あの体調ボロボロだったというカムバック日本ツアー。しかし、1981年10月11日福岡で行われたこのライヴは、体調の不調を全く感じさせない仕上がりです。バックのメンバーたちのプッシュぶりも相変わらず熱く、これはなかなかの演奏が繰り広げられています。録音も、こもり気味とはいえ、ブートレグとしてはこんなものでしょう。
しかし、一つ問題点が。それは、ピッチが半音といっていいくらい高いことです。また、大した問題ではありませんが、トラックが2曲目《マイ・マンズ・ゴーン・ナウ》の途中で3曲目《アイーダ》に突入していますよ(トラック3の5分17秒すぎからやっと《アイーダ》です。)。なお、私の所有しているこの福岡ライヴはメガ・ディスク盤で、他で出しているのがどうかは知りませんがね。
とはいえ、このライヴ、結構な熱演が展開されているのは事実です。体調がボロボロだったマイルスがこんな演奏を残していたなんて! だからこそ、やっぱりまずピッチは補正して出してほしかったね。


