アメリカで注目されている野菜その22
今回は前回に引き続き、お馴染みの野菜と言うことでナスを取り上げてみたいと思います。
ナスっていつ頃からあるの?
ナスはインドが原産とされています。日本人にとってはキュウリと同じくとても歴史が古いもので、奈良時代には既に入ってきていたようで、正倉院文書ではナスを「奈良比(なすび)」と記載してあるそうです。そして、少し時代が下って、平安時代の頃になると、ナスは「奈須比」として表現されるようになり、この時代に編纂された九手における規則や習慣を細かくまとめた延喜式には宮廷の畑でナスやキュウリ、マクワウリ、ネギなどが作られていたことが書かれています。結構歴史があるものですね。それではお馴染みのナスにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?
● 食物繊維
食物繊維は栄養素ではないのですが(エネルギー源や構成成分にならないので)、体内で消化されないため腸を掃除する整腸効果があります。また、血中のコレステロール値や血糖値の上昇を抑える働きもあります。● カリウム
カリウムはナトリウムと協力して血圧を下げる作用があります。また、筋肉の収縮に働きかけ、神経の信号伝達に作用します。ナトリウムとのバランスが大事で、偏ると健康に影響を及ぼします。● マンガン
マンガンというと、何となく子供の頃の理科の実験を思い出しますが、実はミネラルの一つです。マンガンは肝臓・膵
臓・脾臓・毛髪などに多く含まれていますが、骨の形成にも作用します。これは、骨や間接を丈夫にする結合組織を合成する際にマンガンが必要となるためで、
成長期にマンガンが不足すると発育不全を起こします。● 銅
銅は普段必要なミネラルとして意識されませんね。実は普段の食生活では大抵不足することがない栄養素の一つであるためです。とはいえ、銅には乳児の成長や
骨の強度、赤血球・白血球の成熟、鉄の運搬、コレステロール・糖の代謝、心筋収縮、脳の発育に欠かせない栄養素です。アボカドには一日に必要な量の20%
程度が含まれています。● ビタミンB1
ビタミンB1は疲労回復のビタミンとも言われています。炭水化物や脂質をエネルギーに変える働きがあります。また、脳の栄養源であるブドウ糖の代謝にも欠かせない栄養素です。糖質を分解する際に使用されるため、甘いものを摂りすぎると不足する場合があります。● ビタミンB6
ビタミンB6は健康な皮膚や歯を作り、成長を促進する作用があります。また、免疫機能を正常に保つ働きや筋肉活動・血糖の維持に必要な栄養素です。さらに、ナトリウムとカリウムのバランス調整を行う働きもあります。● 葉酸
葉酸はビタミンB群の一種で、水溶性です。DNAの合成や細胞分化に作用するため、胎児や乳幼児に不可欠なビタミンです。このことから、妊娠中の女性は積極的に摂取する必要がある栄養素でもあります。また、肺ガン・子宮ガン・心臓発作・脳卒中などの予防効果があるとされています。● マグネシウム
マグネシウムは、約60%が骨に含まれ、残りの大部分は筋肉中に含まれます。主な役割は細胞内のカルシウムの量を調節する事です。カルシウムが過剰に細胞内に存在すると痙攣や震え、神経などへの影響が起きやすくなります。このほかにもトリプトファンやビタミンB3等が含まれています。
抗酸化作用があります
ナスには様々な重要植物栄養素が含まれています。これらは抗酸化作用があります。ナスに含まれる植物栄養素は、石炭酸化合物であるコーヒー酸やクロロゲン酸、フラボノイド、ナスニンを含んでいます。石炭酸系の抗酸化物質には、日光による酸化やバクテリア、真菌からの攻撃を守る働きがあり、この成分がナス自身を守っていると言えます。
脳細胞を守ります
ナスの皮に含まれるアントシアニンはナスニンと呼ばれ、活性酸素を除去する掃除人のような役割を果たす抗酸化物質の一種です。ナスニンはダメージから細胞膜を守る事で知られており、動物を使った実験では、脳細胞の細胞膜の脂質を守る効果があることが確認されています。細胞を包んでいる細胞膜はそのほとんどが脂質から出来ており、活性酸素から細胞を守る役割があります。
抗ガン作用、抗菌作用、抗ウィルス作用
ナスに含まれるクロロゲン酸は活性酸素に対する優れた防御能力を持つ成分の一つで、細胞の突然変異を防いだり(抗ガン作用)、抗菌作用があります。さらには、抗ウィルス作用もあります。
心血管の健康維持
動物を使った実験で、コレステロール値が高い状態にある動物にナスジュースを投与したところ、血中コレステロール値や血管壁に付着したコレステロールが大幅に減少するという効果が確認されました。コレステロールが減少して血管の通りが良くなったことで血流が改善され、心血管などの健康が維持できるという事になります。この効果は先ほど登場したナスニンだけでなく、同じくナスに含まれているテルペンと呼ばれる成分も大きな役割を果たしているとされています。
相性の良い調理法でおいしく
ナスというと油と相性がよいのが特徴ですね。油炒めや麻婆ナス、ナスの天ぷらなど、様々な食べ方があります。油はコレステロールの元凶になるので過剰摂取はもってのほかですが、ナス自身が持つコレステロールの除去効果で血中コレステロールを増やさずにおいしく食べるというのも良い方法ではないでしょうか。もちろん、たまには焼きナスで油抜きのメニューも良いですね。- 長茄子と書いて「長なす」(長ナス)
- ¥144
- 中居青果
- グルメ!なすのシギ焼≪肉味噌詰め!≫1個単位 自家製肉味噌とおナスの定番のお惣菜です!
- ¥268
- グルメ・ナカムラ
それではまた。
ブログランキング参加中です。クリックして頂ければ幸いです。
ページビューランキング!! ブログランキング

