TOP>K・イーストウッド

2011年01月04日

2010年ルナのベストシネマ

毎年恒例のルナのベストシネマです。
劇場で観た(試写会も含め)61本とDVD鑑賞の48本の中から、
2010年に上映されたもののみで選びました。
(あくまでも私の好きだった映画なので、
一般的なおすすめ映画というものではありません。
その辺は、ご了承くださいませ。)

今回も順位ではなく、部門別に選んでいます。



インビクタス/負けざる者たち

イーストウッド作品はやはり素晴らしいです。

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女

三部作の見応えある作品でした。
ミカエルとリスベットのコンビはなかなか良かったです。
リトル・ランボーズ
子供たちが可愛いかったです。



インセプション
無重力シーンのジョセフ・ゴードン=レヴィットは最高でした!
トロン:レガシー
ゲーム世界の映像は凄かったです。



オーケストラ!
ラストのチャイコフスキーのバイオリン協奏曲は
素晴らしかったです。
バーレスク
華やかなステージはホントにステキでした。



ヒックとドラゴン
トゥースの可愛さにすっかり魅了されてしまいました!
トイ・ストーリー3
おもちゃたちに泣かされました。




告白
原作とともに衝撃を受けた作品でした。



以上10作品を選びました。
あと、アリス・イン・ワンダーランドコララインとボタンの魔女
悪人なども良かったです。



年間目標の劇場鑑賞とDVD鑑賞を合せて100本ですが、
今年もなんとか継続していきたいと思っています。

さて、今年はジョニーのパイレーツやツーリストも楽しみだし、
マカヴォイくんのX-メンも期待大です。
今年もたくさん映画を観て、楽しみましょうねぇ〜。

2010年02月13日

イーストウッドに愛のチョコレートを届けたい! 『インビクタス/負けざる者たち』

本当に本当に途轍もない、どうしてこれほど激しく心を揺さぶられるのかすぐには自分でも把握できないほどに、これは、正真正銘、比類なき傑作である。本当に感動した……。封切られて、まだ1週間しか経っていないけど、ボクはこの、今や巨匠の中の大巨匠、クリント・イーストウッド監督の、監督作としては栄えある30作目に当たる、『インビクタス/負けざる者たち』 をすでに3回映画館で観ている。ちなみに観たのはいずれも豊島園のシネコン。これまた傑作だった、『チェンジリング』 封切が昨年の同じく...

2010年02月07日

インビクタス/負けざる者たち  やたらと、精力的だなイーストウッド監督!

アメンバー限定公開記事です。

2010年01月01日

ダーティハリー   2010年は、イーストウッドの代表作で始めましょ。

ダーティハリー [DVD]/クリント・イーストウッド,ハリー・ガーディノ,レニ・サントリ
伝説のhiropoo映画日記
                            
1971・米     ★★★☆☆(3.8)
                       
監督:ドン・シーゲル
出演:クリント・イーストウッド  ハリー・ガーディノ  アンディ・ロビンソン  ジョン・ヴァーノン  レニ・サントーニ
                           
                                       
サンフランシスコ。
                                                
屋上プールで泳ぐ女性が何者かに狙撃されるという事件が発生した。

伝説のhiropoo映画日記
                                                                          
捜査には、何時も汚い仕事をまかされる事から「ダーティハリー」なる異名で呼ばれるはみ出し刑事の
ハリー・キャラハン(イーストウッド)。


やがて犯人を名乗る男(ロビンソン)から「10万ドルを渡さなければ市民を殺し続ける」という脅迫が届く。
要求に応じなければ、「次の犠牲者を同じ手口で殺す。狙うのは牧師か黒人だ」と有り「サソリ座の男」と
サインがされてあった…。
                             
あまりにも、上司の意向を無視して勝手に動くハリーに、相棒を付けられる。
相棒となったチコ(サントーニ)は、何故ハリーが「ダーティハリー」と呼ばれているかさえも知らない青年だった。

伝説のhiropoo映画日記 伝説のhiropoo映画日記
                                        
何と予告通り、第2の犠牲者に屋上から照準を合わせている犯人を警察のヘリコプターが発見するが、
取り逃がしてしまい、犯人らしき男を尾行したハリーとチコも失敗し、再び犠牲者が出てしまう…。


「サソリ座の男」の予言通り、黒人少年が射殺された。
ハリーは犯罪者心理から、もう一度同じ現場に現れると睨んで屋上で待ち伏せを開始する…。
案の定、現れた犯人と激しい銃撃戦となったが、うまく逃げられてしまう。


再び警察に脅迫状が舞い込んだ。
14歳の少女を誘拐して生き埋めにし、すぐ20万ドルを用意をしないと殺す、と…。

伝説のhiropoo映画日記 伝説のhiropoo映画日記
                       
犯人の要求通りに、黄色のバッグに20万ドルを詰めて、指定のマリーナにハリーが届けに行くのだが…。
実は、ひそかに隠しマイクを使って、犯人の「1人で来い」と言う指示を無視して、チコに尾行させたのだった。

まるで、犯人はハリーを操り人形の様に、次々と公衆電話への指示で、バッグの受け渡し場所を変更するの

であったが…。

                            

                             

                                     

                                

                                 

《***》

2010年明けましておめでとうございます。

良いお正月を迎えられましたか?

                     

昨年は、古い作品や「見たいなぁ~」と思っていた作品の多くがDVD化され、その上にお安く手に入った為に

「グラントリノ」も1000円で購入できたのだが、昨日の記事にもチョコット書いたが、良く考えて見れば

イーストウッドの古い作品は、殆どTV放送で見たので記憶の薄いモノが多いしと、イーストウッドの代表作とも

言われる本作のDVDも購入する事にした。

                   

まぁ、お正月だしレンタルしたDVDは、「とてもとても」正月初めから記事にする様な内容では無いので、

この作品を鑑賞した。

                      

                           

チョコッと本作のレヴュー等も覗いてみたのだが、男子には本作が超大好きな方が大勢いらっしゃると言う事が

分かった叫び

                        

何処が、そんなに惚れるのか?

男の美学みたいなモノを感じるのかしらん?

                      

私は面白くない訳では無いけれども、暗闇のシーンが結構多くて、そのシーンが又画面が暗くて見辛くて困った。

しかも、ハリーに惚れる程では、やっぱり無かったなぁ~。

                 

なんか、ハリーって自分にも他人にも厳しそうだもの…。

いっつも、怒っているみたいだし。

             

それにしても、オープニングスグの銀行強盗をホットドッグを頬張りながら、やっつけてしまうシーンのド派手な事。

あんなのを見たら、やっぱハリウッド作品に「惚れてまうやろ~~!」なのかな?(当時だとね)

                   

しかも、あの時に言う台詞「何発撃ったかな? 5発か? 6発か? 俺にも分からないんだよ」と言いながら

引き金を引くと…って、あの辺はラストのシーンに繋がって来るんだね。

                      

繋がると言ったら、この作品は警官の星型バッジで始まり、バッジで終わるんだよね。

                            

この作品はシリーズ5作まで制作されているんだけれど…、台詞等はハリーの特徴的な台詞なのかな?

本作は、何度か見た事が有って、うっすら覚えてはいたけれど、後のシリーズ作品は全く記憶にないし~。

                            

そのウチ、気になったらレンタルしたいなぁ~。

                  

でも今はまだ、イーストウッドの声で聞こえてくるのに、字幕を読む自分の頭の中の声が「山田康雄」氏に

なっちゃって、うるさいんだよなぁ~。

(イーストウッドの顔を見ると、すり込まれた記憶の山田氏の声が聞こえるんだわ叫び

                             

                             

其れに引き換え、さそりを名乗る男役のアンディ・ロビンソンのイッチャッテル演技に目を奪われてしまったけれど!


伝説のhiropoo映画日記
                                 

ハリーの持つ、マグナムも男子が憧れるところなのかな?

陸橋から飛び降りるハリーは、まるで「夕陽のガンマン」みたいだったね。

                             

きっちりと何時もスーツを着ているのに、何故かガンマン風に感じるのは、やっぱマグナムのせいかな?

                           

今なら、もう少しスピード感等は欲しいモノの、無差別殺人を好む殺人鬼に迫る、刑事モノって

チョッと久々で、新鮮でしたわ。

そんなに、古さも感じませんぜ!

                  

昔はさぁ~、こう言う映画も年末年始の映画放送でやってくれたんだけどね。

(きっと、そんなのを見過ぎたんだね)

              

機会が有ったら、1人イーストウッド祭りをコッソリやるかも…。 ぶふふふ。



にほんブログ村 映画ブログへ ランキングに参加しております。←おせちも良いけど、ポチッとなもね!どうぞ、押して下さいませ。
にほんブログ村

2009年10月31日

母なる証明・・・・・評価額1750円

凄みのある映画だ。
デビュー以来、一作ごとに全く異なったジャンルの作品に挑み続けている、ポン・ジュノ監督の長編第四作はナント「母物」である。
ここに描かれるのは究極の母性愛
とは言っても、描くテーマに対して斜めから切り込む達人であるポン・ジュノが、普通の人情物を撮るわけもなく、これは人間の心の奥底に秘められた、ドロドロとした情愛の爆発を観賞するような、シニカルで鮮烈な人間ドラマだ。

韓国の田舎町に住む青年トジュン(ウォンビン)は、漢方薬店で働く母親(キム・ヘジャ)と二人暮し。
ある夜、街で女子高生が殺されるという事件が起こり、たまたまその夜に被害者と接触していたトジュンは容疑者として逮捕されてしまう。
母の必死の訴えにも関わらず、警察はトジュンを犯人と断定し捜査を打ち切り、弁護士も匙を投げる。
誰も頼りにならないと考えた母親は、自ら事件を捜査し、真犯人を見つけようとするのだが・・・。


冒頭、いきなり映し出されるのは、ナゼか枯野で踊るおばさん(母親)。
切迫した感情を抑えつけるかの様な、張り詰めた表情で、涙を流しながら舞うその姿はなかなかにシュールで、一体これはどんな映画なのか、戸惑いと共に観客の興味を惹きつける。
物語は非常にシンプルだ。
軽い知的障害があるらしい、青年トジュンが殺人事件の犯人として逮捕される。
トジュンは“小鹿の様な純粋な目”を持った青年で、物を良く覚えられず、警察は曖昧な状況証拠からトジュンを犯人と決め付けて、捜査を終了してしまう。
知的障害者が犯人に仕立てられるというのは、大傑作「殺人の追憶」でも見られた展開だが、相変わらず韓国の警察はろくな組織に描かれていない。
これはポン・ジュノの作品に限らないので、たぶん軍事独裁政権時代以来の権力組織に対する不信感みたいな物が、韓国社会の中で未だに払拭されていないのだろう。

「身内の無実を信じる者が、たった一人で真犯人を探す」という物語の筋立ては、ミステリ物の王道の一つとも言うべき物で、特に目新しいものはない。
だがこの作品において犯人探しは、重要ではあるが物語を構成するモチーフの一つに過ぎない。
母親がトジュンのために必死になればなるほど、二人の間にある異様なまでに強固なつながりが鮮明となり、「母なるものの愛とは一体何か」、というのが本作のメインテーマと言って良いだろう。
主人公の母親を演じるのは大ベテランのキム・ヘジャ
韓国では誰もが「お母さん女優」というと彼女をイメージするという。
このキャラクターに特定の役名がなく、単に「母親」とされているのも、全ての母性のメタファーであるという事だろう。

映画は、死んだ女子高生の交友関係から、彼女の死の真相に迫る母親の姿をテンポ良く描いてゆく。
綿密なコンテを描き、徹底的に映像をプランニングして構成するポン・ジュノのスタイルは今回も健在で、細部まで計算された映像の作りこみは殆どアニメーションの様だ。
キャラクターのクローズアップを多用し、まるで彼らの真相意識にカメラが進入するかのような緊張感あふれる演出は見事。
そこに浮かび上がるのは、共依存を通り越して、殆ど一体となってしまった一組の母子の姿。
やがて過剰とも思われる愛情の根底には、あるトラウマがあることが明かされ、母親自身が自らの愛にすがり付く後半になると、映画は全く予想もしなかった意外な展開を見せる。

実は私は2年半ほど前に、韓国の映画関係者からポン・ジュノが次回作の準備中で、それは韓国の国民的お母さん女優を主人公としたサスペンスであるという話を聞いていた。
どうやらシナリオを読んだらしい彼に「どんな内容?」と聞くと、「う~ん、鬼子母神みたいな話かな」という答え。
映画の前半は、なぜこれが鬼子母神なんだろうと不思議だったが、なるほど後半の展開は確かに鬼子母神の説話を思い起こさせる。
母親の愛情というのは、一般に美しい無償の愛の象徴の様に思われている。
だが、本当にそれだけなのか。
本作に描かれる母親の愛情は、おそらく本人にとっては純粋なものなのだろう。
だがポン・ジュノはその裏側に、過去の罪の意識を覆い隠すために、母親の中で異常に成長してしまった怪物の様な感情としての愛を描き、近親相姦的すら匂わせる。
そして最終的に、母親はトジュンを救うために、周囲を死と偽りの連鎖に巻き込んでしまうのだから、
周りから観れば彼女の愛は狂気そのものだ。

「母なる証明」は、人間を突き動かすもっとも強い感情である愛とは何かについての強烈で切ない物語だ。
ポン・ジュノは、一組の孤独な母子を通して、愛情という言葉に対して世間一般が抱いているステロタイプを破壊し、その本質を描き出そうとしたのかもしれない。
そう思うと、物語が進むにつれて明らかになってくる、被害者の女子高生の素顔も興味深い。
何年も殺人事件が起こっていない、田舎の小さな街。
住人の殆どが知り合いの様なこの街で、彼女が売っていたのも、別種の「愛」である事に、この作品のアイロニーがある。
母が守った無垢なる魂である、トジュンがはたして本当に何も覚えていないのか、彼の側からの愛をどう解釈するか、作者がキャラクターへの説明的な描写をあえて避けている事もあり、こちらもまた観る者を悩ませるのである。
冒頭の感情を押し殺した様な踊りと見事にリンクする、ラストの狂乱の舞は、まるで全てを悟り、しかしそれでも生きていかねばならない母の心の悲痛な叫びの様に感じた。
果たして彼女は、辛い事や悲しい事を忘れさせてくれるツボを上手く刺せたのだろうか?

文句なしの傑作だが、ポン・ジュノ作品の持つシニカルで見方によっては冷徹な視線は、ある程度好みが分かれるだろう。
例えばイーストウッド映画の場合、どんなに痛々しくて切ない物語でも、最後には人間の心の温かさや信念の強さがポジティブな印象として心に残る。
対してポン・ジュノの映画では、人間の心や行為に対して、半ば諦めの様な達観した境地を感じる。
この突き放した感じは、どちらかというと藤子・F・不二雄の大人向け漫画に近い。
どんなに愚かな行為をして、どんなに悲惨に傷ついても、未来が美しいものでなかったとしても、結局人間はそれを抱えたまま生きるしかないという人間観は、人によっては痛々しくて耐えられないと思うかもしれない。

今回は、母に飲んでもらいたい韓国の酒「百歳酒」をチョイス。
もち米をベースに漢方薬に使われる様々なハーブを配合した発酵酒。
漢方の香りが気になる人には気になるだろうが、甘めで非常にあっさりとしていて飲みやすい。
実は韓国ではかなり厳密に酒と食べ物の取り合わせが決まっていて、韓国人が日本に来ると絶対にありえないような組み合わせを韓国料理店などで見てびっくりするのだそうな。
まあマッコリとチヂミを雨の日に食べるというのは有名だが、この百歳酒には辛いコルベンイやチゲなどが合うらしい。
個人的には漢方つながりでサムゲタンなども良い感じではと思う。
そう言えば韓国のサムゲタン屋で百歳酒を見たような?
ちなみに、百歳酒と韓国焼酎を半々で割ると、五十歳酒になるという(笑

ランキングバナー 
記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもお願い




2009年09月28日

白い肌の異常な夜

siroi1.jpg

■1971年作品  ■2009/7/8日DVD発売  ■アメリカ制作  ■105分

■監督 ・ドン・シーゲル

■出演
クリント・イーストウッド / ジェラルディン・ペイジ / エリザベス・ハートマン
ジョー・アン・ハリス / パメリン・ファーディン

■あらすじ■
南北戦争末期の森の中。戦火を避け、女だけで自給自足の生活を送る学院があった。ある日、戦闘で意識をなくして倒れていた男が、少女に発見され学院に運び込まれる。女達は彼が敵兵である事に困惑するが、仕方なく男をかくまい看病をすることに。手当の甲斐あり男は回復するが、その男の魅力が女たちを虜にしてしまう。やがて、女たちは互いに欺瞞と妬みを募らせていく…。

■かんそう■
ミザリーの原点らしい恐い女達のお話。ジャケ見ただけで、時代を感じます。
イーストウッドさん、若い!・・・骨太さ感じないが背高くて男前。

最初は、善意でも戦争中とは男女共に異性に飢えてるんだなぁ。
男も、女だらけで妄想下心は有ったと思います。

が、女を甘く見たのが大間違い・・敵地で逃げようとすれば、通報される
女郎蜘蛛の糸に絡まりモガク虫状態。女達の嫉妬心に翻弄されて行く。

若い子はともかく、院長の上品ブッタ態度と裏腹の独占欲は気味悪い

やっとの思いで、解放されかけたのに毒キノコ
子供なのに、女なんだね・・・感謝のキスが少女には初恋だったのかも

美しい想いは、激しい嫉妬へと・・。 同性として分かるが異常だ

結末も、異様で誰1人とがめる事も無く、何も無かったように日常へと

地味だし、特別スリリングでも無いのですが
女の隠された内面がジワジワ伝わり薄ら恐くなりました。

私の好き度 stars-4-0.gif

★よろしかったらクリックお願いします。

ブログランキング 人気blogランキング

2009年09月23日

今後最要注目監督の傑作・力作二本立! 『正義のゆくえ I..C.E.特別捜査官』&『ドゥームズデイ』

ボクも「好きな映画監督は?」と訊かれたら、それこそクリント・イーストウッドだとかジョージ・A・ロメロといった、いかにも大御所!な監督の名前をすぐに挙げてしまうと思うし、日本映画にしても三隅研次やら石井輝男など、安心して作品を回顧できるような故人の名を挙げてしまうことが多いので、決して人のことは言えないんだけど、だいたい映画好きというのは上記の質問を受けたらワリに大御所や故人の監督の名を挙げることが多いと思う。もちろん、それぞれの回答にウソ偽りはないんだろうけど、しかし、...

2009年09月20日

グラン・トリノ

torino1.jpg

■2009/9/16日DVD発売  ■アメリカ制作  ■117分

■監督 ・クリント・イーストウッド

■出演
クリント・イーストウッド / アーニー・ハー / クリストファー・カーリー / コリー・ハードリクト

■あらすじ■
朝鮮戦争の帰還兵ウォルトはフォード社を退職し、妻も亡くなりマンネリで孤独な生活を送っている。妻は彼に懺悔することを望んでいたが、頑固な彼は牧師の勧めも断る。そんな時、近所のアジア系移民のギャングがウォルトの隣に住むおとなしい少年タオにウォルトの所有する1972年製グラン・トリノを盗ませようとする。タオに銃を向けるウォルトだが、この出会いがこの二人のこれからの人生を変えていく…。

■かんそう■
『俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。 少年は知らなかった、人生の始め方を。』

こんな素晴らしいキャッチコピー?考えたの誰さぁ~!
このコピーを知ってから見ると、より一層この物語はズシーンと心に響きます。

ウォルトって、戦争を生き抜き、黄金期のアメ車産業を支え
それを、誇りとして来た筋金入りのアメリカ人・・・人種差別発言も容赦無し

頑固を絵に描いたような、小難しいオッサン。 流行言葉で良く言うと「ブレ無い」

彼にしたら、当たり前の事なんだろうけど
親や隣人だったら、付き合いにくいのは確かですね。
私も多分、気疲れして神経すり減っちゃいそうで関わり合いたくない^_^;

息子達に煙たがられた彼を受け入れてくれたのが
差別してた民だったの皮肉です・・肌の色は関係無い、心だよ心←妙に力説

最近の若者像、何処も同じ。集団で弱いモノしか虐められない。骨太なんて皆無

少年に生き方を伝え、幕引きをしたウォルト。堂々とした男らしさを感じた反面
それが息子達で無かった・・最後まで分かり合えなかったの悲しい。

私の好き度 stars-4-5.gif

★よろしかったらクリックお願いします。

ブログランキング 人気blogランキング

2009年07月28日

人生のマルパソを歩み続ける男、その名は… 「イーストウッド! 映画監督クリント・イーストウッド誕生」

怖れ多くもブログのハンドルネームをその“当て字”にしているほどだから、イーストウッドの映画は大好きで、観ればたいていはキャッキャと大はしゃぎしてその年のベスト映画に挙げるし、監督に専念した作品としても、また監督と主演を兼ねた作品としてもまさにこれまでの集大成といってなんら差し障りなかった2本の大傑作、『チェンジリング』 と 『グラン・トリノ』 が2009年の栄えあるベストであることも、もはやなんら疑いようのない話。とはいえ、じゃあそれほど心酔しているんなら彼について語り...

2009年05月05日

「グラン・トリノ」78歳にして進化するクリント・イーストウッド〜自己犠牲によって救い得たもの

0b2ff570. 評判の高いイーストウッドの「グラン・トリノ」を近くのシネコンで見た。朝一番の上映だったが、かなりの観客が入り、ちょっとびっくり。帰宅してから、いろいろな人のブログ、サイトを覗いてみたが、皆さん、感動され、泣いていらっしゃる。わたしは鈍感になったのか、体のコンディションが悪いのか、あまり感情移入できずに終わった。なにしろ映画館で映画を見るのは、半年ぶりなのだ。ベトナムなどの山地で暮らすモン族の少年、少女、おばあさんらが出てくる。モン族は、わたしはかつてコロラド州で彼らの居住地域に行ったことがあり、「花刺繍」をほどこしたタペストリー(下に掲載)を何枚か購入した。素朴で味わいがある。それとよく似たタペストリーが映画のモン族の家にもあったので、親しみがわいた。モン族はベトナム戦争でアメリカ軍に協力したため、アメリカ移住が許可されたのだ。タペストリーには、戦禍から逃れて米国に渡るストーリーも刺繍されている。

 そんなことはともかく、実年齢78歳のクリント・イーストウッドと主人公が完全にダブって見えた。年を取ると、息子からも疎まれるし、近所のガキとは反吐が出るような関係になる。自分の人生の栄光の時を刻みこんだ1972年型フォード製の「グラン・トリノ」(今見ると、とてもかっこいいとは言えないが)と愛犬だけが友達だ。妻に先立たれ、どのように最期の時を迎えるか・・。それが最大の「課題」となる。そして、ラストシーンにみられる悲惨な最期を覚悟する。ギャングどもを皆殺しにすることもできるが、それでは「和解」に至らない。救いがない。ここはキリスト的な自己犠牲によって、周囲を助けることしか選択肢がなかった。保守的な差別主義者のアメリカ人(自らもポーランド系)が、異文化の典型のようなモン族の人々と心を通わせていくところが今日的である。教会で懺悔し、スーツを新調する。そこでラストが見通せなかった自分が情けない。どうなるのか、なんてポカーンと口を開けて見てしまった。モン族の少年に自分の宝物グラン・トリノを遺贈するのもなんだか痛快。遺族は自分たちがもらえると思っていたから。

 この映画、限りなく低予算に見えるが、イーストウッドの映画では過去最高の興行収入を北米で記録した。2月に米公開時で、1億1000万ドル。アメリカ人にとっては、頑固な戦争帰還兵(主人公は朝鮮戦争だが)が主人公で、一種のカウボーイ的生き方というのが受け入れやすいのであろう。フォードに何十年も勤めた整備工というのも感情移入しやすい設定に思える。アジア系移民との「交流」も近年のアメリカ人にとっては馴染みやすい話だろう。イーストウッドはこれが最後の出演作と言っているそうだが、主演以外ならまだまだ出てくるのではないか。出てほしい。そして驚くべきことに次回作を撮影中なのだ。進化する78歳。年をとって、なお人間洞察、人生洞察が鋭く、かつ柔和になっている。これまた評価の高かった「チェンジリング」(見逃した)も公開されたばかりだし、その精力的な活動に脱帽だ。硫黄島2部作でも脱帽したのだが。60代になって、子どもを作っただけの人ではある。

b57339fe.jpg

読んで頂き、ありがとうございました。人気ランキングに参加しています。この緑バナーをポチっとクリックして、応援してくださると、うれしいです。(1日1クリックまで有効)ranking


【広告】

サイト内検索

メンバー紹介

このサイトに自分のブログを載せたい!
(ブログの登録は無料です。)


カテゴリー

アーカイブ

姉妹サイト

アマゾン

ブログパーツ

最新の情報をお届け!


rss