さて、今回は1992年に発表されました「紅いハヤテ」です。



 古より我が国の法的決定機関の影で暗殺と謀略を司ってきた闇の組織「死殻」。彼らは最強の戦士と呼ばれる死殻六人衆を中心に、その組織統轄を行い、この国の歴史を影から操り続けてきた。だが、その六人衆を指揮する死殻の長、鹿沼鍛造が実子、疾風によって暗殺された日…死殻の崩壊は始まった…。
 
それを濡れ衣とする疾風。そして、新しき総帥となった死殻に意を反した、六人衆でもある伊達一角、里見珠里、そして疾風の妹である詩織は死殻を抜ける事を決める。
だが、それはいつ果てる事もない追っ手からの逃亡を意味した。
 
ボクシングジムに住み込むこととなった詩織はユキコという偽名を使い、生活していた。だが、そこにも死殻の追っ手が。追い詰められる詩織。その時、彼女の中にあるもう一つの魂が呼び起こされる。それは、死殻を抜けたあの日、瀕死の重傷を負った疾風が詩織を守るために行った秘術。変身転生の術によって、疾風の魂を詩織に移した結果であった。
 
詩織…いや、疾風を追いかけてきたのは、同じ六人衆の一人、黒田実綱。死殻には、六人衆のみが許された秘術がある。それは自らの影を鎧として纏い、超人的な力を発するようになる、その名も鎧影。
疾風と実綱は互いに鎧影を纏い、闇夜の中で激しい戦いを始めるのだった…。
 
 
 
 上記で秘術と記載しましたが、鎧影が科学力と記載する方が何かおかしいような…それも作品の味なのでしょうけど。というわけで、今回は「紅いハヤテ」です。
 
その昔、レンタルビデオがかなりの勢いで出店してきた時期に、レンタマンという題名で複数のアニメ作品を入れたビデオをレンタル店オンリー…つまりは貸し出しのみで見せるという斬新な発想の下で行われた実験的作品。その一つが、この紅いハヤテであったのです。レンタマン自体は早々に終わってしまった記憶があり、結果的に、その中での完結はなされていない…という記憶もあります。
 
私個人が、レンタマンを借りてみようと思ったのは、これがきっかけであったので、レンタマン自体がなくなったのは、残念でなりませんでした。結局、後ほどビデオとLDで完結編まで出たので、それはそれで良かったんですけどね。
 
物語自体は、抜け忍ものです。なので、そのように見れば理解しやすいのではないのかと。もう一つは、反乱ですね。
実際、主人公である鹿沼詩織は、逃げ回っているだけなんですよね。そこで危機になると、疾風が出てくる。でも、詩織に頼み込んだ変身転生の術というのは、実際、大変な術らしく。多用すると、精神を蝕まれていき、最終的には詩織の精神が消えてしまうという恐ろしい術なのだそうです。
じゃ、その後はどうなるのか…肉体は詩織、精神は疾風という状況になるのだとか。
 
なので、一緒に抜けた一角や珠里はその事実を知ると、詩織に疾風を出すなと言われてしまうんですねぇ。守ろうと必死なだけなんですけどねぇ。カワイソウな疾風。題名にもなっているんだけどねぇ。
 
今ならば、この作品どうかなぁと思うんですけど、確実に深夜枠になるのは決定です。血は吹きだす、男女の絡みはある…得てして、こうした話ならありえる状況なのでしょうけど。ある意味、安全策で行き過ぎた感はあります。
 
鎧影という設定は、個人的には大好きです。死殻の科学力スゲー!と単純に感心してしまいます。
ただ、これを扱うにはそれ相当の精神力と体力が必要なのだとか…ただ、影で暗躍するってことは、暗殺関係のお仕事が多いはず。これで暗殺行ったら目立つんじゃないのかなぁーと思ったりしました。
一国を滅ぼす…とかなら、楽にできそうですけど。ただし、秘密裏にという状況ではなくなりますけどね。
 
物語的には、詰めすぎてしまって、本来語られるべき所が語られていないのが残念でなりません。恐らく十三話ほどの長さでまとまるのではないのかと。まさに、現在の深夜アニメ!
 
何時もの言い訳ですけど、この作品、私的には大好きな作品でしたよ。
 
 
 
 と言う感じで思うところとしては「裏切り」と言う事で一つ。
 
最近では、様々な事で裏切られたとする事柄が多くなったと感じてなりません。考えすぎなのかもしれませんが、そうしたニュースが多いような感じがするのです。
 
例えば政治…と言いますか、政治の周りの状況が裏切られているなぁと思うわけです。
こうした百年に一度の不景気というのであれば、与野党関係なく、それこそマスコミも政治の有り様について揚げ足を取るのではなく、協力して情報を伝え、欲している事に対する議案が提出できるようにするべきではないのでしょうか。衆議院では、この先の見えない不況の中で解散総選挙をしろと、それこそ、1億2億と税金を使えと言います。
 
そんな事をしなくても、時間がくれば選挙は行われるのです。
それよりも、それこそ一丸となって政を行う。これこそ、望まれている政治の姿勢ではないのでしょうか。
 
政党政治などとカッコイイ事を言っているだけでは、意味などなく、日本国はあくまで一つであり、その日本国に住む日本人を救済することがまず必要であるのです。そうした本当の議論を早急に行っていただきたい。選挙になり真を問われるのは、その結果次第なのではないのかと。
 
他にも、企業にも裏切られていますね。
企業を動かしているのは、経営者ではありません。彼らは調製しているだけの存在です。では株主…彼らは有望な物への投資をしているに過ぎません。企業を支えているのは誰か。それは従業員、労働者でしかないのです。
 
どこでも記載しましょう。
上場企業の経営者が出来るというのであれば、自分だけで商品を企画し、製造し、売り込み、注文を受け、生産し、販売し、サービスを行えば良いのです。それが出来るのであれば、それは確かに企業は経営者のものであるのでしょう。
ですが、実際にそれが出来る企業など殆どありません。上場企業であればあるほど、それこそ大企業と言われているのであれば、不可能な話です。
 
そうした労働者の能力をもって、企業は体裁を保っているに過ぎないわけですが、それを忘れての昨今の行動。正に自滅に向かっているだけなのです。
 
後はなんでしょうかね。世間に裏切られていると言う事でしょうか。
当たり前ですけど、誰も助けちゃくれません。その代わり、誰もが助けを求めています。それで本当に何が出来るのでしょう。それは裏切りなのでしょうか。いいえ、そうではなく、世間の裏切りというのは、結果的に誰かのせいにしているだけの事。それが正に裏切り行為なのです。
 
景気が悪くなったのは…政治が悪いのは…医者が少ないのは…。
そんなのは、最近起こった話ではなく、これまで積み上げられてきた矛盾が耐え切れなくなり、吹きだしているに過ぎません。
 
先達が頑張ったから今の日本がある…この言葉を是ととるか、非ととるか。それよりもそうであるからこそ、今の状況があるととるのか。それだけでも意味合いが大きく異なる言葉ではないのでしょうか。
私個人としては、先達に言いたい事など唯の一つ。立つ鳥、跡を濁さずであっていただきたいと言う事のみです。それこそ、日本の借金もそうですし、この不況に至った状況もそうです。年金問題などの税金に対する問題などもそうでしょう。
 
こうした問題を先送りにしてきた状況が現状を作っている。これこそ、子孫に対する大きな裏切りであると、認めて欲しいのです。
いずれにせよ、まずはそこからではないのかと思う次第です。
 
 
 
 そんなこんなで本日はここまで。

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