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2008年05月31日

日本の技術をもっと使うべき!【「蟲師」(2005~2006年 『蟲師』製作委員会)】

 いきなりですが、当たり前の話。
人は、けっして一人で生きているわけではありません。当然ですね。周りを見ても、沢山の人がいて、ショッピングセンターやコンビニでも、人との関わりがあって商品が買えるわけです。
さて、そこで問題。人は人だけいれば生きていけるのでしょうか。



 さて、今回は2005~2006年に放送されました「蟲師」です。

指の中でも最も長い中指の先に人があるとして、そこからすー…っと、掌を通り、手首を通り、腕を通って、肩を抜け、そして心の蔵にあたる部分になるのであろう、命の原初ともいえる存在。それが「蟲」と呼ばれるもの。
 
普通の人の目に見えるものは虫というが、この蟲というのは言うなれば、自然の摂理に近しい存在。人は知らず知らずのうちに、彼らとの共生をし生きている。当然のようにそれはただあるべきものであり、彼らにとって生きるとは時に人に対して害を成す。
 
それを取り持ちつつ生活をしているのが「蟲師」と呼ばれる人たち。
 
この物語の主人公は「ギンコ」と呼ばれる片目、銀髪の青年であるが、しかし、本当の主人公は彼がめぐり合った「蟲」と「人」。それをギンコは見つめ続ける。
 
時に手を出す事はあっても、それは過分なきももに留めておくのが吉。そうでなければ、いずれは過大に返って来るものとなる。決して、良いばかりではない形で返って来る。
 
 
 原作は、漆原友紀さん。月刊アフタヌーンに連載中の作品で、基本的には一話完結で物語は進んでいきます。しかし、一話完結であったとしても、そこにあるのはそのキャラクターたちの生活なのですから、連続物のように彼らの生活がリンクしていく場合もあります。
 
そうした世界観を見事いアニメ化した作品としての評価も高いのでしょう、第二期の期待が高いのも事実です。
 
話数は26話。本放送では、20話まで放送され、残りの21話以降は、DVDに収録されるものとして製作されました。後に、BSフジにて放送されるわけですが、再放送という形と言えるのかもしれません。
CSでは良くあるのですが、地上波初登場…こっちの方がしっくり来るのかもしれませんね。
 
 
 物語は大変にゆっくりしたペースで進んでいきます。決してのらりくらりとしているわけではなく、一つの話数を出来るだけ壊す事なくアニメ化しようという意識のもと、無駄にオリジナルの話を加えるのではなく、間でつないでいく方式が取られました。
 
実際、演劇においてはこうした間というのは大事なものであるわけですが、アニメにおける間は時として手抜きと称される事が多い周防であります。それは、畳み掛けるように進んでいった方が迫力があるという意見もあるのですが、これは間違いです。
 
その作品の話数がどれだけ少なかろうが多かろうか、最初に作り出した雰囲気が、単に迫力を求めているばかりのものであるのならば、それは一種のジェットコースターと同じものであり、前よりももっと凄いのを…と迫力だけを求めていくようになるわけです。
 
ところが、この作品ではあくまで雰囲気作りを重視した事によって、そうした迫力だけの要素ではなく、むしろ、より世界観を大事にする動きが加速していったように思えるわけです。結果、最初から最後まで、その世界観を崩す事無く、更に言えば、動きをつけることによって更に楽しめる作品になったと言えるわけです。
 
当然、音楽や声優の方々と言った「音」の面でも蟲師は大変に苦労された作品ではなかったかと思います。
 
「阿」「吽」という蟲の出た回には、よりそれが顕著に現れていたように思えてなりません。同時に、その回では、音も溢れすぎれば無音になるという「0=∞」を使って、まるで飽和すればそれは結局無駄と同じと言っているような、そんな良い意味での昔話のアニメを見れた気がしたのです。
 
バックミュージックに使われるやさしい音。それだけを聞いていると眠くなってくるような音なのですが、しかし、ふと気付くと蟲師の世界に入って、もしかすればギンコに会えるのではないのかと思えるような音。
個人的には音は必須ではないにせよ、必要なものであると思わせてくれた作品であると思ったのです。
 
もし、未見の方は映像もそうですが、奏でてくる音にも浸ってみて欲しいものです。



 至極当たり前の話をしたわけで、人は人だけで生きていけるのかという話ですが、倫理的に言えばそれは「NO」です。倫理的…というのは、これ以上言う必要もないので書きませんけど、つまりは人だけで人は生きていけないというわけです。
 
人が生きるためには、大変な資源を消費しています。これを「業」と言います。
業…別の言い方をするとカルマとなるわけですが、これは基本的に現世では払いきれない借金のようなものです。それはそのはず、当たり前のように食物を摂取して、服を着て、家に住む。これだけでも、どれだけの生物を殺しているのか。仕方が無い話ですが、つまり、そうした事が業を深めていくというわけです。ですので、修行をする方々はこの業を出来るだけ無くす為に、いろいろ修行をして節制をしているという事なんですね。
 
それはそれで一つの指針として間違っていません。実際に国民全員で実践している国もあるわけです。それはそれで素晴しいことです。
 
ですがそれにはやはり宗教観の一致を見なければいけません。今でも新興宗教が出てくるような日本では、まず無理な話ですね。
しかしながら、日本は日本でそうした宗教ではない統一を見ようと頑張っているわけです。つまりはエコというものです。
 
エコはある意味、素晴しいカルマ落としであるのかもしれません。人が人としての問題を目の辺りにし、かつ、地球には人以外も住んでいる事を思い出すきっかけになったのですから。
 
 
今度、日本で地球温暖化サミットが行われるのですが、ここで確実な成果を期待するのはまず難しい話でしょう。
ですが、日本が率先してエコに関する事を行うというのは、憲法第9条に続いて素晴しいことであるわけです。しかし、残念ですが、日本ではエコという言葉ばかりが先行して、その実態が追いついていないという現実問題があります。
 
その代表はやはりエネルギー問題でしょう。
 
日本のエネルギーの代表は今や電気です。その電気を作り出す=発電には、火力、水力、原子力によってその大半が賄われています。しかし、火力には二酸化炭素排出の問題がありますし、水力にしても全てを賄えるわけではないのは当然です。では原子力は実際に、今の科学力では完璧なクリーンエネルギーとして期待できるものではありませんし、何より、その元となるウランも無限たる資源ではないわけです。他にもプルサーマル計画や廃棄問題もあるわけで、正直、困った状況ではありますね。
 
そこで他の国に目を向けてみれば、ドイツにその答えがあるようです。
 
ドイツでは各家庭に太陽光発電をつける事を半義務化しているようなのです。助成金もでるようですが、価格としては諸経費の7割程度なのだとか。しかし、太陽光発電によって発電され、余分として蓄えられた電気は電力会社が買い取る形になっているそうで、計算では二年で元が取れ、それ以降はプラスに転じるようになっているそうです。
 
決して全ての電気を賄えるわけではなく、必要に応じて電力会社の負担を減らし、場合によってはその助けとなる構図がここに出来ているわけです。
 
太陽光発電の開発では日本がトップを走っているわけですが、その取り付け率は決して高くはないわけです。ドイツのような動きがもっと活発になれば、さらに発電効率の良い機種も出てくるようになるわけで、そうすると、いつかはLED(これは発光する側ですが)のような無駄の少ない発電システムも出来るかもしれません。
そのためには、開発する事に意義を持たせなくてはならないというわけです。モチベーションもなく開発を続けるのは、趣味の域を抜けませんからね。商売としてはおかしな事であるわけです。
 
 
最近、国民受けばかりを狙った政府の動きが見えているわけですけど、そうではなく、こうした資源小国である事を踏まえた対策も、もっと真剣に取り上げて欲しいと思うのです。
何時までも、有限な輸入資源に頼っていては、本当の意味での自立はなされないと思うのですけどねぇ。
 
同じ様に減反政策にも反対。食料自給率も衣食住の大事な問題です…が、これはまたいつか、別の機会に記載したいものです。
 
 
 
 そんなこんなで本日はここまで。

2008年05月24日

リメイクというよりもインスパイア【「時空戦士スピルバン」(1986~1987年 テレビ朝日/東映/旭通信社)】

 最近、海外でのリメイクが多いジャパニメーション作品。当然、特撮もその中に入るわけですけど、基本的に日本とアメリカではその作り方が異なるようで、リメイクされる中でも驚きが多いのが特徴です。



 さて、今回は1986~1987年に放送されました「時空戦士スピルバン」です。

 守護神ワーラーを奉り、宇宙を渡り、真水を根こそぎ奪っていくワーラー帝国。クリン星もそんなワーラーによって狙われた星のひとつであり、そこから脱出したクリン星の人々は銀河を漂流していた。しかし、残りの水はわずか…それを幼いスピルバンとダイアナにたくし、彼らを戦闘母艦グランナスカに乗せ、自らは自爆し果てた。
 
そして、12年。グランナスカが目指したのは太陽系第三惑星地球。
 
その豊かな水を狙って来たのは、ワーラー帝国。ここに、スピルバンとダイアナの復讐が始まった。
 
 
前作、巨獣特捜ジャスピオンに続くメタルヒーロー五部作の最後として登場したのが、このスピルバンです。
 
基本的には宇宙刑事三部作と同じ構成を行い、ジャスピオンのように刑事ものではないにせよ、そのパターンは同じという作りになっています。
また、登場人物も集大成にふさわしく、歌と劇中に出てくるスピルバンの父親に水木一郎氏、スピルバンの姉に宇宙刑事シャリバンで女刑事役のアニーを熱演した森永奈緒美さん、敵役にして女王パンドラには、特撮の女王である曽我町子さん。そして主人公であるスピルバンには宇宙刑事シャリバンのシャリバンこと伊賀電、巨獣特捜ジャスピオンではブーメランを演じた渡洋史氏を起用。
 
物語は基本的に勧善懲悪ではあるのですが、その中に家族愛を入れる事でそれまでの作品との差別化を図ろうとしていました。
 
スピルバンの父であるベン博士がワーラーにさらわれて、洗脳・改造されたのが、ドクターバイオというワーラー帝国のバイオ軍団を率いる幹部であったり、また、姉であるヘレンにも強制的に変身し、悪の戦士ヘルバイラになるように手術をされていたり、そしてそのことを知ったスピルバンの葛藤や、救おうとする努力など、今までのように単純に拘束されたりしていない事によるスピルバンの葛藤が描かれていたわけです。
 
また、時間という概念もつかった話も後半には良く出てきます。
 
例えば、ワーラーの子孫(スピルバンによってなくなった帝国から生き延び、細々と、何故か23世紀の東京で生き延びていた)を呼び寄せ幹部にしたり、何より、最終回で地球が実は…というまるでバルディオスのような話であったりと何でも有り!と言わんばかりの状況が作り出されていました。
 
 
これまでの作品では、いわゆるヒロイン(女性パートナー)は変身まではしましたが、彼女自身がスーツを着て戦うと言う事はありませんでしたが、この作品ではダイアナもスピルバンと同じ様に結晶(ハイテククリスタルスーツをまとう事)し、ダイアナレディとして戦います。しかも、後々、救い出したヘレンも同じ様に結晶し、ヘレンレディとして一緒に戦うのです。
 
そう、それまで一人であったのがいきなり三人にまで増えた、稀有な作品でもあるわけです。
 
しかしながら、最後の必殺技というのは、あくまでスピルバン一人のもの。それがツインブレードをつかった、アークインパルス。ワーラー帝国の雑兵キンクロンが数体出てきた際にも、それを一気にけちらし、敵に止めの一撃を加える演出が成された時もあったのですが、その格好良さは、今までのメタルヒーローの中では群を抜いています。
 
 
一応、ここでメタルヒーロー(同じ様な作風という意味で)は終了するわけですが、その後、仮面ライダーやウルトラマンに属さない東映特撮ヒーロー作品はこのカテゴリーに含まれていくことになるわけです。場合によってはそれが例えロボットであったとしても…なのですが、単純にそれ単体の作品カテゴリーでも良いような気がしなくもないのですよね。



 とある映画を見に行った時、その特報で「SPEED RACER」が流れていました。原題は「マッハGOGOGO」です。
 
マッハGOGOGOは、デジタル加工され、日本人である主人公がアメリカ人として放送された作品であります。日本ではそういうことはまずありえませんが、アメリカでは日本の作品を放送する際であっても、加工する場合があります。
 
あくまで正義の人はアメリカ人でなければならないわけですね。最近では契約の関係でそういう事も少なくなったようですけど(漫画の方ではまだまだありますけが…)
 
同じ様に、日本では単体で戦うヒーローをアメリカではあまり好みません。スパイダーマンのように単体のヒーローもいるじゃないかと思われるのでしょうが、スパイダーマンも決してその世界を一人で守っているわけではないのです。
基本的にアメリカンヒーローというのは、正義の味方が多数で広いアメリカを守っているとするのが正しいわけです。
 
そうなりますと、放送し終わった特撮のスーツや映像素材を貸し与える場合、不思議な現象が起きます。
 
まず、単体ヒーロー同士が仲間を組み始めるのです。今回レビューしているスピルバンも、まったく世界観の関係ないメタルダーと一緒に登場する事になります。VR TROOPERSがそうです。しかも、変身ヒーロー物なので、超人機=アンドロイドであるメタルダーまで強化服という設定になってしまうわけです。
 
もう一つ、面白い状況としては、内容がこなれてくると必ずパワーアップを果たすと言う事です。身体を鍛えるもしくは何かを装備するというわけですが、大抵は後者である場合が多いのです。
その一番の理由は玩具展開のためなのですが、こうしたパワーアップはそれ単体で発売される事が多く、既に前のバージョンを持っていたとしても、それに組み合わせるという、「二つの玩具があれば表現できるよ」というものではなく、「ほら、新しい方が強いよ」という売り方になるのです。
これでも売れてしまうのですから、日本とは土壌が違うと言う事なんでしょうね。
 
これまで長く続いている戦隊物のリメイク作品(もうすでにオリジナルと言っても良い出来ですが)「パワーレンジャー」は、かなりこなされており、まだまだ勢いが続いていく様子です。
CSでも見る機会がありますので、見ていますが、アメリカンコミックヒーローのような様子になってきたと思えますし、そろそろ、オリジナルのスーツでも出てくるのかもと期待できるようにもなってきました。
 
そうなると、日本&アメリカオリジナルの戦隊ムービーなどが作成できるようになるわけで、楽しみが増えていくなぁと勝手に思っているわけです。
 
最近の情報では「仮面ライダー龍騎」がリメイクされるらしいのですが、やはりそこはアメリカ。あのライダーバトルを行うのではなく、協力して敵を倒すという作品に仕上げるようです。恐らくはそれぞれのライダーは全く互いを認識していない、マーブルヒーローズのような関係ではないかと。
当然、ライダーになれば、その情報(もしくは感覚)で理解出来て、共闘するようになる。その間にはそれぞれの人間ドラマがあって…となるのではないかなと。
 
日本ではなかった戦闘員が出てくるわけですし、それは向こうのオリジナルになるわけですよね。
 
兎にも角にも、日本では少なくなってしまった勧善懲悪を良くも悪くも続けているアメリカンヒーローというのは、ある意味、本当に子供が楽しむためのエンターテインメントを追求していると言えるわけですね。
なんだかんだとリアリティを追求する方向性を日本は、何か斜になりすぎて考えているのではないのかと思ってしまうのです。
 
 
 
 そんなこんなで本日はここまで。

2008年05月17日

正しい事をしてください【「巨獣特捜ジャスピオン」(1985~1986年 テレビ朝日/東映/旭通信社)】

 今回ご紹介する番組の主題歌のサビに「俺が俺が俺が正義だ~♪」というくだりがあるのですが、当然、それはドラマの中だけの話。現実的に俺が正義だ!なんて事になれば歪が出てきて当然…なのですが、どうもそうではないらしい状況です。



 さて、今回は1985~1986年に放映されました「巨獣特捜ジャスピオン」です。

 ひとたび目覚めれば宇宙が滅びるという予言に記された、暗黒宇宙の巨神サタンゴース。その予言は現実となり、宇宙に存在する巨大生物・巨獣を凶暴化させ、宇宙を荒らし始めた。
惑星エジンに住む、宇宙の仙人エジンは銀河聖書に書かれた予言の通り、宇宙が荒らされているのを知り、自身の惑星に住むジャスピオンにサタンゴースを倒せと命じる。
 
大自然に育ち、大自然を愛するジャスピオンは、宇宙が得体の知れない悪に侵略されるのを黙って見ているわけには行かない。
 
エジンは自身の開発した強化装甲服メタルテックスーツに戦闘母艦ダイレオン、そしてサポート用の女性アンドロイド・アンリを渡した。画して、ジャスピオンとサタンゴースの戦いの幕が切って落されたのだ。
 
 
 いわゆる宇宙刑事シリーズが三部終了した後に、路線変更によって打ち出された最初の作品が、この「巨獣特捜ジャスピオン」です。
 
基本的には宇宙刑事ものとスタンスは変わりませんが、しかし、スピルバンの立ち位置はあくまで「刑事」ではなく、「ヒーロー」であるわけです。当時の記憶を掘り起こせば、確かに、マンネリ化し始めた宇宙刑事ものとは違った特撮物を期待する声もあったのですが、一方では、宇宙刑事ものを続けて欲しいという声があったのも事実。
 
その事を踏まえてか、後々、ギャバンから続く一連の作品を仮面ライダーやウルトラマンのように区分けするかの如く、メタルヒーローシリーズと呼ぶようになります。
 
さて、このジャスピオンですが、個人的な感想からしますと、「おぉ!影の軍団!」と思ってしまったわけです。
そう、この方、JAC(今のJAEの前身)に所属していた俳優さんだったのです。影の軍団も好きでしたので(一番好きなのは4なんですけど…と、その話はまた別の機会にでも)…。
 
通常、それまでのアクションというのはアクション専門の方がやるわけですが、この方たち自体がアクション得意ですから、迫力のある映像も顔をしっかり映しながら撮影できるわけです。それを見た子供たちは、まさに彼自身がジャスピオンだと思うわけですねぇ。
 
思えば、仮面ライダーも一号は実際にやってらっしゃったわけですし、ある意味、その系統をしっかりと受け継いでいる作品であるとも言えるのかもしれません。
 
もう一つ、俳優ネタで。実は、この作品で一番好きだったのは、なんと悪側の一人でありました。それは何故かといいますと、ダイナマンではダイナブラック、そしてゴーグルファイブではゴーグルブラックを演じていた春田純一氏がサタンゴースの息子であるマッドギャラン役であったのです。
そして、やっぱりカラーは黒。この方には黒が本当に似合います。
 
何故、好きになったのか。そのわけは人間体からの変身にあります。普段からサングラスをしている人間体のマッドギャランはジャスピオンが現れると、その正体を現すのですが、そのときにサングラスをサッと取る。すると、目が輝いて本来の姿に瞬転するんですよ。
もう、カッコイイったらありゃしない。
 
その黒いメタルスーツのような身体も、カッコよさを引き立たせているのです。
 
 
 物語としては、当初、サタンゴースに対して戦っていたジャスピオンでしたが、実はサタンゴースを完全に倒すためには、光打たれし勇者でなくてはならない事がわかります。その光打たれし勇者こそ、ジャスピオンであり、サタンゴースを倒す事が出来る唯一の存在であるとわかってきます。そして、ジャスピオンと同じように光に打たれた五人の子供、そして一人の赤子。計七人の光の子供たちが集う必要があったわけです。
ジャスピオンと、赤子を除いた五人は黄金の鳥を呼ぶことが出来、その黄金の鳥は巨大な黄金の剣へと変化します。それを手に取るダイレオン。ジャスピオンをダイレオンと共に、戦うのですが、しかし、やはり最後の一人を見つけ出さない事にはサタンゴースを倒す事ができません。
 
ですが、最後の一人…光に打たれし赤子は、意外な場所から姿を現します。それは地球自身がその危機につかわしたかのように…。
 
 
…と最後につながっていきます。
 
さて、最後にもう一つ俳優ネタで。実はこの作品には、この次の作品に登場し、また、宇宙刑事シリーズにも登場した俳優さんが出てきます。その方こと、渡洋史氏。インターポール所属の兄がマッドギャランに殺されたのをきっかけに、復讐を誓った一匹狼ブーメラン役で出ています。
 
まさか、この作品が終わると同時に、また見ることが出来るとは思いませんでしたけどね。



 道路特定財源。よく知られる事になった暫定法が10年延長されることになりまして、そのことに都道府県知事が紛糾していたのは記憶に新しいわけですが、当然、この暫定法。問題が全く無いわけではなく、むしろ問題だらけの話であるわけです。
 
その一番の問題は、やはり使い道。
 
結局、何の是正もされずに一般財源化を歩もうとしているのですから、そうなってくると道路以外にも使って良い=今までと同じで委細問題なしというお墨付きを与える結果になってしまうわけです。
だからこそ、道路族議員は何にも慌てていないのだろうと思うのです。
 
 
さて、同じ様な話で賑わっている(?)のが大阪府。
 
府知事vs市町村の対立が目立って放送されている中で、大阪市職員の大量処分の話は、正に暫定税の使われ方と同じ事であると思うわけです。
 
つまりは無駄遣い。
 
思い出すと、京都市職員の不正問題があったわけですが、これもある意味無駄遣い。同和出身者の選考基準も含めて、全く市民のためになっていないということになります。
 
 
ちなみに、京都市に同和出身者が優遇されているのは、あくまで無駄遣いとは異なり、市制における体質の問題です。というよりも、根性の問題と言うべきかも。
本当に情けないのは、そうして優遇されるべきと考えている方々と、見て見ぬ振りを決め込む役所の方々。
 
これは言ってしまえば人権問題。ですが、人権はあくまで権利。そして法治国家である以上、責任と義務を果たした上で、権利を主張するべきであるのに、それも果たさずに差別を語るとは笑止千万。むしろ、自分たちの主張が己が立場を危うくしている事を理解するべきでしょう。
 
歴史を消す必要はなく、事実を消す必要もなく、むしろ知らしめるべきは知らしめる事が大切ですが、それを持って結果、無用な金銭の利益を得るのであれば、それは正に無駄遣い。いいえ、その存在が無駄であるわけです。
 
苦労の歴史など、現状を省みて語るべきでしょう。役職に付くも仕事をせずに高級車を乗りまわして差別を受けてるとは言語道断。犯罪以外の何物でもないのです。
 
 
大阪市長は府知事に対して言いました。削減だけでは夢が無い。
 
ですが、現状の状況から考えれば、削減あって然るべきとしてもいたし方がありません。何故なら、これほどの処分を受ける状況であるわけですから、それだけ無駄に出費があったとするのが当然であるからです。
 
また綱紀粛正を考えれば、賃金返上、または削除もやむなしではないのでしょうか。
 
そうした予算の切り盛りを経て、なお、予算の削除をされる事が苦しいのであれば、大阪府知事も無情な政はされないのではないのかと思うわけです。
 
 
何にせよ、大阪市、京都市だけの問題ではなく、こうした状況は全国で行われているのは容易に想像できる話です。北海道夕張における財政破綻をみればわかるように、また、日本の借金を考えればわかるように、本当に必要であるのは、無駄遣いに対する実直な対策と対応です。
 
その上で必要な予算を要望するのは仕方が無い話なのでしょう。もちろん、それにも精査する必要はあるのですが。結果的には嘘偽りのない政が必要なのは当然の話なのですが、そう指摘しなければならない事が残念でならないわけです。
 
 
 
 そんなこんなで本日はここまで。

2008年05月10日

無駄な労力使ってまで…【「Another Century’s Episode 3 THE FINAL」(2007年 フロム・ソフトウェア/バンプレスト)】

 今回は何を記載しようかと悩んでいたのですが、どうにも昨今の世情を考えてみると、不穏な空気が流れているように思えてなりません。そこで、今回、たまたま見つけたネタを基に話をしてみたいと思います。
 
そのネタの名前は「DHMO」…ihydrogen Monoxide(ジハイドロジェン・モノオキサイド)と言います。



 さて、今回は2007年に発売されました「Another Century's Episode 3 THE FINAL」です。

 突然の隕石落下。それは一人の少年「バレル」をその意思とは無関係に戦場へと向かわせる。彼の目の前に現れたのは、「抗体コーラリアン」と「イクスブラウ」そしてそれに乗り込んでいた少女「フェイ」であった。フェイに誘われるがまま、抗体コーラリアンを相手に戦闘するバレルたちの前に、所属不明のロボット群が現れる。
 
そして、少年は戦争の深み…いや、真実へと向かって、知らず知らずの進んでいくのであった。
 
 
その副題にあるTHE FINAL。一区切りの作品として登場したのが、このAnother Century's Episode 3です。
 
ロボットアクションゲームで定評のあるフロムソフトウェアが、アニメなどの既存の作品を元にしたもので、文字通り、この作品で三作目。一応、それまでのものも、この作品に通じているかのように描かれていますが、それでもあくまで物語の端っこがくっついているかのようなもの。
恐らく、これが更に新作が続いたとしても、これまでの話はリセットされる事になるのでしょう。
 
今回のゲームで一番の売りは、やはり、各種ロボットにおけるテーマソング。その大半が歌唱されると言う点です。
 
例えば、オーバーマン キングゲイナーは福山氏の歌う「キングゲイナー・オーバー!」、機甲戦記ドラグナーは鮎川さんの歌う「夢色チェイサー」、∀ガンダムであれば、西条氏の「ターンAターン」と、そのアニメには欠かせないBGMやOPなどが起用されているのです。
こうした音楽というのはアニメには切っても切れないものとなっており、特にこうしたロボットアニメではOPによって期待感が高まり、場面によるBGMによってテンションが高まるという事もざらにあったわけです。
 
こうした演出は、プレイヤーの熱気を自然に上げるだけではなく、その世界観に引きずり込むきっかけにもなると言うわけです。
 
 
操作関係では細かい部分は訂正されているとしても、それまでのシリーズとは違和感のない操作性となっており、むしろ機体数の大幅な上昇によって、それぞれの戦術も変わる事によって、同じミッションでも違った手ごたえを感じる事が出来るようになっています。
 
なれてしまうと、どうしても同じ機体で戦いに赴く事が多いのですが、出来れば満遍なく使って行く方が、後々、楽しくなる事間違いありません。
シークレットの関係もありますし。
 
個人的に笑ってしまったのは、その昔、今はなくなってしまったコミックボンボンで一世風靡したプラモ狂四郎のパーフェクトガンダムが参戦している事です。しかも、この機体が初代ガンダムよりも使い勝手が良いのです。
背中に背負っている大砲からは、水が飛び出し、外部装甲をパージすれば、その必殺技はプラモスピリッツと言う、得体の知れないサイコ攻撃。
 
当時の作品を知っている人がみれば、笑うしかありません。
 
でも、残念な点が一つ。せっかく、狂四郎が出るのであったら、エキストラステージにサーキット竹田が出ても良いじゃないか!
 
 
さて、このシリーズ、今の所この作品で最後と言う事になっています。しかし、出来れば、また出して欲しいというのが願いでもあります。しかも、スーパーロボット系の作品も併せて出してくれれば面白いのにと思うわけです。
実際に出来ない話ではないのでしょうが、さて、実現のほどは如何に。出てくれる事を願いつつ、それを楽しみにしていきたいものです。



 このDHMOとは日本名で言う所の「一酸化二水素」と言いまして、その性質としては下記のようになります。
 
 ・水酸と呼ばれ、酸性雨の主成分である。
 ・温室効果を引き起こす。
 ・重篤なやけどの原因となりうる。
 ・地形の侵食を引き起こす。
 ・多くの材料の腐食を進行させ、さび付かせる。
 ・電気事故の原因となり、自動車のブレーキの効果を低下させる。
 ・末期がん患者の悪性腫瘍から検出される。
 
 しかしながら、その危険性に反して、DHMOは頻繁に用いられているそうです。
 
 ・工業用の溶媒、冷却材として用いられる
 ・原子力発電所で用いられる
 ・発泡スチロールの製造に用いられる
 ・防火剤として用いられる。
 ・各種の残酷な動物実験に用いられる
 ・防虫剤の散布に用いられる。洗浄した後もDHMOは残留し、産物に悪影響を与える。
 ・各種のジャンク・フードや、その他の食品に添加されている。
 
 聞いただけでは、なんと危険な物質なんでしょうねぇ。これは一般的にこの話を聞き手に聞かせ、最後に「この物質は法で規制すべきか」と聞くそうです。すると、聞き手の大半は賛成するのだとか。
 
そこで種明かし。このDHMO=一酸化二水素…つまり、一つの酸素と二つの水素によって構成する物質。酸素はO、水素はH。つまり、水素は二つなので、H2O…つまりはこの話「水」の事を話していたわけです。
 
 
さて、これはかなり有名なジョークとして使われるわけですが、しかし、本来の目的としては、その説明の仕方によっては悪意ある言い方になる可能性もあるという事、また、言い方によっては良く聞こえるという事であるわけです。
 
環境問題、食の安全、それだけではなく、人権運動にしてもそうですが、本来あるべき姿を歪めてしまう可能性がある…それが説明であるとも言えるわけです。
 
当然、聞き手に対して肯定的、否定的に聞こえるように技術が使われているわけですが、つまりは、証拠もないままで完全に鵜呑みにする必要はないとも言えるわけです。
 
 
人一人に真偽の確認をするのは出来る事よりも圧倒的に出来ない事が多いわけです。だからこそ、昨今の情報はそれだけ確認する事の出来ないものばかりであるわけですが、当然、真実だけではありません。
だからと言って、疑え!とは言いません…が、少なくとも「金」に関わる事は疑った方が良いのでしょう。
 
つまりは「振り込め詐欺」「健康詐欺」などの詐欺行為です。
 
昨今の状況では、あまり取り上げられませんが、それでも決してなくなったわけではありません。こうした状況が未だに続いているのがおかしいわけですが、それでも何時自分がどのような詐欺に出会うのかもしれない。その危険性を頭の片隅において置くべきなのでしょう。
 
 
ま、自分がまさかそうした詐欺と話す事になるとは思わなかったので、ある意味忘れないようにするためにも、今一度、気を引き締める意味でも記載したと言うわけなんですけどね。
その時は、バレタと悟られてさっさと切られてしまいましたけど…。あの労力使って、詐欺じゃなくて真っ当な仕事すれば良いのにねぇ。
 
 
 
 そんなこんなで本日はここまで。

2008年05月03日

てーのひらをー太陽にー♪【「Another Century’s Episode 2」(2006年 フロム・ソフトウェア/バンプレスト)】

 日本で開発が進んでいながら、その活用が遅れているのは太陽光発電です。
 
一番進んでいるのはドイツだとか。各家庭に発電パネルなどの設備費用を国が負担する代わりに、設置を半ば義務化し、尚且つ、そこで発電し余剰分を電気会社に売れるシステムまでバックアップしているそうです。



 さて、今回は2006年に発売されました「Another Century's Episode 2」です。

 連邦軍は新型機の訓練をトリトン基地で行っていた。同時にその基地にはガンダム試作1号機、2号機も格納されていた。新型機であるガンアークの訓練中に事件は起こる。それはガンダム試作2号機の奪取。そしてそのガンダムには核が搭載されていた。
 
その追撃任務を受けたアルビオン隊は、奪取されたガンダム試作2号機を追い始める。それが新たなる戦いの始まりでもあった。
 
 
前作とはストーリー上のつながりはない…としながらも実は、次作となる三作目でつながっているようだと匂わせる状況になっているわけですが、本作でそこまで理解はできないようになっています。
 
新たに、コンビネーションアタックが可能になり、また、各作品のボーカルがBGMとして流れるようになりました。これによって、戦略も多彩になり、また、思い入れのある音楽によって盛り上がり方が前作に比べて格段の上がったわけです。
 
操作性については、さほど変化は感じられません。むしろ、こうしたロボットアクション系を作っているフロム・ソフトウェアが手がけている関係で、確かにアニメ内における縦横無尽な動きは出来ないものの、それを思わせる動きは可能となっています。ゲーム内における制約によっての話なのですが、それでも十分に楽しめるように出来ています。
 
反面、やはりその制約が各種機体の格差を感じさせにくくしている現実もあります。
 
どうしても、リアルロボットに分類されるものが、こうしたゲームとしては作りやすいのでしょう。そのために、似通ったものになってしまったのではないかと思うわけです。
 
ただ、こうした作品にいわゆるスーパーロボットを出しますと、その「溜め」や「見栄」の動作のために、テンポが狂ってくるわけです。もし、今後この作品を新たに出す場合には、こうしたスーパーロボットをどうやって演出するのかが問題になるのではないのでしょうか。
 
と、言いましても、実際にスーパーロボットのような作品が一つだけありまして、それが「機動武闘伝Gガンダム」のゴッドガンダムであります。
 
戦いの基本は拳と拳で戦いあう接近戦。そして、必殺技のように叫びまくり、演出のために止りまくり。本当に使いにくい機体でした。ただ、こうした機体も必要であると示してくれたものであるとは思うのです。
 
先ほども記載しましたが、どうにもリアル系のロボットは操縦法が似通ってくる。それを変化させる実験をするには、やはりこうしたスーパー系のロボットを実際に出して、プレイしてもらい、その感想を聞くしかないわけです。
 
私的には使いにくかったのですが、それでも、好んで使っている人もいるそうですので、つまりは操作に難しい機体ではあるがそれが出てくる事が良いという事になったわけです。
そしてこれは次作にも活かされる結果になるわけです。



 この自然燃料における発電。同じ様に車においても、日本での開発はかなり進んでいるはずです。しかし、これが広まる事はまずないのでしょう。その一番の理由は推進していくはずの方々に利益が少ないから。
 
しかし諸外国においてもそれは同じはずです。つまり、結果を残して支持を受ける事を選んでいると言うわけですね。
 
これは、国民一人一人が大統領を選択できる制度所以でもあるのでしょう。日本も総理大臣ではなく…というより名称などはどうでも良いので、大統領制の仕組みを活用するべきです。
日本における一番の弱点は、国の中枢に国民が選択した方が一人もいないと言う事なのですから。
 
 
その話はとりあえず置いておくとしまして、現状、ガソリン価格は右肩上がり。恐らくは200円突破もあながち無い話ではありません。しかも、日本は京都議定書の関係もありますから、CO2削減でも頭を悩ませなければなりません。
 
これは密接な関係があります。それは日本の運搬は基本的に車に依存している現状があるからです。
 
正直、運搬においては、日本は車ではなく出来る限り電車に任せ、車は都道府県内に留める整備にした方が良いと思うのです。つまり、道路整備よりも電車整備。
ですが、電車も文字通り電気を活用するわけです。そこで、最新の新幹線などで想定されている機能の改良を進めてみては良いのではないのでしょうか。つまり、走行することで発電を促すというものです。
 
当然、各駅にも貼れるだけのパネルを貼り付ける必要もあるのでしょう。出来る限り、自分で賄う必要がある時代になってきたと言う事だと思うわけです。
 
 
同じ様に、日本の個人宅にもパネルをより推進し、それを電力会社に売ることで少しでも生計を助ける状況にするべきでは。
出来れば、宇宙から日本の住居地域を見ればキラキラと黒く輝いているぐらいにするべきなのかもしれません。
 
日本には有効な天然資源は期待できません。それほど、国有面積は少なく、また、深くまで掘り進んだとしても、その資源を活用できるところまで技術が確立しきってはいないのです。
 
それを待つ…いえ、待てる時代と言えるのでしょうか。残念ですが、ワーキングプアを出している日本政府に期待は出来ません。
 
そうなると上記の話も期待は出来ないのですが、それでも何とかやってくれと言うしかないのでしょうね。太陽は誰の上にも同じ様に降り注いでおり、それをエネルギーとして活用できる技術を日本は有しているのです。
世界に遅れる事のない政策を期待したいものですね。
 
 
 
 そんなこんなで本日はここまで。

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