TOP>ユアン・マクレガー

2011年02月15日

フィリップ、きみを愛してる!

これ、実話なんですよね〜。
それが一番すごいかも・・・。
まあ、詐欺師って頭悪くちゃ
出来ないでしょうけど、
その才能、べつの事に
使えば・・・ってのは
ないんでしょうね〜。
一筋もここまでいくと
凄いとしか言いようがありませんねぇー。

妻子を愛する平凡な男から一転して本当の自分として生きることを
選んだ警官のスティーヴン(ジム・キャリー)。
しかし、ボーイフレンドと派手な生活をするために詐欺師となり、
あえなく刑務所行きに。
そこで今度はフィリップ(ユアン・マクレガー)に一目ぼれし、
釈放後、晴れて幸せを手に入れた二人だったが、
スティーヴンはさらなるうそと不正を重ねていき・・・・。

どんな修羅場でも、その場の機転で切り抜けていく
スティーヴンの凄さにつきますが、
彼が、こうなった元に捨てらた母親の冷たい仕打ちにあったのかも
しれないと思うと、なんか悲しいです。
さて、実在のスティーヴンは今頃新しい脱獄計画を
練っているのかもしれませんねぇ〜。

■お気に入り度 ♥♥♥♡

(ルナのひとりごと)
やはり、ゲイの人は一目でゲイの人を見分けることができるのですねぇー。

2010年08月28日

ヤギと男と男と壁と(PG-12)


伝説のhiropoo映画日記


2009・米     ★★★★☆(4.2)

                             

監督:グラント・ヘスロヴ

出演:ジョージ・クルーニー ユアン・マクレガー ジェフ・ブリッジス ケヴィン・スペーシー スティーヴン・ラング

                                    

                                         

ジョン・ロンスン原作のノンフィクション「実録・アメリカ超能力部隊」を基に描く娯楽作。

                                   

アメリカ軍に実在したという、ラブ&ピースの精神で世界を救おうとする特殊エスパー部隊のぶっ飛びの

エピソードの数々が披露される。

                                

次々と登場するおよそ軍隊とは思えないへなちょこ技に大爆笑。(シネマトゥデイより抜粋)

                       

                          

                               



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2010年03月26日

フィリップ、きみを愛してる!(R-15)


伝説のhiropoo映画日記

2009・仏     ★★★☆☆(3.1)

                                 

監督:グレン・フィカーラ  ジョン・レクア

出演:ジム・キャリー  ユアン・マクレガー  レスリー・マン  ロドリゴ・サントロ

                                   

                                     

刑務所内で出会った運命の相手に「愛してる」と伝える為、詐欺と脱獄を繰り返した男の実話を基にした

ドラマチックなラブストーリー。

                                               

妻子を愛する平凡な男から一転して本当の自分として生きるつもりが、愛の為に嘘を重ねてしまう主人公と

その恋人を演じるのは、『Disney's クリスマス・キャロル』のジム・キャリーと『スター・ウォーズ』シリーズの

ユアン・マクレガー。

                                              

本作で初メガホンを取るのは、『バッド・サンタ』などで脚本を手掛けるグレン・フィカーラとジョン・レクア。

                                                    

ジムとユアンの二大カメレオン俳優の豪華競演が見どころだ。(シネマトゥデイより抜粋)

                             

                                    

                                        


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2009年05月20日

天使と悪魔

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■2009/5/15日~公開中  ■アメリカ制作  ■138分

■監督 ・ロン・ハワード

■出演
トム・ハンクス / アィエレット・ゾラー / ユアン・マクレガー / ステラン・スカルスガルド

■あらすじ■
宗教象徴学の権威であるロバート・ラングドン教授は、歴史上最も謎に包まれた秘密結社・イルミナティの復活の証拠を発見し、彼らが最大の敵とみなすカトリック教会=ヴァチカンに致命的な脅威が迫っていることを知る。イルミナティの計画が密かに進行していることを突き止めたラングドンはローマに飛び、400年の歴史を持つ古代のシンボル=暗号をたどりながらヴァチカンを救う唯一の手掛りを探っていく…。

■かんそう■
音楽&映像・・・文句無しに荘厳で、これから世紀の一大事が始まるぞ!
感、ヒシヒシ・・さすがに、大金かけた超大作

イルミナティの確信に迫るミステリーと言うより、復活の為の生け贄達を
救うサスペンス色強い感じですが・・とにかく、息つく暇が無い

1時間置きに殺害される為、犯行予告を解読しながら町中の教会をカケヅリ回る

時間との勝負、展開が早いので油断してると理解出来なくなりそう

真犯人に辿り着くまで、2転3転の捻りも入って楽しめました。

空中で反物質爆発し、光の中から舞い降りる場面
誰が見ても、神か天使にしか見えない。 犯人も、劇的演出が上手い

ただ、実行犯は金目当て、黒幕はイルミナティも復活じゃ無く
単に、法王になりたかった野望みたいなモンだったのが歴史の謎解きとは違い
物語に厚みは感じなかったものの、娯楽作としては面白かったです。

しかし、信者10億人・・・こりゃ、バチカンの財と権力計り知れないね

一言、えっと、脅迫するのに、何も反物質じゃ無くても良かったような^_^;

私の好き度 stars-4-0.gif

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2009年05月16日

天使と悪魔

Photo_2  <シネプレックス小倉>

 原作は「天使と悪魔」が先である。3年前は、原作の面白さ、それに追随する謎解き本の売れ行きで動員数をのばしたけれど、期待はずれだったとか、原作を読まなきゃなんのこっちゃわからんなどと辛辣な評論をたくさん読ませていただいた。ほめている評を探す方が大変だった。私も待った割には期待はずれで、どういう記事を書いていいか困ってしまって、わけのわからない日常生活のことをダラダラと書いている。観てから読むか、読んでから観るか・・・観てから読むに決まっているけど、私は原作を読んでから観た。あんなに面白かったサスペンスが、観た後、映画によってハチャメチャにされてしまった気がした。だから今回は読まない。観て、読みたくなったら読もうと思った。

 「ダ・ヴィンチコードシリーズ第二弾」なんて余計なコピーを配したら、逆に人入りが悪いんじゃないの?と、ポスターを睨みつける。一日早い金曜日公開の初日にやってきた。どーでもいいとは思いつつ気にはなる。もし面白くって、原作を読みたくなって、読んでもう一度観る機会があるならば、早めに見ておいたほうがいい。というのも、私はめったにやらないけど、人気のあるいくつかのブログを読んで、劇場の前に、私は今、立っているのだ。そのブログ記事では、みんな褒めている。スリリングで手に汗握る展開らしい・・・あと数回は観たい・・・心機一転、ロン・ハワードは、もしかしたらやってくれたのかもしれぬ!と、鼻はヨソを向いているが、ちょい、ワクワクする。

 原作は「天使と悪魔」が先だけれど、あの事件の後の物語にしてある。第二弾は変だが、3年後として、だからこそ、お前を連れて行くのだのようなやりとりがある。原作は覚えていても、映画は薄い記憶しかない。

 筋だけを追っていくと、物語は単純なはずだけど、教会の名前やら、その方角やら、そこにまつわる伝説なんて言われてもさっぱりわからない。わからなくてもいいけど、その数が多すぎる。この謎を1時間以内に、そしてまた1時間以内に、アンタ何者やねんという勢いで推理し、解いていくから、観ている私はついていくのに大変だ。4時間後にはこの場所は木っ端微塵なのに、急いでいる割には結構、余裕があって、順番に説いていく・・・順番じゃなきゃいけないの?ゴールをいきなり目指す方法はないの?と、筋に追いついていくのに大変な割には、サスペンスそのものに突っ込もうとする面倒な観客の一人になってしまっていた。

 「ダ・ヴィンチ・コード」を楽しめたのだから、「天使と悪魔」の原作も面白いに違いない・・・しかし、この映画を観終えて、別に読みたいとは思わなかった。読んでから観るか、観てから読むか・・・観てから読むに決まっているけど、読んでから観ても、比較するという書き方はしたかもしれないが、それほど、評価は変わらなかっただろう。

 「ダ・ヴィンチ・コード」を観終えた後、この映画は前篇、後篇で5時間の長尺にすれば急ぎ足ではなく楽しめたろうにと残念だったが、本作もそうなのだろうか、とにかく「忙しくて、閃きは鋭く、行動が早い」。コーナー一周の障害物競走を見るより、目がチカチカして、あっという間に終わる。あれ?あっという間に終わるということは、面白かったということか?・・・昨日、学生時代の友達Sから「ダ・ヴィンチ・コード」を観たというメールが入った。一言でいえば、『CGで、どんなアングルでもOKだよ作品』・・・なるほど、2時間ちょっとを、それなりに楽しめた理由がなんとなくわかった。     <50点>

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 ユアン・マクレガーの扱いが鈍いから、「銃をもってる!」なんてシーン以前に、疑いの目を持ってしまう。だって、ユアン・マクレガーが出ているのだもの。名のない俳優にしなさい・・・私がキャスティングディレクターなら、必ずそうする。

2009年04月26日

彼が二度愛したS

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■2009/4/24日DVD発売  ■アメリカ制作  ■108分

■監督 ・マーセル・ランジェネッガー

■出演
ヒュー・ジャックマン / ユアン・マクレガー / ミッシェル・ウィリアムズ

■あらすじ■
NYのオフィスの片隅で、ひとり黙々と仕事をこなす会計士ジョナサンの退屈で孤独な毎日は、弁護士ワイアットと出会ったことで一変する。お互いに名前も明かすことなく一夜限りの情事を楽しむエグゼクティブ限定の会員制秘密クラブの存在を知り、甘美でスリリングな夜にはまってゆくのだった。そんな中、名前が“S”で始まる美しい女に心を奪われるが、残忍な殺人事件に巻き込まれてしまう。

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■かんそう■
メジャー級では最近、制作されて無いような気がするけど
エロティクサスペンスなんて久しぶりに見ましたね。

ましてや、ヒュー&ユアンですよ・・こりゃ、見るしか無いでしょ。
ユアンの真面目で孤独な会計士、そしてヒューの影有る魅力的な弁護士
どちらも、ハマッテました。

ヒューさん、珍しく最後までワルに徹した役ですが、冷酷さに痺れました

内容的には、見てる側を騙そうと、あの手この手駆使されてますが
ガス爆発で、死んだの誰なのか読めます。

が、サインが2人必要てのわ意表付かれましたねぇ。
ジョナサンを甘く見た、ワイアットのミスが逆転劇へと

ラスト間際まで、結構ハラハラして展開から目が離せなず
楽しめたのですが、最後に失速・・失速と言うか大金より愛情ってのが

ここが、詐欺師ワイアット本人の予想不能最大のミスだったと思いますが
もう一捻り欲しかったような・・たとえばSが悪女だったとか?←ありがちな(笑)

私の好き度 stars-3-5.gif

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2008年10月28日

『彼が二度愛したS』を観たよ。

 なんて、萌える邦題。

『彼が二度愛したS』
"DECEPTION"

2008年・アメリカ・108分
監督:マーセル・ランゲネッカー
製作・出演:ヒュー・ジャックマン
製作:アーノルト・リフキン クリストファー・エバーツ 他
製作総指揮:マージョリー・シク
脚本:マーク・ボンバック
撮影:ダンテ・スピノッティ
編集:クリスチャン・ワグナー ダグラス・クライズ
音楽:ラミン・ジャヴァディ
出演:ユアン・マクレガー ミシェル・ウィリアムズ リサ・ゲイ・ハミルトン
   マギー・Q シャーロット・ランプリング ナターシャ・ヘンストリッジ 他

 ニューヨーク ― ある日、冴えない会計士のジョナサン(ユアン・マクレガー)は、容姿端麗で人生を謳歌している弁護士のワイアット(ヒュー・ジャックマン)と出会い、友人になる。彼をきっかけに、秘密のセックス・クラブの存在を知るジョナサン。"Are you free tonight?"を合言葉に、電話で連絡を取り合うゴージャスな女たちとの後腐れのない情事にジョナサンは溺れていく。あるとき、初めて会う女(ミシェル・ウィリアムズ)といつものようにホテルで待ち合わせをしたジョナサンは、彼女を前にして驚く。かつて、彼が地下鉄のホームで見かけてひと目惚れをした相手だったからだ。ジョナサンが彼女について知っているのは、ファースト・ネームの頭文字が"S"ということだけだった。

 邦題のひとり勝ち。『彼が二度愛したS』だなんて、巧すぎ。素敵すぎ。「2度」じゃなくて「二度」と、漢数字表記っていうところも、個人的にすごくポイントが高い。原題は"DECEPTION"だもん。訳せば、「詐欺」。ストレートすぎて、つまらないよね。

 ただ、この映画、いざ観てみると、たいして恋愛映画ではない。となると、『彼が二度愛したS』という邦題は、「看板に偽りあり」っていうことになっちゃうかなぁ。

 キャストがやたら豪華なエロティック・サスペンス。ほんのちょい役で、シャーロット・ランプリングやナターシャ・ヘンストリッジが出演していたりなんかしちゃって。カメラ・ワークが、ねちっこくいやらしいのね。官能的というよりは、もっと下品な感じ。ただ、観ていて不快になるタイプの品のなさではなくて、「独特な個性」には見える。

 サスペンスとしては、展開にも落ちにも捻りが希薄。「詐欺」の目的が、あまりにもありきたりだったので、内容的にちょっとお粗末だなぁ、と感じた。全体的に漂う雰囲気やラスト・シーンには味わい深いものがあったし、構成も上手だったので、ストーリィの単純さがもったいなかったな。

 ミシェル・ウィリアムズが色っぽく見えたのは、初めて。巧い女優さんだとは前々から思っていたけど、こんなに色艶を薫らせる演技を見せてくれるなんて、嬉しくも意外。彼女、ブロンドのほうが似合うね。

「ある事実」が、最後まで明らかにならない。それが、この映画の最たる魅力といえるかもしれない。

試写日:2008年10月27日(月)@東商ホール

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↓参考↓
彼が二度愛したS@映画生活
「彼が二度愛したS」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

2007年09月23日

ミス・ポター・・・・・評価額1600円

「Potterさん」と言っても、眼鏡を掛けた魔法使いの少年ではない。
英国の児童文学者で画家、というよりは世界一有名なウサギ、ピーター・ラビットの生みの親として知られるビアトリクス・ポターの半生を描いた「ミス・ポター」は、彼女の紡いだ物語の様に、優しく穏やかな佳作。
子供の頃に彼女の作品に親しんだ人なら、きっと心の琴線に触れるところがあるだろう。

ヴィクトリア朝時代が終わり新世紀が始まったものの、まだまだ封建社会のムードが色濃く残る1902年のロンドン。
上流階級の娘に生まれたビアトリクス・ポター(レネ・ゼルウィガー)は、絵本作家になる夢を追って、自作を出版社に持ち込む日々を送っていた。
それは子供のころからの彼女の「友達」、ピーター・ラビットを主人公とした物語。
ある日、ウォーン兄弟の経営する出版社を訪れたビアトリクスは、編集者ノーマン・ウォーン(ユアン・マクレガー)と運命の出会いをする。
ビアトリクスの才能を見抜いたノーマンは、早速「ピーター・ラビットのおはなし」を出版し、たちまちベストセラーとなる。
やがてビアトリクスとノーマンは愛し合うようになるが、労働を蔑むビアトリクスの両親は、身分違いの結婚を許さなかった・・・


色々な意味で非常に丁寧に作られた作品であるけれど、所謂伝記映画として観ると、物足りなさを感じるかもしれない。
92分というコンパクトな上映時間からも分かるように、ビアトリックス・ポターという人物の人生全てを描こうとした作品ではないのだ。
女性の児童文学者として果たしたパイオニア的役割もナショナルトラスト運動への大きな貢献も、非常にあっさりとしか描かれないし、作りようによっては幾らでも抑揚をつけて盛り上げられる、ノーマン・ウォーンとの恋の顛末すらあっけないくらいにシンプルに描かれる。

「べイブ」以来11年ぶりの監督作品となるクリス・ヌーナンの演出も、極めて抑制が効いていて全体に淡々としており、物語の抑揚はあえて抑えられていることもあっ、て「ドラマチック」という言葉を感じる所はあまり無い。
ただ物語の起承転結は極めて明確で、それが主人公の感情の流れと密接に結びついているので、ヴィアトリックスの心情はとても素直に観るものの心に流れ込んでくる。
思いっきり人生に後ろ向きの両親に育てられ、子供時代に第二の故郷である湖水地方で過ごした思い出を、大切に内面で育てて物語を創造にするような、どちらかと言えば内行的な性格の女性として描かれるビアトリクスが、作家としての成功により自信を得て、また一つの恋の物語を初めから終わりまでを経験する事で、物質的にも精神的にも自立してゆく。
これは、封建時代の空気が残る20世紀初頭という時代を生きた一人の女性が、彼女の人生のステージに登場する様々な人々に影響されながら、ゆっくりと、しかし確実に自らの生き方を確立してゆく物語なのだ。
その意味で、この作品は極めて私小説的な方法論で作られており、タイトルが未婚女性を表す「ミス・ポター」なのも、物語の内容を考えると実に象徴的。
このゆったりとした物語の流れを、抑揚がなくて退屈と受け取るか、大人のセンスと受け取るかで、この作品の評価は大きく変わってくるだろう。

タイトルロールのビアトリクス・ポターを演じるレネ・ゼルウィガーが素晴しい。
彼女は、本作では主演とエグゼクティブ・プロデューサーを兼務するほど、思い入れたっぷりにビアトリクスを演じているが、しっかりと一世紀前の英国女性に見える。
その演技は表情から立ち振る舞い、絵画を描き出す指先まで神経が行き届き、優美さすら感じさせる。
そういえば彼女は出世作の「ブリジット・ジョーンズの日記」でも英国人の役をやっていたけど、これは天性の才能と丁寧な役作りが結実した、彼女のもう一つの代表作と言っても良いと思う。
ビアトリクスの人生を彩るバイブレイヤーたちも、でしゃばらず、薄すぎず、絶妙の存在感で物語を彩る。
ポターを人間的に成長させる悲恋の相手、ノーマン・ウォーン役のユアン・マクレガーはしっとりとした良い感じの英国紳士だし、ノーマンの妹で、ビアトリックスの親友となるミリー・ウォーンを演じるエミリー・ワトソンも、相変わらず変な目力で観客を魅了する。
そしてもちろん、出番は少ないものの、丁寧なアニメーションで描写されるピーター・ラビットやあひるのジマイマら、ビアトリックスの「友達」たちも命をもって動き出す。
彼らの「物語」を生み出す作家としての喜びが、控えめながらもしっかりと描写さているのもこの作品の深みになっている。

画作りも丁寧に、良い仕事をしている。
ビクトリア様式が残る100年前のロンドンのビジュアルも見事だが、何よりもビアトリクスが創造した様々な物語の故郷である、湖水地方の風景が美しい。
アンドリュー・ダンのカメラは、この地方の空気感を上手く写し取っているが、それは正にビアトリクスの紡いだ作品の世界そのもので、この風景を彩るナイジェル・ウェストレイクのスコア、ケイティ・メルアの主題歌も心地良い。

「ミス・ポター」は、湖水地方の草原を流れる風のような、控えめでゆったりとした、優しい映画だ。
日本とは全く違う風景なのに、どことなくこの映画の世界に郷愁を感じたとしたら、それは観る者の心のどこかに、ピーター・ラビットがまだ住んでいるからだろう。
作家の人生は作品の中に残るものだけど、もし彼女の作品が好きで、その背景にあるものを少しだけ知りたいと思った人は、観て損の無い映画だと思う。
この映画を観たら、ピーターやジマイマやロビンソンの事を、きっと今までよりも好きになる。

今回は、梅酒のチョーヤのHPでその名も「ピーター・ラビット」というカクテルが紹介されていたので、作ってみた。
梅酒30mlに、適量のダージリンティー、オレンジスライスを添えて完成。
多分、ダージリンティーを使っているあたりが、ピーター・ラビットなんだろうけど、確かに上品で優しいお味。
個人的にはダージリンティーが多めの方が、上品で美味しいと思う。
ダージリンティーは元々色々なお酒と相性が良いから、この組み合わせも納得だ。

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2007年09月11日

B2.5:普通じゃない

小説家志望でビルの掃除人をしているロバートは、掃除ロボットの導入で解雇されてしまう。怒りが爆発したビルは、社長室に怒鳴り込み、偶然居合わせた社長の娘・セリーンを誘拐した。その後、逃走を続けるものの小心者のロバートは身代金を要求することさえ出来ないでいた。・・・ユアン・マクレガー、キャメロン・ディアスが共演しているということだったので観てみました。タイトルのとおり、普通じゃない(タイトルは別の意味で使っているのでしょうけど)変わったシーンも多々あり、誰が監督しているのか確認してみるとダニー・ボイル...

2007年06月03日

【新作情報】ミス・ポター

今回はの9月より公開の最新作をご紹介します。

Photo_29                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

                                          

                                            

                                           

                                          

                                          

                                        

                                                       

ミス・ポター                                                       

監督:クリス・ヌーナン                                           

キャスト:レネー・ゼルウィガー ユアン・マクレガー エミリー・ワトソン ビル・パターソン バーバラ・フリン

公開:2007年9月

STORY

青い上着をはおった愛らしいうさぎ、ピーターラビット。世界で一番有名なこのうさぎを生み出した女性こそが、ビアトリクス・ポターである。時は1902年、新世紀になってもヴィクトリア朝の封建的な空気が漂うイギリス。ポターのような上流階級の女性が仕事を持つことなどあり得ない時代だ。しかし彼女の夢は、幼い頃に湖水地方で出逢った大好きな動物たちの絵に物語を添えて、絵本として世に出すこと。親がすすめる縁談を断り、アーティストとして生きることを目指しているのだ。ついに出版を引き受ける会社が現れ、ピーターラビットと仲間たちの物語は、たちまちベストセラーとなる。(公式サイトより)

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評価(未鑑賞)

心から好きなこと、夢中になれることを見つけ、それをライフワークに

することによって自分自身はもちろん、世界中の人々までも幸せにした

ビアトリクス・ポター。現代に生きる私たちから見ても、憧れの女性である

ポターを演じるのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』で人気を博し、

『コールド マウンテン』でアカデミー賞に輝いたレニー・ゼルウィガー。

彼女の初恋の相手、ノーマン・ウォーンには『スターウォーズ』三部作の

ユアン・マクレガー。彼の姉ミリーには『奇跡の海』の演技派、

エミリー・ワトソン。監督は、『ベイブ』でアカデミー賞7部門に

ノミネートされた、クリス・ヌーナン。動くピーターラビットがスクリーンで

作者のポターと"共演"する必見の名シーンを生み出した。(公式サイトより)

この作品はぜひ女性に見ていただきたい作品だとおもいます。

夢をかなえる為に縁談を断り、好きなことをする。

現代社会においてあまりたくさんの人がこの人生を

歩むことは無いと思いますが、こんな生き方もいいだろう。。。

って共感できるかたもいるのではないでしょうか?

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