もう一度観たい・・・前回の記事に書いたとおり、もう一度観た。本当ならば、続けて観たかったけれど、この頃の映画館のシステムでは難しい。買いなおして、また指定席をもらい、もう一度観るような気分にならない。お正月用の映画が公開されはじめ、もう終わるだろうから、レイトショーにかけこんだけれど、金曜日のレイトショーは、半分近くの座席を埋めて、上映した。金曜日のレイトショーは、日曜日のレイトショーと同じで、あまり人が映画館にこない。R-15なのに、予想外の客入りだと、配給会社は喜んでいるのではないかと思う。続くごとに、大きなスクリーンになり、長く上映される。1作目は、シネコンの一番小さな部屋だったのに・・・。
先日、久しぶりにレンタルビデオ店に行ったが、このヒットのおかげで、前3作のDVDがほとんど貸し出し状態であった。サイコ・サスペンス・スプラッターとしては、とんでもない数のDVDが並んでいる。棚一列がすべて「SAWシリーズ」である。もう終わるだろうとやってきたが、お正月を越えてしまうのではないかというヒットだ。まさか、このようなグロテスクの極みのような娯楽作品が元日からかけられるはずはないと思うけれど。恐いもの見たさ・・・私もグロテスク好きだなと実感する。みんな、終わった後、「グロいなぁ」「きしょく悪い」などと笑いながら劇場を出る。つくりものであるから、惨酷な死に方であればあるほど、観客は喜ぶ・・・このシリーズは、そんな人の根にある心理を引っ張り出してくれる。
今更ながら、「SAW」を私の持つ携帯英和辞書で引いてみる。1本目にも引いた記憶があるけれど、引いた記憶だけで、中身を忘れている。携帯英和辞典は簡単に書いているけれど・・・①seeの過去形②格言、ことわざ③(~ed;~n,~ed)ノコギリ(でひく、ひいて作る)ノコギリを使う・・・とある。また、「saw・bones」は、医者または外科医。「saw・buck」は、ノコギリをひく台。「Saw・ney」は、軽蔑、バカ。・・・・・最後の単語は別として、どれも本作を連想させる。謎解きの主人公の名前にもなっていて、面白い。
ジグソウは死んだのに、なぜ犯行は繰り返されるのか・・・前回、観たときは、ラストで知らされるわけだが、ラストを知った上で観ると、フムフムと行動や台詞に伏線がいっぱい張ってあって、また楽しめた。この映画は、ラストで頭からフラッシュバックを使って、あの時!あの時!と、ドキドキ音楽にのせて復習するけれど、あの短い時間内では、私の頭では理解ができない。そうかそうか!とは思ったけれど、今度は、はっきりとわかった。パート3のエンディングが重なるとき、時間軸はどうなっているのか、とてもややこしいが、4作品すべてが同じ時間の中で動いていたというのは、とても不思議な感覚映画だ。もしかしたら、無理があるのかもしれないけれど、よくまあここまで、1から4までをつなげてある。
本作は「SAW-4」でありながら「SAW-0」でもあるので、1の前にいったり、現在であったり、1から3までと同時であったりと、構成が錯綜していて、シリーズの中で最もわかりにくかった。けれども、ラストを知った上で2度観たことにより、前回観たよりも面白く、ゾクゾクさせてくれた。もう一度観ようとは思わないけれど、パート5があるとしたら、必ず楽しみにすると思うので、DVDで見直すだろう。これまでのB級血みどろ映画とは明らかに違う。まったく新しいジャンルの映画がシリーズになっているのだと思う・・・って、ここまで書いたら、あまりにも誉めすぎか・・・。
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久しぶりにウディ・アレン作品を

