このグラスの考案者は戸塚昭先生です。私は戸塚先生は「日本一の舌」を持つ男だと信奉しています。日本一の唎き酒名人だと思います。その戸塚先生が江戸切子の名門グラスフォレストさんにお願いして作ったのがこのグラスです。以下、先生のこのグラスへの紹介文です。市場に見られる多くの酒杯は、残念な事に酒器というには酒の味に気遣いがみられません。
いいかえると「酒の風味を楽しむ器」というより「酔うための道具」の域を出ないものが多いのが実情です。
今回の酒器の開発にあたっては、杯が唇に触れた時の感触を大切にするとともに、口中に酒を運ぶ時に顎をあげなくても手首を反すことで日本酒が舌の上から喉へ素直に流れる形状を求めました。すなわち、薄手の白磁の盃で日本酒を飲む時の感触を、グラスで再現することを目指しました。
また、江戸切子の酒杯で日本酒を飲むという構想を進めた背景には、酒器文化をとおして日本酒の楽しさを伝えたいという気持ちが強く働きました。
著/戸塚昭

また当社オリジナルを開発するにあたり、グラスフォレスト鍋谷孝社長に2点ご無理をお願いしました。
まず1点目は買いやすい価格にして欲しいという事です。
グラスの唇に触れる部分は、薄く削るなど美味しく飲む為の機能は完璧に保持して貰いました。換わりに手間の掛かる飾り細工などは、最低限度にして貰いました。お陰で手造りでありながら3,000円(税別)というリーズナブルな価格を実現出来ました。
2点目は手取川イメージできる模様を彫って欲しいという事です。
手取川にはまもなく、アユが遡上してきます。そのアユをグラス底に彫ってもらいました。レンズの様に磨いた底面に鮎を一匹放って貰いました。するとどうでしょう!グラスに酒を注いで、バックが黒や青のお盆に置くと、一匹だった鮎が反射して三匹となって泳ぎだすのです。以下、鍋谷社長の紹介文です。
手ぶきで成形した酒杯の底を東京蒲田在住の江戸切子の職人がグラスの底を五工程かけて鏡面に磨き、さらに手取川のアユをイメージした魚影を心を込めて掘り込んだ手取川オリジナルグラスです。
著/鍋谷孝
是非、今年はこのオリジナルグラスで手取川をお楽しみいただきたいと思います。必ずや、手放せない一品となることと思います。このグラスが、いとおしくて、堪らなくなると思います。使用後は自分で洗って、片付けたくなると思います。(これ、私の実体験です(^_^;))













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