肥った場所とされているらしい。
鳥見山の標高は734メートルでもかなり高い山である。
タクシーの運転手によると鳥見山の登り口付近でもすでに標高は300メートルはあるらしい。
烏見山は奈良でも最も気温の低い33場所のひとつでも夏は涼しいが'冬の寒さは厳しいということだ。
実際平野と比べて山頂はかなり涼しかった。
池の周囲には、いろいろなモニユメントが広がっていた。
降神石と表示された、小さな磐座や鳥見社という神社まであった。
マクモニーグルは'水をたたえた池の横の石組みを見ても非常に古く重要なものだと指摘した。
次々と明らかになる遠視と現実との驚くべき符合
マクモニーグルには完全に見えているらしく'池近くの円形の土手を指さしもそこに沿って城壁が存在したことを説明しはじめた。
さらにも門の位置と馬が通れる道路の跡も指差した。
夏の居城は'この場所で聞達いないということでも近くの駐車場から振り返った風景は'透視の中で見た風景といっち完全に一致するらしい。
2000人ほどがこの場所にも住んでいたというのだ。
ただも「巨石がこのあたりにあるずだ」といって捜し回ったが'それは見つからなかった。
調査後の調べでわかったことだが'鳥見山にあった池は'勾玉池という名称だった。
やはり国土地理院の地図に載っていないので'道路と同じく、そこに行くまで存在はわからなかった。
しかし'マクモニーグルが描いた'夏の居城の詳細図を見ると'ちゃんと池が描き込まれているではないか′だれひとりとして'事前にこの事実に気づいていた者はいなかった。
昼食時にマクモニーグルが'われわれに明かしたところによると'彼はすでに朝起きた時点でも鳥見山を透視してもそこが夏の居城跡と確認できることがわかっていたということだった。
だから、当日は朝から気分が爽快だったという。
予想外に'鳥見山の上まで車で登れてしまったせいで、時間に余裕ができた一行は'昼食後、そのあすかいせきまま飛鳥へと向かい、古代遺跡を回る小さな観光をすることができた。
ここでももまったく予定外だったにもかかわらず、マクモニーグルによる驚異の透視の数々に一同驚博したのだが'紙幅の都合と本題から脱線してしまうため割愛させていただきたい。
結局順序は完全に逆になってしまったが、最後にタクシーは巣山古墳のある清見丘陵公園へと向かった。
巣山古墳に近い公園の入り口前でタクシーを降り'一行は目的地に向かった。
巣山古墳は非常に大きな古墳で、しかも彰蒼とした森おお林で覆われているため'全体の形状をつかみにくい。
しかし'ここは紛れもなく前方後円墳である。
しばらく巨大な古墳を見つめていたマクモニーグルはこの場所も自分が透視した古墳に間違いないと断定したoさらにも公園内に数多くの小さな古墳がある点も'まったく自分が見たものと同じだという。
つまり'マクモニーグルが透視した地形は'やはりこの巣山古墳に限っては'反転していたのだ。
このようなことがときどき起こるのは'人間の感覚器官、特に目の神経が交差しても左右反対の脳に伝えられることと関係しているのではないかと'マクモニーグルは考えている。
通常も目から入り交差したイメージは、脳の中で正しく作り替えられる。
しかし遠隔透視では、直接脳に入ってくる情報を'目からの情報と混乱しても左右を交差させてしまうのではないか、というのだ。
反転していたことの真相はわからないが、巣山古墳こそが、卑弥呼の後を継ぎも新しい女王となった壱与の墓なのだ。
さらにもこの公園は周囲の地形よりも'一段高くなっていることも、周辺を回ってみて明らかになった。
マクモニーグルの指摘したとおりだったである。
↑鳥見山の公園になった一角には.勾玉池が静かに水をたたえている。
周辺の土手にそって、夏の居城の城壁があったとマクモニーグルはいう.
↑勾玉池の脇にある鳥貝社の鳥居。
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