【《イッツ・マジック》 唄:マリーン (1983年)】フュージョンで私の好きな曲の一つがこれです。《イッツ・マジック》―ザ・スクェア(現在のT-SQUARE。今年もカウントダウン・コンサートに行きます!)の代表的なナンバーで、安藤まさひろ(安藤正容)が作曲しています。
ところで、ここで紹介しているのは、マリーンが1983年にカバーしたバージョンです。ただ、CMで使われたこともあり、一般的にはこのバージョンのほうが浸透しているかも。また、これ、マリーンの代名詞的なものにもなっているし。
実際に、私はザ・スクェアのオリジナル・バージョンを聴いたのはその後のことでした。キーが違っているためもあるのか、こちらは随分軽やかな仕上がりで、これはこれでいい感じではあります。
しかし、やっぱりマリーンが歌う、オリジナルのよりは重心が低く感じる1983年バージョンのほうに愛着があるね。実はこれ、私は吹奏楽で演奏したことがありますが、それはこのマリーンのバージョンを下敷きにアレンジされていました。あっ、岩井直溥編曲のニュー・サウンズ・イン・ブラスのね。だからなのかもしれません。
そう、私はこの曲以外にも、《オール・アバウト・ユー》(N氏の編曲!)や《オーメンズ・オブ・ラヴ》、そして《トゥルース》(私自身の編曲!)などを吹奏楽で演奏していますが、スクェアのナンバーって、もしかしたら聴いているよりも演奏しているほうがより楽しいかも!? 《イッツ・マジック》でも、例えばサビの部分のメロディーをアルト・サックスのサイドキーも使って奏でるあたりなんか好きでしたし。
さて、改めて聴いてみましたが、ブラスの魅力的な合いの手、そのブラスとベースが作り出す歯切れ良くも重厚なサウンドやリズム(ンッパーンッパッパッ♪)、流麗なストリングス、そして何と言ってもマイナー調の魅惑的なメロディーがマリーンのハスキーな歌声にマッチしていてGOOD。笹路正徳らのいい仕事ぶりと相俟って、とにかくカッコいいです。


