さて、今回は1990年に発売されましたとある冊子の予約特典「鎧伝サムライトルーパー 鎧伝承篇」です。

ある吹雪の夜。カメラマンを父に持つ真田遼は、玄関を叩く音に戸をあけた。そこにいたのは、白い虎とひとりの雲水であった。
雲水は自らを迦雄須と名乗る。
迦雄須は、白き虎・白炎の事を話し、そして、心を諭した。人は業無くしては生きていけぬ。だがしかし、業の深さ故に、落ちてしまう者たちもある。それを救いたいのだと。そして、迦雄須は遼に戦士となれ…と言う。その言葉に動かされた遼は日々、心身を鍛えた。
ある日、遼の暮らす山で加治が起こる。心ない者によって起こされた火事に遼の心が動く。
遼の心は邪悪に気付く。それが妖邪と迦雄須は言う。それが立ち向かう…いや、救うべき者であるのだと。その魂を救うのだと。
その時、遼の耳に何かが聞こえる。音…それは鎧の発する音。烈火の鎧が遼の持つ、仁の心に反応した音。
燃え盛る仁の心を、烈火の鎧と共に、仲間を求めて、遼は旅立っていった。
上記画像は、この鎧伝承篇というストーリーがおさめられたカセットテープ。それが予約特典であった対象の冊子の表紙「鎧伝サムライトルーパーメモリアルズ」のものです。そう、このエピソード0と言うべき物語は、この冊子を予約して初めて聞くことが出来という、かなり厳しいものであったわけです。
この物語の主役は、遼たちを導いた雲水、迦雄須。彼が五人のトルーパーに鎧を託していく様が描かれています。
鎧伝承の話は、確かノベライズにも記載されていたはず。なので、それとはまた異なった話となっています。今で言うところの、CDドラマ…昔でいえば、カセット文庫の動画がないわけですが、それでも、意外に動いている絵が、勝手に脳内再生されるのですから、予約特典して手に入れただけの価値があるのだなぁと今さらながら、自己満足しております。
もともと、カセットテープですので、今はその劣化たるや激しいものです。今回、この機会に、こうしたテープ素材をデジタル化して保管しようと思った次第で、その中に、この鎧伝承篇も入っていたというわけです。
久しぶりに聞きましたけど、燃える燃えるw 無条件で燃えますよw
この辺りの時代では、主人公が戦う理由などを、語る部分はあるのですが、そうした部分が弾かれる場合が多かったと記憶しています。長寿番組となる場合、もしくはなった場合は、そうした部分も丁寧に語られるのですが、やはり4クールではそこまで語っていては、話が進められないと言う事なのでしょう。ましてや、サムライトルーパーは39話。
五人はすでに、戦士として登場したわけです。
当時のファンとしては、どうして戦士になったのか。それを想像して描いていた人も少なくありません。そういう意味で、このドラマは公式の一つの答えとして出てきたものと言えるのかもしれないわけです。
ただし、あくまで一つのものとして…です。
先ほども記載しましたが、ノベライズである「鎧正伝サムライトルーパー」にもそした件があるわけですが、それとはやはり異なっているわけで(ノベライズ自体がストーリーを少し変えているので仕方がありませんが)、そうした意味では、公式であるにせよ、これもまた一つの物語…つまりは、大きく言えばパロディであると捕らえることが出来るかもしれないわけです。
と言いましても、声を担当していた方々が醸し出す雰囲気は、素晴らしいものがあるのは当然。最近、アーマープラスで復活したともいえるトルーパーなのですから、こちらも復刊していただけないものかな…と思うのですね。
持っているんですけど、よりクリアな音質で聴きたいなーと思うのがファン心ってものじゃないかなぁと思うのです。
と言う感じで思うところとしては「ドラマCD」と言う事で一つ。
もしかしたら、前にも同じような記載かもしれませんが、ご容赦のほどを。こうしたドラマCDですけど、その中に音楽やサウンドエフェクトを合わせる技術。本当にパソコンで簡単に出来るようになってきました。アマチュアでも、こうした作品が出来るようになってきた時代。より大変なのは、プロの人たちなのでしょう。
雑誌などに、今放送している作品のドラマCDが付録として付いてくるわけですけど、本当に採算が取れているのかなぁと思ってしまうわけです。
これまでの話の再録であるのならば…と思うのですが、そんなわけはなく、やはり新たに取られたストーリーであるわけです。
その昔、オリジナルストーリーが多くアニメとして放送されていた時代。原作つきというのは、意外にも敬遠されていました。その理由としては、今の状況と同じく、人気のある作品をアニメにする=物語が完結していない。さらに、デザイン的に原作とのキャラが異なる点、そのキャラクターの声などなど。原作に思い入れのあるファンが、それをきっかけに、その企業の他の作品を見なくなる恐れがあったからです。
基本的に一話完結の話であればアニメ化にしやすかったのでしょうが、連続的な話では先ほども言った通り、結局終盤がオリジナルになる…今ほど、需要がなかったと言える時代において、ドラマCD…いえ、カセット文庫というのは、当たりをつけるのに丁度良い媒体であったのかもしれません。
こうした音だけのドラマは、ラジオでも盛んに放送されていましたし、そうした中からメディアミックスされた作品も数多く出てきたものです。
現在は原作つきが大半を占めているアニメ業界ですが、こうした手探りの活動が今の需要を生んでいる可能性があると思えるわけです。
カセット文庫が一本46分ほど。アニメで言えば、二話分になるのでしょうが、これで文庫本サイズの小説であれば一冊分とするのも、よくみられました。ラジオドラマでは、一か月~二か月が一つのサイクルであったと記憶しています。
漫画も小説も、こうしたカセット文庫も、言えるのはキャラクターの動きは想像で補完するしかないという事です。ただ、小説や漫画と異なるのは、声によって想像を喚起されると言う事。これはさらなる展開を狙っていた業者からすれば、先兵としては十分な効果を発揮してくれたのではないのでしょうか。
そしてやってくるOVAの時代。さらに深夜アニメの時代。でも、個人的には、またこうしたカセット文庫…いえ、ドラマCDが多くの原作小説や漫画などの原作として発表されていくのではないのか。そんな時代が来るように思えるわけです。
ただし、今度はドラマCDではなく、MP3媒体としてダウンロード可能という形で。
気軽にドラマをいつでも聴く事が出来る時代。なったら、面白いんですけどね。
そんなこんなで本日はここまで。

ある吹雪の夜。カメラマンを父に持つ真田遼は、玄関を叩く音に戸をあけた。そこにいたのは、白い虎とひとりの雲水であった。
雲水は自らを迦雄須と名乗る。
迦雄須は、白き虎・白炎の事を話し、そして、心を諭した。人は業無くしては生きていけぬ。だがしかし、業の深さ故に、落ちてしまう者たちもある。それを救いたいのだと。そして、迦雄須は遼に戦士となれ…と言う。その言葉に動かされた遼は日々、心身を鍛えた。
ある日、遼の暮らす山で加治が起こる。心ない者によって起こされた火事に遼の心が動く。
遼の心は邪悪に気付く。それが妖邪と迦雄須は言う。それが立ち向かう…いや、救うべき者であるのだと。その魂を救うのだと。
その時、遼の耳に何かが聞こえる。音…それは鎧の発する音。烈火の鎧が遼の持つ、仁の心に反応した音。
燃え盛る仁の心を、烈火の鎧と共に、仲間を求めて、遼は旅立っていった。
上記画像は、この鎧伝承篇というストーリーがおさめられたカセットテープ。それが予約特典であった対象の冊子の表紙「鎧伝サムライトルーパーメモリアルズ」のものです。そう、このエピソード0と言うべき物語は、この冊子を予約して初めて聞くことが出来という、かなり厳しいものであったわけです。
この物語の主役は、遼たちを導いた雲水、迦雄須。彼が五人のトルーパーに鎧を託していく様が描かれています。
鎧伝承の話は、確かノベライズにも記載されていたはず。なので、それとはまた異なった話となっています。今で言うところの、CDドラマ…昔でいえば、カセット文庫の動画がないわけですが、それでも、意外に動いている絵が、勝手に脳内再生されるのですから、予約特典して手に入れただけの価値があるのだなぁと今さらながら、自己満足しております。
もともと、カセットテープですので、今はその劣化たるや激しいものです。今回、この機会に、こうしたテープ素材をデジタル化して保管しようと思った次第で、その中に、この鎧伝承篇も入っていたというわけです。
久しぶりに聞きましたけど、燃える燃えるw 無条件で燃えますよw
この辺りの時代では、主人公が戦う理由などを、語る部分はあるのですが、そうした部分が弾かれる場合が多かったと記憶しています。長寿番組となる場合、もしくはなった場合は、そうした部分も丁寧に語られるのですが、やはり4クールではそこまで語っていては、話が進められないと言う事なのでしょう。ましてや、サムライトルーパーは39話。
五人はすでに、戦士として登場したわけです。
当時のファンとしては、どうして戦士になったのか。それを想像して描いていた人も少なくありません。そういう意味で、このドラマは公式の一つの答えとして出てきたものと言えるのかもしれないわけです。
ただし、あくまで一つのものとして…です。
先ほども記載しましたが、ノベライズである「鎧正伝サムライトルーパー」にもそした件があるわけですが、それとはやはり異なっているわけで(ノベライズ自体がストーリーを少し変えているので仕方がありませんが)、そうした意味では、公式であるにせよ、これもまた一つの物語…つまりは、大きく言えばパロディであると捕らえることが出来るかもしれないわけです。
と言いましても、声を担当していた方々が醸し出す雰囲気は、素晴らしいものがあるのは当然。最近、アーマープラスで復活したともいえるトルーパーなのですから、こちらも復刊していただけないものかな…と思うのですね。
持っているんですけど、よりクリアな音質で聴きたいなーと思うのがファン心ってものじゃないかなぁと思うのです。
と言う感じで思うところとしては「ドラマCD」と言う事で一つ。
もしかしたら、前にも同じような記載かもしれませんが、ご容赦のほどを。こうしたドラマCDですけど、その中に音楽やサウンドエフェクトを合わせる技術。本当にパソコンで簡単に出来るようになってきました。アマチュアでも、こうした作品が出来るようになってきた時代。より大変なのは、プロの人たちなのでしょう。
雑誌などに、今放送している作品のドラマCDが付録として付いてくるわけですけど、本当に採算が取れているのかなぁと思ってしまうわけです。
これまでの話の再録であるのならば…と思うのですが、そんなわけはなく、やはり新たに取られたストーリーであるわけです。
その昔、オリジナルストーリーが多くアニメとして放送されていた時代。原作つきというのは、意外にも敬遠されていました。その理由としては、今の状況と同じく、人気のある作品をアニメにする=物語が完結していない。さらに、デザイン的に原作とのキャラが異なる点、そのキャラクターの声などなど。原作に思い入れのあるファンが、それをきっかけに、その企業の他の作品を見なくなる恐れがあったからです。
基本的に一話完結の話であればアニメ化にしやすかったのでしょうが、連続的な話では先ほども言った通り、結局終盤がオリジナルになる…今ほど、需要がなかったと言える時代において、ドラマCD…いえ、カセット文庫というのは、当たりをつけるのに丁度良い媒体であったのかもしれません。
こうした音だけのドラマは、ラジオでも盛んに放送されていましたし、そうした中からメディアミックスされた作品も数多く出てきたものです。
現在は原作つきが大半を占めているアニメ業界ですが、こうした手探りの活動が今の需要を生んでいる可能性があると思えるわけです。
カセット文庫が一本46分ほど。アニメで言えば、二話分になるのでしょうが、これで文庫本サイズの小説であれば一冊分とするのも、よくみられました。ラジオドラマでは、一か月~二か月が一つのサイクルであったと記憶しています。
漫画も小説も、こうしたカセット文庫も、言えるのはキャラクターの動きは想像で補完するしかないという事です。ただ、小説や漫画と異なるのは、声によって想像を喚起されると言う事。これはさらなる展開を狙っていた業者からすれば、先兵としては十分な効果を発揮してくれたのではないのでしょうか。
そしてやってくるOVAの時代。さらに深夜アニメの時代。でも、個人的には、またこうしたカセット文庫…いえ、ドラマCDが多くの原作小説や漫画などの原作として発表されていくのではないのか。そんな時代が来るように思えるわけです。
ただし、今度はドラマCDではなく、MP3媒体としてダウンロード可能という形で。
気軽にドラマをいつでも聴く事が出来る時代。なったら、面白いんですけどね。
そんなこんなで本日はここまで。


