2008年に秋田県が開発した新酵母を使ったお酒の二本目に開封したのはこれです。
「飛良泉 山廃純米 NO.12」。
一本目と同じ秋田県にかほ市の飛良泉本舗さんが醸しているお酒です。
飛良泉本舗さんの酒造りの特徴は山廃です。
自身も「山廃仕込み一筋」と宣伝しており、速醸酒母のお酒は大吟醸や出品酒などの一部です。
秋田県には山廃に力を入れている酒蔵として「雪の茅舎」や「刈穂」などがありますが、飛良泉の山廃酒はいわゆる伝統的な山廃の味わいと香りにこだわっていて、いわば、こってこてのぶ厚い酸味と旨味が、くっさくさとの香りとともに、粘っこく踊る味わいです。
一本目と同じ秋田県にかほ市の飛良泉本舗さんが醸しているお酒です。
飛良泉本舗さんの酒造りの特徴は山廃です。
自身も「山廃仕込み一筋」と宣伝しており、速醸酒母のお酒は大吟醸や出品酒などの一部です。
秋田県には山廃に力を入れている酒蔵として「雪の茅舎」や「刈穂」などがありますが、飛良泉の山廃酒はいわゆる伝統的な山廃の味わいと香りにこだわっていて、いわば、こってこてのぶ厚い酸味と旨味が、くっさくさとの香りとともに、粘っこく踊る味わいです。
これは雪の茅舎の対極にあるのではないかと思わせるほどです。
そんな山廃酒となれば、酵母が醸す微妙な香りや生成物などが変わっても誤差の範囲かもしれません。
そういう意味で、この呑み比べには向かないかもしれないな、と思いながらも、同じ値段の酵母違いをこれだけ明確に販売しているとなれば、無視するわけにいきませんでした。
一本目とスペックはまったく同じ美山錦60%精米の山廃純米酒です。
いただきます。
そんな山廃酒となれば、酵母が醸す微妙な香りや生成物などが変わっても誤差の範囲かもしれません。
そういう意味で、この呑み比べには向かないかもしれないな、と思いながらも、同じ値段の酵母違いをこれだけ明確に販売しているとなれば、無視するわけにいきませんでした。
一本目とスペックはまったく同じ美山錦60%精米の山廃純米酒です。
いただきます。
上立ち香はこっちの方がバナナ臭が極少ですが、します。
口に含むと、中程度よりもひと回り大きな旨味の塊が、ほぼ平滑な表面に無数の砂粒をはりつけて、ざらつき感を演出しながら飛び込んできます。
受け止めて、舌の上で転がすと、旨味はだるそうにしながらも、のろのろと膨らみ、新たな甘旨味の粒をポンポンと投げ入れてきます。
粒から滲出してくるのは少量の甘味と、アミノ酸たっぷりで深みのある旨味。
甘旨味から立ち上る含み香は一本目のNO.15酵母酒よりも品がよく、フルーティーです。
ところがです。
その直後に巨大なビッグウエーブのような酸味がせり上がる様にして近づき、甘旨味を一気に覆い尽くします。
味わいは一気に酸味一色。
その後、一部の旨味は覆われた酸の海から顔を出して抵抗しますが、加勢に来た渋味にやられて、最後は酸渋だけの砂漠のような味わいで終演を迎えるのでした。
口に含むと、中程度よりもひと回り大きな旨味の塊が、ほぼ平滑な表面に無数の砂粒をはりつけて、ざらつき感を演出しながら飛び込んできます。
受け止めて、舌の上で転がすと、旨味はだるそうにしながらも、のろのろと膨らみ、新たな甘旨味の粒をポンポンと投げ入れてきます。
粒から滲出してくるのは少量の甘味と、アミノ酸たっぷりで深みのある旨味。
甘旨味から立ち上る含み香は一本目のNO.15酵母酒よりも品がよく、フルーティーです。
ところがです。
その直後に巨大なビッグウエーブのような酸味がせり上がる様にして近づき、甘旨味を一気に覆い尽くします。
味わいは一気に酸味一色。
その後、一部の旨味は覆われた酸の海から顔を出して抵抗しますが、加勢に来た渋味にやられて、最後は酸渋だけの砂漠のような味わいで終演を迎えるのでした。
うーーむ、味わいのバランスがこれほど酸味に傾斜していては、さっきのNO.15と酵母による味わいの比較はできません。
同じお米、同じ精米歩合でもタンクが違えば味が違うのは当たり前とはいえ、せっかく、ラベルも酷似させ、「二本、飲み比べてみてね」というのが趣旨で発売したと思われるので、もう少し酸度も同じにできなかったのだろうか、とひとりこぼす空太郎でした。
同じお米、同じ精米歩合でもタンクが違えば味が違うのは当たり前とはいえ、せっかく、ラベルも酷似させ、「二本、飲み比べてみてね」というのが趣旨で発売したと思われるので、もう少し酸度も同じにできなかったのだろうか、とひとりこぼす空太郎でした。
★お酒の情報(10年112銘柄目)
銘柄名「飛良泉 山廃純米 NO.12 20BY」
酒蔵「飛良泉本舗(秋田県にかほ市)」
酒分類「純米酒」「山廃酒」
原料米「美山錦」
使用酵母「秋田新酵母NO.12」
精米歩合「60%」
アルコール度数「17度」
日本酒度「+5」
酸度「2.4」
情報公開度「◎」
標準小売価格「1800ml=2940円」
評価「★★★」
銘柄名「飛良泉 山廃純米 NO.12 20BY」
酒蔵「飛良泉本舗(秋田県にかほ市)」
酒分類「純米酒」「山廃酒」
原料米「美山錦」
使用酵母「秋田新酵母NO.12」
精米歩合「60%」
アルコール度数「17度」
日本酒度「+5」
酸度「2.4」
情報公開度「◎」
標準小売価格「1800ml=2940円」
評価「★★★」


