通常、クレジットカードを利用することでポイントやマイルを貯めることができます。今回は、その還元率が利用額に対して何%くらいになるのか、というテーマで検証してみたいと思います。
クレジットカードのポイントプログラムでは、クレジットカード利用額1,000円に対して1ポイント付与、というのが一般的です。
ではさっそく、1ポイントがいくらになるか、というところを見てみましょう。ポイントプログラムでは、貯めたポイントを様々な特典と交換できますが、一番分かりやすい商品券への交換で計算してみます。
例えばUCカードの場合、200ポイントで1,000円の商品券と交換することができます。つまり、1ポイントが5円です。これを還元率に引き直すと、0.5%ということになります。他のカード会社のポイントプログラムもだいたいは同じ還元率となります。
さて、ここまでが一般的なケースですが、カードによってはリボ払いにするとポイントが2倍つくカードがあります。
リボ払いとは、毎月のクレジットカード利用額がいくらであろうと毎月の返済額はあらかじめ決めた一定額とし、残額は翌月の返済に回すという支払い方法です。翌月に回された残額には一定の手数料(利子)がつき、これがカード会社の収入になります。ただし当然のことですが、あらかじめ決める毎月の返済額の範囲であれば全額が返済され、手数料はかかりません。よって、極端に言えば毎月の返済額をクレジットカードの限度額としておけば一括払いのカードと何ら変わりなく、ポイントだけが2倍、といった芸当も可能です。
また、特徴的なケースとして、ライフマスターカードでは誕生月の利用についてはなんと5倍のポイントが付与されます。これは明らかにお得です。
なお、ポイントには有効期限があるものがほとんどですので注意してください(一定の条件(年間の獲得ポイント数○○ポイント以上、など)を満たせば翌年度まで繰り越せるケースも多いです)。
さて、上では分かりやすいように商品券への交換で還元率を算出してみましたが、何も商品券と交換するだけがポイントの使い方ではありません。管理人の場合、メインで使用しているクレジットカードはマイルが貯まるものです。マイルについては、
「マイレージとは」を見て頂きたいのですが、簡単に説明すると、貯めると航空券と引き換えのできるポイントです。
クレジットカードの通常の利用でもっとも還元率が高くなるのが、SAISONカードの「UAカード」です(マイルアップメンバーズ併用時)。年会費+マイルアップメンバーズ年会費で6,825円の年会費がかかりますが、クレジットカードの利用額1,000円ごとにユナイテッド航空のマイルが15マイル貯まります。
例えば年間利用額が100万円であれば、15,000マイルが貯まることになります。なお、15,000マイルというのは日本国内の往復航空券と引き換えのできるマイル数と一致します。
ここで、マイルを獲得した場合の還元率を算出してみましょう。
100万円の利用すなわち15,000マイルで獲得できる日本国内の往復航空券の価値は、東京(羽田)〜大阪(伊丹)の底値が19,000円程度、東京(羽田)〜沖縄(那覇)の底値が27,000円程度、東京(羽田)〜稚内(北海道)の底値が50,000円程度と算出しづらいのですが、管理人の感覚だと少なく見積もってもざっくり30,000円程度の価値があると考えます。上記底値は選択の余地のないフライトだったりしますが、マイルを貯めてもらえる航空券ではフライトの時間等もある程度選択の余地があるからです。
これを還元率に引き直すと、100万円に対して3万円ということで、3%ということになります。これは通常のポイントを貯めるのよりもかなりお得です。もちろん年会費を支払っているのでその分を割り引かなければなりませんが、100万円の3%=30,000円から6,825円を引くと23,175円ですからそれでも2.3175%の高還元率です。しかもクレジットカードの利用額が増えれば増えるほどこの還元率は3%に近づいていきます。
なお、特約店の利用等で100円の利用につき2マイルが貯まる、といったカードもあります。上で説明したケースはあくまで通常の(特約店でない)利用のみで算出した場合ですので、使い方によってはもっと効率的にマイルを貯めることも可能です。その辺は機会を見て書いていきたいと思います。
こうしてクレジットカードの還元率が見えてくると、カードを使うべきタイミング、使うべきでないタイミングが見えてきます。管理人の場合、基本的にクレジットカードでの支払いができるところではクレジットカードを使うように心がけていますが、例えば電器量販店で買い物をする場合、現金払いとクレジットカード払いでポイントの還元率が異なる場合がほとんどです。このようなケースでは、クレジットカードの還元率>(現金払いの還元率−クレジットカードの還元率)であればクレジットカードを使った方が得だと判断できますし、逆にクレジットカードの還元率<(現金払いの還元率−クレジットカードの還元率)であれば現金払いの方が得だと判断できます。
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