成政公式サイトで『300Bに訊け』というコーナーを勝手に始めてからかなりたちましたが、その初期に、サンソン・フランソワというピアニストが弾くショパンの夜想曲・前奏曲集を紹介しました。あれは2003年6月のこと、もう4年もたとうとしています。
その版は、シマがまだ大学生の頃買ったものでした。当時はあまり聴きませんでしたが、最近では折に触れて聴き直す盤になっています。で、上記の紹介では、このように書きました。
「天性のショパン弾き」という、あまりにありきたりなアオリ文句が一番似合う。サンソン・フランソワは、そんなピアニストではないでしょうか。
幼少からの天才エピソードは措くとしても、三度目の来日時には既に幕間にまでアルコールが手放せなくなっており、そのしばらく後の翌年秋、僅か47歳でこの世を去ったという、いかにもフランス的天才・破滅型の人生。残された録音に、やはり色濃くにじみ出ております。
さて、どれを挙げるか迷うところですが←全集で揃えなさい、コレに落ち着けておきます。軽やかに鮮やかに、華麗に、そして繊細に。泣けます。
ある日のこと。娘にも聴かせてやろうかと、CDラジカセに。さすがにノクターン、その晩はそれで寝かしつけに成功したので気を許していたら、次の日には勝手に取り出していて、あろう事か目の前で囓ってくれました。
慌てて回収しましたが、後の祭り。で、しばらくぶりに引っ張り出してきてみたら、2枚組の囓られた1枚、外周部のトラック2つ、つまり2曲が、再生不能になっておりまして、ガッカリ。orz
めげてはいられません。フランソワは酒がないと駄目な晩年でしたが、こちとらはこの盤が無いとやっていけません。早速ヤフオクで検索、フランソワがEMIに残したショパンの全録音が詰まった直輸入盤BOXセットを間違えて落札してしまいました。
これが何故間違いかと言いますと、安いからといって全集を買っちゃいましたら、手持ちでそれと被る盤が続出・・・。そして、後で気が付いたのですが、某レコード屋のサイトで調べましたら、囓られた2枚組も直輸入盤で割り引きが効けば1000円以下で買えたのです・・・。なんでもまずはヤフオクで探す、という態度がいけませんでした。
その、ボックスセットは、こんなの。
彼の死因は心臓発作だったそうですが、巷間では心臓発作の原因はアルコール依存症と囁かれております。皆様、そして自分自身にも言います、お酒は正しく適量を・・・。