最近のリメイク品。特にロボットジャンルにおいては不満いっぱいの感じです。一言で言えば、何故にあれだけつまらないのか。一つは話数が短い!一つは玩具展開をしていない!一つは現在の作画技術は間違いなく昔よりも下がっている!という感じなのでしょう。これでDVDを買ってくれなんて甘い事を言っていてはいけません。オリジナルではなく、リメイクなのです。特に昔の作品を知っている方にアピールするのであれば、それなりではいけないのです。もっと、当時の魂を思い起こさせるような展開にしなければね。
暴走しかけているのでクールダウンしまして、確かに、アニメ作品の深夜枠移動やWOWOWなどの衛星番組への移行は放送権料の安さを狙ったものでしょうが、それ以前に昔のように玩具として出さなくなった玩具業界にも問題があるのではないのかと思っている最中、今度はリメイク版の嵐です。こうなると、嵐というよりも荒らしと書いた方が良いのではないのかと思うほどです。
人間性のあるドラマのような作品も確かに必要なのですが、ロボットでもスーパーロボットのような荒唐無稽な作品は必要なのです。グレンラガンはそういう意味では楽しいのですが、しかし、やはり王道というには少し足りないと思う次第。スーパーロボット大戦に出てくるようなスーパーロボットの出現は今後、リメイク以外にありえないんでしょうかね。
ただ、リメイクがいけないというわけではないのです。
上にも記載しました通り、やるのならばオリジナル以上の情熱を持って制作してほしいわけですが、情熱だけあっても仕方がなく、やはりそれなり以上の実力と資金は準備もしてほしいものです。できなければ、オリジナルを作っていた方がマシなわけで、その方がソレから以降の展開も見えてくるものなのです。
まぁ、同人やっている立場から言わせて貰えば、二次創作なめるなという事でしょうかね。
特にそれを商業でやるっていうのなら、尚更の話。誤魔化しがあっちゃいけんのですよ。それは結局、信用を落とす結果になりますし、それ以降、作れなくなる可能性が出てくるわけです。作る以上はしっかりと最後まで気を抜かずにやってほしいものなのです。
さて、今回は1994年頃にPCエンジン版として発売されました「エメラルドドラゴン(PCエンジン版)」です。

聖地イシュ・バーン。そこはかつて人間とドラゴンが共存する理想郷であった…ドラゴンに呪いがかけられるその日までは。その呪いとはドラゴンがそのままの姿でいる限り、必ず絶命する強力なもので、結果、彼らは新しき国ドラグリアに移り住む事になった。
それから2000年の後、ドラグリアの近くで船が難破し、その中から一人の少女が助け出される。しかし、その少女の記憶はなくなっており、自分の名前すら覚えてはいなかった。ドラゴンは大変な長寿であるが故に子供が出来にくく、一族にいる子供を大切にする。それはドラゴンだけではなく、他の生命であっても同じ事。もちろん、人間の子供とて例外ではない。記憶のなくしたその少女は長老である白龍によって「清き者」の意味である「タムリン」という名前をつけられ、大切に育てられた。
しかし、龍の年月と人の年月はやはり異なるもの。日々成長する中で美しい娘に成長していくタムリンは、やはり人の世界で暮らす事に幸せがあるのではないのか。そう考えた白龍はタムリンに人間の世界へ帰る様に促す。それに反対するのは、タムリンと仲良く成長してきたブルードラゴンの青年アトルシャンであった。白龍に抗議に向かおうとするアトルシャンをタムリンは引き止める。それはドラゴンよりも短命である人の子、タムリンがアトルシャンを思っての決断でもあった。決意が固い事を知ったアトルシャンは、自分の角を自らの手でへし折り、それを手渡した。
いつか、自分の助けが必要になったら、この角で作った角笛を吹いてくれ。どこだろうと必ず助けに行く…それが約束であった。
そして、タムリンがイシュ・バーンに旅立ってから数年後、アトルシャンは角笛の音を聞くことになる。それは間違いなくタムリンからの助けを呼ぶメッセージであった。そして、若きブルードラゴン、アトルシャンの旅立ちが始まる。だが、その時、その向こうにある邪悪な野望をアトルシャンはまだ知りえなかった。
というわけで、自分の中でリメイク版を要望したいソフトの一つであります「エメラルドドラゴン」です。今回掲載しておりますのは、PCエンジン版です。元々、パソコンソフトで出た作品でありますが、私的にはこのPCエンジン版が一番面白かったので、これを選びました。
アトルシャンの旅立ちまで記載しましたが、この話、ドラマCDとしても展開しておりまして、その声優さんが実に豪華であります。ただ、実は声優さんが起用されたのはその前に発売されましたFM TOWNS版でして、このPCエンジン版では大幅に変わってしまったのですが、そちらも豪華なのですよ。
当時のゲームではまだ一般的ではなかったフル画面におけるアニメーション(といっても今から見ればパラパラ漫画のようですが)に驚きで、それが声優さんの声にあわせて動くなんていうのは感動ものでした(別の機会の話にりますが、PCエンジン版のパトレイバーも面白かったのですよ)。その原画には木村明弘さん(今、月刊コミック電撃大王でスーパーロボット大戦OG ディバインウォーズ連載中)が起用されておりまして、大変に美しい絵柄でした。
PCエンジンはCD-ROMでしたから、音楽もOPや移動画面などは通常の音楽…つまりは電子的なピコピコ音ではないのも感動でした。フルボイスではないのですが当時としては画期的なものなのです。ロード時間が遅いのでPCエンジン自体を敬遠しているゲームファンも大勢いたのですが、それでもやる価値はありと思っていました。
今でも、ゲームの本体、そしてソフトはありますので設置すればプレイ可能です。しかしそれよりも、やはりリメイク希望!ですね。今人気の声優さんが起用されるのでしょうが、原画が木村さんであれば何の問題もありません。現在はメディアワークスがその版権の統括をしているそうなので、やってもらえないものでしょうかねー。絶対に何としても買いますよ。
物語はものすごくオーソドックスな物語です。しかし、ソレが良い。最近、ロードオブザリングやダレン・ジャンなどの作品が日本でも当たり前に見られるようになったからこそ、こうしたオーソドックスなファンタジー物が良いと思うようになりました。確かに、小難しい専門用語や独自の設定も楽しいのですが、やはり根本を忘れてはいけません。こうした作品にも慣れ親しむ事で、そうした今風の作品もより楽しめるのではないのかと思うわけです。
んー時間が出来たら、もう一度やってみよーっと。
リメイク作品自体にそれほど違和感は感じません。例えば、声優が変わっていようとも、作画が変わっていようとも、それはそれで受け入れる事が出来ます。その理由は一度流れを切った作品は例え続きであろうともやはり異なるものであるからです。例えば、第一期を放送し、DVDなどの発売やインターネットラジオでおまけ話をつけ、そしてそれらの終了までに第二期を始める。これはぶった切っているとはしません。完全にぶった切っている作品として例に挙げるのならば「ガイキング」や「ジーグ」「星矢」などがそれにあたります。
特に、何年も経ってしまった作品に関して、そのリメイク版を作る際に、かつて人気のあった元作品にあやかろうとしている傾向が多分にあるわけですが、それでしたら作る意味はありません。また、リメイク作品では、往々にして前作のイメージを大幅に崩す事になるのですが、それならば作る必要はありません。
その昔、セルに起こす為に一枚ずつ描いていた雰囲気を壊してまでリメイクする必要はないと言う事なのです。
ですが、声優さんはそう考えないのです。ゲームのスーパーロボット大戦をやったからかもしれませんが、やはり当時のままでいられるほど人間は高等に出来ていないのです。その当時の声をそのまま出す。これは特に修練を詰まれた声優さんであればあるほど難しい話なのです。となれば、それを聞いて育っていた当時の人にしてみれば、違和感を感じて当然の話。だからこそ、あえて新規の配役でやる事に違和感を感じないというわけなのです(実際、知り合いの人とその昔、スパロボ…確か第4次のSをやった時に、「こんなにうまくなかったよね」と話した事があります)。
リメイクをするのであれば、それは今の時代の話。やはり、今という規制のかかる作品が出来上がるわけですから、全てが当時のまま…というわけには行かない話なのでしょう。
しかし、それにつけても、「星矢」に関しては言いたい事があるとすれば、何故に最初からアニメ化しなかったのでしょうかね。それぞれの括りごとでOVA化すれば良いじゃないですか完全な新規作品として。CDドラマで済まそうという浅はかさが本来期待できるはずの作品を駄目にしたと思えるのです。
私としては「サムライトルーパー」のリメイク版を見てみたいです。でも、かつての声優さんを必ず!とかは思いません。今のサムライトルーパーを見て、それで一喜一憂したいのです。ただ、昔も見ていたのだよというある意味のアドバンテージを持って見るのは間違いない話なのですが、それでも頭から批判はしないでしょう。
なぜなら、それは昔見たトルーパーではなく、今の世代に向けたトルーパーであるからなのです。それが面白ければより楽しめますしね。本当にリメイクしてくんないかなぁ。
そんなこんなで本日はここまで。
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