今日も元気に毒でも吐きましょう。瞬間的にムカツク事があったわけでもなく…あ、あったわ。でも、その話はまた後日、もしくは別の場所で毒を吐く事としてまして、今回は、「アニメ及び特撮という媒体に関して」のお話。
こうした作品においては、テレビで放送する際に、当然の事ながらスポンサー(提供)がつくわけです。それは何故か。単純に言えば、それを通じて(もしくは利用して…つまり版権を用いた製作物)利益を得ようと言うのが目的であるからです。更に当然の話、スポンサーはその番組に投資するのですから、利益も含めて回収できなければいけません。
その利益というのは…。
さて、今回は1988~1999年に発売されました「鎧伝サムライトルーパー(玩具)」です。
このサムライトルーパーにはメインスポンサーであるタカラが組み立て済の玩具とゴム製の玩具、童友社がプラモデルを発売しておりました。
(※画像は童友社のプラモデルのパッケージです)
で、売上げはどうであったかと言えば、散々なものであったわけです。顔も似ていないし、体形に至っては全員がぷっくり。で、プラモデルは女性で作れる方など、現在に比べて確実に少ないわけですし、ゴム製にいたっては、販売数自体が少なかったわけです。
実際の話、トルーパーにおける売上げで一番であったのはアニメイトから発売していた各種商品、そしてスターチャイルドのCDであったわけです。今ならば、ありえないようなファンのつき方でありましたから(一作品で作画監督ごとにファンが付いた作品で人気があったのは、聖闘士 星矢とトルーパーぐらいではないでしょうか)、描き下ろしの商品が多かったアニメイト商品は確実に売れた商品であったはずです。
さて、この玩具版ですが、実は初期設定が多分に残る商品展開となっていました。当初、トルーパーは星矢の日本版(舞台設定の話、星矢がギリシャに対してという意味)として製作されるはずであったのですが、それが巡り巡って、侍そのものとなってしまった。一番困ったのは、玩具に採用したギミックです。
弾動力。実は、バネの力を利用した玩具の形になっているのですね。だから弾むという言葉が使われ、なおかつ、そのバネと手足のロック機構を使ったオリジナルの技を説明書に書き記しているわけです。
そう、玩具の一番の遊び所というのは、実はヨロイギアを着せることではなく、アンダーギア同士のくんずほぐれつであったりするわけです。
また、どの玩具も顔を似せようと努力しているとは思いますが、結果的には遠く及んでいないまま。これでは、メインとなってしまった女性層が飛びつくわけもありません。
造形的に売れたのは、敵の大将、アラゴであったというのも頷けるもの。あれ、人の顔を似せる必要ありませんし、鎧の造詣だけ気にすればいいわけですから。
ちなみに、私が保有しているもので、唯一つだけないのは、タカラから出ていたゴム製の烈火のフィギュアだけ。大好きな番組であったからこそ、それだけそろえましたが、未だに取説を読むとフッと苦笑いが出てくるのは仕方がないのかもしれないと自分に言い聞かせています。
今の時代まで余波が続いていれば、聖闘士聖衣神話クラスのヨロイギアが出ていたのかなぁ…。
※補足(…というより、むしろコッチの方がレビューっぽいぞ!)
タカラ発売
<超弾動シリーズ>
バネ仕込みのリョウたちトルーパーや四魔将、さらにはアラゴ様がアンダーギアでくんずほぐれつのグランド技を掛け合う事の出来る玩具。また、どう見ても黒豹の白炎王もラインナップに入っていた。
更に、玩具の箱についていた紋章をはがきで送ると、金と銀の輝煌帝が当たるキャンペーンもやっていたが、そのどちらかがそれぞれ何十か何百名にあたるはずなのが、そのどちらも当選。当時、物凄く喜んだが、今にして思えば、それだけ応募が少なかった事の証明ではないかと。
<マルチアクションフィギュアシリーズ>
…と銘を打ちながらもこれ以降のタイトルは不明。材質はゴムでありながらも、肩、腰などの数箇所の動きしか出来ず、なおかつ鎧を着せるとその稼動範囲も減少。更に自立が困難なために台座が付いているという、どうアクションさせれば良いのかかなり悩む商品。
どうやら初期ロットのみの発売だったらしく、商品の品薄感がもっとも激しい商品でもあった。
ちなみに、自分のコレクションで烈火だけが未だに手に入っていない。
<サウンドアクション 烈火拳>
実はこの商品、同じタカラスポンサーの電脳警察サイバーコップのジュピターアームの焼き直し品。音もほぼ同じ。で、この商品の素晴らしい所は実際に烈火拳の玩具の音が劇中で使われ、キチンと効果を発揮したという事。その一番の回は32話「地霊衆、恐怖の作戦」。この音が地霊衆を苦しめるという風に使われたが、その後、烈火拳という名称は劇中にも頻繁に登場。この玩具のためなのだと推察される。
童友社発売
<バトルアクションシリーズ 1/12>
サイズ指定があるわりには、結果的に全員の大きさが同じという設定ド無視の荒業を繰り出している。しかし、さすがはプラモデル。いろいろ加工しやすさでは群を抜いている。しかし、実際にこうした商品を望んでいたのは女性ファンの方であり、なおかつ、完成形を望まれていたのは当然の話。残念な事に、選択幅の少ない商品であった。
ちなみに、個人的に再販を一番望んでいるのは、このシリーズである。売られていたら、各三セットずつは購入するだろう…値段と相談であるのは当然であるが…。
※一応、立体物であるので、玩具菓子も入れておきます。
カバヤ発売
<チョコボール 50円>
消しゴム製の人形。もっとも生産数が少なかったとか。
<ピーナッツチョコ 100円>
プラ製の人形。ラインナップは烈火、金剛、水滸、天空、水滸、シュテン、ナアザ…までは確認。正確な情報は現在も収集中。
<ピーナッツチョコ 200円>
ゴム製の人形にプラ製の鎧ギアの人形。ラインナップは烈火、金剛、光輪、天空…何故か、水滸はいないそうです。
<チョロイデン チャムライトルーパー>
トルーパーのSD版として登場。人気があったために別企画(その当時、SDが強かったのはタカラの方。バンダイのSD路線はその後にガンダムで大ヒットとなる)。しかし、玩具菓子のみで他の企画は頓挫。
各キャラの名称も、おまぬけになっており、花火のリョォ、マメ電球のセージ、石コロのシュー、しずくのシン、ため息のトーマ。で白炎はひゃくえんで、輝煌帝烈火はきこーてぃれっか、白炎王はひゃくえんおう。
アラゴは荒誤塾長、んで四魔将は、シュッテン、アニュビス、ニャーザにラチュラ。
玩具のラインナップはリョウ(烈火&輝煌帝烈火)、シュウ、セイジ、シン、トウマ、アラゴ、シュテンの8つ。
最近、そう聞かれなくなりましたが、「作品は誰のものであるのか」という話。一部にはファンのモノとした意見がまかり通っているわけですが、ならば、そのファンのモノをファンがどのように扱おうが自由であると言う話になります。しかし、現実にはそんな事はありません。法律の中でしっかりと製作者のモノとして守られているわけです。
そうなると、製作者というのは誰になるのかと言う話になるわけですが、先に答えを言えば、資本を出してくれる人のモノであるわけです。
それはおかしい!製作している人の権利は…はい、ごもっともな話。しかし、製作には多少なりとも金銭が必要なのはご存知でしょうか。まったくの無一文で製作できる、もしくは自分の動かせる範囲の金で製作できるのならば、それは製作者(個人であっても集団であっても)の純粋な作品となるのでしょう。
しかし、厳密にはスポンサーがいなくては運営が出来ません。作るだけでは人は賄えないのです。
今ではロボット物が少なくなりましたし、また、玩具の売れ行きも激減していますから、そうでもないのでしょうが、その昔のアニメや特撮は玩具を売るための媒体であったのは間違いない話なのです。ガンダムにして、国力のなさそうなジオン軍があれだけのMSやMAを繰り出せたのは、物語にそうした設定が最初からあったからではなく、メインスポンサーが次々に売り出すための商品のネタを欲していたからであるわけです(MSやMAがあって、そこに物語を載せていったというのが正しいのかもしれません)。
なんという事だ…そんな放送は正しくない…いえ、正しいやり方です。
ただし、その玩具が売れるような描き方をされているのかどうかと言うのは、また別問題であり、それがきちんと成されていたという作品は数少ない事でしょう。今の技術だからこそ出来る方法があって、例えばボルテスやガイキングなどが発売できたわけですが、リアルタイムの放送時には、玩具が出来る事をアニメで表現した事など多々あります。むしろ表現しつくせない機能まで入っている事もあります。
本当に今だからこそ、後に発売されるDVDなどの収益で運営できるようになったわけですが、しかし、それはたった一本の綱渡りをして歩いているに過ぎないと言う事に気付くべきなのです。
玩具は子供のものという時代は終わりました。実際に、少子高齢化云々というより、玩具で遊んだ世代が自分の自由になるお金で玩具を買い漁る時代に既に入っているのです。番組の当初より、大人向けの玩具(卑猥な言い方ですが、意味が違うのわかりますよね。エロの意味じゃありませんよ)、そしてそれを売るための番組を制作する事も有りなのではないのかと思うわけです。
番組が進んでいく、そして新しいアイテムが登場するドキドキ感、それを玩具という形で実際に手に出来るワクワク感というのは、いつでもいつまでも味わってみたいものではないのでしょうか。
そんなこんなで本日はここまで。
こうした作品においては、テレビで放送する際に、当然の事ながらスポンサー(提供)がつくわけです。それは何故か。単純に言えば、それを通じて(もしくは利用して…つまり版権を用いた製作物)利益を得ようと言うのが目的であるからです。更に当然の話、スポンサーはその番組に投資するのですから、利益も含めて回収できなければいけません。
その利益というのは…。
さて、今回は1988~1999年に発売されました「鎧伝サムライトルーパー(玩具)」です。

このサムライトルーパーにはメインスポンサーであるタカラが組み立て済の玩具とゴム製の玩具、童友社がプラモデルを発売しておりました。
(※画像は童友社のプラモデルのパッケージです)
で、売上げはどうであったかと言えば、散々なものであったわけです。顔も似ていないし、体形に至っては全員がぷっくり。で、プラモデルは女性で作れる方など、現在に比べて確実に少ないわけですし、ゴム製にいたっては、販売数自体が少なかったわけです。
実際の話、トルーパーにおける売上げで一番であったのはアニメイトから発売していた各種商品、そしてスターチャイルドのCDであったわけです。今ならば、ありえないようなファンのつき方でありましたから(一作品で作画監督ごとにファンが付いた作品で人気があったのは、聖闘士 星矢とトルーパーぐらいではないでしょうか)、描き下ろしの商品が多かったアニメイト商品は確実に売れた商品であったはずです。
さて、この玩具版ですが、実は初期設定が多分に残る商品展開となっていました。当初、トルーパーは星矢の日本版(舞台設定の話、星矢がギリシャに対してという意味)として製作されるはずであったのですが、それが巡り巡って、侍そのものとなってしまった。一番困ったのは、玩具に採用したギミックです。
弾動力。実は、バネの力を利用した玩具の形になっているのですね。だから弾むという言葉が使われ、なおかつ、そのバネと手足のロック機構を使ったオリジナルの技を説明書に書き記しているわけです。
そう、玩具の一番の遊び所というのは、実はヨロイギアを着せることではなく、アンダーギア同士のくんずほぐれつであったりするわけです。
また、どの玩具も顔を似せようと努力しているとは思いますが、結果的には遠く及んでいないまま。これでは、メインとなってしまった女性層が飛びつくわけもありません。
造形的に売れたのは、敵の大将、アラゴであったというのも頷けるもの。あれ、人の顔を似せる必要ありませんし、鎧の造詣だけ気にすればいいわけですから。
ちなみに、私が保有しているもので、唯一つだけないのは、タカラから出ていたゴム製の烈火のフィギュアだけ。大好きな番組であったからこそ、それだけそろえましたが、未だに取説を読むとフッと苦笑いが出てくるのは仕方がないのかもしれないと自分に言い聞かせています。
今の時代まで余波が続いていれば、聖闘士聖衣神話クラスのヨロイギアが出ていたのかなぁ…。
※補足(…というより、むしろコッチの方がレビューっぽいぞ!)
タカラ発売
<超弾動シリーズ>
バネ仕込みのリョウたちトルーパーや四魔将、さらにはアラゴ様がアンダーギアでくんずほぐれつのグランド技を掛け合う事の出来る玩具。また、どう見ても黒豹の白炎王もラインナップに入っていた。
更に、玩具の箱についていた紋章をはがきで送ると、金と銀の輝煌帝が当たるキャンペーンもやっていたが、そのどちらかがそれぞれ何十か何百名にあたるはずなのが、そのどちらも当選。当時、物凄く喜んだが、今にして思えば、それだけ応募が少なかった事の証明ではないかと。
<マルチアクションフィギュアシリーズ>
…と銘を打ちながらもこれ以降のタイトルは不明。材質はゴムでありながらも、肩、腰などの数箇所の動きしか出来ず、なおかつ鎧を着せるとその稼動範囲も減少。更に自立が困難なために台座が付いているという、どうアクションさせれば良いのかかなり悩む商品。
どうやら初期ロットのみの発売だったらしく、商品の品薄感がもっとも激しい商品でもあった。
ちなみに、自分のコレクションで烈火だけが未だに手に入っていない。
<サウンドアクション 烈火拳>
実はこの商品、同じタカラスポンサーの電脳警察サイバーコップのジュピターアームの焼き直し品。音もほぼ同じ。で、この商品の素晴らしい所は実際に烈火拳の玩具の音が劇中で使われ、キチンと効果を発揮したという事。その一番の回は32話「地霊衆、恐怖の作戦」。この音が地霊衆を苦しめるという風に使われたが、その後、烈火拳という名称は劇中にも頻繁に登場。この玩具のためなのだと推察される。
童友社発売
<バトルアクションシリーズ 1/12>
サイズ指定があるわりには、結果的に全員の大きさが同じという設定ド無視の荒業を繰り出している。しかし、さすがはプラモデル。いろいろ加工しやすさでは群を抜いている。しかし、実際にこうした商品を望んでいたのは女性ファンの方であり、なおかつ、完成形を望まれていたのは当然の話。残念な事に、選択幅の少ない商品であった。
ちなみに、個人的に再販を一番望んでいるのは、このシリーズである。売られていたら、各三セットずつは購入するだろう…値段と相談であるのは当然であるが…。
※一応、立体物であるので、玩具菓子も入れておきます。
カバヤ発売
<チョコボール 50円>
消しゴム製の人形。もっとも生産数が少なかったとか。
<ピーナッツチョコ 100円>
プラ製の人形。ラインナップは烈火、金剛、水滸、天空、水滸、シュテン、ナアザ…までは確認。正確な情報は現在も収集中。
<ピーナッツチョコ 200円>
ゴム製の人形にプラ製の鎧ギアの人形。ラインナップは烈火、金剛、光輪、天空…何故か、水滸はいないそうです。
<チョロイデン チャムライトルーパー>
トルーパーのSD版として登場。人気があったために別企画(その当時、SDが強かったのはタカラの方。バンダイのSD路線はその後にガンダムで大ヒットとなる)。しかし、玩具菓子のみで他の企画は頓挫。
各キャラの名称も、おまぬけになっており、花火のリョォ、マメ電球のセージ、石コロのシュー、しずくのシン、ため息のトーマ。で白炎はひゃくえんで、輝煌帝烈火はきこーてぃれっか、白炎王はひゃくえんおう。
アラゴは荒誤塾長、んで四魔将は、シュッテン、アニュビス、ニャーザにラチュラ。
玩具のラインナップはリョウ(烈火&輝煌帝烈火)、シュウ、セイジ、シン、トウマ、アラゴ、シュテンの8つ。
最近、そう聞かれなくなりましたが、「作品は誰のものであるのか」という話。一部にはファンのモノとした意見がまかり通っているわけですが、ならば、そのファンのモノをファンがどのように扱おうが自由であると言う話になります。しかし、現実にはそんな事はありません。法律の中でしっかりと製作者のモノとして守られているわけです。
そうなると、製作者というのは誰になるのかと言う話になるわけですが、先に答えを言えば、資本を出してくれる人のモノであるわけです。
それはおかしい!製作している人の権利は…はい、ごもっともな話。しかし、製作には多少なりとも金銭が必要なのはご存知でしょうか。まったくの無一文で製作できる、もしくは自分の動かせる範囲の金で製作できるのならば、それは製作者(個人であっても集団であっても)の純粋な作品となるのでしょう。
しかし、厳密にはスポンサーがいなくては運営が出来ません。作るだけでは人は賄えないのです。
今ではロボット物が少なくなりましたし、また、玩具の売れ行きも激減していますから、そうでもないのでしょうが、その昔のアニメや特撮は玩具を売るための媒体であったのは間違いない話なのです。ガンダムにして、国力のなさそうなジオン軍があれだけのMSやMAを繰り出せたのは、物語にそうした設定が最初からあったからではなく、メインスポンサーが次々に売り出すための商品のネタを欲していたからであるわけです(MSやMAがあって、そこに物語を載せていったというのが正しいのかもしれません)。
なんという事だ…そんな放送は正しくない…いえ、正しいやり方です。
ただし、その玩具が売れるような描き方をされているのかどうかと言うのは、また別問題であり、それがきちんと成されていたという作品は数少ない事でしょう。今の技術だからこそ出来る方法があって、例えばボルテスやガイキングなどが発売できたわけですが、リアルタイムの放送時には、玩具が出来る事をアニメで表現した事など多々あります。むしろ表現しつくせない機能まで入っている事もあります。
本当に今だからこそ、後に発売されるDVDなどの収益で運営できるようになったわけですが、しかし、それはたった一本の綱渡りをして歩いているに過ぎないと言う事に気付くべきなのです。
玩具は子供のものという時代は終わりました。実際に、少子高齢化云々というより、玩具で遊んだ世代が自分の自由になるお金で玩具を買い漁る時代に既に入っているのです。番組の当初より、大人向けの玩具(卑猥な言い方ですが、意味が違うのわかりますよね。エロの意味じゃありませんよ)、そしてそれを売るための番組を制作する事も有りなのではないのかと思うわけです。
番組が進んでいく、そして新しいアイテムが登場するドキドキ感、それを玩具という形で実際に手に出来るワクワク感というのは、いつでもいつまでも味わってみたいものではないのでしょうか。
そんなこんなで本日はここまで。





