アメリカで注目されている野菜その28

今回は日本発のキノコ、椎茸について取り上げてみたいと思います。

ねこへび椎茸の歴史

椎茸は言うまでもなく日本に古くから自生していたキノコの一種です。元々は山林に転がっていた倒木に自然と生えていたものを食べていたと考えられますが、1465年に書かれた「親元日記」には既に椎茸を食べていることを示す記述が見られます。

初めて栽培したのは寛永時代の農民と言われています。それから約380年。今では椎茸は焼いて良し、煮て良し、おまけにダシとしても使えるというまさに和食の友とも言える食品でしょう。また、アジア圏では古くから長寿のシンボルとして考えられてきたものでもあります。実際、中国では6000年の間薬として用いられてきました。

最近では、アメリカのスーパーマーケットでも年間を通して手に入れられる野菜となりつつあります。

クマどんな栄養があるの?

それでは椎茸にはどんな栄養が含まれているんでしょう?

● 鉄

鉄は赤血球のタンパク質、ヘモグロビンのヘム鉄等を構成するための主成分です。体内に存在する鉄の大部分(70%)は酸素を運ぶために使われています。このため、鉄の不足は貧血・酸欠・息切れ・動悸・めまい・疲労等の症状を引き起こすことになります。

● ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンの合成に関係します。血管や皮膚、粘膜、骨を丈夫にする働きがあります。また、抗酸化作用があり免疫力を高める効果もあるため、風邪予防や抗ガン作用、解毒作用があります。さらに、血中のコレステロール値を下げ、くすみの原因となるメラニン色素の生成を防ぎます。

● タンパク質

タンパク質は言うまでもなく、体を構成するために必要不可欠な栄養素です。大豆に含まれているタンパク質は必須アミノ酸のほとんどを含んでいて、免疫力の維持やコレステロール値の低下、動脈硬化に効果があるとされています。

● 食物繊維

食物繊維は栄養素ではないのですが(エネルギー源や構成成分にならないので)、体内で消化されないため腸を掃除する整腸効果があります。また、血中のコレステロール値や血糖値の上昇を抑える働きもあります。

意外ですが、ビタミンCが入っているんですね。

さて、それでは椎茸を食べることでどんな効果が得られるのでしょうか?

ビックリマーク免疫力の活性化

近年の研究により、レンチナンという成分が含まれており、このレンチナンが免疫システムを活性化することが分かってきました。驚くことに、レンチナンはインフルエンザやその他のウイルス(エイズの原因であるHIVも)に対して処方される薬よりも高い効果があることが分かりました。

ビックリマーク抗ガン効果

レンチナンはβグルカンの一種ですが、免疫力を高めるだけでなく、抗ガン作用を持っています。例えば胃ガン細胞の場合、網状の細胞が腫瘍内に構成され、これが体内の各器官に拡散することでガンが広がっていく事になるのですが、レンチナンが投与されると、この網状の細胞を破壊し、さらにT細胞(免疫細胞の一つ)に網状の細胞を破壊させます。

ビックリマーク心臓疾患の予防

椎茸にはレンチナン以外にも、エリタデニンという椎茸特有の成分が含まれています。この成分はコレステロールを下げる働きがあり、動物を使った実験ではあらゆる種類の脂肪を投与させた場合でも同じ効果が得られることが分かっています。

ビックリマーク抗酸化効果

椎茸にはさらに、Lエルゴチオネインと呼ばれる抗酸化物質も含まれています。この成分は鶏のレバーや小麦胚芽にも含まれているものですが、含有量は圧倒的に椎茸の方が多いです。

こうしてみると、椎茸は随分有り難い成分が入っていることが分かりますね。

ハロウィンキノコ鍋で季節の味を楽しみつつ

既に晩秋から冬に変わりつつありますが、鍋がおいしい季節でもあります。キノコたっぷりのキノコ鍋で他のキノコの持つ健康効果も一緒に摂って寒い冬を健康に乗り切っていけたら良いですね。椎茸で健康に!

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¥525
 柳屋茶舗

それではまた。


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