娘が小さかった頃、夜寝る前には、いつも、絵本の読み聞かせをしていた。
フルタイムで仕事をしていて、日中は保育所にお世話になっていたので、夜の読み聞かせの時間を、大事な親子のコミュニケーションの時間と思っていた。

ある時期、娘に寝る前の絵本を選ばせると、5冊以上選んできて、5冊読んでも、「もっと」と言って、さらに読まされる日が続いた。

子どもが寝てからが、自分の時間。洗濯物を片づけたり、パソコンをやったり、いろいろやることがある。
早く寝てくれないかな〜と思いながら、リクエストに応じて、何冊もの絵本を読み続けた。

あとになって思う。あの時、何冊も読まされたのは、早く寝かしつけよう、というこちらの気持ちが、伝わっていたのではないか。何冊もの絵本を早く読み終えるために、早口で読んでいたのかもしれない。

もしかすると、ゆっくりと、丁寧に、読んであげていたら、あんなに何冊も読まなくても、満足して眠りについていたのかも。

今となっては確かめることもできないが。

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