビールは結構水っぽくて薄いものが多い。
だからこの映画みたいに平気で飲酒運転してたりするのだが、こちらベルギーの処刑装置はアルコール度数が普通のビールの倍近い9度もあるので、アメリカンビールの感覚で飲んでいるといつの間にか酔ってしまう。
アメリカンビールが、陽気なアメリカンマッチョの象徴だとしたら、この濃厚なコクと複雑な味わいは、渋いヨーロッパのマッチョマンだ。

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2010年09月15日

コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら(PG-12)


伝説のhiropoo映画日記

2010・米     帰って来てから入れますね

                      

監督:ケヴィン・スミス

出演:ブルース・ウィリス  トレーシー・モーガン  アダム・ブロディ  ケヴィン・ポラック  ギレルモ・ディアス

                               

                                       

ニューヨーク市警で長い間バディーを組み、数々の事件を解決した二人のベテラン刑事が、残忍なギャングと

対決する刑事アクション。


『ダイ・ハード』シリーズのブルース・ウィリス、『スパイアニマル Gフォース』のトレイシー・モーガンが、

『ダイ・ハード4.0』には俳優として出演した奇才ケヴィン・スミス監督のもと、ノンストップのアクションを繰り広げる。

                                       

ルール無用の型破りな捜査で事態を複雑にする、迷コンビの珍騒動に期待。(シネマトゥデイより抜粋)

                 

                             

                                    

                                        


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2010年07月19日

休日ブログ  その5。

常々、監督信者と言っている私だが、多くの方が思う様なシャラマン監督=「シックス・センス」と言う考えでは無い。

シックス・センス(買っ得THE1800) [DVD]/ブルース・ウィリス,ハーレイ・ジョエル・オスメント,トニ・コレット
                        
と言うのも、本作を見る前日に既に見て来た実父にネタバレされてしまい、全く面白くない作品になってしまった為。
                    
次回作だった「アンブレイカブル」もそれ程面白く無かったしで、私とは合わないのかなぁ~と思っていたのだが…。

サイン [DVD]/メル・ギブソン,ホアキン・フェニックス,ローリー・カルキン

                                                            

↑今でも、監督作品の中で一等好きな「サイン」を見てから、すっかり信者になったと言う訳です。
「サイン」も何度もレンタルして、わりと早い段階で購入し、何度見ても泣いてしまう作品です。
                                      
で、もう一度「シックス・センス」を見直してみようと、購入した訳です。
                                                   
伝説のhiropoo映画日記
<まだ、購入だけして見直してませんが…>
                                                     
今なら、ネタばれはしているけれど、新しい発見もあるかもしれないなぁ~、と楽しみにしています。
                                                                   
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2010年01月28日

サロゲート


伝説のhiropoo映画日記
                                     

2009・米     ★★☆☆☆(2.8)

                                

監督:ジョナサン・モストウ

出演:ブルース・ウィリス ラダ・ミッチェル ロザムンド・パイク ボリス・コジョー ジェームズ・フランシス・ギンティ

                                     

                                     

人間に代わって、社会生活の全てを身代わりロボット「サロゲート」が遂行する世界。

究極の安全と自由を手に入れたユートピアに秘められた、戦慄の陰謀とは…?

                                            

テクノロジーが生んだユートピアの真実を暴く衝撃のアクション・サスペンスを誕生させた。
「身体的接触がどんどん希少になっていく世界で、愛の観念はその意味を失うのではないだろうか?

それがこのストーリーを通して私たちが探究しようとしたテーマのひとつだ」 (movienetより抜粋)

                                   

                                   


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注意重要なお知らせ》

今後の記事の有り方を検討しました結果、全ての皆様に向けましては↑この様な形でUPして行きたいと

考えております。

                      

そして、従来の形の記事は限定と致しまして、必ず同日にアメンバ記事としてUPしていきたいと考えております。

                          

と言う訳で、私の個人的な感想、その他は限定記事となります。

Amebaブログ意外の方で限定記事をご覧になりたい貴方様は、本当にお手数ですが、一旦Amebaに

登録して頂き「ID」を取得して下さいませ。(記事を書く必要は有りません)

                     

その後、私の「アメンバー」に登録下されば、限定記事は従来通りの形で読める様になります。

(登録の際に、他のブログのお知り合いの方で有りましたら、その旨お知らせ下されば嬉しいです)

                                          

色々と助言や励ましのお言葉を頂きまして、誠に有難うございます。

2010年01月27日

サロゲート・・・・・1350円

久しぶりのブルース・ウィリス主演作「サロゲート」は、自分の分身の様な身代わりロボットが仕事を含む日常生活をこなし、人間は自宅からそれらを遠隔でオペレートする未来世界を描いたSFサスペンス。
要するに、例の大ヒット映画の元ネタでもあるインターネット上の“アバター”が実体化して社会活動を代行し、人類全体が総引きこもり状態になってしまったような世界である。
「ターミネーター3」のジョナサン・モストウ監督作品だが、所々にそれっぽい描写があるのが可笑しい。
ディテールの作り込みが甘く、アイディアを生かし切れていないのがやや物足りないが、B級エンタメとしてそこそこ楽しめる一本だ。

天才科学者のキャンター博士(ジェイムス・クロムウェル)によって、人生の代行ロボット“サロゲート”が開発されてから14年。
人口の98%がサロゲートを使用し、街を歩いているのはロボットだけで、人々はその殆どが自宅からサロゲートをオペレートする事で暮らしている。
殺人も、疫病も無く、戦争ですら人が死なない世界。
ところが、何者かによってサロゲートが破壊され、オペレートしていた人間までもが死亡するという事件が起こる。
トム・グリアー刑事(ブルース・ウィリス)は、殺された人間がキャンター博士の息子で、たまたま博士のサロゲートをレンタルしていた事を突き止める・・・


人類全体が引きこもり化し、自分そっくりの代行ロボットが社会生活を担うって・・・どこかで聞いたような話だと思っていたが、この映画の世界観って諸星大二郎の短編漫画「夢見る機械」そのものじゃん!
本作の原作はもちろん諸星大二郎ではなくて、ロバート・ヴェディティのグラフィックノベルなのだが、いやはやここまで似ているというのは驚きである。
まあ「夢見る機械」は知る人ぞ知るアングラな漫画なので、パクッた訳ではないだろうが、36年も前に描かれた漫画にようやく時代が追いついたと思うべきか。
ちなみにこの漫画は、過去にフジテレビの「世にも奇妙な物語」枠で一度だけ短編ドラマ化されている。
もっとも、ロボットしかいない町という世界観は共通するものの、諸星漫画のロボットは人間の記憶や性格を移植された自立型で、引きこもった本人は「マトリックス」に出て来る様な機械で、「永遠に続く理想の夢」を見ているという非常にSFチックな設定。
対してこちらは、21世紀の現在においては必ずしも絵空事とは言えない、人間が遠隔でオペレートし、ロボットの見る物、感じるものをヴァーチャルで体験するというリアルな設定となっている。
正にネットのアバターの進化系の様な設定には、それなりに説得力がある。
理想の自分になれるから、頭の薄いブルース・ウィリスのサロゲートは髪の毛フサフサだったり、チビでデブのオヤジが金髪美女になっていたりするのも、いかにもありそうだと思わされる。
ネット依存症があるのだから、サロゲート依存症もあって当然でしょ、という事なのだろう。
米軍がロボット兵士に切り替わっていたりするのも、無人兵器がどんどん実用化されている現実を考えるとリアルだ。

ただし、サロゲートを使う事で、犯罪からも病気からも逃れられる理想社会が実現しているというのはかなり疑問。
一日中あんな椅子に座りっぱなしで体を全く動かさないのだから、健康には思いっきり悪そうだし、殺人事件だって別に路上強盗や通り魔だけとは限らないだろう。
人々がサロゲートのオペレートに夢中になってるのだから、泥棒は入り放題だし、他人名義の携帯電話が犯罪に使われるのと同じように、未登録やハッキングされたサロゲートを使った犯罪が横行するんじゃなかろうか?
それに発明されてからたった14年で、98%の人がサロゲートを使ってる設定になってたけど、いくらなんでも浸透速度早すぎ。
どんだけ安いんだ、サロゲート。

仮にこのあたりは映画的なウソと考えて突っ込まないとしても、サロゲートがそこまで人々を夢中にさせるほどの力があるように見えてこないのはちょっと問題。
現在でも、社会的なストレスやコンプレックスから、ネット依存症や引きこもりになってしまう人がかなりの数いる訳で、本作の主人公のグリアー刑事夫妻の場合は、どうやら愛する息子の事故死という現実からの逃避が切欠だった様だ。
ただ、ネット依存症と違って、サロゲートではそれほど引きこもり効果は強くないように思えてしまう。
本作と似た設定の映画に、邦画の「ヒノキオ」があるが、あの映画では心と体に傷を負って引きこもりとなってしまった少年が、少しずつ外の世界へとでて行くための体験ツールとしてロボットが位置づけられていた。
こちらでは逆にサロゲートが引きこもりのための手段になっている訳だが、「ヒノキオ」よりもはるかにハイテクなロボットに、自分の五感をシンクロさせる事が出来るのだから、見た目が違うだけで、実質本人が外へ出ているのと感覚的には変わらないのではないのか。
ネットと違って、それ自体は世界中の情報にアクセスできたりする訳でもないし、外出する事で起こりえる肉体的リスクが低減される以外には日常生活が大きく変わるとも思えず、それ故にグリアー夫妻の間にあるサロゲートを使うことへの葛藤が、今ひとつピンと来ないのだ。

正直なところ「サロゲート」は、ハリウッド製SF大作と考えると、内容的にもビジュアル的にも少々物足りない。
マイケル・フェリスとジョン・ブランカトーの脚本は、どうも物語を前に進めるのに精一杯で細部が荒っぽく、アイディアを上手く使いこなせていない様に思える。
まあこの二人が担当した、「ターミネーター3&4」も似たようなものだったので、これが彼らの個性なのかもしれないけど・・・、作り方によっては、かなり深く精神性を描ける設定なのに勿体無い。
だが上映時間が89分と今時の映画にしてはかなり短い本作、SF設定の荒さやドラマ的な底の浅さという部分には目を瞑って、B級プログラムピクチャーの類として観れば、スピーディーでテンポ良く、それなりに楽しめる一本である。
事件の捜査の部分は、まるで時間に追い立てられる様にあまりにも簡単に進んでいってしまうので、ミステリとしての見所はそこそこだが、ジョナサン・モストウの職人的な上手さが生きるアクションシークエンスはさすがに切れ味良く、エキサイティングだ。
好意的に観れば「ターミネーター」+「ダイハード」な訳で、なかなかに出来は良い。
サロゲートに完全依存してしまっている人類、という設定に違和感さえ感じなければ、興味深い世界観とスピーディな展開、適度なアクションと見所はバランス良く揃い、物語的にも特に大きな破綻無く、そつなく纏められているので、安心して観ていられる作品だろう。

今回は、ロボットという言葉を生み出した劇作家カレル・チャペックの母国、チェコのビール「ピルスナー ウルケル」をチョイス。
元々ロボットは労働を意味するチェコ語ROBOTAから作られた造語で、機械人間の反乱を描いた戯曲「ロボット」は全てのロボットSFの元祖と言える。
ちなみにこのビールは世界中にあるピルスナービールの元祖。
チェコ、侮りがたしである。

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