たけしの本当は怖い家庭の医学「知らないと助からない応急処置sp」永久保存版より
<知らないと助からない脳梗塞の応急処置>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
症状1)手のしびれ
症状2)突然、倒れる
症状3)ろれつが回らない
脳梗塞とは、脳の血管が血栓などで詰まり、脳の一部分が壊死する恐ろしい病。
「ろれつが回らない」という状態こそ、脳梗塞の典型的な症状。
<夫が倒れた時に、妻がとった応急処置>
倒れている夫を抱き起こす⇒救急車を呼ぶ⇒声をかけて励ます⇒水を飲ませる
<妻がとった行動の中で、誤った応急処置とは?>
救急車が来た時にはすでに夫の呼吸は停止。そのまま、帰らぬ人と。。。
最初の症状が出てから、わずか3時間後の悲劇でした。
しかし…正しい応急処置さえしていれば、命は助かっていたはず。
誤っていた応急処置とは・・・水を飲ませたことでした。
<なぜ脳梗塞で倒れた時、水を飲ませるといけないのか?>
脳梗塞になると、全身の様々な箇所に麻痺が起こります。
のどの神経が麻痺しているとうまく水を飲み込むことが出来ず むせてしまったことで脳内の血圧が上昇。
脳の血管が詰まった所に負担がかかり、脳幹部の太い動脈が破裂
脳出血で帰らぬ人となってしまった。
脳梗塞をはじめ、心筋梗塞や呼吸器疾患の場合も、水を飲ませない方がいいと言われている。
<知らないと助からない応急処置 突然の心肺停止>ーーーーーーーーーーーーーーー
症状1)胸部全体を締めつける痛み
症状2)顔面蒼白
胸部全体を襲う締めつけるような痛みと顔面蒼白。これらは心筋梗塞の典型的な症状。
心臓の血管に、大きな血栓が詰まり血流が途絶えたために、突然倒れてしまった。
<妻が倒れた時に、夫が取った応急処置>
救急車の手配⇒心臓マッサージをしようとしたが、手が出なかった
<夫がとった行動の中で、誤った応急処置とは?>
救急車を呼んで戻ってくると、心臓が止まり呼吸もしていない事に、ようやく気付いた。
この時、まずやるべき応急処置は「心臓マッサージ」
心臓が止まったことで、血液の循環がストップしている為、
マッサージで強制的にポンプ運動を行い、血液を脳に送り込まなくてはならないのだ。
そして、もう一つが人工呼吸。人工呼吸によって酸素を血液に送り込むことも重要な応急処置。
この心臓マッサージと人工呼吸を、2分以内に行った時の蘇生率は90%
5分を過ぎると蘇生率は25%にまで減ってしまう。
5分以上経過すると、たとえ助かっても深刻な脳障害が残ってしまう可能性が。。。
心臓が原因で心肺停止となり、救急車で運ばれながらも死に至る人は年間3万人といわれる。
しかし、
救急車が来るまでの時間に、
心臓マッサージと人工呼吸をすれば、救命率は2倍以上に増え、
突然死を防ぐことが可能となる。
「大切な人を心筋梗塞による突然死から救うためには?」
1)人工呼吸と心臓マッサージ、そして除細動は、まさに一刻を争う応急処置。
2)自信がなくても、たとえ下手でも、心肺停止後できるだけ早く、これらを実行することが
あなたの大切な人を救うのです。
<知らないと助からない応急処置 止血>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
症状1)交通事故で腕からおびただしい出血
症状2)ひどい傷を負う
<妻の出血に、夫が取った応急処置>
妻のもとに駆け寄り、患部にハンカチを押し当てる
<夫がとった行動の中で、誤った応急処置とは?>
意識を取り戻した後、すぐさま妻の元に駆け寄り、患部にハンカチを押し当てた。
しかし、いくら強く押さえても、出血は一向におさまる気配がありません。
救急車が到着したのは、それから1時間後のことでした。
病院に到着した時にはすでに手遅れ。そのまま帰らぬ人となってしまったのです。
死因は出血性ショック。出血多量によるショック死でした。
多量出血があったとしても30分以内に止血が果たせれば、その半数の命は救うことができる。
ただし、1時間以上を要してしまうと助けられる命も助からない場合も。。。
「身近にある様々な物を使ってできる最も適切な止血法とは?」
ネクタイの様な幅の広い帯状の物は神経や皮膚組織に食い込まないので、そうした物で縛るのが良い。
さらにスパナ等の硬い棒状の物で 血が止まるまで締め上げる。
ただし、こうした止血は血液を遮断しているので、
30分に1度は縛っている物を緩めることが大切。
◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎
<脳梗塞の応急処置 問題1 >
奥さんが夕食の後片付けをしていた時、お風呂場の方から
大きな物音がしたので駆けつけると、 夫が脱衣所で倒れていました。
意識はあり自力で立ち上がろうとしているので、肩を貸し、
とりあえずリビングのソファーに寝かせようとした奥さん。
この行動は○か×か?
正解×)脳の疾患の場合、無理に動かすと脳内の血圧が上がるため危険です!
<脳梗塞の応急処置 問題2>
とりあえず夫をその場に押しとどめ、座らせた奥さん。
すると今度は、夫が体を震わせ始めました。 寒がっているのかもしれない。
そう思った奥さんは少しの間、 夫の元を離れ、わざわざ2階の寝室から
毛布を取ってきて夫の体を包んであげました。
この行動は○か×か?
正解○)脳疾患の発作は、トイレ・浴室など寒い場所で起きる場合が多く、
体温が低下すると意識障害が悪化したり、血圧が急上昇するなど危険です。
毛布などでしっかりと全身を保温することが大切です。
<脳梗塞の応急処置 問題(3) >
一向に回復する気配を見せない夫。その時、奥さんの目に入ったのは、夫の携帯電話。
しかし、彼女はとっさに隣の部屋に駆け込み、家の電話から119番通報しました。
この行動は○か×か?
正解○)固定電話だと、局番などからかけている場所が特定できる上、
携帯電話のように電波障害で切れることがない。
ただし携帯電話で119番通報することがダメという訳ではない。
脳疾患は緊急性が大事なので、すぐ近くに固定電話がない場合は直ちに携帯電話で通報しましょう!
<脳梗塞の応急処置 問題4>
救急車を呼んだ奥さんが脱衣所に戻ると、そこには、うつ伏せで倒れている夫の姿が!
呼吸はしているようですが、何度呼びかけても反応がありません。
意識を失ってしまったのです。
さて、こんな時、救急車が来るまでの間、夫をどんな体勢にしておくのがよいのでしょうか?
正解 横向きの体勢)回復体位と呼ばれ、患者の意識がない時や、嘔吐してしまった時に有効な体勢。
うつ伏せは胸部が圧迫され、気道が塞がりやすいのに加え、意識や呼吸の確認もしづらいため、×
仰向けは筋肉が緩んで気道が塞がったり、嘔吐した時、のどに詰まって窒息する恐れがあるため×
体勢を変える時の注意点。
頭を手でしっかりと支えて慎重に動かす。。
患者の片方の手を枕のように頭の下に置き安定させる。
最後に顎をやや上向きにして気道を確保。ここまでできれば完璧。
◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎
<応急処置の常識クイズ>○か×で回答。
1)鼻血が出たら、首の後ろをトントン叩く
2)のどに魚の太い骨が刺さったら、ご飯を丸呑みにする
3)突き指をしたらすぐに指を引っぱる
4)蜂に刺されたらおしっこをかける
5)水虫になったら患部に酢をかける
答えは全て×
1) 医学的に効果は認められません。
「鼻血の正しい応急処置」
(1)気分を落ち着かせるために座って前かがみ
(2)鼻にティッシュペーパーなどの詰め物
(3)鼻翼をつまむ
(4)しばらく、じっとしている
2)すぐに病院に行ってください。
ご飯を丸呑みして、 太い骨でのどの粘膜を傷つけてしまうおそれがあります。
3)突き指した指を引っぱると、じん帯や関節をさらに痛める危険性がある。
4)蜂の毒にアンモニアは効きません。
また、体外に出たばかりの尿に アンモニアはほとんど含まれません。
5)水虫に酢をかけると、ただれなどの原因になるので乾燥させておいた方が良い。
◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎
<間違いやすい応急処置クイズ>あなたならどうするかをAかBかで回答。
<やけど編1>
クツクツ煮えたお鍋の汁を腕にこぼし、やけどをした。
急いで水で冷やしたが、30分後、水ぶくれが出来た。
A. 何もしないでしばらく様子を見る
B. 水ぶくれを潰して水を出す
正解(A)何もしないでしばらく様子を見る。
水ぶくれの中の液体には炎症を抑える成分が含まれているので、潰さないで様子を見た方が良い。
また、無理に水ぶくれを潰し表皮まではがれてしまうと逆に痛みが増すこともある。
<やけど編2>
シャツの上から熱湯をこぼし、やけどをした。
急いでシャツの上から水で冷やしたがなかなか痛みが治まらない。
A. そのまま患部を水で冷やし続ける。
B. シャツの袖をめくり患部を直接水で冷やす。
正解(A)そのまま患部を水で冷やし続ける。
時間がたつと皮膚が服に張り付く場合があるので、無理に服をめくると、
やけどをさらに損傷させてしまう危険性がある。
<やけど編3>
天ぷらを揚げている最中に誤って、鍋をひっくり返し、
油が下半身の大半にかかり大やけどを負ってしまいました。
すぐに救急車を呼びましたが、到着までの間にどうすべきか?
A. 患部を冷やすため水をかけ続ける。
B. 患部をタオルなどで覆う。
正解(B)患部をタオルなどで覆う
広範囲のやけどの場合、体温調節に支障をきたし体温が下がってしまう。
そのため、水で冷やしすぎると体全体に悪影響。
体温を保つために、 タオルなどで患部を覆うのが正しい。
<腰痛編>
お風呂を掃除していた時、突然、ぎっくり腰になった
A. 冷湿布で腰を冷やす。
B. 温湿布で腰を温める。
正解(A)冷湿布で腰を冷やす
ぎっくり腰のような急性の腰痛は冷やす。慢性の腰痛は温める。
<のどに餅が詰まった編>
おじいちゃんが突然、餅をのどに詰まらせた
A. 「のどに指を入れ、餅をかきだす」
B. 「背中を叩いて、餅を吐き出させる」
正解(B)背中を叩いて、餅を吐き出させる
慌ててのどに指を入れると、かえって餅を奥に押し込んでしまう危険性が。。。
前かがみにして、背中を叩くのが正解。
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