中国の「反動物虐待法案」に犬と猫の食用を禁止する文言が入れられたことが明ら
かになった。
同法によれば、違法に犬或いは猫を食するか販売した個人は5000元(約6万6000
円)以下の罰金と15日以下の拘留に処せられ、企業や組織の場合は1万元以上50
万元(約660万円)以下の罰金に処せられるという。
中国で初めてとなる「動物保護法」の制定をめぐって関係者の間で議論が行われて
いたが、多くの市民から「動物保護」の概念に疑問を投げかける声が相次いだため、
これを「反動物虐待法」と改め4月に同法案を提出することになった。
同法案の起草責任者、常紀文(チャン・ジーウェン)教授によると、起草前に4か月間、
広く意見を求めたところ、300通以上のメールと400本以上の電話が寄せられ、中に
は人間の権利と福祉が保障されていないのに動物の権利などばかげている、といった
意見もあったという。
同法案によれば、動物への虐待とは、故意に残酷な手段又は方法によって動物に本来
必要ない苦痛を与えるか傷つけ、或いは死に至らしめることと定義される。
同法は、野生動物、食用など経済動物、ペット動物などに区分して、動物医療、動物の
輸送や屠殺における虐待をそれぞれ禁じ、罰則を定めている。
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