さて、今回は2009年に発売されました「デュエルナイツ外伝 メタルウォーリアーズ」です。

ブルー達親子とカイザーカオスの戦いから300年・・・。遠く離れた惑星「メタルス」では、かつて他の惑星から伝えられた、様々な組み替えが可能なロボットシステム「ナイトシステム」が独自の発展を遂げ、人工知能を内蔵し自らの意思を持つ、動物型ロボット「メタルモンスター」が開発されていた。やがて、それらを操り、また人型ロボット「メタルウォリアー」に合体させて戦わせる者たちが現れ、その競技「メタルデュエル」が盛んに行われていた。
そしてついに、世界大会「メタルデュエルワールドグランプリ」の幕が切って落とされた。
物語の設定としては、前作より一気に300年が経過。ここで前作までのデュエルナイツの流れは切れたと言っても過言ではありません。しかし、「それぞれに分けられる部位を合体させる」というコンセプトは継承され、更に面白みを増したように思えます。
今回発売されたのは4種。メタルヘラクレス、メタルイカロス、メタルドラグーン、メタルプテラグーン。
ですが、これら4種、実は2種にまとめる事が出来るのです。
メタルヘラクレスとイカロス、そして、メタルドラグーンとプテラグーン。もう少し、内容を詳しく記載しますと…
メタルヘラクレス=メタルイーグル(銀)+メタルライオン(赤)+メタルコブラ(銀)
メタルイカロス=メタルフェニックス(赤)+メタルタイガー(銀)+メタルコブラ(赤)
メタルドラグーン=メタルバット(青)+メタルティラノザウルス(金)+メタルアノマロカリウス(青)
メタルプテラグーン=メタルプテラノドン(金)+メタルスピノザウルス(青)+メタルアノマロカリウス(金)
…となっております。はた、と気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、例えばイーグルフニックス、ライオンとタイガーのように、2種にまとめたパターンで見ますと、これらは色違いの同種と見る事が出来るわけです。
もちろん、少し造形は変化させています。しかし、合体のパターンで言えば、まったくの同じ。言い方を換えれば、合体において流用が可能という事になるわけです。
三種の動物が合体しロボットになる。考えてみれば昔、そうしたロボットアニメがありましたね。小学生が戦う熱血ロボットアニメでw
あちらはある程度、違和感のないようにまとめていたわけですけど、このラインナップの中で驚くのは、やはりアノマロカリウスですかね。ある意味メジャーである意味マイナーな古代生物と良く持ってきたなとw誉め言葉ですよ、当然。
各アニマルには既存の合体用だけではなく、他にも接合できるための穴が用意されていますので、全種合体し巨大なロボットを作る事も不可能ではないはず。ただ、これまでのデュエルナイツと同様に、保持力に問題があるパーツも見受けられるので、実際に合体させた場合には支えるためのスタンドが必要になるのかもしれません。
今回のデュエルナイツでは、稼動用関節パーツが8つ付属になっています。これによってより稼動域が広がり、表情をつけやすくなったのですが…股関節用には付属していないので、足を踏ん張るポーズが出来ないというのが残念でなりません。
それでも、格段に進化したデュエルナイツシリーズ。今後とも期待が出来る玩具菓子であるのは間違いありません。
と言う感じで思うところとしては「動物ロボット」と言う事で一つ。
その昔、いわゆるスーパーロボットがアニメの大半であった頃、動物が合体前のロボットであった場合が多かったと記憶しています。
例えば、ダルタニアスはベラリオンがライオンでしたし、ゴライオンに至っては五体すべてがライオンでした。
先ほど、小学生~という話をしましたが、エルドランシリーズもそうでした。ライジンオーでは、鳥とライオン、ガンバルガーでは、虎に鳥に象、ゴウザウラーでは恐竜が出てきたわけです。
こうした動物ロボット。アニメの世界では、ガシガシと動いているわけですが、現実の世界ではどうなのでしょう。
実は、こうした動きは現状にある機械にも結構取り入れられているものなのです。機械…というよりも機器と言った方が良いのかもしれません。
例えば蟹。そう、蟹といえばはさみですけど、文字通り、人の生活になくてはならない、はさみは蟹のはさみそのものです。はさむという物の根底にあるのは、案外、蟹なのかもしれません。
一気に大きくなって飛行機の翼などは鳥の翼が基になっていますよね。羽ばたく事は出来ませんので、その推進力をエンジンに頼ってはいるものの、羽が生み出す揚力によって機体が持ちあがるのは鳥も飛行機も代わりがありません。
逆にイルカやシャチ、クジラといった海洋哺乳類の動きを取りこもうとしている船があります。これまでのスクリューによる推進ではなく、上下にフィンを動かして推進力を生む。これによって、海洋に漂う藻などの海草による航行妨害が解消されると期待されている技術です。
アメリカでは犬…というか四足歩行の安定性を利用した重量のある銃器を運ぶロボットを開発しているのだとか。
利用目的の云々はさておき、これも動物から模倣したロボットであるのは間違いありません。
人も、もともとは四足歩行であったというのは、これまでの研究でわかってきていることです。
しかし、人が二足歩行になった原因…つまり道具を利用することを覚えた結果、もともと備わっていた身体機能が退化し、その代わりに道具を発展させてきたという歴史があるそうです。
考えてみれば、人にある爪や歯というのは、衣食住における食…つまり狩りには適応していません。そのために弓矢を持ち、銃を持ち、刃を使い、罠を使って、人は狩りをする。今では養殖を行い、安定した食料の提供が行えるまでになりました。余計に狩りのための牙や爪はいりませんね。
つまり、動物を模したロボット、もしくは機器というのは、人間が放棄してきた能力…言い換えればもしくは獲得できたかもしれない能力を補完するために研究開発していると言えることも出来るわけなのです。
一方で人は動物ロボットに癒しを求めています。
主に老人ホームで愛玩用として使われているパロはその代表ではないのでしょうか。
パロはメンタルコミットロボット…セラピー効果のあるアザラシ型ロボットで、なでたり話し掛けたりすると反応を返してくれるロボットです。こうした反応は接触する人の感情を刺激し、パロに話し掛けたり、またあやしたりと活発な行動を促す効果があると聞いています。
本物の動物と異なり、食事に排泄、何より抜け毛におけるアレルギー症状を、まず心配する事がないという所から、ますます活躍が期待されている動物ロボットであると言えるわけです。
しかし、その動物ロボットもそうなのですが、一つ…あえて挙げる問題があるとすればそれは命のことです。
命を与えられたすべての性物には寿命があるわけです。生まれたからには死というのは避けられない運命です。ですから、その命をいとおしむ事が出来る。死の悲しみを感じる事が出来るわけです。
昨今、ゲームにおける育成ジャンルにおいて、生命が軽んじられる問題が指摘されていますが、それは媒体の問題ではなく、世界そのものが生命を軽んじているからではないのかと思うわけです。
命をいとおしむ事、それは育むことでもあります。大切に扱う事、それは生き物だけではなく、道具に、そして自然にも通じる大切なこと。それを私達は少し忘れているのではないのでしょうか。
エコという利益に視線を奪われるのは仕方がないことなのかもしれません。ですが、本当のエコ…そこに命が含まれていないのであれば、まるでそれは使い捨てにされる道具と代わりがないのではないのか…そう思えてならないわけです。
動物のロボットであっても生き物であっても、その時を一生懸命に生きていることに違いはない。それをいとおしむ気持ちに違いがあってはいけないのだ…と思うのです。
そんなこんなで本日はここまで。

ブルー達親子とカイザーカオスの戦いから300年・・・。遠く離れた惑星「メタルス」では、かつて他の惑星から伝えられた、様々な組み替えが可能なロボットシステム「ナイトシステム」が独自の発展を遂げ、人工知能を内蔵し自らの意思を持つ、動物型ロボット「メタルモンスター」が開発されていた。やがて、それらを操り、また人型ロボット「メタルウォリアー」に合体させて戦わせる者たちが現れ、その競技「メタルデュエル」が盛んに行われていた。
そしてついに、世界大会「メタルデュエルワールドグランプリ」の幕が切って落とされた。
物語の設定としては、前作より一気に300年が経過。ここで前作までのデュエルナイツの流れは切れたと言っても過言ではありません。しかし、「それぞれに分けられる部位を合体させる」というコンセプトは継承され、更に面白みを増したように思えます。
今回発売されたのは4種。メタルヘラクレス、メタルイカロス、メタルドラグーン、メタルプテラグーン。
ですが、これら4種、実は2種にまとめる事が出来るのです。
メタルヘラクレスとイカロス、そして、メタルドラグーンとプテラグーン。もう少し、内容を詳しく記載しますと…
メタルヘラクレス=メタルイーグル(銀)+メタルライオン(赤)+メタルコブラ(銀)
メタルイカロス=メタルフェニックス(赤)+メタルタイガー(銀)+メタルコブラ(赤)
メタルドラグーン=メタルバット(青)+メタルティラノザウルス(金)+メタルアノマロカリウス(青)
メタルプテラグーン=メタルプテラノドン(金)+メタルスピノザウルス(青)+メタルアノマロカリウス(金)
…となっております。はた、と気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、例えばイーグルフニックス、ライオンとタイガーのように、2種にまとめたパターンで見ますと、これらは色違いの同種と見る事が出来るわけです。
もちろん、少し造形は変化させています。しかし、合体のパターンで言えば、まったくの同じ。言い方を換えれば、合体において流用が可能という事になるわけです。
三種の動物が合体しロボットになる。考えてみれば昔、そうしたロボットアニメがありましたね。小学生が戦う熱血ロボットアニメでw
あちらはある程度、違和感のないようにまとめていたわけですけど、このラインナップの中で驚くのは、やはりアノマロカリウスですかね。ある意味メジャーである意味マイナーな古代生物と良く持ってきたなとw誉め言葉ですよ、当然。
各アニマルには既存の合体用だけではなく、他にも接合できるための穴が用意されていますので、全種合体し巨大なロボットを作る事も不可能ではないはず。ただ、これまでのデュエルナイツと同様に、保持力に問題があるパーツも見受けられるので、実際に合体させた場合には支えるためのスタンドが必要になるのかもしれません。
今回のデュエルナイツでは、稼動用関節パーツが8つ付属になっています。これによってより稼動域が広がり、表情をつけやすくなったのですが…股関節用には付属していないので、足を踏ん張るポーズが出来ないというのが残念でなりません。
それでも、格段に進化したデュエルナイツシリーズ。今後とも期待が出来る玩具菓子であるのは間違いありません。
と言う感じで思うところとしては「動物ロボット」と言う事で一つ。
その昔、いわゆるスーパーロボットがアニメの大半であった頃、動物が合体前のロボットであった場合が多かったと記憶しています。
例えば、ダルタニアスはベラリオンがライオンでしたし、ゴライオンに至っては五体すべてがライオンでした。
先ほど、小学生~という話をしましたが、エルドランシリーズもそうでした。ライジンオーでは、鳥とライオン、ガンバルガーでは、虎に鳥に象、ゴウザウラーでは恐竜が出てきたわけです。
こうした動物ロボット。アニメの世界では、ガシガシと動いているわけですが、現実の世界ではどうなのでしょう。
実は、こうした動きは現状にある機械にも結構取り入れられているものなのです。機械…というよりも機器と言った方が良いのかもしれません。
例えば蟹。そう、蟹といえばはさみですけど、文字通り、人の生活になくてはならない、はさみは蟹のはさみそのものです。はさむという物の根底にあるのは、案外、蟹なのかもしれません。
一気に大きくなって飛行機の翼などは鳥の翼が基になっていますよね。羽ばたく事は出来ませんので、その推進力をエンジンに頼ってはいるものの、羽が生み出す揚力によって機体が持ちあがるのは鳥も飛行機も代わりがありません。
逆にイルカやシャチ、クジラといった海洋哺乳類の動きを取りこもうとしている船があります。これまでのスクリューによる推進ではなく、上下にフィンを動かして推進力を生む。これによって、海洋に漂う藻などの海草による航行妨害が解消されると期待されている技術です。
アメリカでは犬…というか四足歩行の安定性を利用した重量のある銃器を運ぶロボットを開発しているのだとか。
利用目的の云々はさておき、これも動物から模倣したロボットであるのは間違いありません。
人も、もともとは四足歩行であったというのは、これまでの研究でわかってきていることです。
しかし、人が二足歩行になった原因…つまり道具を利用することを覚えた結果、もともと備わっていた身体機能が退化し、その代わりに道具を発展させてきたという歴史があるそうです。
考えてみれば、人にある爪や歯というのは、衣食住における食…つまり狩りには適応していません。そのために弓矢を持ち、銃を持ち、刃を使い、罠を使って、人は狩りをする。今では養殖を行い、安定した食料の提供が行えるまでになりました。余計に狩りのための牙や爪はいりませんね。
つまり、動物を模したロボット、もしくは機器というのは、人間が放棄してきた能力…言い換えればもしくは獲得できたかもしれない能力を補完するために研究開発していると言えることも出来るわけなのです。
一方で人は動物ロボットに癒しを求めています。
主に老人ホームで愛玩用として使われているパロはその代表ではないのでしょうか。
パロはメンタルコミットロボット…セラピー効果のあるアザラシ型ロボットで、なでたり話し掛けたりすると反応を返してくれるロボットです。こうした反応は接触する人の感情を刺激し、パロに話し掛けたり、またあやしたりと活発な行動を促す効果があると聞いています。
本物の動物と異なり、食事に排泄、何より抜け毛におけるアレルギー症状を、まず心配する事がないという所から、ますます活躍が期待されている動物ロボットであると言えるわけです。
しかし、その動物ロボットもそうなのですが、一つ…あえて挙げる問題があるとすればそれは命のことです。
命を与えられたすべての性物には寿命があるわけです。生まれたからには死というのは避けられない運命です。ですから、その命をいとおしむ事が出来る。死の悲しみを感じる事が出来るわけです。
昨今、ゲームにおける育成ジャンルにおいて、生命が軽んじられる問題が指摘されていますが、それは媒体の問題ではなく、世界そのものが生命を軽んじているからではないのかと思うわけです。
命をいとおしむ事、それは育むことでもあります。大切に扱う事、それは生き物だけではなく、道具に、そして自然にも通じる大切なこと。それを私達は少し忘れているのではないのでしょうか。
エコという利益に視線を奪われるのは仕方がないことなのかもしれません。ですが、本当のエコ…そこに命が含まれていないのであれば、まるでそれは使い捨てにされる道具と代わりがないのではないのか…そう思えてならないわけです。
動物のロボットであっても生き物であっても、その時を一生懸命に生きていることに違いはない。それをいとおしむ気持ちに違いがあってはいけないのだ…と思うのです。
そんなこんなで本日はここまで。


