TOP>NLP

2006年12月12日

506NLP江戸の教育

日本は江戸時代、寺子屋というものがありそこで武士などの子弟の教育が行われていました。よく時代劇で寺子屋の師匠が子どもに字の手習いなどを教えているシ...

2006年12月11日

505NLP相手に伝えるメッセージ

コミュニケーションで相手の伝えるメッセージとはどのようなことが大事になるのでしょうか。ロジカル・シンキングという本のなかには、課題(テーマ)答え相...

2006年12月10日

504NLP理想的なコミュニケーションとは

コミュニケーションの理想的な形はあるのでしょうか。普通にはなしていればいいのではないでしょうか、といわれる方は、ではその普通とはなんでしょうか。ど...

2006年12月09日

503NLP目標達成の重要性

あなたは毎日アウトカム、目的、目標を決めて生活していますか。アウトカムを決めることは、一日の生活をある一定の基準で規制することになります。規制され...

2006年12月08日

502NLP目標実現のために

毎日の生活をどのように過ごしておられるでしょうか。目的を目指して生活されておられる方も見えれば、なんとなく過ごしているという方も見えるかもしれませ...

2006年12月07日

492NLP指示命令型コミュニケーションの欠点

従来の企業組織では、指示命令型のコミュニケーションが一般的でした。すなわち上司が部下に対して指示命令形式のコミュニケーションをとってきたといっても...

2006年12月07日

501NLP何ができるか

NLPを学んできて考えることは、NLPで何ができるか、ということです。NLPには多くのスキルがありますし、まだまだ開発されているようです。今までの...

2006年12月06日

500NLPコミュニケーションは必須条件

今日で、このブログも500回を迎えます。実際は、もう少し多いのですが・・・1年3ヶ月余りかかっていますが、ほぼ毎日つづってきた成果です。自分なりに...

2006年12月05日

499NLP真実を語る

昔、母から「本当のことをいいなさい」とよくしかられたものです。でも本当のことを言わなかった記憶があります。どうして言わなかったのでしょう。今考えて...

2006年12月04日

ペーシングがうまい先生

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 平成15年に、本校に転勤してから、ほぼ毎日、生徒の登校時間に、生徒の昇降口(愛知県では、脱履といいます)で、そうじをしています。(最近は、諸事情であまりいっていませんが・・・)

 当時の校長先生が、毎日、そこのそうじをしていらっしゃいました。
 「校長先生、私がやりますから」と、声をかけたのがきっかけで、そのままなんだか習慣になってしまいました。
 
 登校する生徒達にあいさつをしながら、いろいろと声をかけたり、話をするのが取っても楽しみでした。

 NLPを学んでから、生徒への声のかけ方が少し、変わりました。
 あいさつ運動って言うので、元気な声かけも大事なんですが、その子の状態にペーシング(信頼関係をつくるための手法の一つ)することを意識するようになりました。

 朝、うつむいて元気のなさそうにしている子には、その子の状態に合わせた声であいさつをしたり、声をかけます。「おはよ。なんか疲れてるみたいな感じなんだけど・・・。どうかした?」という感じです。

元気に入ってくる子には、「おっはよー!いい笑顔だね〜。」
 
 昨日の記事にも書きましたが、一番大事にするのは、彼らの呼吸の状態です。

 遅刻しそうで、はぁはぁいいながら、走ってくる子には、こちらもはぁはぁとまではいかなくても、それに近い呼吸で「おはよぉぉ。ふー、走ってきて苦しそうだね。急いでね」と、こちらも呼吸の状態を合わせて、声をかけます。

 自分がもし、落ち込んでいる時に、まわりで元気な大声で、きゃーきゃー騒いでいる人がいたら、なんとなく嫌ですね。それって、自分の気分とまわりの気分が、マッチングしてないからで、そんな状態の人から元気な声で「ねーねー。これ、面白いと思わない?あはは」なんて、声をかけられたら「ケンカ売ってんのか」って思ってしまいますよね。
 呼吸のペースも、声のペースも、声の大きさも、ペースがちがっているから、心を開けないという状況になるんですね。
 いつでも、どこでも、元気がいいのがよいことかといえば、それはコミュニケーションにおいては、決して層とは言い切れないということです。

 元気がなさそうだから、ここは、ちょっと元気付けてやろうと、いきなり自分の明るいペースで声をかけてしまうと、かえって相手が、心を閉ざしてしまうのです。まずは、相手のペースに合わせて、そこから、徐々に自分のペースに引っ張ってあげるというのが、ペース&リードといわれるものです。

 私は、いろいろなことを学んで、
 まずは、それができでいないことすら知らなかった状態(無意識的無能)から、
それができていなかったことを知った状態(意識的無能)になりました。
 そして、それをまずは意識してやってみようという状態(意識的有能)になりました。
 これが、意識しなくても自然とできる、当たり前にできる状態が「無意識的有能」という状態です。

(これは、どんなものにも当てはまる学習のプロセスと言われるものです)

 私は、たぶん、まだ意識的有能という状態です。時には、意識的無能の状態になる時もありますが・・・。

 職場の先生方を見ていると、すでに、長年の生徒とのやりとりで、ほとんど無意識的有能の状態で、生徒に接することができる先生もいらっしゃって、すごいなぁと思います。

 生徒の信頼を得ている先生や、多少口が悪くても、生徒が慕っている先生というのは、無意識的有能の状態で、生徒の状態にちゃんとペーシングしているんですね。

 しょぼんとして、顔色が悪い生徒に、いきなり大声で「なーんだ、おまえ!今日は元気ないな!!!!」なんていわないんですね。
 ふだんは、元気イッパイの先生なのに、ちゃんと生徒の状態や呼吸の状態にあわせて声をかけているんです。

 生徒をよく見ているんですね。だから、生徒は、安心して、心を開いているようです。

 私は、保健室に来る生徒が、なんか楽しそうにけたけた笑って「ねーねー、姫ちゃーーん!」と入ってくるときは、「あーら、何よ〜。○○ちゃーーーん」などと、少し物まねをしてあげます。
 「やだーまねっこ、せんといてよ」といいながら、それだけで、距離が縮まると感じるときがあります。

 これも、ペースあわせの一つなんですが、その子の世界に一緒にふみいれることができる第一歩なんです。(ただ、いつも、こんなに心の余裕があるわけでないのですが。←未熟者のいいわけ)

 教師なら、だいたい、長年の経験でこうしたことは、身につくようです。小学校勤務時代にも、こうしたことが天才的にうまい先生がいて、元気のないはずの子どもが、あっという間に気分を変えてしまうという場面を何度か見たことがあります。
 
 ただ、そうしたことも、どうして、それが有効なのかということが、NLPを学んで理論付けられたと感じています。

 さまざまな心理学でいわれるいろいろな手法は、個人的な相談とかそういう場で使うものと思われがちですが、決してそれだけではなく、何気ない雑談やすれちがいざまの声のかけ方とか、授業においても、応用できるものです。

 クラスの雰囲気、その日、教室に入った時の雰囲気というその日、そのときの「場」にペーシングすることが、すごく大切だと思っています。
 でも、その場の雰囲気とちょっとちがっている生徒がいたら、時折、その子だけにペーシングして、そっと個人的に肥をかけることも大切だと思います。

 学校においては、授業において、どんな発問をするとか、どう教えるかとか、資料の提示はどうするとか、そういうものに時間をかけることが多いのですが、授業のうまい先生を見ていると、そうしたこと以前に、生徒へのペーシングとか受け止め方とか、そうした「人間と人間のかかわり方」が、すばらしいと感じます。

 なんか、えらそうなこと書いちゃいましたが、NLPが、天才セラピスト3人のパターンを徹底的に研究し、それをもとに一般人でもできる形に再構築されたように、授業のうまい先生のそうしたパターンを研究すると、NLP的なものがたくさん出てきそうで、面白いかもなぁと、ちょっと一人でわらってしまいました。