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2010年03月18日

展示物に圧倒「末廣酒造」見学 会津若松⑥

つづきから。

「鶴乃江酒造」を出て、徒歩数分にある蔵も見学してきました。

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「末廣酒造」です。

以前はこちらの「嘉永蔵」でお酒を造っていましたが、新しい工場「博士蔵」を建ててからは、「博士蔵」が造りのメイン工場になり、「嘉永蔵」は見学&少仕込みのお酒を造る場所になったようです。

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左の土蔵はオシャレなカフェでした。

門をくぐると、仕込み水が飲めるようになっており、右手には「記念館」の入り口でした。

門正面の「入り口」と書かれた障子扉を引くと、そこはオシャレな空間が広がる・・・。

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9時~16時半の間の30分毎(00分と30分)に無料の案内付き蔵見学ができるのですが、このとき既に14時40分。

うわぁ、他も色々見たいし20分待つのもなぁ~と思っていると、販売所からおばさんが出てきて、「見学ですか?」と時計をみて「ちょっと待って下さいね」と蔵の方を覗いてきて戻り、「今あそこで案内していますから、途中からでよかったらどうぞ」と言うので、「どうも~」と靴を脱ぎ、サンダルに履き替え、そそくさと男2人組みの後ろに張り付く。

広々とした仕込みスペースに、小さめのタンクが整然と並んでいました。それと槽も(写真なし)

その後は、米の説明。

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ご一緒した男性2人組みはあまり日本酒に詳しい方ではない様子。観光ついでに寄ったんでしょうね。

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天井が高い。

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甑。

回転式!?と気になったので、案内終了後に案内してくれた方に聞いたら、放冷機に米を移しやすい様に角度がつくみたい。

なぁ~んだ、てっきり万遍なく蒸せるようにクルクル横に回転するのかと思ったよ(バカ)

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釜に甑。

また奥の方に進むと、

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道具類や、

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薄暗い中に古酒が保管されていました。

さらに進むと、

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生もとの半切桶や、

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昔の道具類がありました。

それと半切桶は現役で、こちらの蔵では年に1度、応募で選ばれた女性が足で米を踏む生もと造りがあるみたいです。

踏むのが足りなければ蔵人さんが擦るらしいのですが、ほとんどはその必要がないみたい。それくらい足で踏むのは効率が良いみたいです。ただ素足なので、かなり寒くて辛いらしいですが(苦笑)

そして昔の麹室の模型。

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この断面図は原寸大らしいです。

以前見学させていただいた「丸山酒造」が、室がレンガで籾殻が断熱材で使われているとおっしゃっていたから、こんな感じなのかな?

そこから階段で上に上がる。

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するとコンサートなどもしているホール出現。

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さらに奥に進むと、以前は当主が住んでいた母屋。

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天皇家に献上した品や、

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松平容保の書。

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夏目漱石が日本に帰ってきたときに、こちらの部屋で書いた書。

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徳川慶喜の書。

こんな物まで無料?(笑)

そして下に降りると、そこは会津出身の撮影監督「高羽哲夫記念館」。

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山田洋次監督作品の多くは、この方が撮られたようです。

カメラなども展示されていました。

とその建物をでると、蔵の入口。

また入り口を開けて靴置き場まで戻ると見学は終了。

蔵の広さや展示物もすばらしいのですが、何といってもとても清潔感がありました。

今でも仕込みはしているのだから当然だろ!なんて言われそうですが、普通に観光客がウロウロするし、もの凄く広いし、それでも掃除が徹底されているのは、とても素晴らしいと感じました。

中々出来ませんよ。その辺も含めて、大変素晴らしい蔵でした。

 

この後は、併設された販売所に寄ります。

おばちゃんが「試飲どうぞ~」と言うので、遠慮なしにいただく。

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まずは「嘉永蔵」限定「嘉永蔵 生もと純米酒」をいただく。

滑らかな旨味と程よい酸がありますね。適度な甘みも香りもあり、生もとらしい旨味はあるけど万人にうける味わい。

こちらも「嘉永蔵」限定「嘉永蔵 福の花生もと純米酒」をいただく。「福の花」というのは、お米の名前みたいです。

うわっ!これ美味いっ!

爽やか香りに、滑らかな酸と滑らかで伸びのある旨味がなんとも言えない。弾力感のある旨味とふくらみにコクがたまりません♪

うわぁ、久々に派手さがない系(生や吟醸系)で震えたよ。

この後も「末廣 純米無濾過生原酒」などもいただいて、どれも美味しいんだけど「福の花」の余韻が残っていて魅力を感じないよ・・・。

蔵を案内してくれた方が「どれか美味しいのはありましたか?」と聞かれたので「ダントツに福の花が美味しかったです!」と答える。

若い女性でも、以前は大吟が売れたみたいですが、最近は大吟など派手目なお酒よりも生もとなど旨味のしっかりしたお酒を買って行かれるみたいです。時代というか、食の変化も影響しているのかな?

もうそこからは観光客というよりは、日本酒マニアに変身して色々聞く。

福の花というお米は福岡の3社くらいが使っているらしく、「では福岡県産なのですか?」と聞くと、蔵の社員が地元で作っているみたい。

「これを使っている蔵はあっても、生もとで造っているのはうちだけでしょうね」とのこと。

もうこれは買っていきたかったので、「1升瓶で売っていますか?」と聞くと「量が取れないので4合瓶しかないんです」とのこと。

くぅ~、残念・・・。

1升瓶があったら、(先程「鶴乃江酒造」で買った1升瓶と合わせて)1升瓶2本持ってでも観光する気満々だったのに(バカ)

普段だったら中々手を出さない価格(1,800円)ですが、ここでしか買えない希少さと美味さを優先してこれを購入。あとは銘入りのお猪口も。

帰り際に仕込み水を飲み、バス停へ・・・。

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美味い。

すると、うわぁ~20分後って・・・。

もうこうなりゃ歩いて移動するっ!と、1升瓶と4合瓶1本ずつ背負ってテクテク歩く。

寝不足&アルコール摂取&過積載でも観光は続きます。

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蔵の正面。

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蔵の横。

土蔵部分が蔵、木造の建物が書などがあった昔の母屋。

つづく。

 

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2010年03月10日

魂の酒 常きげん & 米の探求者 龍力 

昨日9日のNHK「プロフェッショナル-仕事の流儀」、石川県の「常きげん」濃口尚彦杜氏はご覧になったでしょうか?

いや、さすがに日本の宝、迫力ありましたねぇ。

どんな酒に仕上げていくか、積み上げていく経験値と決断力は、尊敬以外の何者でもありません。

麹をみれば、どんな酒になるのかわかるといいつつも、理想の麹を作るためには原料の米と対話し、徹底した原料処理抜きには語れないことも再確認させられました。

データの緻密さはもちろんですが、あんなに麹を食うんですね!米や麹に触り、つぶし、食べて、体で覚えていく・・・。すごいです!!

濃口杜氏に話しかけられ、蔵の中でパソコン抱えてデータを打ち込んでいた蔵人は、秋田の由利本荘市に実家があり、季節工として冬だけ濃口杜氏の下で酒造りをし、春から秋は秋田に帰ってアルバイトで食いつなぐという生活を何年も続けています。いつかは秋田の蔵に入って、濃口流の酒造りや哲学が広がって欲しいものだと、心から思います。

jokigenyamahaijokigentamasiinosake720,2で、ここはやはり「常きげん」をご案内します。

20代から30年以上杜氏を務めた「菊姫」時代に極めた、濃口流といっていい山廃純米酒が「常きげん」に受け継がれています。

地元産五百万石65%精白、完全発酵をうながした後にアルコール度数16,5度、日本酒度+3、酸度1,8というスペックです。

まさにこれぞ山廃!のがっしり・どっしりの風情。乳酸系の不思議ななまめかしい香りと、米の旨味に発酵の生命力が加わって、フルフルボディです。

しかし、喉ごしをすぎると、この旨味の洪水がさ~っと引いていきます。

常温か、ぬる燗で、または常温のお酒をグラスに注ぎ、手の中で暖めていくくらいの温度もはまります。

右側は、秋田出身の作家、塩野米松さんが書いた濃口杜氏の本「魂の酒」の出版記念ラベルです。

当店では、720MLは「魂の酒」ラベルにしています。

山廃純米生原酒は、完売してしまいました。
申し訳ありません。

常きげん 山廃純米酒
 1,8L ¥3,045
720ML ¥1,522

jokigenfuujin720そしてこちらが「純米吟醸 風神」。

兵庫産特A山田錦50%精白、アルコール度15,5度、日本酒度+3、酸度1,2ですが、数字だけみると淡麗系の印象ですが、こちらも山田錦の旨味がしっかり活かされた味吟醸です。

控えめな香り、バランスのとれたいった感のある味、喉ごしの余韻、流行り廃りを超えた、米の酒ならではのいきついた一つの形を表しています。

今の時代では、濃ゆい吟醸の部類に入ってしまいますが、あえて、王道の純米吟醸を呼ばせていただきます。

常きげん 純米吟醸 風神
720ML ¥1,890


で、こちらが2月に入荷していた、兵庫県姫路市の「龍力」です。

taturikiyamadahonama「龍力」は、兵庫、岡山に契約栽培農家を抱え、本田会長自ら京都大学の土壌学を学んだ成果を活かし、農家に有機質肥料を渡し、栽培にも積極的に関わっている、先駆的な蔵です。

「日本のロマネ・コンティを目指す」が蔵のモットーでした。

10面ほど前、蔵見学に行ったのに、岡山の雄町の栽培田から兵庫の神力、山田錦、山田穂、の圃場と車で200キロ以上走ったことがありました。

蔵には、きく姫路代に濃口杜氏が考案したもろみタンクがあります。本田会長も濃口杜氏に心酔していました。

こちらは、山田錦の母親になる「山田穂」で仕込まれた純米無濾過生原酒です。

兵庫県中町の豪農、山田勢三郎氏が明治10年に酒米の改良から酒造家好みの稲穂を発見し、立派な酒米が出来たと言うことで「山田穂」と名付けたもので、これが「山田錦」に生まれ変わっていくわけです。

「山田穂」は、山田錦より一歩引いた感じの慎ましさがあって、清楚でいながら味がある、控えめだけど主張するといった印象です。

「龍力」に中では、当店一番人気で、通年に近い生の取扱をしています。

「義侠」と同類で、はまる人は抜け出せなくなるくらいはまります。

是非、お試しください。

龍力 氷温無濾過生原酒 山田穂
1,8L ¥3,675

taturikiyamadaho720こちらは19BYの1年熟成した「特別純米酒 山田穂」です。

火入れならではの落ち着きとおさまり感があります。

生ほどのインパクトはありませんが、手酌でゆるゆると呑む、好きな人にはたまらない旨味です。

奇をてらわず、しみじみ米の旨さが伝わります。

龍力 特別純米酒 山田穂
720ML ¥1,575

ご用命・お問い合わせは
アキモト酒店 までお願いいたします。
TEL.0187-72-4047
mail@akimotosaketen.jp

3月21日(日)は、第3日曜日ですが、
当町の春の祭典、梵天 がありますので、営業いたします。

代わりに、翌日
3月22日(月) は、お休みさせていただきます。

2010年03月07日

秋田新酵母酒比較②「飛良泉 山廃純米 NO.12」こんなに酸っぱいと単純比較が出来ない

 2008年に秋田県が開発した新酵母を使ったお酒の二本目に開封したのはこれです。 

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 「飛良泉 山廃純米 NO.12」。
 一本目と同じ秋田県にかほ市の飛良泉本舗さんが醸しているお酒です。
 飛良泉本舗さんの酒造りの特徴は山廃です。
 自身も「山廃仕込み一筋」と宣伝しており、速醸酒母のお酒は大吟醸や出品酒などの一部です。
 秋田県には山廃に力を入れている酒蔵として「雪の茅舎」や「刈穂」などがありますが、飛良泉の山廃酒はいわゆる伝統的な山廃の味わいと香りにこだわっていて、いわば、こってこてのぶ厚い酸味と旨味が、くっさくさとの香りとともに、粘っこく踊る味わいです。

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 これは雪の茅舎の対極にあるのではないかと思わせるほどです。
 そんな山廃酒となれば、酵母が醸す微妙な香りや生成物などが変わっても誤差の範囲かもしれません。
 そういう意味で、この呑み比べには向かないかもしれないな、と思いながらも、同じ値段の酵母違いをこれだけ明確に販売しているとなれば、無視するわけにいきませんでした。
 一本目とスペックはまったく同じ美山錦60%精米の山廃純米酒です。
 いただきます。

イメージ 3 

 上立ち香はこっちの方がバナナ臭が極少ですが、します。
 口に含むと、中程度よりもひと回り大きな旨味の塊が、ほぼ平滑な表面に無数の砂粒をはりつけて、ざらつき感を演出しながら飛び込んできます。
 受け止めて、舌の上で転がすと、旨味はだるそうにしながらも、のろのろと膨らみ、新たな甘旨味の粒をポンポンと投げ入れてきます。
 粒から滲出してくるのは少量の甘味と、アミノ酸たっぷりで深みのある旨味。
 甘旨味から立ち上る含み香は一本目のNO.15酵母酒よりも品がよく、フルーティーです。
 ところがです。
 その直後に巨大なビッグウエーブのような酸味がせり上がる様にして近づき、甘旨味を一気に覆い尽くします。
 味わいは一気に酸味一色。
 その後、一部の旨味は覆われた酸の海から顔を出して抵抗しますが、加勢に来た渋味にやられて、最後は酸渋だけの砂漠のような味わいで終演を迎えるのでした。 

イメージ 4

 うーーむ、味わいのバランスがこれほど酸味に傾斜していては、さっきのNO.15と酵母による味わいの比較はできません。
 同じお米、同じ精米歩合でもタンクが違えば味が違うのは当たり前とはいえ、せっかく、ラベルも酷似させ、「二本、飲み比べてみてね」というのが趣旨で発売したと思われるので、もう少し酸度も同じにできなかったのだろうか、とひとりこぼす空太郎でした。

★お酒の情報(10年112銘柄目)
銘柄名「飛良泉 山廃純米 NO.12 20BY」
酒蔵「飛良泉本舗(秋田県にかほ市)」
酒分類「純米酒」「山廃酒」
原料米「美山錦」
使用酵母「秋田新酵母NO.12」
精米歩合「60%」
アルコール度数「17度」
日本酒度「+5」
酸度「2.4」
情報公開度「◎」
標準小売価格「1800ml=2940円」
評価「★★★」

2010年03月07日

澤姫 きもと純米

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澤姫 きもと純米


「澤姫 きもと純米」 523番目の購入したお酒


栃木県宇都宮市白沢町   株式会社 井上清吉商店 


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原材料  米、米こうじ
原料米  とちぎ酒14 100%
精米歩合  60%
アルコール分 15~16
日本酒度  +3
酸度 1.7
アミノ酸度 不明
使用酵母 栃木酵母T-ND
720ml
製造年月  2010年2月
1,313円
購入地 栃木県・ネット
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週末ブロガーのたかです。  来週あたりからブログ更新頻度があがってくるかな? という感じです。

今月終盤あたりから日本酒のイベントも盛んになり、今からとても楽しみです。



あの雑誌にも掲載されたお酒を購入しました。

前から評判もよく、居酒屋さんでは飲んだことありますが家では初体験です。

このお酒は、蔵元さんのおすすめはぬる燗か常温とのことですが、まずは冷酒でいただいてみます。


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色合いは、黄がかっていて健康的なお酒の色です。

香りは、控えめでヨーグルトのような香り。

含みますと、生もとらしい酸味の力強いアタックがあります。 若干の苦味と適度な辛さもありますが、

甘味は控えめです。

中盤以降はジュワーっとお米の旨みが口の中全体に広がり、コクのある酸味とともに味わっているのが楽

しいです。

飲み干した後は、舌の上に旨み成分を残しながら、徐々に消えていきます。

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冷酒でも充分においしいです。

しかし、さすがに蔵元お奨めのぬる燗でもいただいてみます。

ちょっと深さのある器にお湯をいれ、その中にグラスを入れれば簡単にぬる燗はできます。


ぬる燗にしますとさらにビックリします。 

お米の旨みがさらに広角的に広がりを見せ、酸味は消え甘旨みとなります。

温度を上げすぎると辛さが生じてきますので、このぬるめは最適です。

おいしいなあ。


最近は冷酒でもおいしい生もとが出てきてますが、でもやっぱりぬる燗がうまいなあと実感した夜になりました。


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高城幸司
[プロフィール]
酒匠・きき酒師。株式会社セレブレイン代表取締役社長。1964年10月21日東京生まれ。1987年同志社大学文学部卒業後、リクルートに入社。1996年から独立/起業の情報誌アントレの立ち上げに関わり、事業部長、編集長を経験。実家は代々小売の酒屋できき酒師。日本酒サービス研究会常任理事。日本酒の会を15年代表を務める。名誉きき酒師の任命にも関わる。きき酒の師匠としてテレビ出演も多数。海外への日本酒の普及を目指す日本酒スタイルの代表でもある。ソムリエ・焼酎アドバイザーでもあり、ワイン商社・レストランも経営。 
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