最近、リアルロボットというものに、ふとした疑問を感じるようになりました。その一番の理由は、どうやらレイバーに似たものが出てきたこと、どうやら義体に似たようなものが出てきたこと、どうやらアンドロイドに似たようなものが出てきたことがその原因であるようです。
何が疑問かと言えば、それらが一概に二次元の嘘で括られる存在ではなくなってきたようだという事なのです。
ガレージキットメーカーでSTUDIO HALFEYEさんが見えますが、そこから発売された完全変形ゲッターロボなどを見ますと、中に機構を組み込むには、まだ様々な問題があるとしても必ずしも不可能ではないなと思うわけです。
となれば、リアルロボットと称されるものなど、スーパーロボットよりも無理はあっても無茶な変形は決してしていないわけで、より、実現不可能ではないという話になってくるのではないのかと思うわけです。
ただ、全てのそうしたロボットは基本的に兵器なわけで、実現できるようになってきた代わりに、物語までも現実となってくるのかと思えてくるようになったわけです。
さて、今回は2005年に発売されました「アナザーセンチュリーズエピソード」です。

統一地球暦045年1月。人々にとて忘れがたい事件が発生する。それは、時代の移り変わりの始まりなのか。それとも、粛清の始まりなのだろうか。時のUCEの若き代表、リリーナ・ピースクラフトが声明した宇宙難民受け入れ計画。しかし、それは結果、大規模な犠牲者を出す事となった。その数、およそ90万人。その事件の首謀者とされているのが、同じUCS所属であるラー・カイラム。
だが、その真実は、未だ誰の目に、耳に入る事はなかった…。
アーマード・コアで有名なフロム・ソフトウェア、そして、数多くのアニメ・特撮を媒体にゲーム展開をし、中でもスーパーロボット大戦という一つの結果を出しているバンプレストがタッグを組み世の出してきたのが、アナザーセンチュリーズエピソードです。
ゲーム内容としてはフロム・ソフトウェアの得意とする、第三者視点からのリアルタイム操縦によるバトルアクション。それを、数々の有名なロボットアニメで行っているのですから、好きな人にはたまらない話です。
しかも、この作品、スーパーロボット大戦と同じようなクロスオーバー作品=様々な設定の垣根を超えたものとして、オリジナルのストーリー構成になっています。全くのオリジナルではないのですが、他の作品が関わってきますので、知っている話でも意外性を持って楽しめるようになっています。ただ、これには賛否両論があるのでしょうが、クロスオーバー作品の宿命と言う事もあり、純粋に楽しんだ方が勝ちのような気もしないでもありません。
話の展開は古い作品といえど、やってらっしゃらない方も見えると思いますので、詳しくは記載いたしませんが、我が家の感想としては「救われねぇ」というのが最後のストーリーまでやった感想でした。正直、泣きそうになりました。そして、ヒーロー物は主人公がどういう形でも救われないとイカンとも思ったわけです。
ゲームシステムとしては、同じようなクロスオーバー作品であります、スーパーロボット大戦よりはすんなり入り込めるものです。その一番の理由はリアルタイムで進んでいると言う事なのでしょう。
アニメ作品としても、確かにスーパーロボット物に関しては、技の発動に時間がかかりますから、それこそ歌舞伎のように見得をするように時間が必要なのでしょう。しかし、このゲームにおける主役は大半がリアルロボットと称されるものです。「ちぃっ!」とか「なんとぉっ!」という攻撃時の台詞はあるのでしょうが、それこそ、ゲームから聞こえれば楽しく、そうでなければ自分で補完すればいいわけです。むしろ必要なのは、攻撃の連続性であり、それはしっかりと再現されているように思います。
登場する作品が好きな方、またフロム・ソフトウェアのアーマードコアシリーズが好きな方には十分に楽しめるゲームと思います。
前振りの文章は半分冗談で聞いて置いてくださいませ。とは言うものの、実際に日本の技術は決して世界に遅れるものではなく、結果的に9条の壁があるからこそ、大々的に行っていないだけのような気がするわけです。今、模型であはありますが、純国産のステルス戦闘機の開発も行われております。更に言えば、日本ではテレビの向こうで起こっている戦争は今、この瞬間も確実に行われている行為であり、また、その兵器開発も滞ることなく進んでいるのです。
兵器開発をする事が決して悪ではないとする人もいます。ただ、作られた兵器はどうにかして使ってみようとするのも人間の性であると言えなくもありません。それはこれまでの歴史が証明している事でもあります。
願わくば、物語の中だけで行われる戦争が現実世界に漏れでないように…人が争うだけの生き物である事の否定を求めて止みません。
そんなこんなで本日はここまで。


