私、このCD、特典のトートバッグに惹かれて購入してしまいました。あっ、もちろん、この渋さというバンドのことを全く知らなくて買ったわけではないよ。ベスト盤である『渋全』はすでに持っているし、昨年の「東京JAZZ」に出演したTV映像も観たしね。
渋さってアングラのパフォーマンス集団っていう先入観があるのですが、この『渋響』(「しぶき」って読むんだって。)、音楽そのものをしっかりと聴かせる作品になっています。音楽的にとても良くまとまっている印象ですね。フリーっぽいアプローチも多々あるのですが、全然アバンギャルドっぽく感じないし。
ただ、日本人のバンド故なのか、音楽のエッジの鋭さに欠けているかな。この点、やっぱりこのバンドはライヴで接した方がより楽しめそうです。一度接してみたいなぁ。とはいえ、このCDでも、例えば《We are a Fisherman Band》などでは、そのライヴの一端に触れている感じもするし、やはりこのCDの各楽曲が音楽としてまとまっている点も捨て難いですがね。


