東京都荒川区が検討している、動物に餌を与え周辺住民に迷惑をかける行為を
罰則付きで禁止する条例案をめぐり、区内で猫の世話をする住民に対する嫌がら
せが相次いでいることが分かった。
区内では 「愛護動物への餌やり行為は除外を」 など条例案の見直しを求める
署名活動も始まった。
住民によると、区が条例案を発表した9月19日の翌日、地域で猫を世話するグル
ープの3人が、近くの男性から 「罰金刑ができたから、写真を撮って警察に通報
してやる」 と脅されたり追いかけられたりしたという。
別の女性は10月上旬、公園で猫に餌を与えていたところ、ホームレス風の男性に
水をかけられた。
数日前には、女性が猫に餌をやっていたところ、小学生数人から 「餌をあげては
いけないんだよ」 ととがめられたという。
杉並区では2005年、同様の条例が検討されたが、「むしろ住民間の対立をあおる」
などの反対意見が相次いだため、条例化を見送った例がある。
荒川区は 「嫌がらせが事実とすれば残念なこと。さらに取り組みたい」 としている。








