マイルスがロックの殿堂「フィルモア」に初登場したのは、1970年3月6日。この翌日の演奏は『ライヴ・アット・フィルモア・イースト』として公式発売されていますが、こちらはその初日の演奏を収めたディスクです。
この『アット・フィルモア・イースト』という2枚組ブートレグはプレス盤CDというのも嬉しいですが、ビル・グラハム・マスターからの音源を収録しているとのこと。期待できますね。
早速聴いてみましたが、うん、歪み、ベール感などが全くないわけではないとは言え、この時期のブートとしてはさすがに素晴らしい音です。そして、肝心の演奏はもっと凄い! 凄まじい! 今は亡き携帯のサイトで翌日の『ライヴ・アット・フィルモア・イースト』を良い意味でやくざな演奏と確か紹介していましたが、こちらも同様ですね。胸がすくようなゴリゴリさ―マイルスのジャケ写真通りのイメージです。さらに、それ一辺倒ではなく、じっくりと聴かせる静謐なパートもあり、ほんと懐が深い!
また、チック・コリアがきてるね。何て過激なんでしょう! そして、それには彼ならではのエレガントなスパイスもあって、最高!
ところで、ディスク2のトラック3と4の間にはおそらくはカットされた演奏があると思われ(明らかに切れているからね。)、それも聴いてみたいなぁ〜、なんて。


