
私事で恐縮だが、先日19日に実母が福島の実家でくも膜下出血で倒れた。幸い発見が早かったこと、実家の向かいに比較的大きな脳神経外科病院があってそこに直ちに搬入されたこともあり、搬入されたときすでに瞳孔も開いて、ほぼ瀕死の状態だったが、緊急手術も成功し、なんとか一命はとりとめることができた。
これから、約1ヶ月合併症や脳梗塞などの症状が出なければ、とりあえずひと安心と言えるのだが、まだまだ予断を許す状況にはない。
母が倒れて危篤状態に陥ったという一報が入ったのは、会社で勤務中だった。瞳孔が開いてほぼ瀕死の状態ということを聞いて、気が動転した。とるものもとりあえず、タクシーに飛び乗って名古屋駅に向かったが、実家の福島まで行ける最終の新幹線19:30発東京行きには結局乗れず、姉に相談すると、とりあえず東京まで来て、東京で一泊して次の日の東京発の始発で来ればいいからというので、そのまま新幹線で東京まで行くことにした。
東京までの新幹線のなかでいろんな思いが交錯した。残された父親のこと、今後の自分のこと、などすでにいろんなことを想定してはみるが、すべては母の今後の容態しだいだ。
東京に着き、適当なカプセルホテルを見つけて荷物を置き、なるべく気を紛らわせたいという思いから、
三軒茶屋の?さんの店に行くことにした。?さんの店に着いて、飲みながら好きなソウルミュージックを聴いてると幾分気が紛れるが、やはり頭の中は母の容態のことで頭が一杯だった。店に着く前に姉から、緊急手術をするという連絡が入っていたので、最悪の状態から脱することができる、という気もしたが、どうなるかわからないし、最悪のケースも覚悟しながら飲んでいた。
次の日の朝、始発の新幹線で福島へ。昨日夜9時に始まった手術も翌朝4時に無事終わったということで、病院に着いて母に面会することができた。母はたくさんのチューブに繋がれ、その姿は痛々しく、あの元気なころの姿とはまったく様変わりしてしまった母の姿がそこにあった。
主治医に説明を受けると、病気の重度はグレード5、最も重い病状だった。この先約2〜3週間の間で、脳血管れん縮(血腫による脳血管の萎縮、それが原因で脳梗塞を引き起こす可能性が大きい)、水頭症などの合併症が起きなければ、ひと安心だという説明を受ける。ただし、程度はどうあれ認知症は避けられないだろうということだった。
現在、母はまだ集中治療室にいる。意識も戻ってだいぶ話ができるようになったが、姉によると話の内容が、ひどく過去のことが多いらしい。家族の顔を見ても認識できないようで、認知症の症状が出ているのは、間違いないようだ。
とりあえず、母のことは病院にすべてを託すしかないんだけど、あの元気な元どおりの母の姿を見ることができない、というのはすごく辛い。辛いけれども、とりあえず生きていてくれることに感謝したい気持ちで一杯です。
これを読んでいる皆さんにぜひ言いたいのは、この
「くも膜下出血」という病はたいへん恐ろしい病気で、ある日突然発症して死に至る可能性が高い、ということ。
僕も以前、脳ドックまでではないんですけど、
脳のMRI(脳を輪切りにして診るやつ。)検査を受けたことがあるんだけど、頭が痛いなどの症状がある場合検査・診察代は保険適用で2万ぐらい、簡易脳ドックでも3万から4万ぐらいなので、心配な人、高リスクな人(喫煙、飲酒、高血圧)は一度受けたほうがいいと思いますよ。発症してからのことを考えれば、この検査にかかるお金なんか微々たるもの。破裂する可能性のある動脈瘤が発見されても、いまは動脈瘤を破裂させないようにする手術もあるし、ぜひ一度検査を受けてみたほうがいいと思います。なかなか、脳のほうとなると、会社の健康診断では診断項目に入ってないので、そういう検査を受けることもないですし。
なんか、Intrudersの
“I'll Always Love My Mama”を聴くと泣けてきます
ね。
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