ただいま!
オーストラリアから帰ってきました。
オーストラリアの青く広大な空、永遠に連なるうろこ雲の色の白さに感激!
コアラやカンガルーと触れ合ったり、イルカに餌付けをしたり、クジラを見たり、クカバラ・フィーディングをしたり、ペリカンを見たり・・・自然を満喫してきました。
本来の目的は大学での研修・ホームステイなのですが、ははは!こうやって書いてみると、印象深いものから先に語ってしまうものだね。
ところで僕は今回不思議な体験をした。
エッカというホリデイの時、僕はモートン島という島に行ったんだ。学校も仕事も休みだし、ホームステイのママが行ってきたらって教えてくれたんだ。その島には手付かずの自然が残されている。勿論リゾート地でホテルヴィラも沢山在るけれどね。船に乗って島に上陸。近くから見ると海が透明で、魚が泳いでいるのがはっきり見える。船から降りた僕らをペリカンが出迎えてくれる。薄茶色の砂の向こうには太陽にさらされたエメラルドグリーンの海が広がっている。そして空は、これまで見たこともないスケールの大きさだ。地球上にこれほどの空が見える場所があるなんてこれまで知らなかった。そうだ、世界には数え切れない、まだ見たこともないものがそっと存在しているのだ。そこで僕は昼間はクジラを見たり、クカバラの笑い声を聞いたり、ポッサムを追跡したり、テニスをしたり、バスケをしたり、夜はイルカに餌を与えたり、海からの風を感じながら食事をして、心ゆくまでオーストラリアワインを楽しんだ。海と空と風と動物と森林と。学校での職務の忙しさを思い出すこともしなかった。
それは、ステイ先に帰ってきた夜のことだった。
僕は随分疲れていたはずなのだが、なかなか寝付けず、起きたり夢を見たりを繰り返していた。何時ごろだろう、夜中の3時ぐらいだろうか、閉じた目の裏側にひらひらと蝶が舞っているのが見えた。僕の頭は冷静で、これはきっと彼女に言われたことが頭から話せないせいだ、だからこんなふうに見えてしまうんだ、或いは気のせいかも、なんてその時思った。その瞬間、空気銃のようなものがバン!と飛んできて、右目のあたりに当たった。僕はそれで完全に目が覚めてしまった。ベッドに横たわったまま目を開けると、僕の上には花火のような色とりどりの光線が舞っていた。その美しい空気の塊は僕の目の前にあり、部屋全体に充満していた。普通の空気よりも重たいゼリーのような質感を目で感じた。とにかく、美しい。花火みたいだ。赤、黄、青、金、さまざまな短い光線のようなものが目の前にあった。不思議なことと知りつつもごく自然にそれがあるのを僕は受け入れていた。ひとしきり美しさを堪能すると、僕は何事もなかったように寝ようと思い、そのまま寝てしまった。
僕は昨日例の彼女に電話して、その夜にあったことを話してみた。
「ほ~んと、あなたって」と彼女は言う。
「全国各地にお客さんがいるけれど、ほ~んと珍しいわね」そうそう、彼女はOLをしながら時間が空いたときに、人の相談に乗りそれで幾分か、いや、かなりの収入を得ている。彼女は半ばあきれたように続ける。
「こんなこと聞いたこともないわよ。何?花火のような空気? そもそも龍神とかがついている人には出会ったことがあるけれど、妖精のような神のような天使のようなものがついている人なんて、ほんっと、いないから!」
僕は、はあ・・とため息にも似た声でつぶやく。でも僕はうしろっかわにいる人たち、そんなのは見えないからなあ。
彼女によると、僕の後ろにいる人が僕をオーストラリアに向かわせたらしい。それを聞いて妙に納得した。実はオーストラリアに行こうと思ったのは、その直前、啓示のようなものを感じたからだった。ふと気がつくと、そこにオーストラリアの地図があったり、生徒にさせるセンター試験のプレテストにはオーストラリアのホームステイの話が載っていたり、疎遠になっていた友人から連絡が来て、一人は実はこの3年前からブリスベンに住み、もう一人は2年留学して去年日本に戻り、夏に再びブリスベンに行くのだと言う。そんなことが繰り返し続き、僕は本当は別の場所に行く計画をしていたのだが、それを急遽変えることにし、学校での研修がブリスベンで行われるのでそれに参加することにした。
「あなたステイ先は閑静な自然が多いところだったでしょう?そこでもそうなんだけれど、」
はい、そのとおり。彼女の言うことには間違いがない。
「あなたが行った島は妖精とかがすんでいる美しい場所。そこであなたは充電をしてきたのよ。そしてパワーアップしてきた。」へえ。
「バンっていつ空気銃は、充電完了の合図。それにしてもあなた、花火の光線が見えたって、上手い表現するわね、その通り。あなたより妖精に近くなったわよ。ここであなたは、また一段とパワーアップした。このパワーの使い道はどうする?あなたは日本に今長期滞在しているけれども、これからいるべき場所に帰ることになる。勿論、海外。」 あ~、やっぱりなあ。
「実は最初からあなたと話している感覚がないの。あなたじゃない人と話している。もっと透明でクリアな人と話している。エネルギーが強くなったわね。あなたはまだまだ変わってゆく人。開花してゆくわ。そうねえ、たとえるなら、今までがバラだったのがこれを期にゆりに変わった感覚。静かで穏やかで深く。騒がなくても目立つ人。自分から出るオーラも全体的に変わってきている。薄い紫だったのに、綺麗なブルーになっている。それに、まっしろも。」
書いてしまうとなんてことないように思えるけれど、きっと僕の人生にとってはひとつの節目のようなものだったんだろうと思う。僕は人生を決定的に変えたいと思っているから、その段階のひとつになっていればいいと思う。なんか夢を見たような話だけれど、僕にとってはどんな不思議なこともごく自然なものとして受け入れて、これまたごく自然に忘れてしまう。そして次のステップへ進んでいく。至極あたりまえのことのように。決して何事も特別なことじゃない。
時々思い出せるように僕はこうして書いている。
君には退屈させてしまったかな?
そうだとしたらごめんね。
そして僕の夢物語に付き合ってくれてありがとう。
また書くよ。
バイバイ!
この本の中に『ホレおばさん』というお話があります。自分の今回の体験を振り返ったとき、真っ先に思い出したのが、この物語。僕はこのお話がどうしても非現実的なお話だとは思えなかった。実際はこんなことあるわけないじゃないかと思うかたもいるような夢物語なのだけれど、僕にはどうしてもそう思えなかった。でも今回のことで、あ~これって、本当にありえる話だったんだなあと実感。勿論、僕だけが実感できることなのかもしれない。或いは、子供とか。でも、感じ方はみんなそれぞれ違ってそれでいいと思う。君もそう思うよね?へへっ・・
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