言わずと知れた、ムラヴィンスキーを代表する1960年録音の超名盤。このDG盤は私も複数所有していますが、これをあのエソテリックがSACDハイブリッド化すると知っとき、もう、絶対に手に入れたくなりました。そう、ダブってもね。だって、アンセルメ指揮の『三角帽子』(ファリャ作曲)でもエソテリックはいい仕事していましたから。
早速聴いてみました。いや〜、体が熱くなるね。私は従来盤と聴き比べは全く行っていませんが、今までのって、ここまでそう感じさせてくれたかな? 演奏している際起こったノイズすら刻印された録音。この情報量が多くて生々しい―だからこそ、ムラヴィンスキーの凄まじいまで徹底されたオーケストラ・ドライブをより実感できる。体が熱くなるのも当然です。
ただ、私はONKYOのX-UN7(D)というミニコンポにベイヤーのDT 440というヘッドホンをフォーンズ端子にさしてSACDで聴いていますが、決してリッチな環境でないこともあり、思ったよりクリアな音質ではなかったかな。また、木管がヘタに聴こえたりする箇所もあったりしてね。まあ、もちろん演奏そのものは最高峰なのは間違いないし、ムラヴィンスキーの凄まじさをここまで感じさせてくれるというディスクは他にあったか!? という意味においてこれまた最高峰なのですがね。


