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2008年11月30日

新酒を知らせるもの

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新酒の発売をお知らせしようと
社長が山で笹を切ってきた。

新酒と笹はつきものだから
こうしてお知らせをするのだと。


立ててみるとなんだか清々しい。


商店街でもなく
人通りもさほどない蔵の前に
飾る本人が一番うれしかも、と
思ってしまう。


でも、それはそれで
なんとなく欲がなくって
いい風情なんでござんすよ。


2008年11月30日

いかつい機械



実は、これ、お米を冷ます機械です。

おっきい扇風機がついてます。

毎日使い終わったらばらばらにして、中についているお米を払います。

機械の名前がものすごく、いかつい名前が付いているのですが、
毎日頑張って働いてくれてます。

吟醸系のお酒はこの機械は使わないのですが、他のお酒に関しては
ほぼ全部これで冷却してます。
ほんま、働きもんです。

2008年11月30日

明日はいよいよ添仕込みです。

予定通り酒母も仕上がり、明日はいよいよ三段仕込みの工程の最初の仕込みである初添(はつぞえ)と呼ばれる工程です。
初添えは第二の酒母とも言われ、酒母の末期に休止状態にしている酵母を活性化させる役割があります。

弊社の酒造りでは、3段仕込みをおこない、3回に仕込みを分けることで徐々に物量を増やしていきます。3回に分けることで急激な温度の上昇を抑えて発酵のバランスを保つと共に、酵母を常に一定の数に保ちながら、酸度の低下を防ぐことができます。

常にもろみ中で酵母を優位に保つことで、開放状態の清酒製造現場で他の菌が入ってきても汚染されることを防ぐことが出来ます。
まさに三段仕込みという方法は、なんとか安全に醸造させようとした先人たちの知恵と技術の結晶であると思います。

2008年11月30日

大塚焼き鳥屋で〓静岡「開運 いいら 純米吟醸」新製法のせいなのか、開運らしい芳香と旨味が円熟した味わい

 大塚にある焼き鳥屋さんの「蒼天」さんにお邪魔しました。
 蒼天さんは特異な部位の焼き鳥の品揃えが驚くほどあって、焼き鳥に目がない人たちからは
 「変わった焼き鳥を食べたかったら、都内随一」
 と最近注目されているお店です。

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 そのうえ、実は日本酒の品揃えも悪くなく、特に店主がお気に入りなのか、岐阜の小左衛門は5種類ものスペックのお酒が並んでおりました。
 ただ、いずれも、一杯が1000円以上する高額なお酒ばかりです。
 小左衛門にももっと安いスペックの純米酒などあるのになあ、とぶつぶつ心の中でいいながら、純米酒系の手頃な酒を物色します。
 そして、一杯目にいただいたのはこれです。

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 「開運 いいら 純米吟醸」。
 静岡県掛川市の土井酒造場さんが醸している「開運」についていまさら薀蓄を垂れることもありませんが、このお酒は実はごく最近発売された純米吟醸酒です。
 蔵元さんの説明では、静岡県沼津市の篤農家の方が栽培した山田錦を、大吟醸の仕込みタンクで特別に仕込んだ純米吟醸です。
 って、これだけなら、何の特徴もないのですが、それからが売り物です。
 すなわち、静岡酵母の産みの親であり、元沼津工業技術センターにいらっしゃり、現在は御自分の会社を経営している河村伝兵衛さんが
 「日本酒の味わいがさらによくなる」と奨励している「ハーモフレッシュ工法」という方法を使って、熟成させたお酒なのだろうです。

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 はて、ハーモフレッシュ工法とはなんぞや(気になるかたは検索エンジンでどうぞ)というと、特殊セラミックを貯蔵するタンクの底に設置し、そのセラミックから発する微弱活性エネルギーが味を劣化させる原因になる微生物の活動を抑制し、思い通りの熟成ができるということらしいです。
 すでに食品工場の保管庫などに採用され、庫内の食品の味の劣化が非常に遅くなったとの報告もあるようです。
 ただ日本酒については、土井酒造場さんが業界で初めて採用したので、まだどこにも実績はないのです。

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 先日、波瀬杜氏のお話を伺った際、土井社長さまに、
 「ハーモフレッシュ工法は効果がありましたか?」
 と伺うと、社長さまは
 「いやあ、実は僕はわからんのですよ。いいのか、わるいのか」
 と正直におっしゃるので、ひっくり返ってしまったのを覚えています。
 ただ、一方で10月の蔵元の会のイベントには非売品の出品酒として「いいら」があったので、呑んだのですが、めちゃくちゃ旨くて、空太郎はその夜は、1人で「いいら」の四号瓶を抱えて、ほとんど1人で空っぽにしてしまったのです。
 今夜は、そういう意味では二度目で、あの時のおいしさを確認するために頼んだのでした。
 いただきます。

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 ほう、中程度の大きさの真球状の旨味の塊が静岡酵母らしい清楚な香りを従えて口の中に入ってきます。
 旨味の塊の表面はつるつるで、きらきらと輝くクリスタルを思わせる透明感のある甘さがしなやかに広がり、口の中全体を占拠します。
 保持していると旨味は緩やかに膨らみながら、あくまでも優しく、舌に刺激をしないように配慮しながら、新しい旨味を吐き出してきます。
 この味わいはまさに山田錦の面目躍如です。
 そして、最後にやってきた辛さが演劇の幕を引くかのように、旨味を引き連れて、心地よい夕暮れの風景のような余韻を残して、消えていきました。

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 開運のお酒はもともとこのタイプですので、セラミックの効果がどの程度出ているかは、はっきりいって、同じスペックでセラミック不使用の純米吟醸と比べなければわからないかもしれません。
 ただ、「この酒、いいら?(静岡県遠州地方の方言で、いいでしょの意)」と聞かれれば、「はい」と答えるのだろうなあ、と思う空太郎でした。

*次のお酒は'''これ'''

★お酒の情報(08年576銘柄目)
銘柄名「開運 いいら 純米吟醸」
酒蔵「土井酒造場(静岡県掛川市)」
酒分類「純米吟醸酒」
原料米「山田錦」
使用酵母「静岡酵母NO―2」
精米歩合「55%」
アルコール度数「17〜18度」
日本酒度「−2」
酸度「1.5」
情報公開度「△」
標準小売価格「720ml=2415円」
評価「★★★★」

2008年11月30日

銀座「庫裏」で大人の時間

白鶴でのセミナーで、久しぶりにザギンへ上京した田舎侍半可通。

まーだー帰りたくなーいー!!

ということで、以前から一度行ってみたかった「さかや栗原」の息子さんがやっている、日本酒バーとして有名なお店「和酒バー 庫裏」へセミナー帰りに向かう。

お店には、同じセミナーに参加者したおねーさんを誘ってみた。決して下心を1升瓶に詰めていた訳ではなく、あくまでも「今日の復習をして帰りましょう♪」みたいなカモフラージュさり気ない感じで・・・(さり気なくねーよ!)

行く前にお電話をして、席が空いているか聞いてから向かう。

お店へ向かう途中、銀座はツリーやイルミネーションで華やか。「わぁー、きれいですね」なんて言いながら歩く。

そんな世間のクリスマスムードに触発され、「今夜の君のほうが輝いているよ。そうだ!俺のツリーにイルミネーションを灯してくれないか?」なんてことを言ったとか言わないとか・・・。

 

黒塗りの車が何台か停車している通りを歩いていると、お店発見。

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お店のある2階にあがると、そこは素敵な空間。カウンターはほぼ埋まってて、テーブル席に案内される。

まずはメニューを拝見。

日本酒は1週間くらいでメニューが変わると書いてあるけど、その種類の多さにビックリ!リキュールっぽい日本酒や長期熟成酒も色々ある。その代わり食べ物が少ない(ちょいとつまむ系ばかり)ので、2軒目向きです。

肴は春菊のおひたしを注文したら、お通しになっているというのでとりあえずお通しだけで飲むことに。お腹もイッパイだし。

お通し3種がのっているお皿とお水が出てくる。(美味しいお水だったので、どこかの仕込み水かな?)持ってきたついでに、「鳳凰美田 純吟しぼりたて」を注文。

「鳳凰美田 純吟しぼりたて」をいただく。(滓が絡んでいるから、これは発泡純吟のやつかな?)

あ~、新酒の香り♪荒々しさはなく、フレッシュ感ある味わいと滓の味わいのバランスが良い。滓が絡んでいるのに上品でクイクイいける。美味い。

お次は初めて飲む「福祝 純大雄町」をいただく。

雄町らしいふっくらした味わいとスッとしたキレがありますね。味ノリノリでも、優しくスッとしたキレが良いので、これまたスイスイ飲んでしまう♪

とまぁ2杯飲んで後は語らい・・・。

お店も混んできたので、この辺でお会計。レシートに飲んだお酒を印字してくれるので、ブロガーは助かりますね。

とても素敵な空間だし、お客さんも日本酒好きばかりという感じでした。カウンター席からはお客さんと店主の杜氏話が聞こえてきたし(笑)

2人掛けのテーブル席はお互いの距離が近いので、ちょっと口説いちゃおうかしら?みたいなシチュエーションにも良さ気です(はーと)

半可通が入店したときには、2人掛けのカウンター席も空いていましたが、初来店の男女だったからかテーブル席に案内されたあたり、気を使ってくれているかなと。まぁ、さほど飲んでいないので、狼にはなっていませんが(笑)

とにかくまた利用したいなと思わせる居心地のよいお店でした。銀座なのに、バーなのに、お財布に優しいところも魅力的♪

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2008年11月30日

赤霧島

たまたま近くの酒屋に寄ったとき見つけたので、買ってみました。
【赤霧島】です。


で、飲んでみるとコレが美味しい!
花のようなフレーバー系の香りと、まろやかな甘味がふわり。
ロックできりっと引き締めても、味わいに変化が起きにくい印象。

【黒霧島】とは別物ですね。

うちの焼酎も、数がだんだん増えてきて、置き場に少し困り始めてます(笑)。
【佐藤 黒】、買いたいんだけどどうしようかなあ・・・。

肴は肉豆腐。


この時期はつい煮物に走っちゃいます。

2008年11月30日

一眼レフ は 【Canon】

機械オンチのワタシが目覚めたのが【デジタル一眼レフカメラ】

欲しかった〜んです。 やっと貯めたお小遣いで購入!

でもワタシって 普通の女性が欲しがる物って 
ホント いらない人なんですよね・・・考えたら。。。

まだまだ 使い方がよくわからない、、、、、ですが、一人で楽しんでいます(笑)

これから どんどん 福千歳のかわいい娘たちを きれいな画像で楽しんでいただけるよう

そんなわけで 明日から【師走】

先生も走る!・・・忙しい12月になりそうです。


    
     
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 8位 です!  
     本日 珍しく2度目のブログです。
     また 明日も読んでくださいね。。。

2008年11月30日

久しぶりの お神楽(獅子)に ちょっと驚き!

何年ぶりでしょ? お伊勢さんのお神楽が回ってきました。。。外は雨降りです。

ここ数年、いやひょっとしたら5〜6年ぶりでしょうか?

本物のお伊勢さんかどうかはわからないけど 
こんな寒空に 4人できて頂いたら 歓迎するしかありません

   福がキターーーって感じかな?

初めて明かすのですが 実はワタシは この お獅子・・・というものが大の苦手
(子供の頃にかまれたトラウマなのです)

動こうとする義母を押さえ 対応してもらい 遠くから移した写真です。


  皆様にも福が来ますよう〜に! → ワタシの気持ちです!!


   
     
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     雨降りは寒いです・・・風邪ひかれませんように。。。

2008年11月30日

村祐 秋あがり

秋の日本酒の会において開封直後を呑んだ時の印象とは大分変わってきましたね!
この酒の持つ本来の姿が見えてきました(^^v



村祐(むらゆう)「秋あがり」特別純米無濾過生



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「夏越えの生」として通常のひやおろし(1回火入れ)ではなく、生熟成で登場しました。
その開封直後は発酵臭やミルキーな乳酸的な味わいが際立っていたように思います。
その後暫し放置して味の変化を待ってみました・・・約1ヶ月。

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変わったねぇ〜(^^v
爽やかな酸味と適度な甘味の爽快な甘酸っぱい味わい!
伸びやかで張りのある酸味が丸みを帯びて、上質な白ワインを連想させる味わいですね。

特別純米→純米吟醸→純米大吟醸と進むにつれて甘味が増してゆくドイツワインのような村祐スタイルですが
この特別純米はその中でも一番「食」に寄り添う酒として存在しています。
絶妙食中酒!この酒こそが村祐が表現する「辛口酒」なんですね(^^v

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今宵は「鶏と豚の田舎風パテ」と「鶏腎臓のリエット」を「秋あがり」にぶつけてみました(^^v



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我が家では「沢庵」作り開始!親父の仕事なんです(^^;






2008年11月29日

お酒造り。。。モロミ12日目 & 甑倒し

昨日、年内の3本の仕込みを無事に終えることが出来ました

今年は、暖かい日が多かったのですが、文明の利器を上手く利用してお酒造りは順調に進んでいます。ご安心下さい。。。

甑倒し1昨晩は、
いつも芭蕉のお酒を使っていただいている
『松谷荘』さんで、甑倒しのお祝いをしました。




カニ大好きのお嬢はんのリクエストで、カニ一匹付きの会席料理。
甑倒し2甑倒し3






とりあえずは、一段落です。





今日から、また、二人での仕事が始ります。まずは、瓶洗い。

日の出の時間も随分遅くなりました。
洗瓶1洗瓶2







これから、お酒を搾るまでの間、年末の需要に備えて瓶詰めが続きます。





≪モロミ。。。12日目≫

もろみ12日目泡の高さが随分と低くなってきました。
香りのほうは、軽い果実香から
深みのある芳香に変りつつあります。

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[ニックネーム]
高城幸司
[プロフィール]
酒匠・きき酒師。株式会社セレブレイン代表取締役社長。1964年10月21日東京生まれ。1987年同志社大学文学部卒業後、リクルートに入社。1996年から独立/起業の情報誌アントレの立ち上げに関わり、事業部長、編集長を経験。実家は代々小売の酒屋できき酒師。日本酒サービス研究会常任理事。日本酒の会を15年代表を務める。名誉きき酒師の任命にも関わる。きき酒の師匠としてテレビ出演も多数。海外への日本酒の普及を目指す日本酒スタイルの代表でもある。ソムリエ・焼酎アドバイザーでもあり、ワイン商社・レストランも経営。 
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