TOP>2009年05月
一言で言えば爆裂でした。
他にうまい言葉が見当たらないのでお許しいただきたいのです。
凄いもんと凄いもん合わせちゃったら凄いことになっちゃった、みたいな。
そんな素晴らしい会になったことを先にご報告しておきます。
5月29日、前日からの雨がやや残り足元が悪い中での開催でした。
主催者としてはこれを見るだけで気分が盛り上がってきます。
今回はきの字をフルに使わせていただいて、超満席の32名での開催。
きの字、大変だけど頑張ってくれ。(笑)
四季酒の会専属(笑)乾杯係、Gさんの音頭でまずは乾杯♪
Gさん、いつも温かいお言葉をありがとうございます。
そして今回の主役!
相模灘の久保田酒造から杜氏である久保田晃専務が来て下さいました。
久保田酒造 についてちょっと説明しておきます。
よく新潟の「久保田」と間違えられるのですがまったくの別物です。(あれは朝日酒造ね!笑)
神奈川県相模原市津久井町に位置する小さな蔵ですが、晃・徹兄弟を中心に頑張っています。
創業は1844年といいますからもう165年の歴史を持っています。
実は4年前にそれまで来てくれていたベテラン南部杜氏が奥様の体調不良で来れなくなり、
急遽若手だけで醸し始めて今回(平成20年酒造年度)が3造り目になります。
製造量を半分に落とし、その分いい酒を醸そうと頑張り始めて現在の生産量が約200石。
京都芸大卒の晃さんと全日本を含むスノーボード大会で数々の優勝経歴を持つ徹さん、
この二人が中心になって醸す酒は、次世代に向かっている未来への酒だと僕は感じています。
昨年の8月15日 に、きき酒師仲間の縁で初めて蔵を訪れてから親しくしていただいています。
そのご縁で、今回やっと開催にこぎつけることができました。
そんな相模灘の魅力が少しでも伝えられたらという想いでの、今日の開催となりました。
そして、今回の出品酒はこちら。
1.純米吟醸 雄町50 生酒 20BY
2.特別本醸造 美山錦60 20BY
3.特別純米 美山錦55 20BY
4.純米吟醸 美山錦50 20BY
5.純米吟醸 雄町50 20BY
6.純米吟醸 山田錦50 20BY
7.純米酒 山田錦70 20BY
8.普通酒 20BY
9.特別純米 美山錦55 19BY
10.純米吟醸 雄町50 19BY
11.粕取り焼酎 喜楽
山田錦とか雄町とかのお米の名前の後の数字は精米歩合です。
20BY(平成20年酒造年度、20BreweryYearの略)は今年度できた酒、
19BYは昨年のものを一年熟成させたもの、という意味です。
今回は『今の相模灘』を表現するに足る11種類のお酒でお客さまを迎撃です。
晃さんの丁寧な説明を聴きながら、きの字渾身の料理を楽しんでいただきます。
それぞれがそれぞれのペースで楽しめるのも四季酒の会のいいところ、かな。
ところでこの人数ですから、このヒトはもう大変。
きの字のマスター、木暮氏。
材料の吟味から仕込み、調理まですべて自らの手をかけます。
今回も「初夏」をテーマに、だいぶ前からメニューに悩んでいました。
では、その渾身の料理をご紹介しましょう。
新物!枝豆
季節柄、まだ路地物は出回らず香りがイマイチのハウスもの(きの字談)とは言うものの
豆自体にしっかり味があってすごく美味い♪
たとえれば立ち香ではなく含み香が秀逸な純米吟醸のような味わい。
変わりポテトサラダ
今回の料理すべてが大好評だった中で、お客さまからも特に絶賛だったのがこれ。
ごろごろしたじゃがいもにアクセントを与えていたのは、黒胡椒の代わりに使った山椒。
控えめなマヨネーズの代わりにチーズを隠し味に使っているのも大人味で、これは参りました。
鰹のタタキ
って一言で言うなよってくらい手間のかかった一品。
上にどっさり乗った薬味の中で使われたセロリの葉がきの字テイスト。
僕は香草(シャンツァイ)のニュアンスを感じて一気にアジアントリップでした。
刺身なす
なすって普通に刺身にするとアクが強いというかキツイですよね。
これは水ナスとはまた違うんだけど、柔らかい甘さでつるんと食べれちゃう。
軽い味のダシが味をふわっと広げてくれて、舌休めにぴったりの一品でした。
きの字、ノッてまいりました~~~♪
冬瓜と鶏つくね煮物
夏野菜なのに冬瓜、涼しいところなら冬まで持つからというのは最近では有名な話。
冬瓜のさっくりした歯応えをしっかり残して味を引き出しています。
鶏つくねもあっさりとしっかりのバランスがよく、上質なダシと絡めて食べるとたまりません。
ズッキーニの寿司
きの字の料理の引き出しはどうなってるんだ?(笑)の一品。
いわゆる手毬寿司ですが、ちまちま切ったりせずに一口でぱくっと食べて欲しいです。
口の中でいろんな素材たちがころころ回って融合して喉をすり抜けていきました。
アサリと夏野菜の酒蒸し
ああ、こういうアプローチがあったか。
トマトのフレッシュな香り満載のスープに夏のアサリ。
アサリたちはもちろん、食べ終わった後のスープを飲み干したらホントに美味しかった。
そうそう、実は今日は主催者二人、こんな格好で参加していました。
すみません、後ろのきの字にも注目してやってください。(笑)
相方のall that jazz氏(通称ジャズさん)は昨年から和服にはまり、
日本酒の会やイベントは和服で出かけるので最近は重鎮の風格さえ漂います。(笑)
僕も夏は浴衣を着ていたのですが、念願かなって今回やっと和服デビュー♪
初めてなのでけっこう気を遣いましたが、いかがでしょう?似合ってますでしょうか?
で、そのジャズさん、実は翌日(30日)が52回目の誕生日♪
な・の・で。
じゃーん!
もちろん、名前入りです♪
お客さまからもハッピーバースデー♪の歌と拍手で本人も大喜びです。
こんなサプライズもありつつ、会は大騒ぎで進行していきます。
さらに料理は続きます。
鰯の梅干し煮
ああ、なんか身体にめちゃめちゃよさそう。(笑)
梅干は見えるところにいないのですが鰯にしっかりした酸味がしみこんでいます。
凄いのは「鰯自体に元々あったかのように上質な酸味が一体化している」こと・・・驚きの一品。
らっきょう天ぷら
これはやられました・・・・・熱々のらっきょうが美味すぎます。
らっきょうってこういう風に熱を通すと旨味がこんなにも花開くんだ・・・・・
らっきょうは塩漬けが一番美味しいと思っていた僕の概念を見事にひっくり返した一品。
トマトと三つ葉の出し巻き卵
これも参加者から大絶賛だった一品。
なんと翌日家で試作してみたという人まで出る始末。(ぜんぜん及ばなかったそうですが・・・笑)
トマトは種を取って水分をきっちり拭いてあげるのがポイントだそうです。
焼きサバおにぎり焼き茶漬け
・・・・・なんじゃそりゃ?と思って見ていると・・・・・
お、焼きおにぎりがでん!と(笑)
これにほうじ茶をかけて・・・・・
お行儀悪いけどぐるぐるっとかき混ぜて・・・・・
・・・・・んんん旨いっ!!!
焼きサバの旨味がお茶の温かさでパワフルです。
こりゃヤバイ!稲毛屋さんのひつまぶしに匹敵する旨さです。(最高の賛辞です)
そしてこれが最後の・・・・・
モロヘイヤおひたし
・・・・・ん?なんで最後がおひたし?
料理に夢中で出すの忘れたらしい(爆
料理出し終えてひとつひとつの料理を説明するきの字。
みんな興味津々で聴いている途中で出し忘れに気づいて大爆笑という一幕でした。(笑)
兄弟揃ってお客さまの質問に答えて回ります。
熱心に説明するあまり他になかなか回れなかったりもします。(笑)
肝心のお酒の話をここでしておきます、ラインナップをもう一度。
1.純米吟醸 雄町50 生酒 20BY
2.特別本醸造 美山錦60 20BY
3.特別純米 美山錦55 20BY
4.純米吟醸 美山錦50 20BY
5.純米吟醸 雄町50 20BY
6.純米吟醸 山田錦50 20BY
7.純米酒 山田錦70 20BY
8.普通酒 20BY
9.特別純米 美山錦55 19BY
10.純米吟醸 雄町50 19BY
11.粕取り焼酎 喜楽
みなさんから回収したアンケートでの「好み」を集計したところ、
トップ5は以下の通りになりました。(これは酒の優劣ではありません、ご理解ください)
1 1.純米吟醸雄町生酒20BY
2 3.特別純米美山錦20BY
3 5.純米吟醸雄町20BY
3 7.純米酒山田錦20BY(同数)
5 10.純米吟醸雄町19BY
とはいえ1位から11位まで僅差であり、万遍なく好まれていたのが事実。
比較しながら呑んでいただく楽しさも含め、喜んでいただける結果となりました。
僕自身はひとつひとつのお酒にコメントしていたら大変なので、
総括的に印象に残ったことを書き留めておこうと思います。(どうぞご参考までに)
米の主張を感じる酒が多かったです。
「ワタクシ、美山でございます」「おぅ、オレ雄町」「あ、僕、山田です」みたいな。(笑)
これ、簡単に言いましたが全然簡単なことではありません。
1番の生酒は乾杯用ということもあり、文句なしに「うわ、旨い♪」でしたが、
それに続く火入れシリーズ(普通酒のみ2回火入れ、他は1回)も旨味がしっかりしています。
晃さんは「無濾過だからじゃないでしょうか」とはいうものの、
元々の酒にパワーがなければこうはならないし、質がよくなければバランスが崩れます。
特に印象に残ったものとしては・・・・・
・雄町酒すべてのバランスのよさ、
・山田錦70の「70%でこれだけやれるなら米を削る意味って何?」と思わせる酒質、
・普通酒の別格の旨さ、いや、この日常酒として破格の素晴らしさ、
・19BYの軽い冷や~常温~燗すべてで発揮する熟成のよさ、
そんなところを感じ再確認できたのが、僕にとっては大きな大きな収穫でした。
今回の参加者の半数以上が相模灘未体験(もしくは認識が浅い)でしたが
あんまり美味しいので驚いた!という声があちこちから聴こえてきたのは本当に嬉しかったなぁ。
晃さんも徹さんも3年目の造りで、毎年まだまだ試行錯誤しています。
酒造りって(人にもよりますが)前年との比較でよりよい方法を模索しながら進化していくもの。
今の相模灘も間違いなく美味いのだけれど、僕が進化中と表現するのはそんな側面にあるのです。
相模灘には香りだけ派手で中身が薄っぺらな酒はありません。
どの酒も食中酒として、どんな料理にも寄り添えるポテンシャルを持っています。
もちろん酒単体で飲んでも充分に「旨い」と言わせるしっかりとした旨味があります。
この『バランスのよさ』が相模灘の個性の一面なのかな、と僕は最近考えてるようになりました。
晃くん、徹くん、僕は貴方たちの酒をきちんと表現できているだろうか。
あ、これ、晃さんが秘密(?)に開発を進めているウイスキーボンボンならぬ喜楽ボンボン(笑)
柔らかいトリュフチョコレートに自慢の喜楽を詰めたチョコで、噛むとぶわっと甘くて美味しい♪
楽しかった会も終盤、ジャズさんからご挨拶。
6/18の愛媛酒の会(あと僅かで満席です、TOPページをご覧下さい)の案内や
今後の四季酒の会の活動など・・・・・今日が終わるのがなんだか名残惜しいです。
この笑顔を見ていただければ、当日の雰囲気は伝わることでしょう。
頑張ってくれたきの字と、左からスタッフのAちゃんとYちゃん。
若いのに気働きのできる、本当に優秀で素晴らしいスタッフです。
今回は許可をもらったので、修正なしで掲載・・・・・ホントにかわいいお二人です![]()
最後はみんなで美味しい笑顔!
早くお帰りになった方は写っていませんが、総勢32名の素敵な一夜でした。
そして延々続く二次会にさらに盛り上がるのんべたち(笑)
美味しいお酒と肴で幸せモード全開の僕たちの話題が尽きることはありません。
そして最後は、はい、お約束の。
きの字とTAKEのラブラブ
おバカショット(笑)
凄い蔵元+凄い店=∞
そんな凄い会やっちゃった四季酒の会も、もしかして凄い!?(今日だけは自画自賛で!笑)
お越しいただいたみなさん、
きの字と素敵なスタッフのお二人、
それからもちろん、久保田晃さんと徹さん、
本当にありがとうございました・・・・・四季酒の会はこれからも頑張っていきます。
お越しいただいた蔵元
久保田酒造株式会社 神奈川県相模原市津久井町
杜氏 久保田晃氏 蔵人(麹屋) 久保田徹氏
お世話になったお店
酒味処 きの字 東京都豊島区南大塚2-11-12 03-3946-8898
きの字ブログ「新大塚から発進!」 も併せてよろしくお願いします
まずは昨日ご来店になったイベント以外のお客さんに深くお詫び申し上げます
19時にイベントスタートということもあり
ご来店くださったのにお待たせしたり、ご飲食賜れなかったお客さんがたくさん出てすいませんでした
本題に戻しまして
17時ちょっと前にはや森喜酒造さんのるみ子さんと理恵ちゃんご到着
生酒は冷蔵庫強引にあけて冷蔵庫に
店もクーラーMAXでセット
開店前に時間・人数確認の電話もかなりなりましたがキャンセルのお電話もあり人数確認がまた取れない状態になりました
人数に関しては、読みで奥4テーブル空けても座れるという読みでしたがドタキャンもあったのですがそれ以上に飛込みがあり、席が足らず押し込んで狭いところで食べていただき申し訳なかったです
まずは、スタートに朝声出なかったのですが最低限出るようにして自分の挨拶からかみかみでしたが説明はばっちりだったと思います
その後にるみ子さんからのご挨拶








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6月に開催される、試飲会のお知らせです。
昨年の9月の開催に続く第三弾です。
第三回 若手の夜明け2009 in こまばエミナース
時は平成日本酒戦国時代真っ只中!全国の熱き次世代蔵元が集結し、今戦いの狼煙を上げる!!
次世代を担う全国の蔵元が切磋琢磨し、日本酒戦国時代の荒波に立ち向かうために熱き想いと情熱で醸した極上の日本酒を、皆様に味わっていただく会です。
おー!われらが神奈川県のホープ、相模灘と昇龍蓬莱も参戦するではありませんか e(^。^)9
日 時: 2009年6月28日(日) 第一部 12時~14時 、 第二部 15時~17時
会 場: こままばエミナース 3階鳳凰の間
会 費: 前売り券:1,500円 (当日券:2,000円)
当日券は数が少ないようで、前売りチケットは「イープラス」で購入する仕組みになっているようです。http://eplus.jp/sys/main.jsp?prm=U=14:P2=029668:P5=0001:P6=001:P1=0845
PC&電子マネーが苦手な toto は、やっと購入することが出来ました (^◇^ ;) 入場者も若手限定?
昨年も、会場には若い方がたくさんいらっしゃっていました。
若い人でも、美味しいものはおいしい!
日本酒の未来は明るい!
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・四十代 ・酒蔵娘 ・料理人、吉田隆嗣 ・Sake芯 ・121-zakizaki ・120-アキモト酒店 ・119-toto ・118-酒商・のより ・117-godanism ・116-酒銘で遊ぶ |
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