東京の郊外、福生市のフェアトレードショップ「すまる」に、タイの民芸品を扱ってもらうために訪問しました。中央線の青梅特快に乗ると、この店の最寄り駅には意外に早く着いた。
お店は郊外の店舗としては珍しく駅前にある。
早速店にはいる。同じ東京都内とはいえ、東京23区内のフェアトレードショップでは信じられないぐらいゆったりと商品が陳列されている。これだけきっちりと陳列されていると、商品一つ一つの魅力がわかりやすい。
さらに、奥にはイベントスペースがあり、その日はイベントが行われていなかったが、押し花の作業が行われていた。
こんな素敵な所で津波の復興住宅で作られた民芸品が置かれるかと思うとわくわくする。
店長さんに店についていろいろ聞いてみた。
「すまる」は、フェアトレードや手作りの品、そして、人や環境にやさしい商品を置いているお店で。フェアトレードといっても、いわゆる途上国の貧困救済のためのものばかりではなく、近くの福祉施設で作ったものなども取り扱っていて。いわゆるコミュニティトレードの要素も大きい店だ。
このお店の近辺の大きな道路沿いには、エスニック雑貨屋が多いのに対し、「すまる」が、駅前に立地しているのは、地域に密着したいという想いがどこかにあるのではないだろうか。
屋号の「すまる」とは、古い日本語で、ものがあつまって一つになる様子を指していて。なんとなく共生社会を意識したネーミングのように感じる。
「すまる」のある場所は、かつては薬屋さんだったそうです。近くにスーパーがあったりして、それなりに繁盛しそうだが、近くに大きな病院がないため調剤の売り上げが芳しくなかったのか、お店を閉め。店舗を貸しているそうだ。
薬局も地域と密着して成り立つ商売ではあるが、近年はドラッグストアや大規模病院近辺の薬局に客をとられたりしてしまい、地域との繋がりが薄くなってしまった。そこに、新しい形で、地域に繋がろうとしている店が入ろうとしたからこそ、「すまる」に貸したのかもしれない。
しかし、実際のフェアトレードの世界は、変な方向に向かいつつある。フェアトレードは、地域に密着してこそ成り立つものだと思うのだが、プランディングが進み、集中や大規模化や大手企業の進出が進んでいる。
有名どころのフェアトレードショップに売り込みが集中し、自分たちのやりたいことに割く時間が削がれたり。フェアトレードの業界団体に企業が乗り込み、労働単価を下げるように圧力をかけた事もあったり。通販が好調な一方で、店舗の売り上げが芳しくなく、商品を直接見て判断してもらいにくくなったり、売っている人の顔が見えにくくなるなど。フェアトレードが目指していたことからどことなくずれてきつつある。
そんな中で「すまる」は、幹線道路沿いの店舗ではなく、地域と繋がる立地を選んだ。
この選択は間違いないと思う。
ただし、お店は、お客さんがつかないと継続出来ない。多くの人は、自動車に乗り、地域の人とすれ違うこともなく、郊外の大型店舗などに吸い込まれていく中で、どうお客さんと出会うか、どう繋がっていくのかは、かなりの試練が待ち受けているだろう。
それだけに、応援したくなる店だ。
この応援したくなる「すまる」で、来年3月には、イベントとして10日近く、津波復興住宅の製品フェアを行う事になりました。そして、上映会やトークショーも行います。
詳細は後日。
3月のイベントを待ちきれない方もいらっしゃると思いますが。津波復興住宅の製品を扱ってもらっています。ぜひ「すまる」に足を運んでみて下さい。
店を出たら夕方になっていた。
駅に向かって歩き出したとき、大音量で「君が代」が流れ、続いて「星条旗」が流れた。
それは米軍の横田基地から流れていたのだ。
福生市は、米軍基地の街だと改めて認識させられた。
フェアトレード&エコ雑貨 すまる
http://www.mcs-sumaru.com/
青梅線牛浜駅前
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お店は郊外の店舗としては珍しく駅前にある。
早速店にはいる。同じ東京都内とはいえ、東京23区内のフェアトレードショップでは信じられないぐらいゆったりと商品が陳列されている。これだけきっちりと陳列されていると、商品一つ一つの魅力がわかりやすい。
さらに、奥にはイベントスペースがあり、その日はイベントが行われていなかったが、押し花の作業が行われていた。
こんな素敵な所で津波の復興住宅で作られた民芸品が置かれるかと思うとわくわくする。
店長さんに店についていろいろ聞いてみた。
「すまる」は、フェアトレードや手作りの品、そして、人や環境にやさしい商品を置いているお店で。フェアトレードといっても、いわゆる途上国の貧困救済のためのものばかりではなく、近くの福祉施設で作ったものなども取り扱っていて。いわゆるコミュニティトレードの要素も大きい店だ。
このお店の近辺の大きな道路沿いには、エスニック雑貨屋が多いのに対し、「すまる」が、駅前に立地しているのは、地域に密着したいという想いがどこかにあるのではないだろうか。
屋号の「すまる」とは、古い日本語で、ものがあつまって一つになる様子を指していて。なんとなく共生社会を意識したネーミングのように感じる。
「すまる」のある場所は、かつては薬屋さんだったそうです。近くにスーパーがあったりして、それなりに繁盛しそうだが、近くに大きな病院がないため調剤の売り上げが芳しくなかったのか、お店を閉め。店舗を貸しているそうだ。
薬局も地域と密着して成り立つ商売ではあるが、近年はドラッグストアや大規模病院近辺の薬局に客をとられたりしてしまい、地域との繋がりが薄くなってしまった。そこに、新しい形で、地域に繋がろうとしている店が入ろうとしたからこそ、「すまる」に貸したのかもしれない。
しかし、実際のフェアトレードの世界は、変な方向に向かいつつある。フェアトレードは、地域に密着してこそ成り立つものだと思うのだが、プランディングが進み、集中や大規模化や大手企業の進出が進んでいる。
有名どころのフェアトレードショップに売り込みが集中し、自分たちのやりたいことに割く時間が削がれたり。フェアトレードの業界団体に企業が乗り込み、労働単価を下げるように圧力をかけた事もあったり。通販が好調な一方で、店舗の売り上げが芳しくなく、商品を直接見て判断してもらいにくくなったり、売っている人の顔が見えにくくなるなど。フェアトレードが目指していたことからどことなくずれてきつつある。
そんな中で「すまる」は、幹線道路沿いの店舗ではなく、地域と繋がる立地を選んだ。
この選択は間違いないと思う。
ただし、お店は、お客さんがつかないと継続出来ない。多くの人は、自動車に乗り、地域の人とすれ違うこともなく、郊外の大型店舗などに吸い込まれていく中で、どうお客さんと出会うか、どう繋がっていくのかは、かなりの試練が待ち受けているだろう。
それだけに、応援したくなる店だ。
この応援したくなる「すまる」で、来年3月には、イベントとして10日近く、津波復興住宅の製品フェアを行う事になりました。そして、上映会やトークショーも行います。
詳細は後日。
3月のイベントを待ちきれない方もいらっしゃると思いますが。津波復興住宅の製品を扱ってもらっています。ぜひ「すまる」に足を運んでみて下さい。
店を出たら夕方になっていた。
駅に向かって歩き出したとき、大音量で「君が代」が流れ、続いて「星条旗」が流れた。
それは米軍の横田基地から流れていたのだ。
福生市は、米軍基地の街だと改めて認識させられた。
フェアトレード&エコ雑貨 すまる
http://www.mcs-sumaru.com/
青梅線牛浜駅前
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