

焼酎ブームも落ちついて(?)完全割り当てでほとんどご案内できなかったホンマモンが、年末用にいくらか入荷しましたので、ご紹介させていただきます。
鹿児島県姶良市の「白金酒造」が造る手作り焼酎『石蔵』です。
白金酒造は鹿児島最古の焼酎蔵ですが、創業時は米焼酎を造っていました。芋で仕込む焼酎というのは、貧しい庶民の飲み物で、ほとんどが自家蒸留=密造酒で、正規流通するものは米焼酎という時代だったそうです。
戦争や時代の変遷を経て、今では鹿児島の焼酎といったら芋!になりましたが、すべて第2次大戦後の話しであります。


この『石蔵』がほかの焼酎と違うのは、昔ながらの土中に埋めた甕(かめ)で仕込んで、昔ながらの“木桶”で蒸留しているのです。
この木桶蒸留器は作れる職人が日本に一人しかおらず、機械そのものが7機ほどしか現存していないのですが、そのうちの3機をこの白金酒造が持っているのです。蒸留器の寿命が10年ということで、何十年か後を見据えて、確保しているということでした。
木桶は木がなじむまで時間がかかり、メンテナンスに手間はかかるし、歩留まりも悪いそうなのですが、明治からの焼酎の原点を作り続けるために、努力を続けています。

「白金酒造」には以前に私も一度おじゃましていまして、その時のことを自店のHPにも記録していますので、ここをクリックしてご覧になって下さい。
上記の蔵の写真はその時に撮ってきたものです。
で、そのプレミアムな味ですが、毅然とした凛々しさにあふれてます。
現在の芋焼酎のブームを造ってきた大きな要因は、芋の風味がやさしく香って芋独特の甘さと柔らかい口あたりが非としたからだと思うのですが、この「石蔵」はその真逆をいきます。
芋クサイという程芋の香りは立たないで、口に含むとまず感じるのがばしっと辛い!!こと。焼酎で辛いという表現があっているのかわかりませんが、日本酒の利き酒でいうと、辛口で芳醇で引き締まるような男酒という印象に近いものがあります。
鹿児島にあって焼酎を飲むといったら「お湯割り」が基本。お湯で割って口に運んだ時のシャープさが飲み飽きしない焼酎本来の味というのです。
一口目で甘く香りのいい焼酎をお湯割りで何杯も飲むには飲み飽きしてしまうので、最初は少し取っつきにくくても杯を重ねるごとに舌になじんで料理に合ってくるには、このくらいの無骨さが必要なんだと竹之内専務。
そう、この無骨さは広島の「竹鶴」生もとにも通じる、蔵のポリシーと伝承意識が共通しています。
木桶蒸留器とともに、食の世界遺産ともいえる、「石蔵」の存在をぜひ、味わっていただきたいと思います。
石蔵 25° 甕仕込み 木桶蒸留
720ML
¥2,000


こちらが「白金酒造」の通常商品の「白金乃露」です。
「石蔵」もそうですが、この蔵は仕込みに使う芋の皮をむいてしまう「磨き芋」仕込みを行っています。
芋の皮の雑味を抑えて、すっきりとした芋の旨味を表現します。
左が定番の白麹で仕込む「白金乃露」。真ん中が黒麹使用の「白金乃露・黒」。右が紅芋を使用した「白金乃露・紅」です。
ホワッと柔らかく甘味を感じておいしいのではなく、しっかりうまい!のむほどうまい!タイプです。
白金乃露・白
1.8L
¥2,120
900ML
¥1,200
白金乃露・黒
1,8L
¥2,120
900ML
¥1,200
白金乃露・紅
1,8L
¥2,710
900ML
¥1,330
よく、焼酎をお湯で割る時に、お湯を入れてから焼酎を入れた方がおいしいといわれることがありますが、それはお湯に混ざらない焼酎が浮いているからで、マドラーでよく攪拌していただければ焼酎とお湯がなじんで均一の味になりますので、どちらが先でもよく混ぜることが肝要です。呑まれる前日などに前もって水割りしておいて、お燗をして呑むのがもっとおいしいかもです。
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また、東日本大震災以降、クロネコヤマトの集荷が1日に正午1回となっておりましたが、12月は特別集荷期間となり、午後3時頃の午後集荷も始まりましたので、出来るだけ即日発送で対応させていただきます。
当店の12月の営業についてですが
12月11日(日)は、こどもの結婚相手のお宅に挨拶に行くために、臨時休業させていただきます。
12月18日(日)は第3日曜日につき、定休日としてお休みさせていただきます。
年末は12月31日(土)まで営業しまして、1月1日(日)のみお休みさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
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