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2010年07月25日

借りぐらしのアリエッティ


伝説のhiropoo映画日記
                                               

2010・邦画     ★★★☆☆(3.1)

                             

監督:米林宏昌

声の出演:志田未来  神木隆之介  大竹しのぶ  三浦友和  藤原竜也  竹下景子  樹木希林

                         

                                  

スタジオジブリ2年ぶりの新作は、メアリー・ノートンの児童文学「床下の小人たち」を原案にした心温まるファンタジー。

                          

本作は派手なアクションシーンも幻想的な架空の世界もない。

しかし、臨場感溢れる描写や、自分達の分を知って身の丈に合った生活を楽しむ小人たちを丁寧に見せることで、

我々の日常と床板一枚を隔てた先にある小人たちの世界に夢中にさせてくれた。

                               

キャラクター造形、美術、音楽、キャストと全てが完璧で、見終わった後にそっと家の戸棚や床下を開きたくなるかも。

                                              

本作の監督を務めたのはこれが初監督作品となるスタジオジブリの新鋭・米林宏昌。(goo映画より抜粋)

                     

                                    

                                       

                                               

                                              

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2010年07月20日

借りぐらしのアリエッティ・・・・・評価額1600円

二十一世紀に入ってからのジブリ作品で、一番好きかも。
タイトルロールの「借りぐらしのアリエッティ」は、古い屋敷の床下にひっそりと暮らし、必要なものを人間からちょっとだけ“借りる”事で生活している小人一家の一人娘。
彼女が図らずも「人間に見られれてはいけない」という掟を破ってしまった事で、一家の穏やかな秘密の暮らしは終わりを告げる事になる。
自然豊かな田舎の古い家、日常のほんの裏側に潜む不思議、少年と小人(妖精?)のふれあいなど、ジブリのブランド化の原点ともいえる「となりのトトロ」との共通項が多く見え、将来に希望と不安を抱えた若者達の物語という点では「耳をすませば」を思わせる部分もある。
「崖の上のポニョ」の“お魚の大波”シークエンスなどを手がけた敏腕アニメーターで、これが監督デビュー作となる米林宏昌は、普段見慣れた人間の世界を、地上数センチの小人の視点から眺める事で不思議が一杯詰まった幻想世界へ見事に変貌させている。
94分というコンパクトな物語は、極めてシンプルながらもテーマ性もしっかりしており、所謂ロー・ファンタジーの佳作と言える作品に仕上がった。

十四歳のアリエッティ(志田未来)は、小人の少女。
人間の家の床下に住み、角砂糖やティッシュペーパーなどの日用品を、少しだけ拝借してくる“借りぐらし”の一族だ。
アリエッティが始めての“借り”に出た夜、病気療養でその家にやって来たばかりの人間の少年・翔(神木隆之介)に見つかってしまう。
人間に姿を見られたら、もうその家にはいられない。
責任を感じたアリエッティは、家族を守るためにある行動に出るのだが・・・


人間の家の床下に、いかにもヨーロッパ的な内装の家を作って住んでいる小人たち。
メアリー・ノートンの原作は未読なので比較は出来ないが、映画では日本が舞台となっているのに、なぜか主人公の少女は原作と同じアリエッティというイタリア人みたいな名前のまま。
もっともこのあたりはアニメーションのいい所で、適度に無国籍な世界観故に直ぐに気にならなくなる。
アニメーター出身の監督らしく、ビジュアル面は圧巻の仕上がりである。
アリエッティの身長は角砂糖から推察するに10センチくらいだろうか、このスケールから眺めた世界の新鮮なこと!
もちろん今までも実写の「ミクロキッズ」を初め、小人の出てくる作品は沢山あるし、70年代の日本アニメには昆虫を主人公とした極小目線の作品も珍しくなかった。
だが10センチの世界から見た世界と、小人たちの生活のディテールを徹底的に突き詰めた本作の描写は、デザイン的なレベルが極めて高い事もあり、過去の作品とは一線を画するユニークさがある。
音響デザインにも凝っていて、人間のキッチンを始めて見たアリエッティの脳裏で、今まで床下で聞いていたであろう様々な生活音が重低音でリフレインする描写は面白かった。

アリエッティたち“借りぐらし”の一家は、上の家に住む人間達から様々な物を借りる、というよりも必要最小限の量をもらって生活している。
つまり人間と共生しているのだが、危険な人間とは決してふれあう事は許されず、もしも見つかれば捕まる事を恐れて引っ越さなければならない。
彼らの“借りぐらし”は、“狩ぐらし"であるのと同時に“仮ぐらし”に通じる。
ファンタジー世界の住人でありながら、本作の小人たちは自らの身を守る“魔法”を持たない。
彼らには恒久的に安心して生活できる住処はどこにも無く、常に緊急事態に備えなければならない、切ないくらいに脆い流浪の生命なのである。
おそらくはそうして何十年も続いてきたであろう小人達の掟は、アリエッティと病気療養のためにこの家にやって来た少年・翔によって破られる。
偶然アリエッティの姿を見た翔は、彼女とコミュニケーションをとろうとし、アリエッティもまた自らと家族を守るために翔の前に姿を現す。
この二人、基本的には共に善意の人なのだが、お互いに良かれと思ってとった行動が、若さゆえの独りよがりとなり、結果的にアリエッティの一家の生活を滅茶苦茶にしてしまう。
面白いのは、種族も環境も全く異なる、片方は人間ですらない二人が、実は結構似た者同士だという事。
物語の中盤、翔がアリエッティに「君達は滅びゆく種族なんだね」と告げるシーンがある。
「そんなことはない!」と反論するアリエッティだが、この世界に住む人間の数が60億以上と聞いて、生まれてからたった三人の家族だけで生きてきた彼女は、ショックを受けて口ごもってしまう。
絶対的な強者である人間が、傲慢に言い放った様に聞こえるこの台詞だが、実は翔は重い心臓病に侵されて、成功率の低い手術を控える身で「滅びゆく」という言葉は自らに向けられたものでもあるのだ。
種としての未来と個としての未来の違いはあれど、これは自分達の未来に、大きな不安を抱えた少年と少女が出会い、自分達の招いた混乱を収拾する過程で、心を通じ合い成長して行く物語なのである。

二人が出会ったことで、翔の家でのアリエッティたちの“借りぐらし”は破綻してしまうわけだが、米林宏昌監督は、物語の終わりに困難に満ちた二人の未来に小さな希望の火を灯らせる。
去り行くアリエッティに向かって、翔は「アリエッティ、君は僕の心臓の一部だ」という言葉を送る。
自分の将来を悲観していた翔にとって、アリエッティ一家を助ける小さな冒険は、生を実感する体験だっただけでなく、たとえ滅びゆく種族であっても決して未来を諦めない彼女達に、生きる力を教えられた時間に他ならない。
またアリエッティにとっては、結果的に住処を追われた事で、“借りぐらし”せずに自力で生きている野生児スピラーと出会い、新しい人生の冒険に踏み出す事が出来たのである。
米林監督によると、彼は宮崎駿の脚本をそのまま使わず、シーンごとに取捨選択した上で、独自の描写を盛り込んでいったと言う。
宮崎駿の書いた脚本を読んだ訳ではないので、これはあくまでも想像に過ぎないのだが、本作は当初の構想よりもパーソナルな青春映画としての色彩が強くなっているのではないだろうか。
人間から“借りぐらし”している小人の世界は、地球と言う巨大な家から借り過ぎなくらい借りまくっている人間自身の比喩でもあるはずで、前記した「滅び行く種族」という台詞も宮崎駿の中ではもう少し広い意味を持っていた様な気がする。
アリエッティと翔の未来で、まるで希望と絶望がせめぎあっているかの様な一種独特な情感を持つラストも、二人の映画作家が物語に託したものが、別々のベクトルを持っているからではないか。
個人的には広げすぎたイメージを具現化できず、崩壊させてしまっている近頃の宮崎作品を観れば、小粒ながらも描きたい事を明確に絞り込んだ本作の方向性は正解に思える。
この作品に関しては、むしろ米林的なる部分をもっと主張しても良かったかもしれない。

物語として惜しむらくは、アリエッティ一家を捕まえようとするお手伝いのハルさんが、なぜあれほど小人にネガティブな執着をするのかが良くわからない事で、結果彼女はアリエッティと翔の単なる妨害者にしか成りえておらず、少々浮いた存在になってしまっている。
どうやらハルさんも子供の頃に小人を見たという設定がある様なので、例えば小人を見たと言った事で大嘘つき呼ばわりされたとか、彼女の小人に対する感情のバックストーリーを一言でも良いから盛り込んでおけば、物語の中での立ち位置がより必然性を持つものになっただろう。
あと、例によってキャラクターの声を声優でなく実写の俳優が演じているのだが、これもハルさんを演じる樹木希林の声に特徴がありすぎて、本人の顔が浮かんでしまって困った。
しばしばキャラクターを記号化して演じてしまう声優ではなく、俳優の自然な演技力を生かすという考え方はわかるが、この手法はメリットと同じくらいデメリットもあるので、慎重なキャスティングと演出が求められるのは間違いないだろう。

「借りぐらしのアリエッティ」には、派手なアクションも無いし、手に汗握るスリルもない。
だが物語はわかりやすく、テーマ性は明確で、何よりも途中からぶっ壊れてゆかない(笑
これは例えて言えば、若いシェフが心をこめて作り上げたシンプルな味の和風パスタ。
コース料理の様な絢爛さや、ファーストフードの様な刺激はないが、じっくりと味わえばその丁寧な仕事を十分に堪能する事が出来る。
“お題”その物をもっと自由にしてあげれば、このシェフはもっと伸びる様な気がする。
個人的には、宮崎駿にももう一発派手な花火を打ち上げてもらいたいが、こういう作品をきっちりと作れる次世代の作家がようやくジブリ内部から出てきたのは素晴らしい事であると思う。
米林宏昌監督の次回作にも大いに期待するが、仕事の確かさはわかったから次はもう少し弾けた作品も観てみたいかな。
ちなみに音楽がいつもの久石譲ではなく、フランス人ハープ奏者のセシル・コルベルなのもちょっと新鮮で、予告編やCMでも使われているテーマ曲は妙に耳に残る。
ジブリ作品は、いつもこのあたりが上手い。

今回は、ハーブを愛する小人たちに合わせ、フランスのパジェス社の「ヴェルヴェーヌ・デュ・ヴェレ」をチョイス。
30種類以上のハーブをブランデーに浸して作られた鮮やかな緑の酒。
本来薬酒で、全体の24%がエキス分、アルコール度数は55°とかなり強い。
味わいはかなりドライな印象で、カクテルベースにしたり、紅茶に加えても良いし、お菓子作りなどにも使える。
アリエッティの家では、お酒も借りていたのかな?

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2009年03月29日

「ヘンリー ある連続殺人鬼の記録」

評価:
コメント:下手なドラマなどを描かなかった事が成功している。

「ヘンリー・ルーカス」 言わずと知れた史上最悪の連続殺人鬼のひとり。
彼の行動を描いたジョン・マクノートン監督が1986年に撮った「ヘンリー ある連続殺人鬼の記録」が初DVD化されたので観賞。

殺人シーンにおいて、近頃のスプラッタ映画のような直接的な描写はほとんど見当たらないにも関わらず、そこを描かない事によって与えるインパクトが大きい。

映画自体も下手なヘンリー・ルーカスのドラマを描こうとせず、淡々とヘンリー・ルーカスの鬼畜な行動のみを描くのみで、最後の最後まで一切の説明は無い...。ある意味「ヘンリー・ルーカス」と言う人物に対しての認識が多少なりあった上で成り立つのかなぁ...。


何から何まで説明してくれる映画ではなく、観た人がそれぞれ考えればいいというような映画。
最後まで一気に観てしまいました。

寝る前に観賞したのですが、おかげで



 ものすごく不快な


夢をみました......。




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2009年02月13日

ミスト

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映画「ミスト」を観ました。
「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」のコンビ、スティーヴン・キング+フランク・ダラボン監督の作品です。

◆あらすじ◆(goo映画から引用)
激しい嵐が街を襲った翌日、湖の向こう岸に不穏な霧が発生していた。デイヴィッドは不安に駆られながら、息子のビリーを連れ、隣人の弁護士ノートンと街へ買い出しに向かう。3人がスーパーマーケットに入ろうとすると、店内は大混乱。外では軍人が歩き回り、サイレンが鳴り続ける。すると、ひとりの中年男が叫びながら駈け込んで来た。「霧の中に何かがいる!」と。店外を見ると深い霧が駐車場を覆っていた。


◆公式サイトはこちら


考えさせられる深い話で私は観てよかったと思いました。
でも、終わり方が衝撃的で重い…。もうとにかく驚きです(>_<)
以下、少しだけネタバレ感想です。

2008年11月08日

幻影師アイゼンハイム

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■2008/11/7日DVD発売 ■アメリカ/チェコ制作 ■109分

■監督 ・ニール・バーガー

■出演
・エドワード・ノートン(アイゼンハイム)
・ポール・ジアマンティ(ウール警部)
・ジェシカ・ビール(ソフィ)
・ルーファス・シーウェル(皇太子レオポルド)

■あらすじ■
19世紀末ウィーン。ハプスブルク帝国末期の芸術文化の都では、大掛かりな奇術=イリュージョンが一世を風靡していた。中でも絶大な人気を誇っていたのは、アイゼンハイムという幻影師。ある日彼は舞台の上で、幼なじみのソフィと再会する。今では、皇太子の婚約者として注目を集める彼女は、その後ほどなく皇太子邸で謎の死を遂げてしまう。謀殺の噂も沸き立つ一大スキャンダルのさ中、アイゼンハイムはソフィの幻影を蘇らせる前代未聞のイリュージョンを発表するのだが…。

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■かんそう■
いやぁ~、まず言いたいのは・・・・結末にはスッカリ騙されました!
何時、何処で計画されたのは知りませんが

身分の違いで、引き裂かれた若きアイゼンハイム&ソフィ。
十数年後、再会するもソフィは未来の皇太子妃・・より一層遠い存在へと

が、お互い相手を忘れた事は無い訳で・・・愛は心に生き続けた
細工ペンダント良いよね~。愛の証しを大切に持ち続けてたソフィって素敵

しかし、またもや身分が2人を引き裂こうと・・それもソフィの命を奪ってでも

ベースは、恋愛物なのかもしれませんが、皇族と言う身分から殺人を犯しても
追求されない皇太子。そして忠実な番犬ウール警部。

この2人の立場を利用しながら、コントロールしてしまうアイゼンハイム。
単なる、復讐劇で終わらせない所が凄かった・・・ヒントは与えられたものの予測不可能。

「すべてを欺いても手に入れたいもの、それは君」
このキャッチが見終わってから、理解できます。なるほどねぇ。

キャストがエドワード氏もヨーロッパ紳士がイタについてたし
警部も良い味だして、皇太子も何処か凶暴そうな面構え
ジェシカ嬢も、活発なイメージが有ったのですが、令嬢役も違和感なかったし

ハマッタ、キャスティング&黒の色使いが重厚感かもし出す美しい映像。

現実離れした展開かもしれません・・そこが、幻影師ならでは
なんて思えてラストまで面白くて楽しめました。

一言、降霊イリュージョンなんて現実には無いよね?^_^;

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2008年09月19日

ミスト

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■2008/9/17日DVD発売 ■アメリカ制作 ■125分

■監督 ・フランク・ダラボン  ■原作 ・スティーブン・キング 【 霧 】

■出演
トーマス・ジェーン / マーシャ・ゲイ・ハーデン / ローリー・ホールデン

■あらすじ■
激しい嵐が街を襲った翌日、湖の向こう岸に不穏な霧が発生していた。デイヴィッドは不安に駆られながら、息子のビリーを連れ、隣人の弁護士ノートンと街へ買い出しに向かう。3人がスーパーマーケットに入ろうとすると、店内は大混乱。外では軍人が歩き回り、サイレンが鳴り続ける。すると、ひとりの中年男が叫びながら駈け込んで来た。「霧の中に何かがいる!」と。店外を見ると深い霧が駐車場を覆っていた!

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■かんそう■
やっぱり、出たよ・・・・・恐竜もどき、SFの香り漂うキング氏らしい趣向

大嵐の後、突然濃霧に覆われた町。何かが居る! それが何なのか?緊張しましたぁ。
巨大虫に襲われるシーンは、ドキドキ・・巨大だから、虫刺されでも死に至る。デカイよ

が、霧の中の生物より、集団と化した人間の方が恐い。
恐怖のあまり、神に頼ろうとする人々・・・・狂ってる訳ではなく、ワラをも掴む心境なんだと
何と言っても、自分が神の使いと思いこむ、ミセス・カーモディの迫真の演技に驚きます。

見てる側は、今が平常なんで彼女達の異常さが分かり、怒りを感じるものの
もしあそこに居たら? 私も、オカシクなって神様~と仲間の1員かも

息子を生け贄にされそうになった父、そして正常を保ち続けた数人が
救いを求め、霧の中へと・・・・・・・・しかし、何て救いようのない結末。

せめて、後10分、思いとどまってたら・・後悔ばかりの残る後味の悪いラスト
正常組を追い詰め、殺してしまったのは、霧でも怪物でも無く人間でした。 

最後、軍のトラックに乗った女性とデイヴィッドの視線が合った瞬間
表現しようも無い虚しさを感じました。 あの母子は助かったんだね。天国と地獄だよ

霧の不気味さ、そして人間の怖さ・・色々な恐怖が詰め込まれ
退屈する間もなく、楽しめました。

一言、霧の発生原因は・・・映画では、ありがちな原因なんでスルーしましょう^_^;

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2008年08月09日

インクレディブル・ハルク

アン・リー監督で
ちょっとこけた前作から、
キャストを一新して
ルイ・レテリエ監督がメガホンを
撮った新作ハルクです。
全てCGのハルクの顔って
かなりマンガチックです・・(笑)

科学者のブルース・バナー博士(エドワード・ノートン)は、
研究実験の事故で心拍数が上がると
緑色のモンスター・ハルクに変身してしまう。
彼はその体質の軍事利用を狙う
ロス将軍(ウィリアム・ハート)から逃れ、
メキシコで逃亡生活をおくりながら、
ミスター・ブルーという謎の科学者と連絡を取り、
元の身体に戻る方法を模索していた・・・・。

最初にハルクが逃亡生活をおくるまでのダイジェスト版の
ような映像が流れ、いったいどこから始まるのかと
ちょっと面食らってしまいました。
まあおおまかな感じは理解できますよー。
ブルースの時は、結構ひ弱な感じですが、
変身後は、デカイ銃だってへっちゃらだし、麻酔弾も利かないし、
フォークリフトをソフトボールみたいに軽く投げるわ、
車を引き裂き楯代わりに突進するわ、恐ろしく凄いパワーです!
まさにジギルとハイド!
でも本体はかなりマンガチックですけど・・・。
3回の戦闘シーンで、ライバル・ブロンスキー(ティム・ロス)が
だんだん力に取り付かれ、パワーアップしていく様も
なかなか面白いです。

悩めるヒーローと愛を貫く恋人ベティ(リヴ・タイラー)は
美女と野獣ってトコでしょうか!
ブルースが逃亡中のベティの恋人だった精神科医が
意外といい人でした。
いかにも続編がありそうな感じでしたが、
次回作はミスター・ブルーが変身かぁ〜????



インクレディブル・ハルク←公式サイト

■お気に入り度 ♥♥♥

(ルナのひとりごと)
ラストに出てくる「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jrは
映画の宣伝なのか、サービスなのかなぁ〜。

2008年06月19日

幻影師アイゼンハイム

「すべてを欺いても
手に入れたいもの、
それは君。」
このキャッチが
ピッタリくるような
内容でした。
一人の天才幻影師と
公爵令嬢の純愛の物語です。

19世紀末のウィーン。
若き天才幻影術師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)は、
町中で絶大な人気を誇っていた。
その噂を聞きつけた皇太子レオポルト(ルーファス・シーウェル)は、
婚約者ソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて劇場を訪れる。
しかし、アイゼンハイムとソフィの間には、
幼い頃からの深いつながりがあった。
2人の関係を気にする警部ウール(ポール・ジアマッティ)は、
彼らを監視するが、ソフィは皇太子邸で謎の死を遂げてしまう・・・・。

まあ、残念ながらオチはなんとなくわかってしまいますが、
アイゼンハイムの切ない表情と不思議なイリュージョンに
民衆も警部も洗脳されてくる感じがなかなか面白いです。
当時のウィーンの町並みや衣装などは雰囲気を盛り上げてくれます。
あと皇太子邸の廊下の鹿の首や鳥などの剥製の数の凄さが
どんだけ皇太子が嫌な奴かを表しているようでした。


幻影師アイゼンハイム←公式サイト

■お気に入り度 ♥♥♥♥

(ルナのひとりごと)
「プレステージ」のような派手さはありませんが、
ハッピーエンドなので、なごやかな気分で終われます。

2008年03月19日

アイゼンハイム

『幻影師 アイゼンハイム』の上映が決まりました。6月の公開予定です。タイトルだけ聞くと、アニメかな?と思ってしまいましたが、エドワード・ノートンでて...

2007年06月24日

B4.5:レッド・ドラゴン

捜査の相談相手でもあり連続殺人鬼でもあったハンニバル・レクター博士を死闘の末逮捕したウィル・グレアムはFBIを退職して愛する家族と平和に暮らしていた。そんな彼のもとに元上司のジャック・クロフォードがやってきて、2つの家族が残忍な手口で惨殺された事件の捜査を依頼する。・・・この作品は、「羊たちの沈黙」以前の世界を描いています。ハンニバル・レクター博士は、囚われの身なので過去2作ほど動きませんが、その存在感は圧倒的なものでした。個人的に好きな俳優でもあるウィルを演じたエドワード・ノートンは、他作品でもそうですが派手さはないものの演技と存在感はずば抜けていると思います。内容は少し物足りなさを感じましたが、ハンニバルシリーズの世界観を味わうことが出来たので良かったです。←clickをお願いします。

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