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2011年12月21日

ザ☆ビッグバン!!


伝説のhiropoo映画日記

                                            

2010・米     ★★☆☆☆(2.1)

                                      

監督:トニー・クランツ

出演:アントニオ・バンデラス  トーマス・クレッチマン  ウィリアム・フィクトナー  シエンナ・ギロリー

                              

                                        

行方不明者の捜索を依頼されたさえない私立探偵が大きな陰謀に巻き込まれ、連続殺人の容疑者として

追われる身となる騒動を描くクライム・アクション。

                                                     

『マスク・オブ・ゾロ』のアントニオ・バンデラスが、パッとしないがセクシーな探偵を熱演。

                                                            

「24 TWENTY FOUR」の製作総指揮を務めてきたトニー・クランツがメガホンを取る。

                                            

トーマス・クレッチマンやミュージシャンのスヌープ・ドッグ、サム・エリオットなど名脇役が共演。

                                               

ジェットコースターのような急展開の連続から目が離せない。(シネマトゥデイより抜粋)

                                         

                                                    

                                                         

ブタ  今日はお休みで、4本一挙にやっつけてきたのだが、4本中1番つまらない作品だったのだが…。

                                           

     私的には、1番美味しい作品であったラブラブ でも、中身があまりにもお粗末で悲しかった。

                                           

     既にB級の顔になって、殆ど上映作品が無く未公開作品をレンタルで見る事が多くなったアントニオ・バンデラス。                                    

     コッソリですが主演作品が上映されておりました。 しかしその髪型、似合ってないと思いますけど…。 

     ↑セクシーな探偵と有りますが、セクシィシーンが有るの間違いかと…叫び

                                             

     トーマス君に限っては、殆どUPも無く、彼がやらねばならない役かい?

                                

     チョッと声を失いそうになったのは、大好きなサムじいさん、白髪のロン毛ですぜ!しかもかなり長い。

                                       

                                      

     これだけ、素敵な俳優陣を使って、このホンですか?勿体無いの嵐が吹き荒れ、遂には睡魔にも勝てず。                                               

                                                       

     レンタルになっても、お安い時に見ましょうね。


合格  本作は内容どころか、タイトルを聞いても絶対に忘れそうなので、一応書いておく事に致しました。

                         

                       

                          

                               



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2009年06月07日

アントニオ・バンデラスの魅力爆発、映画「レッスン」成功物語は痛快〜不良の矯正法をこの映画から学ぶべし

 b4e29c5b.jpg会社の後輩が貸してくれたDVD「レッスン」(リズ・フリードランダー監督、2007年)を家で見た。甘いマスクで女性に圧倒的人気のアントニオ・バンデラスが社交ダンスの先生役ピエールを演じる。場所はニューヨークのスラム街。高校の女性校長の車をゴルフクラブで壊している生徒をピエールが偶然目撃する。ここでピエールは生徒を捕えたり、警察・学校に通報せず、独特の方法で生徒の「矯正」を考える。ここが面白い発想。正攻法では駄目だと分かっている。で、午後の居残りクラスの生徒になんと社交ダンスを教えるのだ。生徒は最初、バカにする。従う者もいない。HIP HOPに夢中の高校生は社交ダンスなんてダサイとついていかない。それでもピエールは粘りづよく指導し、最後は生徒を夢中にさせる。いくつかの「ノウハウ」がある。ある種の成功物語だが、どうしようもない札付きがなびいていく過程が痛快でもあり、面白い。

 分岐点は、ピエールがプロの女性ダンサーを呼んできて、情熱的なかっこいいダンスを生徒に見せつけるところではないか。これ以降、生徒は社交ダンスとHIP HOPを融合させたような新しいスタイルを生み出していく。やはり古典だけにとらわれていては斬新さはない。生徒たちの変化はちょっとありきたりという描き方のところもある。あまりにも理想的すぎる。でも、黒人でも、デブちゃんでもちゃんと役割をこなせるというところが丁寧に描かれ、好感が持てる。要は型破りのボランティア活動=社交ダンスを通じて、荒廃した高校が再生するところまでいくのがすごい。社交ダンスを通じて、相手への信頼とか尊厳を教えているのである。そういうのは言葉では不可能なのだ。体で覚えさせていかなければならない。監督も女性なら、脚本もダイアンというファーストネームだから、女性なのだろう。そのチームワークが生きている感じがする。アントニオ・バンデラスはラテンの血を抑え、冷静な役どころを演じてかえって魅力が爆発したのではないか。

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2009年05月01日

ボーダータウン 報道されない殺人者

hau1.jpg

■2009/4/24日DVD発売  ■アメリカ制作  ■112分

■監督 ・グレゴリー・ナヴァ

■出演
ジェニファー・ロペス / アントニオ・バンデラス / マヤ・サバタ

■あらすじ■
シカゴの新聞社で働く記者ローレンはある日、上司から、アメリカ・メキシコ国境の町・フアレスで起きている連続女性殺害事件の取材を命じられる。フアレスに着いた彼女は、かつて仕事を共にしていたディアスが経営する新聞社、エル・ソロ社を訪ねた。当局の圧力から、なかなか真実を報道できないメキシコで、エル・ソロ社は弾圧に負けない内容の新聞を発行し続けていたのだ。

■かんそう■
現実、未だに未解決・・・そして、未だに繰り返されている女性労働者達の
レイプ殺人を扱った、社会派サスペンスです。

外国資本の工場が建ち並び、アメリカ政府の政策、メキシコ政府の金銭的潤い。
その影で、闇から闇へと葬られ報道される事の無い沈黙の女性達。

命の危険もかえりみず立ち向かった、記者の物語ですが
監督の「知ってほしい」・・その思いが感じ取れます。

人身売買などは、摘発されるリスクを背負いますが、ここでの殺人は
単にレイプ目的で、地位有る人物の為、国から守られ逮捕される心配すら無い。

記者達の決死の情報も、国家レベルの圧力でもみ消されてしまう。
ハガユサ、モドカシサが込み上げて来ます。 臭い物には蓋をしろですね。

特典で、監督&スタッフ・・情報提供に協力した被害者の母親達
みな、脅迫されたと言う事が、事実の証拠ですし

アメリカで未公開って事は、限りなく確信突いてる作品なんだと

社会派ですが、サスペンスタッチに仕上げて有り、重み有りつつも
緊迫感も有りで、見応えありました。

私の好き度 ★★★★

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2008年05月20日

レッスン!

レッスン! (プレミアム・エディション〈2枚組〉)

アントニオ・バンデラス
ロブ・ブラウン
2006年、米、117分



アントニオ・バンデラスのレッスン!ですよ。
きゃー受けたい受けたい!
できることなら、体全体で受け入れたいもんだわ…デヘデヘデヘと
いやらしの笑いを浮かべながらレンタルしたのですが…
あっちのレッスンではなく
真面目なレッスンでした。

問題児がうようよしてる高校で
社交ダンスのレッスンをするって話です。
その子たちを更生させるために。

それでもまだ私は、きっと女子高生と
夜のダンスレッスンもしちゃうのかも、
などと期待してたのですが、
そういうことはいっさいなく、
ひたすらフロアで踊るだけなのでした。

それでもとても楽しめました。
ストーリーは、真面目な直球学園ものでしたが、
取り組むのがダンスですよ。
それぞれのシーンがとても美しい。
社交ダンスといいながら、リズムはロックで
ヒップホップっぽくて魅惑的な踊りなんです。

高校生なのに大人のお色気をむんむんさせて踊りまくる男女。
なかなかのセクシーっぷりでした。

バンデラスはダンス教師ですので、もちろん彼も踊ります。
基本の動きを教えるときは、尻の穴をきゅっと絞ってそうで(たぶん)
ぞくぞくしましたね。
あと、タンゴの模範演技のときは、フエロモン出しまくり。
踊り場か濡れ場かわかんないぐらい官能的でしたよ。

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2008年04月21日

レッスン!

lesson.jpg

■2007/12/22日DVD発売 ■アメリカ制作 ■118分

■監督 ・リズ・フリードランダー

■出演
・アントニオ・バンデラス(ピエール)
・カティア・ヴァーシラス(モーガン)
・ロブ・ブラウン(ロック)
・ヤヤ・ダコスタ(ラレッタ)
・ジェナ・ディーワン(サーシャ)
・グンデ・バスコ(ラモス)
・マーカス・T・ボールク(エディ)
・アルフレ・ウッダード(校長)

■あらすじ■
社交ダンスの講師、ピエール・デュレインは、路地裏に停められていた車を破壊し、逃げ去る少年に遭遇する。車の持ち主は、その少年の高校の校長だった。翌日、ピエールは、車を壊された校長を尋ね、「社交ダンスで生徒を更正したい」と申し出る。彼の粘り強い交渉に、校長はしぶしぶ承諾。はじめは、「社交ダンスなんてヘタレのダンスだ」と言っていた生徒たちも、レッスンが進むにつれ、社交ダンスの魅力に取り付かれていく…。

■かんそう■
【マンハッタンに起きた真実の物語】  

実在の人物ピエール・デュレインと、落ちこぼれ高校生達の実話をベースにした物語。
大まかに言えば、熱血先生の奮闘記のような内容なんですが・・・青春まっしぐら

しかし、タダの青春物では有りません。
生徒を本気にさせる為に見せた、ピエール&モーガンの情熱のタンゴ!!

カッコ良すぎて、3回もリピート(笑)バンデラス兄さんも凄いんだけど
とにかく、モーガン役のカティア嬢のセクシーかつ切れの良さったら抜群。ホレボレしちゃう

このダンス見せられたら、本気で挑戦しようなんて普通思わないがσ(^◇^;)

社交ダンスをダサイと思ってた学生達も、そのハイレベルダンスに圧倒され
それぞれ心に悩みかかえ生きてる彼らは、今現在の暗闇から
抜けだそうと必死に練習に励むんです。

ピエールの発した言葉「挑戦した者だけが栄光掴める」
これは、ダンスに限らず、人生もまったく同じだと納得されられました。

若いって良いな・・・何にでも、チャレンジ出来て、羨ましい←しみじみ

ダンス&社交定番曲をヒップホップと融合させて曲も格好良かったです

ただ、若者達の個々の話が多くて、統一制が無く、少し内容がボヤケ気味。
内容が薄くなってしまった感じはありますが、なかなか楽しめました。

ダンスでも歌でも極めると、人を魅了し、感動させられるのですねぇ。

バンデラス兄さん、ラストに、もう一度華麗なステップ見せて欲しかったな
やはり、ダンスを短期間にマスターするの1曲が精一杯かもねぇ。

好き度  stars-3-5.gif


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2007年11月01日

ストレンジャー

ストレンジャー

アントニオ・バンデラス
レベッカ・デモーネイ
1996年、米、85分



アントニオ・バンデラスのセクシーっぷりが
際立つ映画です。
彼、女医さんを誘惑する謎めいた男性っていう登場の仕方。
声をかけられた女医さん、
バンデラスのあふれ出る男性フ・エロモンに、
クラクラ、フラフラ、ムラムラです。

彼女、怪しい男、と思いつつも、
がまんしきれず(ナニを?)
彼のアパートを独りで訪れちゃう。
ドアを開けた瞬間、バンデラスってば、ワインのサービスですよ。
いきなり、自分のモンでサービスしたりしません。
憎い演出ですねえ。

その後も、性行動、あ、短縮しちゃった、
性急に行動せず、まず会話から。
このへんのテク、飢えた男どもは見習ってほしいですね。

ところが、彼と付き合い始めてから、
女医さんの周りで不気味な出来事が頻発し始めます。
極め付きは、飼ってたネコちゃんの死体送られ事件。
キャット驚いちゃいました。(さぶっ)

女医さんは、バンデラスを疑うものの、
すでに虜状態なので、別れることができません。
そうこうしてるうちに、
危うく殺されかかったりして、プルプルの日々です。
果たしてバンデラスは犯人なのか!
でも一体、なんのために…

という展開ですが、この手のサスペンスは、
先が読めちゃいますね。

ですので、
見どころはバンデラスのヌード(後ろ向きですが)です。
ラテンの匂いぷんぷん。

でも、そんな彼のお尻に
女医さんは噛み付きプレイなんかしちゃうの。
その痴女っぷり、
ただモンじゃありません。
ただマンは捧げてましたけど。

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2007年08月04日

『レッスン!』を観たよ。

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※↑は〔ブログルポ〕へ投稿するために必要な表記です。


 初めて思った。「アントニオ・バンデラスって格好いい!」って。

『レッスン!』
"TAKE THE LEAD"

2006年・アメリカ・117分
監督:リズ・フリードランダー
製作:クリストファー・ゴドシック ダイアン・ナバトフ 他
製作総指揮:トビー・エメリッヒ レイ・リオッタ 他
脚本:ダイアン・ヒューストン
撮影:アレックス・ネポンニアシー
編集:ロバート・アイヴィソン
振付:ジョーン・ジャンセン
音楽:アーロン・ジグマン スウィズ・ビーツ
出演:アントニオ・バンデラス ロブ・ブラウン ヤヤ・ダコスタ
   アルフレ・ウッダード カティア・ヴァーシラス マーカス・T・ポールク 他

 ニューヨークのスラム街にある公立高校は、荒れに荒れていた。ダンス・スタジオを運営しているダンサーのピエール(アントニオ・バンデラス)は、社交ダンスを生徒たちに教えたいと校長(アルフレ・ウッダード)に直談判する。「どうせすぐに匙を投げるに決まっている」と思いながらも、不良少年たちのクラスをピエールに任せる校長。放課後の特別クラスでピエールを待っていたのは、絵に描いたような問題児たち。最初はピエールを舐めてかかっていた生徒たちだが、彼の個性的な指導を受けるにつけ、ダンスの魅力に傾倒していき……。

 ニューヨークの公立学校で社交ダンスを教育に取り入れた実在のダンサー、ピエール・デュレインの功績にインスパイアされてつくられた映画、とのこと。感動しまくって泣きっぱなしで観た映画『ステップ!ステップ!ステップ!』と素材が似ているなぁ、と思ったら、あちらもやはりピエール・デュレインさんの行いをベースにつくられた作品だったらしい。

『ステップ!ステップ!ステップ!』はドキュメンタリーだったが、『レッスン!』はフィクション。アントニオ・バンデラスとカティア・ヴァーシラスが官能性たっぷりに見せて&魅せてくれる圧巻のタンゴ・シーンがあったり、ダンスをきっかけに生徒たちのあいだに愛らしい恋が芽生えたりなど、エンタメ要素がたっぷりの仕上がりになっている。不良少年・少女も、実は家庭につらい問題がある等バッグ・グラウンドがシリアスだったりするなど、学園青春映画にお約束のお涙ちょうだいポイントも、ばっちり押さえられている。アメリカのシリーズ・テレビ・ドラマ『デスパレートな妻たち』で、胡散臭い秘密の匂いぷんぷんのベティを演じたアルフレ・ウッダードが、タフな校長役で出演しているのが、アメドラ・ファンとしては嬉しい。

 生徒たちの興味を惹くために、社交ダンスをヒップホップと融合させるというくだりがあって、些か羽目をはずしすぎじゃないかなぁ、と個人的に眉をひそめたくなる部分もあったのだけれど、でも、終始ダイレクトに高揚感を味わえて、「予定調和も大団円もばんざい!」と拍手したくなる爽快なラストを味わえたから、万事OK。

 もうとにかく、アントニオ・バンデラスが格好よいったらない。この役に限っては、ずいぶん痩せたなぁ、という印象。実のところ、私はこの俳優さんが今まであんまり好きではなくて、そのために今作を観るのも渋っていたのだけれど、「ニューヨーク+ダンス=私の好きな映画」という図式を無視するわけにはいかなくて、恐る恐る映画館へ足を運んだ。結果、「ジェントルマン」がタキシードを着て歩いてるみたいな、格好よすぎでスタイリッシュすぎのバンデラスを前にすることになって、惚れ惚れするわ感心するわで、頭の中が忙しいったらない状況に陥った。「クールでワイルドなタフ・ガイ」という、バンデラスの従来のイメージを期待しているかたにはもの足りない役だったかもしれないけれど、私はもう大歓迎。今作でピエールを演じたバンデラスは、「ノーブルで、スリムで、上品で、真摯で、都会的」なのだ。いやー、格好よかった。特に、カティア・ヴァーシラスと組んで披露するタンゴは必見。あのシーンだけスクリーン・セーバーにしたいくらい。そんなデスクトップ・アクセサリー、ないけど。あればいいのになぁ。

観た日:2007年8月1日(水)@シネマGAGA!

↓参考↓
レッスン!@映画生活
「レッスン!」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

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2007年07月02日

シュレック3・・・・・評価額1400円

絵本作家ウィリアム・スタイグが創造した緑の怪物、シュレックの活躍を描く、シニカルなパロディアニメの第三弾。
相変わらずギャグ満載だが、パロディのネタとしてはそろそろ出尽くした感があり、映画のとんがり具合も、シュレックのキャラクターと共にややマイルドになってきている気がする。

「遠い遠い国」ではカエルの王様が崩御。
王位につくのが嫌なシュレック(マイク・マイヤーズ)は、長靴をはいた猫(アントニオ・バンデラス)とドンキー(エディー・マーフィー)を連れて、王位継承権を持つもう一人の男、アーサー(ジャスティン・ティンバーレイク)を探す旅に出る。
旅に出る前に、フィオナ(キャメロン・ディアス)に妊娠を告げられたシュレックは、自分が父親になるという事に戸惑いを隠せない。
その頃、プリンス・チャーミング(ルパート・エヴァレット)は御伽噺の悪者たちを誘って、シュレックのいない「遠い遠い国」を襲って占領してしまう。
チャーミングは自分が主役を勤める芝居で、シュレックを殺して王位につくという筋書きを演じようとするのだが・・・


ドリームワークスSKGの「K」ジェフリー・カッツェンバーグとディズニーの確執はあまりにも有名だ。
一時期低迷していた名門ディズニースタジオを、「リトルマーメイド」「美女と野獣」などの大ヒットで救い、CGアニメに注目してディズニーとピクサーの提携を実現させた名プロデューサーだが、1994年にボスであるマイケル・アイズナーと大喧嘩して追われる様にディズニーを後にすると、ドリームワークス創設に参加。
第一弾の「プリンス・オブ・エジプト」を大ヒットさせると、ディズニー・ピクサーが「バッグズ・ライフ」を作れば「アンツ」を作り、「ファインディング・ニモ」を作れば「シャーク・テイル」をぶつけるという様に、殆ど嫌がらせみたいな作品ラインナップで仇敵のディズニー・ピクサーラインに対抗してきた。
彼の率いるドリームワークスアニメ部門が放った最大の、そしてアニメ史上最大のヒットシリーズとなったのが、「シュレック」シリーズなのは象徴的だ。
何しろこれはディズニー的な清く正しい「御伽噺」の偽善性を徹底的に笑い飛ばす、要するにディズニーをコケにした映画だったからだ。
2001年に創設されたアカデミー長編アニメ賞の最初に受賞作品に、「シュレック」の第一作が、「モンスターズ・インク」を押さえて選ばれたのは、カッツェンバーグにとっては正に溜飲を下げた瞬間だっただろう。

さて、「シュレック3」である。
相変わらず小ネタの連続で笑わせるし、おなじみのキャラクターたちも楽しい。
おバカで、ちょっと下品なギャグの連続で決して飽きさせる事は無い。
アンドリュー・アダムソンからメガホンを引き継いだ、クリス・ミラーの演出も軽快でテンポはいい。
しかし、内容的にやっている事は、第一作以来あまり変わっていないのも事実だ。
シュレックが親になる葛藤を描いたり、長靴をはいた猫とドンキーの心が魔法で入れ替わったり、新しいことをやろうとしているのはわかるが、大元のコンセプトに作品そのものが縛られてしまっている。
元々ディズニーへのアンチテーゼとして作られてきた作品だけに、御伽噺を茶化すというお約束を外れるわけにはいかないし、物語の面白さで売ってきている訳でもないので、プロットで新味を出すには世界観のキャパシティに限界がある。
「シュレック」は三作合計で、全世界で20億ドル近くを売り上げている。
本来のアンチディズニーのニッチェ作品として企画されたのだろうが、もはや本家ディズニーの御伽噺以上にメジャーな存在である。
御伽噺の世界への破天荒な侵入者だったシュレックが、ここへ来て御伽噺のマンネリズムに自らはまってしまっている様に見えるのは、なんとも皮肉な話だ。

停滞を感じる物語に対して、ビジュアル面は著しい進化を感じる。
ロボット工学の世界には「不気味の谷」という言葉がある。
ロボットのルックスや動きを人間にどんどん近づけてゆくと、ある時点を越えると人間はそれに嫌悪感を覚える。
そしてさらに技術を進めて人間との見分けが殆ど出来なくなると、嫌悪感は消えて親近感に変化するという。
人は自分に似ているけどどこか異質な物に対して、ニセモノを見る様で不気味に感じ、このリアリズムの谷間の部分を、「不気味の谷」という。
これはCGにもそのまま当てはまる。
CGアニメには様々な技術的アプローチがあるが、実はシュレックは半分「リアル系」であると言って良いと思う。
リアル系CGアニメといえば「ファイナル・ファンタジー」を思い出すが、あれはものの見事に「不気味の谷」にはまっていた。
人間を志向しているのに、人間性が無く、まるでマネキンが動いているような気味の悪さがあった。
そしてマンガとリアルの折衷であるとは言え、同じことは「シュレック」の第一作にも言えた。
シュレックを初め、非人間型キャラクターには普通に親しみを感じられるのに、人間キャラに対してはどうしても能面チックな冷たさを覚えてしまった。

ところが、「シュレック3」は「不気味の谷」を(ほぼ)越えている。
モーションやキャラクター表現の技術進歩以上に効果的だったのは、驚くほど自然で精巧な照明である。
複雑な陰を落とす室内シーンや木漏れ日が美しい自然のシーンなど、何度も見事な照明に唸らされた。
高度な技術に支えられ、結果的にプリンス・チャーミングやその一党など、こういう俳優っているよね、と思う瞬間が何度もあるのだ。
もっともそれは、彼らが人間的に見えているということで、非人間こそ人間的であるという「シュレック」の世界においては、必ずしも歓迎すべき事ではないのかもしれないが。

「シュレック3」はいつものシュレックそのものであって、面白いけど印象としては前二作と殆ど変わりない。
正直なところ、そろそろ予想もつかない新機軸でも打ち出さないかぎり、シリーズ物としては寿命が来ている気がする。
しかし、見事としか言いようの無い映像も含め、それなりに楽しめるのは確かで、観て損を感じるような映画ではない。
物語の元ネタへの依存度が減った分、ファミリー映画としての間口はむしろ広がっているかもしれない。

今回はシュレックらしく緑のキツーイお酒、「ペルノ・アブサン」を。
その名前は原料に使われているニガヨモギにちなむ。
他にもアニスを初めとする大量の香草・薬草が使われているので、風味は強烈。
印象としては、酒というよりも漢方薬か何かみたいな感じで、嫌いな人にはシュレックの家の沼の味に感じるかもしれない。
昔はグラスにこの酒を注ぎ、角砂糖を乗せた専用の穴あきスプーンの上から、さらに水を注いで割って呑むのが流行ったらしい。
例によって水を加えると白濁する。
この酒は一時ニガヨモギの覚醒作用が神経系を侵すということで製造が禁止されていたが、現在の物は成分的には規定範囲内に収まっているという。
その作用故か、昔は芸術関係者に大人気だったそうだ(笑


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2007年06月04日

あなたのまわりに悪女はいませんか?

悪女

悪女入門 : ファム・ファタル恋愛論










第1講 健気を装う女―『マノン・レスコー』
第2講 脳髄のマゾヒズム―『カルメン』
第3講 「小娘」が化ける瞬間―『フレデリックとベルヌレット』
第4講 自らに恋を禁じたプロフェッショナル―『従妹ベッド』
第5講 「金銭を介した恋愛」のルール―『椿姫』
第6講 ファム・ファタルの心理分析―『サランボー』
第7講 悪食のファム・ファタル―『彼方』
第8講 「恋と贅沢と資本主義」の女神―『ナナ』
第9講 「失われた時間」への嫉妬―『スワンの恋』
第10講 ファム・ファタルとは痙攣的、さもなくば存在しない―『ナジャ』
第11講 「神」に代わりうる唯一の救済者―『マダム・エドワルダ』


たまにはフランス文学にでもふれてみるか。・・・・・というものの響きがいいだけで良くわからない。そんな時、初心者にはお薦め。
読んで現実に出会う悪女を思い浮かべてみた。

そして・・・よりリアルに理解する為、ビデオを借りにいったのであった。
   ☟
Amazon.com: ファム・ファタール: DVD: レベッカ・ローミン=ステイモス,ブライアン・デ・パルマ,アントニオ・バンデラス,ピーター・コヨーテ,グレッグ・ヘンリー,坂本龍一
  
   

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