動物愛護ボランティアと徳島県、県警が連携して、昨年から猫の遺棄・虐待防止
活動に取り組んでいる徳島市八万町の県文化の森総合公園で、捨て猫の数が
増えている。
避妊・去勢をして現地で管理する活動が、一部の飼い主に 「文化の森なら置いて
きても安心」 と都合よく解釈されているとみられ、関係者は困惑している。
愛護ボランティアによると、4月から7月までの4カ月間に子猫53匹、成猫33匹、
子犬3匹の計89匹が捨てられているのを確認。
特に 「猫神さん」 の愛称で親しまれている王子神社付近や公園内の駐車場での
遺棄が多いという。
刃物で首や足を切られたり、振り回されたのか、足にひもが付けられたり、虐待を
受けた猫も目立つ。頻繁に出入りする車にひかれるケースも多いという。
ボランティアは公園での遺棄・虐待が後を絶たないため、2007年1月から県生活
衛生課、徳島保健所、公園管理事務所、徳島東署と協議し、遺棄や虐待が犯罪
になることを知らせる看板を設置し、見回りも始めた。
だが、遺棄された猫を捕獲し、避妊・去勢などを施した上で公園に戻して管理して
いることから、飼い主が 「文化の森に捨てれば保護してくれる」 と勝手な解釈をし、
かえって遺棄数が増える事態に。
ボランティアらは 「モラルの低さにはあきれる」 と嘆く。
公園が終日出入り自由となっていることが、遺棄にもつながっているのではないか
とみて、公園の開放時間を制限するなどの管理強化を求める声も出始めている。
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