- ジョン・J.ミュース, 三木 卓
- パンダのシズカくん
「外にクマがいるよ、にいさん!」
「クマだよ。それがとっても大きいの。裏庭にいるんだ」
アディ、マイケル、カールの家の庭に座っていたのは、傘をさしているクマ??
いえいえ、それは、ジャイアントパンダのシズカくんだったのです。
カラカサをさして、家では着物を着、筆で絵を描いたりするシズカくん。
彼は、遊びに来た3人に、それぞれひとつずつお話をしてくれます。
そして、3人と友達になりました。
「パンダっぽい口のききよう」をするシズカくんは、
その見た目の通り、穏やかでゆったりとしています。
それもそのはず、シズカくんは、東洋の深い思想の持ち主だったのです。
でも、いばらず、おごらず。3人のきょうだいそれぞれに、その場に応じたお話をしてくれます。
押し付けでなく、そっと。
これが、なかなかできないんですよね。
私は、いつもくどくどと押し付けがましくこぐまくんに話してしまいます。。。反省。
シズカくんを見習わなくちゃ。
その中のひとつのお話は、「人間万事塞翁が馬」の逸話。
「人間万事塞翁が馬」は、私が一番好きな言葉です。
訳者のあとがきによると、作者はもともと東洋の思想を学び、
禅の心にもとづいた考え方を西洋の人々に易しく伝えたい、とこの物語を書いたそうです。









