今回ご紹介する番組の主題歌のサビに「俺が俺が俺が正義だ~♪」というくだりがあるのですが、当然、それはドラマの中だけの話。現実的に俺が正義だ!なんて事になれば歪が出てきて当然…なのですが、どうもそうではないらしい状況です。



 さて、今回は1985~1986年に放映されました「巨獣特捜ジャスピオン」です。

 ひとたび目覚めれば宇宙が滅びるという予言に記された、暗黒宇宙の巨神サタンゴース。その予言は現実となり、宇宙に存在する巨大生物・巨獣を凶暴化させ、宇宙を荒らし始めた。
惑星エジンに住む、宇宙の仙人エジンは銀河聖書に書かれた予言の通り、宇宙が荒らされているのを知り、自身の惑星に住むジャスピオンにサタンゴースを倒せと命じる。
 
大自然に育ち、大自然を愛するジャスピオンは、宇宙が得体の知れない悪に侵略されるのを黙って見ているわけには行かない。
 
エジンは自身の開発した強化装甲服メタルテックスーツに戦闘母艦ダイレオン、そしてサポート用の女性アンドロイド・アンリを渡した。画して、ジャスピオンとサタンゴースの戦いの幕が切って落されたのだ。
 
 
 いわゆる宇宙刑事シリーズが三部終了した後に、路線変更によって打ち出された最初の作品が、この「巨獣特捜ジャスピオン」です。
 
基本的には宇宙刑事ものとスタンスは変わりませんが、しかし、スピルバンの立ち位置はあくまで「刑事」ではなく、「ヒーロー」であるわけです。当時の記憶を掘り起こせば、確かに、マンネリ化し始めた宇宙刑事ものとは違った特撮物を期待する声もあったのですが、一方では、宇宙刑事ものを続けて欲しいという声があったのも事実。
 
その事を踏まえてか、後々、ギャバンから続く一連の作品を仮面ライダーやウルトラマンのように区分けするかの如く、メタルヒーローシリーズと呼ぶようになります。
 
さて、このジャスピオンですが、個人的な感想からしますと、「おぉ!影の軍団!」と思ってしまったわけです。
そう、この方、JAC(今のJAEの前身)に所属していた俳優さんだったのです。影の軍団も好きでしたので(一番好きなのは4なんですけど…と、その話はまた別の機会にでも)…。
 
通常、それまでのアクションというのはアクション専門の方がやるわけですが、この方たち自体がアクション得意ですから、迫力のある映像も顔をしっかり映しながら撮影できるわけです。それを見た子供たちは、まさに彼自身がジャスピオンだと思うわけですねぇ。
 
思えば、仮面ライダーも一号は実際にやってらっしゃったわけですし、ある意味、その系統をしっかりと受け継いでいる作品であるとも言えるのかもしれません。
 
もう一つ、俳優ネタで。実は、この作品で一番好きだったのは、なんと悪側の一人でありました。それは何故かといいますと、ダイナマンではダイナブラック、そしてゴーグルファイブではゴーグルブラックを演じていた春田純一氏がサタンゴースの息子であるマッドギャラン役であったのです。
そして、やっぱりカラーは黒。この方には黒が本当に似合います。
 
何故、好きになったのか。そのわけは人間体からの変身にあります。普段からサングラスをしている人間体のマッドギャランはジャスピオンが現れると、その正体を現すのですが、そのときにサングラスをサッと取る。すると、目が輝いて本来の姿に瞬転するんですよ。
もう、カッコイイったらありゃしない。
 
その黒いメタルスーツのような身体も、カッコよさを引き立たせているのです。
 
 
 物語としては、当初、サタンゴースに対して戦っていたジャスピオンでしたが、実はサタンゴースを完全に倒すためには、光打たれし勇者でなくてはならない事がわかります。その光打たれし勇者こそ、ジャスピオンであり、サタンゴースを倒す事が出来る唯一の存在であるとわかってきます。そして、ジャスピオンと同じように光に打たれた五人の子供、そして一人の赤子。計七人の光の子供たちが集う必要があったわけです。
ジャスピオンと、赤子を除いた五人は黄金の鳥を呼ぶことが出来、その黄金の鳥は巨大な黄金の剣へと変化します。それを手に取るダイレオン。ジャスピオンをダイレオンと共に、戦うのですが、しかし、やはり最後の一人を見つけ出さない事にはサタンゴースを倒す事ができません。
 
ですが、最後の一人…光に打たれし赤子は、意外な場所から姿を現します。それは地球自身がその危機につかわしたかのように…。
 
 
…と最後につながっていきます。
 
さて、最後にもう一つ俳優ネタで。実はこの作品には、この次の作品に登場し、また、宇宙刑事シリーズにも登場した俳優さんが出てきます。その方こと、渡洋史氏。インターポール所属の兄がマッドギャランに殺されたのをきっかけに、復讐を誓った一匹狼ブーメラン役で出ています。
 
まさか、この作品が終わると同時に、また見ることが出来るとは思いませんでしたけどね。



 道路特定財源。よく知られる事になった暫定法が10年延長されることになりまして、そのことに都道府県知事が紛糾していたのは記憶に新しいわけですが、当然、この暫定法。問題が全く無いわけではなく、むしろ問題だらけの話であるわけです。
 
その一番の問題は、やはり使い道。
 
結局、何の是正もされずに一般財源化を歩もうとしているのですから、そうなってくると道路以外にも使って良い=今までと同じで委細問題なしというお墨付きを与える結果になってしまうわけです。
だからこそ、道路族議員は何にも慌てていないのだろうと思うのです。
 
 
さて、同じ様な話で賑わっている(?)のが大阪府。
 
府知事vs市町村の対立が目立って放送されている中で、大阪市職員の大量処分の話は、正に暫定税の使われ方と同じ事であると思うわけです。
 
つまりは無駄遣い。
 
思い出すと、京都市職員の不正問題があったわけですが、これもある意味無駄遣い。同和出身者の選考基準も含めて、全く市民のためになっていないということになります。
 
 
ちなみに、京都市に同和出身者が優遇されているのは、あくまで無駄遣いとは異なり、市制における体質の問題です。というよりも、根性の問題と言うべきかも。
本当に情けないのは、そうして優遇されるべきと考えている方々と、見て見ぬ振りを決め込む役所の方々。
 
これは言ってしまえば人権問題。ですが、人権はあくまで権利。そして法治国家である以上、責任と義務を果たした上で、権利を主張するべきであるのに、それも果たさずに差別を語るとは笑止千万。むしろ、自分たちの主張が己が立場を危うくしている事を理解するべきでしょう。
 
歴史を消す必要はなく、事実を消す必要もなく、むしろ知らしめるべきは知らしめる事が大切ですが、それを持って結果、無用な金銭の利益を得るのであれば、それは正に無駄遣い。いいえ、その存在が無駄であるわけです。
 
苦労の歴史など、現状を省みて語るべきでしょう。役職に付くも仕事をせずに高級車を乗りまわして差別を受けてるとは言語道断。犯罪以外の何物でもないのです。
 
 
大阪市長は府知事に対して言いました。削減だけでは夢が無い。
 
ですが、現状の状況から考えれば、削減あって然るべきとしてもいたし方がありません。何故なら、これほどの処分を受ける状況であるわけですから、それだけ無駄に出費があったとするのが当然であるからです。
 
また綱紀粛正を考えれば、賃金返上、または削除もやむなしではないのでしょうか。
 
そうした予算の切り盛りを経て、なお、予算の削除をされる事が苦しいのであれば、大阪府知事も無情な政はされないのではないのかと思うわけです。
 
 
何にせよ、大阪市、京都市だけの問題ではなく、こうした状況は全国で行われているのは容易に想像できる話です。北海道夕張における財政破綻をみればわかるように、また、日本の借金を考えればわかるように、本当に必要であるのは、無駄遣いに対する実直な対策と対応です。
 
その上で必要な予算を要望するのは仕方が無い話なのでしょう。もちろん、それにも精査する必要はあるのですが。結果的には嘘偽りのない政が必要なのは当然の話なのですが、そう指摘しなければならない事が残念でならないわけです。
 
 
 
 そんなこんなで本日はここまで。

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