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2008年01月01日

俺たちフィギュアスケーター

Photo_9  <なんばパークスシネマ>

 本作も、昨年の暮れ、歯の痛みでチケットを無駄にした自分だけのいわくつきの映画である。予告篇を観て、それだけで楽しくさせてもらったので、どーしても観ておきたかった。4本目となると、ちょっと目も腰もお疲れ気味だが、コメディなので、楽だろう。

 何度も書くけれど、お正月映画とは思えない。しかし、とても面白く楽しませてくれる。スクリーンを観て、久しぶりに何度か声を出して笑った。ウィル・フェレルの野人のようなやりすぎの顔つきと、美少年とも言えるイケメンの金髪のジョン・ヘダー。まったく違ったタイプの容姿に加え、性格も180度違う。金メダル争い敵の二人。それが事情あって、ついにペアを組み、フィギュアスケートをするのだから、馬鹿馬鹿しくもよく考えられてある。全体としては、そこにヒントを得て物語を広げたのだろう。だが、実は、男のペアのフィギュアスケートのエンディングに至るまでが抜群に楽しい。邪魔する者も現れ、昔からあるタイプの、目標を達成するまでの笑いの積み重ねだけれど、いちいち気が利いている。

 アメリカ映画の笑いは、日本人にわからないことも多く、ピントがずれているなと思う作品も輸入されてきた。しかし、本作は、私たち日本人も十分に笑いを堪能できる。エンディングに笑いが詰め込まれているとばかり思っていた私は、なにかあるごとに、クスッと笑った。大きな設定で、大きな笑いに向かっていくが、その中に、細かな笑いがいっぱいある。妙な間も、大袈裟ではないので、日本人でも好感がもてるだろう。

 女性と女性がペアを組むと、感動作になりかねない。男性と男性が組むと、笑いになる。フィギュアスケートだから、持つところに困る。目の前に股間がくる。このあたり、ツーショットとアップの切りかえしが続くが、背後の風景はそのままで、手は抜かず、しっかりと撮ってあるのがわかる。作り手が、真面目に真剣になればなるほど、笑いも増すのだろう。そこに至るまでも、もちろん手は抜いてない。全体的に落ち着いたカメラだから、ウィル・ファレルのアドリブを期待した観がある。それで正解だ。脚本の展開が早く、そこはカメラも走る。アドリブを求めず、それだけで笑顔になれるシーン、カットをふんだんに用意したからだ。元日のレイトショーは、人も少なかったが、疲れて、日ごろのイライラなどをひと時でも忘れたいのならば、迷わず、本作をと思う。

 同時に公開されていた「オーシャンズ13」の収益を超えたというから、コメディとしては、大したものである。4作品を観てきて、いつも4本目というのはダレテ観てしまうのだが、私はこの作品が、今日の最もお気に入りだった。ジクジクした気持は残らず、気分よく劇場を後にした。本作を最後にもってきておいて良かった。

 外へ出ると、寒いというより、痛いほど冷たい風が吹いていた。寒くて痛いけれど、元日から映画をたくさん観させていただき、私の心はホッカホッカだった。長い長い冬が続いているけれど、今年こそ、素晴らしい年でありますように。星の見えない大阪の夜を見上げて、自分のことを祈った。  <75点>

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2007年12月27日

B3:主人公は僕だった

ある日の朝、国税庁に勤める平凡で面白みのない男・ハロルドが歯を磨いていると、どこからともなく女性の声が聞こえてきた。その声は、彼の行動を文学的表現で語っていく。不安になるハロルドは、文学に詳しい大学教授を訪れる。・・・ウィル・ファレル主演ということで気になっていたので鑑賞しました。内容が内容なので、結末が分かってしまうというのは難点だと思いますが、このテーマを重くないように描くのは相当難しいのだろうと思います。キャストが豪華なこともあり、もう少し良い作品が撮れたのではないかと思うと少し残念な気も...

2007年07月30日

『イノセント・ラブ』を観たよ。

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 いつだって私は、こういう映画にこそ出逢いたいのだ。

『イノセント・ラブ』
"A HOME AT THE END OF THE WORLD"

2004年・アメリカ・97分
監督:マイケル・メイヤー
製作:ジョン・N・ハート・Jr パメラ・コフラー 他
製作総指揮:マイケル・ホーガン ジョン・スロス
原作・脚本:マイケル・カニンガム
撮影:エンリケ・シャディアック
出演:コリン・ファレル ダラス・ロバーツ
   ロビン・ライト・ペン シシー・スペイセク 他

 若くして家族を亡くしたボビー(コリン・ファレル)は、親友のジョナサン(ダラス・ロバーツ)の家に引き取られる。共に暮らすことでより親しくなったジョナサンとボビーは一線を越える関係になり、あるとき、触れ合っているところをジョナサンの母親(シシー・スペイセク)に見られてしまった。しかし、彼女はその後も、ボビーを我が子同様に愛する。高校卒業後、ジョナサンは家を出てニューヨークへ旅立った。数年後、ボビーもニューヨークへ行き、ジョナサンとその女友達・クレア(ロビン・ライト・ペン)が暮らしている家に、一緒に住むことになる。かくして、温かくも奇妙な「3人家族」が誕生するのだが……。

 日本劇場未公開作品。未公開モノには、とんちんかんでチープな邦題がつけられることが多いけれど、今作も思いっきりそう。原題は、"A HOME AT THE END OF THE WORLD"。原作はマイケル・カニンガムの小説で、直訳『この世の果ての家』というタイトルで邦訳も出ている。映画の邦題も、『この世の果ての家』にしてくれたほうが、ずっとよかったのになぁ。ちなみに、マイケル・カニンガムは、映画化もされた有名小説『めぐりあう時間たち/三人のダロウェイ夫人』を書いた作家さん。『イノセント・ラブ』では、脚本も務めている。

 邦題に納得がいかないとはいえ、この『イノセント・ラブ』、2007年も折り返しを過ぎた現時点では、今年観た映画の中で私にとってナンバー・ワンだ。私が興味のあるセクシュアル・マイノリティーを扱った作品だから、という理由もあるけれど、ストーリィ、雰囲気、ラスト、余韻、どれをとっても好みすぎる映画。監督のマイケル・メイヤーがほかにどんな作品を撮っているのか気になって調べてみたが、現在、日本で観られる彼の監督作は、この『イノセント・ラブ』だけのよう。

 無垢で純粋な存在の象徴であるかのようなボビーを演じたのが、コリン・ファレル。他の出演作での彼を見ていると、無垢や純粋のそれこそ対極にいるという印象があるので、もうひたすらびっくり。「コリン・ファレルって、こんなにひたむきでピュアな瞳ができるんだ!」と、失礼な感慨を何度もいだいてしまった。

 クレアを演じたのは、ロビン・ライト・ペン。先日観た『こわれゆく世界の中で』でも脱帽したばかりだが、静かな押し殺した演技での緻密な感情表現が、この女優さんは本当に巧い。また、今回のクレア役では、ヴィヴィッドな強い生命力も感じさせてくれた。

 シシー・スペイセクが演じたジョナサンの母親が、この物語の素晴らしいクッション的存在となっている。強靭さと寛大さ、そして、相反する脆さも持ち合わせた、人間味がいとおしい、印象的な母親役だった。

 内容の詳しい感想はネタバレを含めて書くので、それでも構わないというかたは、↓《続き》↓へお進みください。

2007年06月21日

B4.5:タラデガ・ナイト オーバルの狼

“1位じゃなきゃビリ”というならず者の父親の言葉を信じて育ったリッキー・ボビーは、アメリカの人気カーレース“NASCAR”に運よくもデビューを果たす。一躍国民的スターになったボビーではあったが、フランスからやってきたジャン・ジラールの出現がボビーの人生を一変させてしまう。・・・ウィル・ファレル主演で、アメリカでは初登場1位を飾った作品だったのですが、日本では劇場未公開ということでようやく観ることが出来ました。レースシーンも見応えがあり、ハリウッド映画らしい作品だと思います。アメリカでは人気のあるウィル・ファレルですが、日本では知名度・人気が低いために良い作品が劇場未公開になってしまうのはもったいないと思います。←clickをお願いします。

2007年05月20日

『リトル・イタリーの恋』を観たよ。

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 なんて美味しそうなエスプレッソ!

『リトル・イタリーの恋』
"LOVE'S BROTHER"

2003年・オーストラリア&イギリス・103分
監督・脚本:ジャン・サルディ
製作:サラ・ラドクリフ ジェーン・スコット
製作総指揮:ビル・ゴッドフリー
撮影:アンドリュー・レスニー
編集:ヴェロニカ・ジェネット
音楽:スティーヴン・ウォーベック
出演:アダム・ガルシア ジョバンニ・リビシ
   アメリカ・ワーナー シルヴィア・ドゥ・サンティス 他

 ときは、1950年代。オーストラリアのイタリア人街「リトル・イタリー」に、アンジェロ(ジョヴァンニ・リビシ)とジーノ(アダム・ガルシア)という兄弟がいた。アンジェロは内気で社交下手、ジーノは朗らかな伊達男と、対照的なふたりだが、仲はとてもよい。結婚を望むアンジェロは、本国イタリーに住む女性に手紙で求婚しては断られるということを繰り返していた。ある日、アンジェロはイタリーに住むロゼッタ(アメリア・ワーナー)に結婚を申し込む手紙を書くが、自分ではなく弟・ジーノの写真を故意に同封してしまう。内向的なアンジェロは、自分の容姿に自信がなかったのだ。後日、ロゼッタから結婚を承諾する返事が届く。はるばるイタリーからやって来たロゼッタは、自分の夫になると信じていた男の顔が写真と違うことに、激しく戸惑った。また、コニー(シルヴィア・ドゥ・サンティス)という恋人のいるジーノは、ロゼッタの自分への思い入れの強さにすこぶる困惑して……。

 面識のない相手に手紙で見合いをして結婚を成立させるというやり取りは、当時一般的だったのかしら。ものすごいギャンブルだよなぁ。現代では想像しにくいこのお見合い方法にはいまいち共感できず、そのせいか、「アンジェロの顔は実はジーノだった」という事実に失望と混乱に陥るロゼッタに、いまいち感情移入できなかった。「どっちの顔してようが、どうせ初対面じゃん」と思ってしまって。また、本物のアンジェロはぱっとしない容姿だけど、本物のジーノ(つまり、ロゼッタが「アンジェロ」だと信じていた相手)は美男子。「もしも逆だったら(つまり、ハンサムでない人のほうを結婚相手だと信じていたけれど、いざ来てみたら色男のほうが本物の相手だった、としたら)、ロゼッタもたいして戸惑ったりしなかったんじゃないのー?」と意地悪なことを思ってみたり。

 どこでロケをしたのかはわからないけれど、風景美が素晴らしい。海と緑が目にまぶしい土地への旅情をそそられるような、純粋に美しい映像。登場人物たちが住む家も、身につけているアイテムも、効果的に使われる各種の小道具も、ストレートに綺麗でかわいい。目の保養には最適の映画。

 ただ、ストーリィが強引すぎる。特に、後半の展開の性急さには呆気に取られるばかり。ラストには目が点。「大団円にもほどがあるんじゃないの!? 簡単に人を愛しすぎなんじゃないの!? 『愛』の大安売りをしすぎなんじゃないの!?」って感じ。

 とてもとてもとても清楚に美しいアメリア・ワーナー。久々に見た、ため息が出ちゃうような美人。私は未見だけれど、『イーオン・フラックス』にも出ているらしい。ちなみに、コリン・ファレルの元奥さんだそう。全然知らなかった。びっくり。

観た日:2007年5月20日(日)@自宅にてDVD

↓参考↓
リトルイタリーの恋@映画生活
「リトル・イタリーの恋」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

↓観た作品&関連商品↓
 

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2007年04月19日

マイアミ・バイス(2006)

イメージ 1

1980年代に放映され人気を得ていた同名テレビシリーズをマイケル・マン監督が映画化されました。

フロリダの楽園マイアミ。

太陽の光がふりそそぐリゾート地だが、米国で最も南米に近いことから、犯罪組織の密輸の中継地でもあ
る危険地帯です。

マイアミ警察特捜課(マイアミ・バイス)の刑事コンビ、クロケット(コリン・ファレル)とダブス(ジ
ェイミー・フォックス)は、性格は正反対だが仕事では抜群のチームワークを見せていました。

ある日、FBIの潜入捜査官2人が囮捜査の現場で殺されます。

FBIはクロケットとダブスに、生還の可能性がゼロに近い危険な捜査を要請するのでした。

'''映像は、とても綺麗でドキュメンタリーでも観ているかのようでした。'''

'''フェラーリと音楽は格好良いですね〜'''

'''車好きの方は、とても楽しめそうに思いました。'''

'''テレビシリーズのは、観てないから比較はできないですが・・・'''

'''景色なんかも良い映像が多かったように思いました。'''

'''新鮮で観る側の興味をひきつけられますね。'''

'''地味なんだけど〜こだわって作ってる感が感じられました。'''

'''ストーリー的には、頭がついていかなかった(><)'''

'''独特の世界が出来上がってる作品でした。'''

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2006年12月26日

【 マイアミ・バイス 】

■2006/12/22日DVD発売 ■アメリカ制作 ■132分 ■監督 ・マイケル・マン ■出演 ・コリン・ファレル(ソニー) ・ジェィミー・フォックス(リコ) ・コン・リー(イザベラ) ・ジョン・オーティス(イエロ) ■あらすじ■ 合衆国司法機関の極秘情報がドラッグ密輸コネクションに、漏洩する事態が発生。それを受け、マイアミ警察特捜課の刑事コンビ、ソニーとリコは、

2006年12月25日

B3:マイアミバイス

捜査中のソニーの携帯にソニーとリカルドが使っている情報屋から連絡が入る。慌てた様子の情報屋の話をあまり理解できなかったソニーではあったが、情報屋の家族が殺害され情報屋自身も自殺し、FBIが3人殺害されたことを目の当たりにして・・・コリン・ファレル×ジェイミー・フォックスという組み合わせで、アメリカでも劇場公開時好評だった作品だったので観てみました。内容的にはあまりひねりの無い作品でありきたりな作品なので、内容に驚かされることはありませんでした。カッコいい作品ではあるものの、明らかに必要の無いシーンを入れるのはどうなのかな?と思ってしまいました。観る価値はあると思いますが、そこまで期待しないほうがいいでしょう。←clickをお願いします。

2006年09月30日

B-1:ニュー・ワールド

1607年、イギリスからやってきた男たちは新大陸を発見し、そこを開拓しようとする。捕らわれの身だったジョン・スミス大尉は、先住民たちとの交渉の役を任されることになり、先住民たちの案内で王のいる川上へと向かった。交渉を始めようとしたスミス大尉であったが、彼らに捕まり処刑されそうになるが、そこへ王の娘ポカホンタスが助けに入る。・・・コリン・ファレル主演ということであったので観てみました。予想していた内容とは違ったので、少し残念な結果に終わってしまいました。内容的にあまり面白みのあるものではなかったので内容がこの作品をダメにしてしまったのでしょう。迫力のある作品を期待して観てしまうと、僕と同じような結果になるので、もし観る場合はあまり期待せずに観るのをおすすめします。←clickをお願いします。

2006年09月14日

S.W.A.T

B0009J8F0Oあっしゅ坊や8

評価:(満点10点)

監督:クラーク・ジョンソン

主演:サミュエル・L・ジャクソン コリン・ファレル ミシェル・ロドリゲス

2003年 111min

SWAT(絵

【あらすじ】

SWAT(特別戦術攻撃隊)のストリート(コリン・ファレル)と相棒の

ギャンブルはある銀行強盗犯を逮捕するため屋上から潜入した。

上司のフーラーはその場で待機の命令を支持したにもかかわらず

機を逃すまいとギャンブルは強行突撃した。犯人を捕まえたが

上司の命令に背いた為、ギャンブルとストリートはSWATを強制

解雇される。ギャンブルはクソくらえ!と激怒し脱退するが、スト

リートはSWATに残りたいため、武器保管庫へ勤務することになる。

このことがギャンブルを裏切った形となり、二人後口の悪い別れ方

となってしまう、、、。

↓続きは下からお願いします。

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