いや、なにはともあれ「KSP酵母」である。
「刈穂」の蔵のもろみからいくらか泡が出て、まるで協会9号酵母のような沸き姿(?)で出現したものから酵母を分離・抽出したのを「KSP酵母(刈穂スペシャル)」と名付けて使用し始めてから4造りめか?
今年の「刈穂」の仕込みにはこのKSP酵母が多用されています。
今、発売中の「山廃純米生原酒 番外品+21」も「純米吟醸六舟 中取り無濾過生原酒」もどちらもKSP酵母を使用しています。
刈穂の仕込み水は秋田県では珍しい中硬水でカルシウム分など微量成分が多く、発酵が旺盛であることはよく知られています。「刈穂の水は杜氏いらず」-水の発酵力が強いので、さけがかってにできる、なんて話しも昔の蔵人さんから聞かされていました。
水そのものは、軟水に比べてわかりやすいおいしさではありません。軟水は口当たりもよく、ぽちゃぽちゃと口になじみますが、硬水はパシッと味が締まっておいしさがわかるのに少しのタイムラグを必要とします。
お酒の仕上がりでいうと、熟成向き。しぼりたては味が堅くてギシギシカクカクしやすく、全体の味覚が整ってくるのに時間を要します。生でも1ヶ月~3ヶ月~6ヶ月~1年とどんどんどんどん旨味がほどけておいしさが増していきます。
でも、ワインでもそうじゃないですか。若いワインを「おっ、まだしっぶいなぁ。でも、味に張りがあってこのピチピチ感がたまらないね!」って楽しむように「刈穂」のお酒も出来たての生は「おぉ、まだ堅くていろんな味が口の中にあちこち広がるし、後味のちょっと渋さにエネルギーを感じるね!」って楽しむのが常でした。
ま、いいたいのはファーストアタックのいかつい印象が「刈穂」のしぼりたての特徴だったということなのですが、
今年の「番外品」と「純米吟醸六舟」の生原酒に関しては、ファーストアタックの柔らかさ、時代にすり寄ったかに見える飲みやすさの後に、しみじみと「刈穂」らしい味の輪郭のシャープさとキレ・辛さがきいてくる、これまでにない新しい一面を見せてくれているのです。
キンキンに冷えた「刈穂」をグラスに注いで口に運ぶと、ホロッとほどける柔らかさがあるのですが、その後、ちょっと意地悪に常温放置プレイをしてみて下さい。
部屋の温度でぬるくなった「刈穂」は、キリッと辛くてパシ~~ッとキレるハードボイルドな姿になります。
方や「番外品」は山廃仕込み、「純米吟醸六舟」は速醸仕込みで一つの蔵からまったく違う別物の酒は生まれてくるという認識がありましたが、こうしてKSP酵母のお酒にふれると、同じ所にルーツがある!!と実感させられるのでした。
連日の大雪で夜ゆっくりすることも出来ず、11時就寝を心がけている毎日ですが、いろいろなことを考えています。
刈穂 山廃純米生原酒 番外品+21 おりがらみ
1,8L ¥2,940
刈穂 純米吟醸六舟 中取り無濾過生原酒
1,8L ¥3,000
720ML ¥1,500
同じKSP酵母で仕込まれた、当店オリジナル酒で「刈穂」で唯一もと摺りして仕込まれるお酒で、秋田の純米酒のど真ん中をめざそうと取り組んでいる王道の逸品です。
刈穂 昔生もと純米酒 出羽の雫
1,8L ¥2,800
720ML ¥1,400
ご用命・お問い合わせは
アキモト酒店 までお願いいたします。
TEL.0187-72-4047
mail@akimotosaketen.jp
*このブログの左側バナーに貼り付けている「ご注文・お問い合わせはこちらへどうぞ」という所にお名前・メールアドレス・お問い合わせ内容を書き込んでいただければ、折り返し、こちらから返信させていただきます。
よろしくお願いいたします。

4日(土)は、秋田市の地ビールを楽しめる「レストランプラッツ」で「ますます自然エネルギー×秋田のポテンシャルに気付いちゃう授業」~オカネもコネもなくても、アキタの”人”から始まる!新しい地域とエネルギーの関係~が開かれ、出かけてきました。
アキタ朝大学とあきたまちなか大学との共催で、メインはNPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)の講師:古屋将太さんによるレクチャー「秋田からはじめる自然エネルギー」の講演です。

太陽光や風力、バイオマスなどの自然エネルギーを取り巻く状況や、デンマークや長野県飯田市のコミュニティ(市民)発電による電力の自給の事例などから、秋田は太陽光でも風力でも地熱でも自然エネルギーのポテンシャルは全国第2位!という調査結果を聞かされました。
人口集積率が市民発電を考えていく上で重要になると思うのですが、人口集積地というと秋田県では秋田市しか想定できないので、我々のような田舎で暮らす地域での自然エネルギーの取り入れ方は、まずは個々の出来るところからになるのかなぁとコミュニティを考えるとハードルの高さを感じてきました。
市民による自然エネルギー利用への参画はまだ始まったばかり。取材者側は継続的な会にしていこうという気持ちのようなので、出来る範囲で関わっていきたいものです。
「刈穂」の蔵のもろみからいくらか泡が出て、まるで協会9号酵母のような沸き姿(?)で出現したものから酵母を分離・抽出したのを「KSP酵母(刈穂スペシャル)」と名付けて使用し始めてから4造りめか?
今年の「刈穂」の仕込みにはこのKSP酵母が多用されています。
今、発売中の「山廃純米生原酒 番外品+21」も「純米吟醸六舟 中取り無濾過生原酒」もどちらもKSP酵母を使用しています。刈穂の仕込み水は秋田県では珍しい中硬水でカルシウム分など微量成分が多く、発酵が旺盛であることはよく知られています。「刈穂の水は杜氏いらず」-水の発酵力が強いので、さけがかってにできる、なんて話しも昔の蔵人さんから聞かされていました。
水そのものは、軟水に比べてわかりやすいおいしさではありません。軟水は口当たりもよく、ぽちゃぽちゃと口になじみますが、硬水はパシッと味が締まっておいしさがわかるのに少しのタイムラグを必要とします。
お酒の仕上がりでいうと、熟成向き。しぼりたては味が堅くてギシギシカクカクしやすく、全体の味覚が整ってくるのに時間を要します。生でも1ヶ月~3ヶ月~6ヶ月~1年とどんどんどんどん旨味がほどけておいしさが増していきます。
でも、ワインでもそうじゃないですか。若いワインを「おっ、まだしっぶいなぁ。でも、味に張りがあってこのピチピチ感がたまらないね!」って楽しむように「刈穂」のお酒も出来たての生は「おぉ、まだ堅くていろんな味が口の中にあちこち広がるし、後味のちょっと渋さにエネルギーを感じるね!」って楽しむのが常でした。
ま、いいたいのはファーストアタックのいかつい印象が「刈穂」のしぼりたての特徴だったということなのですが、
今年の「番外品」と「純米吟醸六舟」の生原酒に関しては、ファーストアタックの柔らかさ、時代にすり寄ったかに見える飲みやすさの後に、しみじみと「刈穂」らしい味の輪郭のシャープさとキレ・辛さがきいてくる、これまでにない新しい一面を見せてくれているのです。
キンキンに冷えた「刈穂」をグラスに注いで口に運ぶと、ホロッとほどける柔らかさがあるのですが、その後、ちょっと意地悪に常温放置プレイをしてみて下さい。
部屋の温度でぬるくなった「刈穂」は、キリッと辛くてパシ~~ッとキレるハードボイルドな姿になります。
方や「番外品」は山廃仕込み、「純米吟醸六舟」は速醸仕込みで一つの蔵からまったく違う別物の酒は生まれてくるという認識がありましたが、こうしてKSP酵母のお酒にふれると、同じ所にルーツがある!!と実感させられるのでした。
連日の大雪で夜ゆっくりすることも出来ず、11時就寝を心がけている毎日ですが、いろいろなことを考えています。
刈穂 山廃純米生原酒 番外品+21 おりがらみ
1,8L ¥2,940
刈穂 純米吟醸六舟 中取り無濾過生原酒
1,8L ¥3,000
720ML ¥1,500
同じKSP酵母で仕込まれた、当店オリジナル酒で「刈穂」で唯一もと摺りして仕込まれるお酒で、秋田の純米酒のど真ん中をめざそうと取り組んでいる王道の逸品です。刈穂 昔生もと純米酒 出羽の雫
1,8L ¥2,800
720ML ¥1,400
ご用命・お問い合わせは
アキモト酒店 までお願いいたします。
TEL.0187-72-4047
mail@akimotosaketen.jp
*このブログの左側バナーに貼り付けている「ご注文・お問い合わせはこちらへどうぞ」という所にお名前・メールアドレス・お問い合わせ内容を書き込んでいただければ、折り返し、こちらから返信させていただきます。
よろしくお願いいたします。

4日(土)は、秋田市の地ビールを楽しめる「レストランプラッツ」で「ますます自然エネルギー×秋田のポテンシャルに気付いちゃう授業」~オカネもコネもなくても、アキタの”人”から始まる!新しい地域とエネルギーの関係~が開かれ、出かけてきました。アキタ朝大学とあきたまちなか大学との共催で、メインはNPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)の講師:古屋将太さんによるレクチャー「秋田からはじめる自然エネルギー」の講演です。

太陽光や風力、バイオマスなどの自然エネルギーを取り巻く状況や、デンマークや長野県飯田市のコミュニティ(市民)発電による電力の自給の事例などから、秋田は太陽光でも風力でも地熱でも自然エネルギーのポテンシャルは全国第2位!という調査結果を聞かされました。人口集積率が市民発電を考えていく上で重要になると思うのですが、人口集積地というと秋田県では秋田市しか想定できないので、我々のような田舎で暮らす地域での自然エネルギーの取り入れ方は、まずは個々の出来るところからになるのかなぁとコミュニティを考えるとハードルの高さを感じてきました。
市民による自然エネルギー利用への参画はまだ始まったばかり。取材者側は継続的な会にしていこうという気持ちのようなので、出来る範囲で関わっていきたいものです。


































