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2011年01月15日

アンストッパブル


伝説のhiropoo映画日記
                                             

2010・米     ★★★★☆(4.7)<但し劇場で見た場合に限る>

                       

監督:トニー・スコット

出演:デンゼル・ワシントン  クリス・パイン  ロザリオ・ドーソン  イーサン・サプリー  ケヴィン・ダン

                            

                                    

実際に起こった列車暴走事故を基に、危険な薬物を大量に積載したまま無人で暴走し始めた貨物列車を

二人の鉄道マンが止めようと奮闘するサスペンス・アクション。

                                  

『クリムゾン・タイド』『サブウェイ123 激突』など、これまで何度もコンビを組んできたトニー・スコット監督と

デンゼル・ワシントンが再びタッグを組む。


小さな整備ミスから制御不能となった列車の暴走シーンに息をのむ。(シネマトゥデイより抜粋)

                       

                          




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2010年06月22日

今もジャッキー似だと言われます 『ダブル・ミッション』&『ザ・ウォーカー』

こないだ久しぶりにとある場所で「ジャッキーに似ている」と、しかもまだ20代前半の女のコに言われたんだけど、ただの芸能人じゃなくて昔から憧れの大スターに顔が似ていると言われるのは、畏れ多くも本当にうれしいもの。まぁ似ているのは顔だけで運動神経は似てないどころかゼロに等しく、実物を見れば「似てない」と思う人だって、そりゃいるだろうけど、しかし少なくとも“清原和博のデンゼル・ワシントン”に較べたら似てる率は高い気もするし、なによりボクはかつてバックパッカーでアジアを旅していた...


2010年06月19日

ザ・ウォーカー・・・・・評価額1400円

最終戦争で人類文明が滅亡した後の世界を舞台に、この世に残されたたった一冊の貴重な本を、ひたすら西へと運ぶ男を描いた、デンゼル・ワシントン主演の近未来アクション映画。
一見すると「マッドマックス」や「北斗の拳」を彷彿とさせるが世界観で、所謂ポスト・アポカリプト物のバリエーションと言えるが、物語全体が極めて宗教的な寓話となっている異色作だ。
邦題は「ザ・ウォーカー」というB級テイスト溢れる物だが、原題は「The Book of Eli」で、直訳すれば「イーライの本」となる。

最終戦争から30年。
イーライ(デンゼル・ワシントン)は、内なる声に導かれ、西へ向けて無限の荒野を歩み続けている。
一冊の本を、そのあるべき場所に運ぶために。
ある日、生き残った人間達の町に立ち寄ったイーライは、絡んだチンピラたちをあっという間に斬り伏せる。
町の支配者のカーネギー(ゲイリー・オールドマン)は、何年も捜し求めている本を、イーライが持っている事を知り、強引に奪い取ろうとするのだが・・・・


一言で言って、かなり変な映画、珍品と言って良いだろう。
戦争から30年経った世界で、文明社会を知る“年寄り”たちはごく小数となり、戦後生まれの若者達は、弱肉強食の世界で生き残るのに精一杯で、読み書きも出来ない文盲である。
主人公のイーライと、対立するカーネギーは文字を知る世代で、だからこそ本の持つ価値を知り、その力で人類の精神文明を復活させようとしている。
違いはイーライがある種の宗教的使命感で行動しているのに対して、カーネギーは私利私欲のためであるという点のみだ。
世界を変えるほどの精神的なパワーを持つ本、と言う時点でもう大体わかってしまうのだが、彼らが奪い合っているのは“聖書”である。

日本の様な非キリスト教圏において、いや世界最大のキリスト教国であるアメリカでも、宗教的な関心の薄い人には、この設定はあまりピンとこないだろう。
だが、“聖書”というワードを“信仰”に置き換えれば、なんとなく言わんとすることは理解できるのではないか。
なぜ世界一発行部数の多い本である聖書が、この世にたった一冊になってしまったのか、という設定が面白い。
どうやら戦争が起こったとき、聖書がその原因となったという噂が広まり、焚書されてしまったらしいのだ。
戦争を起こすほど人々の心を支配でき、尚且つ文明を保つために不可欠な要素、つまり“信仰”を象徴するのが本作における聖書なのである。
信仰の持つ二重性は、その力を自らの権力のために使おうとするカーネギーの言葉がわかりやすい。
「絶望した者に聖書の言葉を与えれば、言いなりになる」というのは、宗教戦争やカルト問題などを見てもそれなりに説得力のある理論ではある。
イーライとカーネギーが見ているのは、信仰の持つベクトルの異なる二つの力なのだ。

カーネギーが聖書を欲しがる理由が、言わば人間的な欲望であるとすれば、対するイーライの理由は正に神命と言える。
イーライは、ある時に自らの心の内に神の声を聞き、以来30年間も聖書のあるべき場所を探して、声の導く通りに東から西へ旅をしている。
アメリカ大陸を徒歩で横断しても、30年どころか3年もかからないだろう・・・という突っ込みは兎も角、このイーライという人物が何者であるのか、何故人間離れした戦闘能力を持つのか、映画は殆ど明かさないままクライマックスまで突っ走る。
欧米人の名前の多くが聖書にその源を持つ様に、Eli(イーライ)という名前もまた聖書由来の物だ。
旧約聖書のEli(エリ)は、イスラエルの祭司で預言者サムエルの師である。
彼の息子たちが神に対して不敬を働き罪を犯したために、神はエリに対して一族の者は壮年で死に、年寄りがいなくなると告げる。
そして二人の息子はぺリシテとの戦いで殺され、ユダヤの民にとって何よりも神聖な契約の箱まで奪われてしまい、知らせを聞いたエリは、椅子から落ちて首を折って死ぬのだ。
この話を映画に反映してみると、なかなか興味深い比喩になっていることがわかるだろう。
欧米の文学や映画には、人間は全て神から託された果すべき使命を持っていて、その事に気付き、目的を遂げる事こそが人間の生きる道である、という考え方に基づくものが多い。
本作のイーライは正にそれをストレートに具現化した存在であり、彼と旅の仲間となるヒロインのソラーラもまた、イーライにインスパイアされて自らの役割に目覚めるのである。

2001年の「フロム・ヘル」以来、久々の監督作品となるアルバートとアレンのヒューズ兄弟は、セピア調に色を落とした独特の映像で、神の消えた世界を描写する。
この二人はどうやら相当な映画ヲタクらしい。
宗教色の強い寓話でありながら、様々な映画へのマニアックなオマージュ、あるいはパロディを散りばめており、映画ファンなら元ネタ探しも楽しいだろう。
何よりも一番強烈なのは、ラストで明かされる、“神の御加護”に関する驚愕の事実。
何と、イーライのキャラクターは、あの日本映画へのオマージュであったのだ!
確かにトンネルの中でシルエットで描かれる電光石火の殺陣は、あの映画以外の何物でもないし、流れ者の剣客が土地のヤクザと揉めるのも定番の設定だった。
もっとも、このオチによってイーライの謎の多くが解消されたのは事実だが、なぜ運び手が彼なのかという最も大きな謎はそのまま。
もしかしたら、話のどこかにヒントが隠されているのか?

おそらく、多くの観客にとって、宗教色をどう受け止められるかが本作の評価の分かれ目になるだろう。
一冊の聖書が世界を変えるという、相当に無茶な設定を、これはある種の漫画と受け流す事が出来るか、あるいはキリスト教世界そのもののカリカチュアと面白がる事が出来れば、本作を遊び心のあるB級カルトSFとして楽しむ事が出来るのではないだろうか。
まあB級と言うには結構なお金が掛かっているんだけど・・・・。

今回は、カクテルの「ゴー・トゥー・ヘヴン」をチョイス。
スピリタスとラッテ・リ・ソッチラという超高アルコー度の酒を30mlずつミックスした、正しく昇天させてくれる一杯だ。
作り方は二種類の酒をソフトにシェイクして、カクテルグラスに注ぐだけ。
これを飲めば誰でも神の声を直接聞けるだろう。
ちなみにこの酒はガンガンに燃えるので、本当に昇天しちゃわないように火気には十分注意。

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2009年09月30日

サブウェイ123 激突

123_2 <シネプレックス小倉>

 ウォールター・マッソー、ロバート・ショー「サブウェイ・パニック」。1973年というからわずか35年前、もう35年前か。ハリウッドにはまだまだ、いい役者がいた。日本タイトルに「パニック」をつけて、ちょうどこの頃、パニック映画ブーム真っ只中に公開されたのだ。しかしまだ、前作の方が楽しそうなタイトル。直訳かどうかはわからないけど、「サブウェイ123 激突」なんて、スピルバーグジュニアがデビューしたのかしらん?と食指は動かない。動かないけれど、本作を3本のハシゴの最後にしたのは、監督がトニー・スコットだったからだった。それがどーやねん!としかめっ面になることもあるけれど、「クリムゾン・タイド」や「デジャブ」など、観客を楽しませてくれるコツを知っている監督なので、とんでもなくハズレとはならないだろう。クソミソに評する人もいるけれど、私は好きな方の監督だ。まだ、今は。

 日本の事情とは違ってハリウッドでは、自国他国作を問わずにリメイクした方が儲かることになっているらしい(ただし、本作の興行成績はよくなかった)。安全な道を歩く時期なのか。ネタがなくなったなんて思いたくない。なくなったなら、ハリウッドは10年ともたないだろう。今だけの現象。それに目立つだけだと・・・思う。にしても、あの小品をもってきたかと残念な気持ちもある。タイトルからして、物語からして、洋画2本立プログラムピクチャーの添え物の感じがする。でも、中身をちょっと覗くと、出ているのは旬を過ぎたとはいえ、デンゼル・ワシントンにジョン・トラボルタ。監督も一流だし、A級映画ではある。ウォルター・マッソー、ロバート・ショーにはかなわないけど。

 私などは右脳だけで生きている節があり、展開にワクワクしてしまったけれど、この物語は、金融界をちょっと知っている人からすれば、かなり無理があるのだという。何万人が人質にとられるとか、一瞬のうちに街が破壊されるなんて危機感がなければ、ジョン・シラボルタのシメシメは、現実的ではないらしい。大筋はオリジナルと同じだけど、新しい映画を観ているようであきなかった。あきなかったのはいいが、1本立で上映する時代だから仕方ないけれど、これは添え物程度の映画。「キラー・ヴァージンロード」「しんぼる」を観た後だからか、イタズラにテンションはあがったけれど、今日の3本のハシゴは断然、映画館のタイムテーブルと相談しながら計画を立てている方がずっと楽しめた。

 ただ、デンゼル・ワシントンの心理、葛藤が面白い。ど派手なアクションより、緊迫感があって、手に汗握る。この後、どーなるかはわからないけれど、爽やかなエンディングだ。どんでん返しで無実だったりする?観客の想像を遥かに凌駕した後日談を見てみたくなる。  <65点>

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2009年02月12日

◎『アメリカン・ギャングスター』TOHOシネマズ錦糸町

いやー!久しぶりによかったの。

前回のリドリー&ラッセルの、フランスできゃっきゃっしてる映画が、出来はともあれ、何故この二人がこんな映画撮らねばならんの?という感じの映画だっただけに。
今回のは、まさしく、男ですが何か?みたいな、実に良い映画でした。

デンゼルとラッセルの共演といいつつも、実はだいぶ進まないと、一緒に画面に出てくることはない、というね。段々と引き寄せられるというか、近づいていく感じ、がとてもよかったです。

キレもテンポも良く、引くところは引いて美しく、迫るところは激しく迫ってアクション全開。特に気に入ったのはラストシーン。いやー、なんかリドリーの神髄だなあ、と思ったのですが。

適材適所、というのがかくも無駄なく、むしろ効果的に、娯楽作としてもシリアスな人間ドラマとしても美しく昇華されたいい作品だと思うんですよね。

アカデミー、取らせてもよかったと思うんだけどなあ、これ、ほんとに。

2008年08月27日

アメリカン・ギャングスター

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■2008/8/27日DVD発売 ■アメリカ制作 ■157分

■監督 ・リドリー・スコット

■出演
デンゼル・ワシントン(フランク)
・ラッセル・クロウ(リッチー)
・キウェテル・イジョフォー
・キューバ・グッディングjr
・ジョシュ・ブローリン

■あらすじ■
1968年、フランク・ルーカスは長年仕えたハーレムの黒人ギャングのボスの死後、独自の麻薬ビジネスを展開する。やがて大物マフィアをも出し抜く成功を手にするが、目立たないことを信条にする彼の素顔はベールに包まれたままだった。一方、汚職がはびこる警察組織の中で正義を貫こうとする刑事リッチー・ロバーツは新設された麻薬捜査チームのリーダーに任命され、ドラッグ市場を牛耳る謎の人物に迫って行くのだった。

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■かんそう■
実話ベースの映画ですが、157分と言う長さに気合い入れて鑑賞しました。

まず、入り1968年アメリカの電気店、ソニーや東芝の製品が牛耳ってたのに驚き。
こんな時代から、日本企業は頑張ってたのね・・・ここは余談ですが^_^;

内容的には、派手なギャング物ではなく、登場人物それぞれの思いがメイン。
しかし、心理描写だけで無く、裏の凶悪行為も描かれてます。

師と仰ぐ元ボスの後を継ぎ、麻薬ビジネスに新しい風を吹き込んだフランク。
そして、悪徳警官はびこる中、正義を貫いた刑事リッチー。

この2人、敵同士でありながら、組織からツマハジキされる所は同じ
今が居心地の良い人間から見ると、彼らは脅威となるし、差別問題も根強い

それだけでなく、お互い自らの大義をマットウする為に、大切な物を犠牲にしてる
その事を2人は、理解してる・・それでも自分を貫こうとした男達。あ~痺れる

妻子に別れ告げられるリッチー、母親に人間の道を悟されるフランク。
教会から出た時のフランクの表情は印象に残ります。
                                 
敵でありながら、友のようで・・・何の怯えも、戸惑いも感じさせない穏やかな表情
彼は、逮捕される事を願っていたのかも・・非情に徹する事の出来なかった人間フランク

ニューヨーク悪徳警官も、潔かった。彼も又、家族を愛し醜態を見せたくなかったんだろうと。

人間って、大小違いで正義も悪も無いね。誰かを悲しませ叩けばホコリが出るって事かも
ドライ&ウェットが絶妙バランスで、男達の生き様見せてもらえる、見応え有る作品でした。

一言、商売に派手は禁物! お金有っても、高級毛皮は命取りです。

好き度 ★★★★

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2008年02月09日

アメリカン・ギャングスター

1970年代、ニューヨーク。
実在の麻薬王と刑事の物語。
ちょうど、ベトナム戦争の頃の
話なのですが、その頃の
ニューヨークがこれほど
腐敗していたとは驚きです。
157分とこれも結構長いです!

1968年、フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は、
長年仕えたハーレムの黒人ギャングのボスの死後、
麻薬の新しいビジネスを築き上げ、
暗黒街のボスへとのし上がっていく。
しかしいつも地味なスーツを身につけ、
変装したりして、目立たないようにしている。
デンゼル・ワシントンは、かっこ良過ぎです!
でも結構冷酷でかなり悪い。

それに比べ、腐敗した警察の中で一人頑張る刑事
リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)は、
奥さんにも見放され親権争い中で、女にもちょっとだらしないし、
かっこ悪いです。(~_~;)
それにしても、車のトランクにあった札束を
ネコババしなかったのが、そんなに珍しい事なのかぁ〜。
日本では考えられないですよねー。

実在の話という事なので、ホントに驚く事が多かったです。
あれでは、ベトナム戦争で亡くなった兵士が
気の毒ですよー。
ただ、結局フランクが言った通り、麻薬ビジネスが
黒人からイタリアンマフィアに変わっただけなのかも
知れないと思うと残念です。

エンドロール後のワンシーンもお見逃しなく!

アメリカン・ギャングスター←公式サイト

■お気に入り度 ♥♥♥♥

(ルナのひとりごと)
その後弁護士になったリッチーが、フランクの弁護をして
懲役70年が15年になったとか、いかにも司法取引のアメリカらしい・・・

2007年10月23日

B4.5:マルコム?

白人のように縮れ毛を薬品で真っ直ぐにし、白人のような服装に身を包んだマルコムは、ハーレムで黒人ギャングのボス的存在のアーチのもとで様々な悪事を覚え、泥棒家業に精を出していた。そんなある日、空き巣と強盗の罪で懲役10年の実刑を宣告される。刑務所の中でも縮れ毛を薬品で真っ直ぐにしているマルコムは、受刑者のべインズに“ネイション・オブ・イスラム”の存在を教えられ・・・黒人解放運動家のマルコムXの一生を描いた作品として評価の高い作品ということで気になっていたので鑑賞しました。マルコムを演じたデンゼル・ワ...

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