金杉忠男先生の劇団葬で様々な上演台本が並べられていた。その中においらが演じた卒業公演の台本も並んでいた。大勢の弔問客が見るその表紙にはビッシリとメモが書かれてあって。そのメモの中にはっきりと「小野寺で大丈夫か?」と書かれていた。おいらは主役を演じる事になった。なんで一番不器用で、駄目なおいらになったのか。今でも不思議だ。でも確かにおいらはやりたかったし、確かに他の役は出来ないという判断もあった。...
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