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2010年10月04日

小さな命が呼ぶとき

Photo_13  <小倉コロナシネマワールド>

 小さなボクの夢

 また、支離滅裂な、自分の思いだけを書こう。本作の映画評も書くことができない。まとめてもまとまらない。まとめる力もない。

 「楽しむため」を主としていながら、多くのことを、私は映画から学ばせてもらった。まわりからは、映画を観る人生になっていると思うが、仕事にせよ、遊びにせよ、考え方にせよ、映画から私の行動が決定してしまうことが多い。映画を観続け、その影響は実生活に表現された。影響されて行動する男のまわりは、知らない映画のことで、考え、悩み、笑い、時には振り回されることもあったろう。映画を中心に考えると、そうなる。私は小説よりも映画に影響されて生きてきた。体の半分くらいはフィルムやスクリーンでできているかもしれない。

 だいたい、映画の話をしているときは、目が輝く。鏡を見ているわけではないが、見ないでも自分の顔がわかる。映画の話をして、映画を観ていれば、私は満足なのだろうし、その話ししかできないでいる。ただ、新聞は読まない、テレビも見ないけれど、政治経済の週月刊誌、インターネットはたくさん読むので、一般人と一般的な会話ができないわけでもない。右か左か、どちらかと言えば右なので、あんなていたらくな問題があからさまになると、いざ尖閣列島へと乗りこみたくなる・・・のような話をしてギョッとされる。過激派でもみつけたような顔をされる。日本人は、自分以外のことなどどうでもよい国民になった。広くても市内まで・・・国家のことなどを憂いたりするのは変人らしい。年金問題は自分のもらえる金額のことだけ・・・ゴミ袋が高くなるのどーのこーの・・・デフレに喜んで小金を貯める・・・黙って聞いているけれど、早くその場から立ち去りたい話ばかり聞かされる。国を憂う国民は少なくなったようだ。小説も映画も、多くは、狭い世界を描きつつも、自分のことだけ考えて他人はどーでもよいから先へ進めなんて言っている作品はないだろうと思う。小説をたくさん読めばいい、映画をたくさん観ればよいわけでもないけれど・・・ただ、一本の映画が人を広く変えることもある。私は、その時々で別人になった。悪いことでもないだろう。

 私がブログに興味を失い、放置してしまったのは、映画ブログの質の低下であった。はじめたのは今から5年以上前だが、映画ブログは今の1/10以下だったろう。本当に書きたい人が、書ける場所をみつけて、ここぞとばかりブログにぶつけた。私は文章がとても下手くそだけど、魂を削って書いていた。気をブログに注いだ。言いたいことが山のようにあり、映画評論としながら、まったく違うことも書きなぐった。今でも言いたいことは山のように積まれているが、途中まで書いて、下書きに保存している。今は、あのころの10倍以上の映画ブロクがあるようだ。

 だが、じっくり読ませる映画ブログはほんの一部で、他は雑誌やフリーペーパーの映画案内と変わりはしない。自分の言葉で書いていないブログも多くなってきた。上っ面の映画案内、評論だったら、新聞でも読める、雑誌でも読める、オフィシャルサイトにいけばよろしい。要するに、広告媒体のマネのような映画ブログが蔓延してしまったのである。自分のブログを書き、さあ知らぬ誰かがなにを書いているかと楽しみに読んでも・・・ムダな時を過ごすだけである。結局、たまに書く私のブログにコメントをくれる方、トラックバックをくれる方だけの評を読むだけで正解となるのである。やめてしまったブロガーも多いが、4年前、5年前に出合った映画ブログで立ち止まる。

 あまりにも個人的なことを書きすぎて、感情をむき出しにしたところもあり、私のブログはほとんど読まれなくなったが、素直に言えば、それが原因で投げ出しているわけではない。中途半端な下書きを公開すれば、ズラズラと更新される。ここまで、映画ブログは落ちたか・・・が、意を失した原因であった。自分の言葉で書いていない、ほめるだけの広告のようなブログが高いアクセスを誇っているのも意気消沈して、ランキングも消した。もう読む気はないので、2011年になってからは、一部の映画ブログを除いては読んでいない。映画ブログを読みたいのに、他の知らない世界、映画以外のブログの方に興味をもっていかれる自分がいる。下手くそでもいいいから、自分の言葉で書いてほしい、感じたことをそのまま書いてほしい。そうすれば、そこには魂が宿る。自分の言葉で書いて、もし批難を浴びたら迎え撃つのもいいし、じっと我慢するのもいいし、無視するのもいい。読み手に迎合して、ヘコヘコすることは決してない。私は下手だし、言葉の引き出しが少ない。そう断言して「ふーん」と言われたこともあり、納得だけど、魂だけは注ぎ込んでいる。

 私が学生の頃は、趣味のない人が「趣味は?」と聞かれたら「読書です。」と答えたという。本当に読書が趣味で読み漁っている人は怒ったろう。今は、趣味のない人は「映画鑑賞です。」と答えるという。映画鑑賞が趣味!という人は意外と多くて、映画鑑賞ならば・・・と、私などはじっくりと話そうとするが、たいした知識もない。話しながらレベルをどんどん落としてみるが、落としすぎてつまらなくなる。映画を観ていないのが明白になる。だが、たくさん観ている人も例外ではないから、映画はつまらないので趣味を変えなさいとでも言いたくなる。映画の質が落ちるのも当然だ。観る側の質が落ちているのだから。上っ面のあの程度の映画群に満足しているとは、よほど日々がつらいのだろうか・・・。

 久しぶりにアップするので、久しぶりに長い関係ないことを書いたけれど、書く気がどんどん失せていって、このままリンクしていただいている方に挨拶してバッサリ削除・・・では、真意がサッパリだったからである。2010年分は書き上げていくつもりである。途中まで書いているのも多く、いつものように長い関係ない文もある。2010年のベスト10も書いているが、今はまだ10月に入ったばかりで、順番に書く私としては、先にアップするわけにはいかない。というわけで、冒頭のリンクに話は戻る。

 なかなか魅せる映画だが、やはり自分のこと、我が子のことと切実な気持ちで観る、映画を見守る人もいる。私などは、堅苦しくなりそうな社会問題、医療問題をなんとうまく娯楽としているではないか!なんて浅はかにしか鑑賞できないが、娯楽性は多くの人が鑑賞できるように工夫したことである。ハリソン・フォードであるからこそ、観る人もいるだろう。 小さなボクの夢 というブログを書いている方は、映画ブロクではないが、読ませる映画評だ。短くて、ほとんど映画にも触れていないが、映画評になっている。また、しっかり自分の言葉で書いている。また、どうぞ読んでみてください、どうぞ観てみてくださいという気持ちが気となって伝わってくる。これはさすがに書けないけれど、あふれる映画ブログにも、短くてもいい、下手くそでもいい、気の伝わってくるブログが増えてほしいものである。広告のような、ベタほめばかり並ぶ映画評ブログは、うんざりだ。

 数だけ増えて、中身がスカスカになってきた。干からびたミカンは、とても食えたものではない。映画ブログはミカンじゃないんです!・・・金八先生が言ったかどうか・・・だが、まったくその通りである。  <75点>

2010年09月10日

小さな村の小さなダンサー


伝説のhiropoo映画日記
                                              

2009・豪     ★★★★☆(4.4)

                    

監督:ブルース・ベルスフォード

出演:ツァオ・チー  ジョアン・チェン  ブルース・グリーンウッド  アマンダ・シュル  カイル・マクラクラン

                                           

                                            

バレエなど見たこともない幼い子供に有無をも言わせず徹底的に基礎を叩き込む。

本人にとっては理不尽でも、名ダンサーを生み出すプロセスとしては理に適ったことらしい。

                                    

毛沢東夫人江青の政治的文化政策によって入学を許可された北京舞踏学院で頭角を現し、渡米、亡命を経て

世界的な名ダンサーとして活躍したリー・ツンシンの自伝を、『シャイン』の脚本家ジャン・サーディと

『ドライビングMissデイジー』の実力派監督ブルース、ベレスフォードが映画化した本作。

                                                

主演をつとめた英国バーミンガム・バレエ団プリンシパル、ツァオ・チーの華麗な舞台シーンもたっぷりと楽しめる。

                  

                             



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2010年08月27日

小さな命が呼ぶとき


伝説のhiropoo映画日記

                                                     

2010・米     ★★★☆☆(3.7)

                          

監督:トム・ヴォーン

出演:ブレンダン・フレイザー  ハリソン・フォード  ケリー・ラッセル  メレディス・ドローガー
                              

                                       

難病に侵された我子を救う治療薬の開発の為に、製薬会社まで設立した父親の奔走を描く感動のヒューマン・

ドラマ。

                                     

ハリソン・フォードが出演と製作総指揮を兼ね、アメリカであった実話を基に子供の命を守る為ならどんな事も

やり遂げる親の覚悟を映し出す。

                                

監督は、『べガスの恋に勝つルール』のトム・ヴォーン。

無謀ともいえる行動がもたらす奇跡に注目。(シネマトゥディより抜粋)

               

                      



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2010年05月23日

トートバッグ制作へ♪

皆さん、おはよう御座いますアップ

連日の夏日の暑さにお疲れではないでしょうかはてなマーク

本日は生憎の雨ですが、
冷却効果になり、反対に
清々しく、過ごせるかも知れません。


20日は、オカダヤ町田店さんへ行き、

トートバッグ制作へ行って来ましたビックリマーク

※こちらはオカダヤ町田店にて、
ミシンを購入された方を対象として行われている、
無料講習会ですひらめき電球


今回は、リバーシブルの制作をお願いしましたアップ


生地は好きな物を選び、

片方は無地のオックスフォード生地、

もう片方は涼しげな柄の組み合わせで

制作させて頂きましたひらめき電球

そして、完成した作品がこちらです。ダウン

$AKKI OFFICIAL BLOG-自主制作トートバッグ

縫製や柄合わせ等、

細部迄、しっかりと納得のいく物に

作り上げるのは、難しかったですが、

初めてにしては、上手く出来たのではないかと思います。


まだまだ、経験を積む必要がありますが、

新たな一歩を踏み出す事が出来ましたグッド!

2010年03月06日

ヴィクトリア女王 世紀の愛


伝説のhiropoo映画日記
                                                   

2009・英・米     ★★★☆☆(3.9)

                     

監督:ジャン=マルク・ヴァレ

出演:エミリー・ブラント ルパート・フレンド ポール・ベタニー ミランダ・リチャードソン トーマス・クレッチマン

                                 

                                   

「太陽の沈まない帝国」と呼ばれた19世紀イギリスの黄金時代を築いた、ヴィクトリア女王の愛と真実を描く

大河ドラマ。

                                              

巨匠マーティン・スコセッシが製作にあたり、脚本を『ゴスフォード・パーク』のジュリアン・フェロウズが手掛ける。

                                         

ヴィクトリア女王には『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラントが扮する他、『プライドと偏見』のルパート・フレンド、

『ダ・ヴィンチ・コード』のポール・ベタニーらが共演。

                                    

スクリーンを彩るゴージャスな衣装と宝石の数々に注目。

                             

                                    

                                        


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2010年01月15日

ブレードランナー/ディレクターズカット最終版  取り敢えず、今日はこの感想。

ディレクターズカット ブレードランナー 最終版 [DVD]/ハリソン・フォード,ルトガー・ハウアー,ショーン・ヤング
伝説のhiropoo映画日記
                                
1982制作年 (1992編集後発売)・米・香港      ★★★☆☆(3.7)
                 
監督:リドリー・スコット
出演:ハリソン・フォード ルトガー・ハウワー ショーン・ヤング エドワード・ジェームズ・オルモス ダリル・ハンナ
                           
                                     
2019年。
                                                   
地球環境の悪化により、人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は人口過密の高層ビル群が立ち並ぶ
都市部での生活を強いられていた。

伝説のhiropoo映画日記 伝説のhiropoo映画日記
                                                            
宇宙開拓の前線では、遺伝子工学により開発された「レプリカント」と呼ばれる人造人間が、奴隷として
過酷な作業に従事していた。
                                                  
レプリカントは、外見上は本物の人間と全く見分けがつかないが、過去の人生経験が無い為に「感情移入」する
能力が欠如していた…。
                                             
ところが製造から数年経てば、彼らにも感情が芽生え、人間に反旗を翻す事態にまで発展する事も。
しばしば反乱を起こし人間社会に紛れ込む彼等を「処刑」する為に、結成された専任捜査官の事を
「ブレードランナー」と呼んだ。
                                               
タイレル社が開発した最新レプリカント「ネクサス6型」の男女4名が人間を殺害し脱走する。
シャトルを奪い、密かに地球に帰還し潜伏していた…。

伝説のhiropoo映画日記 伝説のhiropoo映画日記
                                              
人間そっくりなレプリカントを処刑するという自らの職に疑問を抱き、ブレードランナーをリタイアしていた
デッカード(フォード)だったが、その優秀な能力故に元上司ブライアントから現場復帰を強要される。


捜査の為にレプリカントの開発者であるタイレル博士に面会に行くが、タイレルの秘書レイチェル(ヤング)の
謎めいた魅力に惹かれてしまう…。

伝説のhiropoo映画日記 伝説のhiropoo映画日記
                                               
デッカードは、テストを行う事により、レプリカントかそうでは無いかを判断する事が出来た。

伝説のhiropoo映画日記
                             
その質問により、レイチェルも実はレプリカントである事が判明する…。
だが、当の本人のレイチェル自身が其れを知らなかったのだった。

伝説のhiropoo映画日記 伝説のhiropoo映画日記
                              
粛々と仕事をこなすデッカードは、スネーク・ダンスを踊っていたレプリカントの1人ゾーラを射殺する。
その後、レプリカントのレオンに襲われるが、危ういところをレイチェルに救われるのであった。

伝説のhiropoo映画日記 伝説のhiropoo映画日記
                                              
2人のレプリカントを始末したデッカードは、「残りは2人だ」と言うと…、ガフに「3人だ」と言い返される…。

伝説のhiropoo映画日記 伝説のhiropoo映画日記
                              
新たに加えられたレプリカントは、博士の元から姿を消したレイチェルの事であったのだが…。
果たして、レプリカントを愛してしまったデッカードは任務を取るのだろうか…?
                       
                            
                                
                                  
                                  
《***》
カルト的な人気を得て、映画ファンと自ら名乗る方々にとっては、「俺に語らせろ!」と熱くなられる方は少なくないと
思われる本作品。
                               
オリジナルのブレードランナー…1982年制作。

ブレードランナー クロニクル [DVD]/ルトガー・ハウアー,ショーン・ヤング,ハリソン・フォード

                                                    

ディレクターズカット ブレードランナー 最終版 [DVD]/ハリソン・フォード,ルトガー・ハウアー,ショーン・ヤング


ブレードランナー ファイナル・カット (2枚組) [Blu-ray]/ハリソン・フォード,ルトガー・ハウアー,ショーン・ヤング

                                                  

この作品、色々種類が有って少々ややこしいのだが、ざっと簡単に紹介すると…。

                                    

1982年のオリジナル制作当時から、残酷描写絡みのヴァージョン違いが存在していたが、それから10年後、

遂にリドリー・スコット自身が「これが本当にやりたかった事だ」と語る完全版が本日のレヴュー作品。

                      

1992年の『ディレクターズカット/最終版』を基本に、再編集やデジタル修正を行い美しい映像で蘇らせた作品が

製作25周年にあたる、2007年に再編集されたバージョンで、同年のヴェネチア国際映画祭等でも上映されて

話題となった。 (2008位に、日本でも上映されていたと思う)

                             

                     

↑お気づきかと思うのだが、3本のDVDの一等上の「クロニクル」には

オリジナル劇場版 「ブレードランナー」(1982)、インターナショナル劇場版 「ブレードランナー 完全版」(1982)、

「ディレクターズカット/ブレードランナー最終版」(1992)の3本が、収録されている。


                                                                      

私は全く何も考えずに、本作を購入して、先ずレヴューするのだが、レンタル予約に「クロニクル」とブルー・レイの

「ファイナル・カット」を入れた。

                        

解説等を読むと大幅に違うのは本作だと言う事で、ラスト及び、デッカードのナレーションもない。

モノクローム部分も無く、反対にユニコーンのシーンが増えている。

                                      

この作品に関しては、1度もスクリーンで見た事はないし、何かで(レンタルだったか、誰かにダビングして貰った)

見た記憶は有るモノの、その時にはそんなに好きな作品では無かった。

                                

                                 

兎に角他のバージョン違いの作品を見てから、比較などはしたいと思うが、主役のハリソン・フォードよりも

絶対的にレプリカントのリーダー的存在の「ロイ」役のルトガー・ハウアーの圧倒的なカッチョ良さにやられた。


伝説のhiropoo映画日記

特に、↑此処のシーンは「痺れる」ね!

                            

もう一つ、キュンとなった台詞があった。

レプリカント達の寿命が4年と設定されていた為に、もっと長くのばしてくれと脅しに行くと…。

                

「君達は、熱く強い炎で生きたんだ」…(太く短く生きたじゃないかと言う意味)

                                

                               

この作品は、単なる近未来を映像化したSF作品では無く、「人が生きる」と言う事をテーマにした結構重い

作品なのだと感じました。

                 

レプリカント達は、短い生命を精一杯生き抜き、尚且つ死ぬ間際に「人間の記憶に生きる」と言う方法を選ぶ。

そんな事すら感じずに、タダ毎日をやり過ごす人間…、「真面目に生きる事を忘れ去ってしまった人間」に対しての

メッセージも含まれているのでは?…、と。 (深読みし過ぎでしょうか?)

                            

レプリカントを狩る「ブレードランナー」のデッカードも、実は人間か?レプリカントか?で、色々な意見が

出されているそうですが。 (監督は、レプリカントだと。 ハリソン・フォードは人間という見解)

                         

本作品にだけ挿入されている「ユニコーン」の映像は、ラストに繋がる。

そして、それ故にデッカードは…、となるのだが。  

                                                         

このラストについても、他の作品を見てから比べたいと思う。

                         

                                 

                                 

                                     

《+++》

お騒がせしておりました、「FFⅩⅢ」が一応クリアし、エンディングを拝みました。

                     

今回は、逃げずに真面目に、まめに戦っていれば、案外楽チンにクリア出来る様に作られておりました。

1回目のエンディングを見てから、まだまだ残っている「ミッション」やレベルあげを楽しみたいとは思いますが。


伝説のhiropoo映画日記 伝説のhiropoo映画日記

                               

内容的には、あっさりしているし、親切と言うか簡単設定になっているので、そんなにRPGが得意でない方も

出来るゲームになっていると思われますが、25歳だけど人間が古くなっている私には、今でも今回のゲームの

世界観が全く理解出来ておりません叫び

                             

それとさぁ~、敵に勝利した時の「例のファンファーレ」的な音楽が無いのが、超寂すぃ~~あせる

タダ、映像の美しさは「アバター 3D」を遥かに超えております。

特に、日に当っている所の美しさは、言葉に出来ない程…。  そんな感想で御座います。 



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2009年10月03日

日本撤退・ヴェルサーチ。


突然日本市場から姿を消した人気ブランド・ヴェルサーチ


「正式な連絡はなく、懇意の店員から『今月で閉店します』と聞かされました」(ファッション雑誌記者)

 サッチー(野村沙知代)や新庄剛志など、派手系有名人の圧倒的支持を得ていたヴェルサーチの店舗が突然消えた。

「紀尾井町の本店は五月末、御殿場のアウトレット店は六月中。百貨店のブティックも七月いっぱいで閉店してしまいました」(同前)

 真相を聞こうと、(株)ヴェルサーチ・ジャパンに問い合わせてみると、

「店舗は既に閉めています。オフィスも十月三十一日で閉鎖します」

 この撤退、昨年のリーマン・ショックが関係している。

「世界同時不況以降、ブランド名の付いた紙袋を持って歩くことすら気恥ずかしいという空気が蔓延し、きらびやかなデザインを得意とする派手系ブランドはとりわけ苦戦を強いられていました。ヴェルサーチも、こういった逆風を受けていたことは容易に想像できます」(ファッションジャーナリスト・宮田理江さん)

 追い打ちをかけたのが、激安ブランドの台頭だった。

「H&M、ユニクロなど、一万円で全身コーディネートできるファストファッション(流行をいち早く取り入れ、安く提供される洋服のこと)が人気となり、高額な洋服を買うことが“オシャレ”ではなくなった」(前出・記者)

 バブルの頃には圧倒的人気を誇ったヴェルサーチは、もはやオシャレではない?

「とんでもない! 海外では相変わらずセレブファッションブランドとして人気です」(セレブファッションコメンテーター・木村カンナさん)

 なぜ、日本を撤退?

「ドバイにヴェルサーチがデザインした高級リゾートホテルがまもなくオープンするということもあり、今後、高所得者層についてはニューヨーク、ドバイ、ミラノで、一般客については、中国やロシアで確保するという戦略です。日本市場は魅力的ではないんですね」(同前)

 では今後、サッチーや新庄たちは何を着ればいいのか?

「ゴージャスなデザインが得意な『ロベルト・カヴァリ』ですね」(前出・宮田さん)

「男性には『トム・フォード』。海外ではセレブ御用達です」(前出・木村さん) (岡崎博之)

(週刊文春2009年10月8日号「THIS WEEK 流行」より)



2009年09月27日

正義のゆくえ I.C.E特別捜査官・・・・・評価額1600円

「正義のゆくえ I.C.E特別捜査官」といういかにもな邦題と、ハリソン・フォード主演という事で、殺人事件をモチーフにしたハリウッド製エンタメ映画だと思って気楽に構えていたら、これはなかなかどうして骨太の社会派映画だ。
ハリソンフォードというビッグスターを主演に迎えているが、映画の作りは群像劇。
同じく、移民社会の葛藤を扱った群像劇であったポール・ハギスの「クラッシュ」と似ているが、テーマへのアプローチには独自性があり、非常に観応えのある一本だ。

ロサンゼルス移民・税関執行局のマックス(ハリソン・フォード)は、不法滞在者の摘発現場でメキシコ人女性のミレヤ(アリシー・ブラガ)と出会う。
彼女は一人息子を知人に預けていると訴えるが、そのまま強制送還されてしまう。
マックスは、彼女の残したメモを頼りに息子を保護すると、メキシコのミレヤの実家まで送り届ける。
ところが、ミレヤは入れ違いに息子を探してアメリカに戻ったところだった。
その頃、ハリウッドで成功を夢見て不法滞在中のオーストラリア人女優クレア(アリス・イヴ)は、交通事故相手の移民判定官コール(レイ・リオッタ)に、グリーンカードと引き換えに関係を持つように脅迫される。
コールの妻デニス(アシュレイ・ジャッド)は人権派弁護士で、授業中にイスラム過激派の主張に理解を訴え、FBIに拘束されたバングラディッシュ出身の少女タズリマ(サマー・ビシル)の交渉人を引き受ける。
だがFBIに出向いたデニスに、彼らが示した解放の条件は過酷なものだった。
アメリカに戻ったマックスは、相棒のハミード(クリフ・カーティス)の父親がアメリカに帰化するパーティに招かれるが、そこで出会ったハミードの妹ザーラ(メロディ・カザエ)が、何者かによって射殺されるという事件が発生する・・・


広いLAを舞台に、様々な階層、人種の人々が同時多発的に問題を抱え、それらが形作る葛藤が少しずつ絡み合ってゆくあたり、「クラッシュ」に非常によく似ている。
ただし、人間たちの衝突が齎す結果に関して、ハギスが最終的にLAのホワイトクリスマスというファンタジーに落とし込んで、オブラートに包み込んだのに対して、こちらはあくまでも移民たちが直面するリアルに拘る。
救われる人間よりも、救われない人間の方が目立つ辺りを含めて、物語は辛口だ。

監督のウェイン・クラマーは、南アフリカ生まれの白人で、アメリカに移民して帰化した人物。
なるほど、確かにこの題材はアメリカ生まれのアメリカ人ではなかなか撮れないし、そもそも思いつかないかもしれない。
この作品は、1996年に短編映画として作られた同名作品のプロットを膨らませたリメイクとなるのだが、思えばクラマーが一躍ハリウッドで注目される切欠となった、前作の「ワイルドバレット」も、背景に移民社会の問題があった。

登場人物の直面するシチュエーションは様々だが、移民局でのやり取りなどは、実際に体験した人間ならではのリアルさが感じられる。
私も嘗て移民としてアメリカで暮らし、グリーンカードまで取った経験があるので、その困難さ、実際にカードが発行されるまでの不安感はよくわかる。
ペラペラのプラスチックカードがあるかないかで、その国での立ち位置が180度変わる。
移民にとって、グリーンカードは魔法のカードなのだ。

登場人物のバックグラウンドが丁寧に描かれ、移民イコールアメリカ人の雇用を奪う単純労働者というステロタイプは覆される。
ハリウッド女優を目指すオージーのクレアや南アフリカ出身のミュージシャン、ギャビンの様な白人移民の存在は、当のアメリカにおいても移民という言葉のイメージから外れたものだし、彼らの存在は観客の色眼鏡を取り去る効果があるだろう。
彼らと同じような、夢を求める日本人の不法移民もアメリカにはたくさんいるのである。
そしてバングラディッシュ人の一家、韓国人の一家、そしてマックスの相棒であるハミードの家族の物語は、寛容と不寛容の狭間で、移民サイドから異文化に向き合って生活する困難さが表現されている。
生真面目な少女タズリマは、アメリカ社会の寛容さを信じ、結果的に現実に裏切られる。
彼女の辿る過酷な運命は、9・11以降に変質してしまったアメリカの一つの姿をストレートに現し、ある種の衝撃を観客に感じさせるだろう。

移民してきた者にとって、アメリカ帰化はある意味でアメリカンドリームの控えめなゴールである。
映画はその帰化宣誓式というゴールの喜びと、ゴールに辿り着けずにアメリカを去ってゆく悲しみを巧みに対比させる。
また宣誓式の中でも、ハミードの家族の問題を通して、今度はアメリカ人になるという事の重い意味を突きつける。
世界史に類を見ない実験国家アメリカ合衆国は、実は厳格な原理原則の上に辛うじて成り立っているのである。

ウェイン・クラマー監督は、あくまでもリアルに拘って物語を語ろうとしているが、全体を通すとそれ故の弊害も出ている。
関東地方に匹敵する広さを持つ、大ロサンゼルス圏で、人物の交錯があまりにも出来すぎている。
グリーンカードが欲しいオーストラリア人女優とたまたま接触事後を起こしたのがグリーンカードの判定官だったりするのは偶然性に頼りすぎていないか。
同じような構造を持つ「クラッシュ」で、ハギスは全体を寓話として昇華する事でクリアしていたが、こちらはリアルに拘ったがゆえに少し気になってしまった。

この映画のテーマは、一般の日本人にとっては、今ひとつピンと来ないかもしれない。
だが、ここに描かれる世界は、既に日本社会にとって合わせ鏡であり、この国の未来にとっても様々な示唆が含まれていると思う。
数的な規模の違いはあれど、既に日本は移民社会であり、ほんの少し設定を変えれば、この映画はそのまま東京を舞台にリメイクする事が可能なのである。
多くの移民が日本に夢を求めて、あるいは経済的な理由でやって来ており、この映画に描かれた人々と同じように、当局の摘発に怯え、何とか生活基盤を保とうと必死に戦っている。
国民としての保護が受けられない移民という立場は、合法・不法を問わずに極めて不安定で、国の政策がほんのちょっと変わっただけで、あるいは当局者の気分次第で生活基盤が簡単に奪われる。
移民政策自体は色々な考え方があるだろうし、不法移民を犯罪として糾弾するのも簡単な事だ。
だが、移民たちには様々な背景があり、同時に社会における絶対的な弱者であることは事実であり、その事端的に表現したこの作品の持つ意味は大きい。
また、移民は社会を計るバロメーターでもある。
外から人が来る、来たがるというのは、色々な意味でその社会に魅力がある証拠でもある。
逆に言えば、移民が来たがらない様な社会には、既に魅力が無いとも言える。
様々な問題を抱えながら、全世界の人々を惹きつけてきたアメリカには、やはり他の国には無い独特の魔力が存在するのだ。
振り返って、果たして日本社会は何時まで、移民を招き寄せる力を保ち続ける事が出来るのか?
正直なところ、私は少々疑問である。

今回は、映画の舞台となる「ロサンゼルス」という名のカクテルを。
バーボン45ml、レモンジュース20ml、スィートベルモット2dash、砂糖少々と卵を1つ、シェイクしてグラスに注ぐ。
アメリカを代表するバーボンを中心に、様々な素材がハーモニーを作り出すのは、正にアメリカの移民社会の様だ。
ただし、辛口の映画に対して、このカクテルはまろやかに甘酸っぱい。

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2009年05月23日

519号室

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■009/5/22日DVD発売  ■アメリカ制作  ■96分

■監督 ・ヤム・ララナス

■出演
ジェシー・ブラッドフォード / ケヴィン・デコランド / アメリア・ワーナー

■あらすじ■
刑務所から仮出所したボビーに残されていたのは、服役中に死亡した母親のアパート519号室。そこで新生活を始めるも、隣室からは夫婦喧嘩の声、向かいの窓にはボビーの部屋を覗く人影。そして壁の中からは異様な音が聞こえ幻覚まで見るようになる。終わり無き異音が彼の精神を蝕んでいく。果たして、このアパートに住み続けるモノの正体とは―?

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■かんそう■
邦題見ると、開かずの間スリラー「1408号室」の便乗パクリとしか^_^;

が、部屋関わりでは有りますが、密室では無く正体も解明されてます。
幻聴と幻覚で、外堀からジワジワ攻めて来る湿った不気味さ。

アジアンホラー風だと思ったら、元々は、フィリピンだかタイだかの
ヒットホラーで同監督がリメイクした作品らしい

どうりで日本人好みのツボ押さえてて、良い仕上がなんですね。

ある家族の惨劇が発端ですが、部屋に留まってると言うより
隣室の住人達を呪ってるって感じ・・・理由も納得できます。

物語自体は、それ程新鮮ではないのですが・・・・。

ハッキリ見せては貰えないものの、想像膨らますと恐いし
ドキドキされられ描写の切れが良いので瞬間的にビクつきます。

ただ、前半もう少し、衝撃シーン欲しかったような
気配感じる事は出来ても、やはり視覚から入る恐さは重要

全体通すと面白かったし、予想よりかなりイケテました。

一言、修理工場社長、まるで関係無いのに、なんたる災難

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2009年04月10日

フロスト×ニクソン・・・・・評価額1600円

第37代合衆国大統領のリチャード・ニクソンと言えば、先日観た「ウォッチメン」では5選を果たして80年代半ばまで大統領をやっていたが、現実世界では歴史上初めて任期途中で辞任した大統領として知られる。
その辞任劇の原因となったのが、政敵である野党民主党本部があったウォーターゲート・ビルに不審者が侵入し、盗聴器を仕掛けようとした、所謂ウォーターゲート事件である。
当初関わりを否定していたニクソンだったが、やがてマスコミによって次々と大統領本人の関わりを示す証拠が暴かれ、遂に追われるようにホワイトハウスを後にする事となるのだが、後任のフォード大統領が恩赦したために、最終的に何の罪にも問われる事も、自らの過ちを証言する事も無かった。
「フロスト×ニクソン」は、事件から3年後の1977年に、イギリスのテレビ司会者だったデヴィッド・フロストがニクソンにインタビューした番組制作の舞台裏を描いた、実話ベースの舞台劇の映画化となる。
ジャーナリストですらないフロストが、策士ニクソンに翻弄されながらも、それまで語られていなかったウォーターゲート事件の核心に迫るスリリングな駆け引きは、なかなかに見応えがある。

オーストラリアやイギリスでテレビ司会者として活躍していたデヴィッド・フロスト(マイケル・シーン)は、アメリカテレビ界へ進出を図るために、未だ誰も実現していないニクソン元大統領(フランク・ランジェラ)へのインタビュー番組を企画する。
政界への返り咲きを画策していたニクソンは、ジャーナリストでないフロストならば与しやすく、番組を自らの宣伝の場に出来ると考え、巨額の出演料と引き換えに申し出を受ける。
フロストは番組のプロデューサーのジョン・バート(マシュー・マクファディン)を中心に対策チームを作り、ニクソン攻略のプランを練る。
だが、フロストの狙いに反して放映権はなかなか売れず、インタビューまでの数ヶ月の間、フロストは準備そっちのけで金策に走り回る羽目になる。
遂にやってきたインタビューの日、フロストは「ウォーターゲートに関する質問は最後にする」という契約上の取り決めを無視して、いきなり事件の核心部分からニクソンに切り込むのだが・・・


主役の一方は、ショウビズの本場アメリカ進出を賭けて、名声の獲得を狙うテレビ司会者。
もう一方は、マスコミのスクープによって失脚させられ、復活を狙う元大統領。
言ってみれば、二人はどちらもメディアの申し子であり、二人の対決を通して描かれているの、はテレビというメディアの姿そのものだ。
監督のロン・ハワードは、このテーマを描くために、ちょっとユニークなスタイルで映画を作っている。
歴史的なインタビューの数年後から、関係者が当時を振り返るという設定になっており、ハンディカメラを駆使したフェイクドキュメンタリー風に演出する事で、当時の時代感、臨場感を高めている。
逆にインタビューのシーンはきっちりとしたテレビ的な映像で押さえ、メリハリをつけつつ作品において「テレビとは何か」を明確化する戦法である。
ニクソンから決定的な言葉を引き出した後の、興奮と安堵が同居したようなフロストの表情、あるいは侮っていた相手に、最後の最後に敗れたニクソンの表情を捉えたカットは、正に「決定的一瞬」によって成り立つテレビというメディアの本質を見せ付ける見事な仕事だった。

タイトルロールの「フロスト×ニクソン」を演じる二人が良い。
二人ともコスプレ的に本人に似ているという訳ではないのだが、じっくりとキャラクターを作りこんでおり、実にリアリティがある。
マイケル・シーン「クィーン」のトニー・ブレア役が印象的だったが、今回は名声を求めて軽いノリで元大統領との勝負に出たものの、圧倒的な相手の腹芸と資金難というダブルの困難に直面して、当惑するフロストを好演し、実際にベテラン名優フランク・ランジェラが演じるニクソンとの見事な演技合戦を見せる。
アカデミー賞ではフランク・ランジェラが主演男優賞にノミネートされたが、個人的には二人とも十分に主演男優賞に値する名演だったと思う。

考えてみれば、ニクソンはメディアによって注目を浴び、メディアによって滅ぼされた政治家と言えるかもしれない。
1952年、若き日のニクソンがアイゼンハワーの副大統領候補として挑んだ選挙戦の最中、選挙資金の不正融資から窮地に立たされるが、この時彼はテレビに出演して有名な「チェッカーズ・スピーチ」を行い、完全な自己弁護に成功する。
これは恐らく、テレビが大きな影響力を発揮した最初の大統領選挙であり、結果的にニクソンはテレビによって救われた事になる。
しかし8年後に自らが大統領候補として挑んだ選挙では、よりメディア戦略に長けたケネディにテレビ討論のビジュアル的な印象で圧倒され、落選の憂き目をみる。
ここではニクソンは、テレビによって挫折を味わっている。
そして、政界への返り咲きを狙った、この1977年のインタビューである。
政治家でもジャーナリストでもないテレビタレントのインタビューアーなど、百戦錬磨の策士ニクソンにとっては、ごくごく簡単な相手に思えたのだろう。
言わばライト級アマチュアボクサーがバリバリのヘビー級チャンピオンに真剣勝負を挑む様な、客観的に考えればかなり無茶な挑戦で、実際に映画に描かれているインタビューでも、終始ニクソンがペースを握り、フロストは攻めるタミングすら見出せない。

ニクソンの圧倒的優勢で進むインタビューは、最終日を前に酒に酔ったニクソンがフロストにかけた一本の電話を切欠に大きく動き出す。
この電話のニクソンの言葉で、闘志に火をつけられたフロストは、遂に難攻不落のニクソン攻略の秘策を掴み、元大統領の口から自らの過ちを認めさせる言葉を引き出す事に成功する。
正にニクソンが勝利を確信した後の、奇跡の大逆転であり、史実とは思えないくらいに映画的な幕切れである。
脚本のピーター・モーガンはオリジナルの舞台劇を書いた人物でもあるが、映画では「クィーン」や「ラストキング・オブ・スコットランド」「ブーリン家の姉妹」などの作品がある。
史実をベースにして映画的な脚色を加えるのを得意とする脚本家なので、あの電話はもしかしたら脚色なのかな、という気がしているのだが、真相はどうなのだろう。

それにしても、インタビューというのが、場合によってはこんなに時間とお金の掛かる物だったとは。
専門のスタッフが数ヶ月を欠けて相手の攻略方を練り、機材、スタッフ、場所の選定から警備にいたるまで、膨大な準備の手間がかけられていることに驚かされる。
インタビュー番組一本に400万ドルという大作映画並のプロダクションバジェットも納得で、本物の報道番組を作ろうとすると、物凄くお金が掛かるという事の意味が、この映画を観るとよくわかる。
通信社から買ってきた映像を垂れ流し、激安グルメのレポートとか、似たような企画物ばっかりの日本のニュース番組を思い浮かべて、何だか別の意味で「テレビとは何か」という事を考えさせられた。

今回は、ニクソンの故郷に近いカリフォルニア州サンタバーバラのワイン「ヒッチングポスト ピノ・ノワール ハイライナー」の20005年をチョイス。
映画「サイドウェイ」で日本でも有名になったが、いまカリフォルニアを代表するピノの逸品。
フルーティで複雑な香りが口の中に広がり、なんとも豊かな気分にしてくれる。
丁々発止の真剣勝負を見た後は、南カリフォルニアの自然の恵みで弛緩したい。

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